2010/08/09 - 2010/08/15
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wonwonさん
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初パリ三日目の午後から
やっぱりルーブル美術館を半日程度で攻略するのは無理なようで、すでにオイラの頭の中で絵の具がぎゅうぎゅう詰め状態です。
うっかりつまずいたりすると頭から絵の具がニュルニュルって出てきそうです。
頭ゾクゾクモードに入っているけど、なるべく冷静さを失わないように注意しつつオイラの徘徊が続きます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 4.5
-
未練タラタラでルーブル退館 涙。
オイラ女々しい奴です。女性の方ごめんなさい。
この辺に腰掛けて美術館の外観も堪能したいところですが次の予定はオランジュリー美術館です。 -
振り返り、また振り返りつつチュイルリー公園をめざします。
ここらでカップルがカメラ差し出してツーショットを撮ってくれ!
オイラ相当怪しい外国人に見えると思うけど、どうも彼らはきっとコイツならカメラ渡しても逃げ足速くないだろう。 って事でオイラが臨時カメラマンに採用されたみたいです。
オイラがぶら下げているカメラ見て あんたも撮ってあげるから貸してごらん! みたいに言うんでカメラ貸すと下の画像ができあがり。
そろそろ、どんだけ怪しいか興味もったかたもいると思うんで公開しちゃいます。 以下 こんなに怪しいオヤジです。 -
イヤなもの見ちゃった!というかた ごめんなさい。
すでに目のあたりから赤い絵の具がはみだしちゃってます。
坊主頭は日本手ぬぐいでガード、汚い帆布のリュックに杖。どうでしょう?
オイラ日本国内では主に休日、美術館や自然の深いところに生息してるんですが万一発見しても石を投げつけたり水ぶっかけたりしないでください。
逆にWONWONさんでしょ?サインください。(ま、いないでしょうが)も困ります。なにも仕掛けなければオイラも杖振り回したり、いきなり耳たぶに食いついたりしませんから、、、、
無視しとけば そのうちダンゴ虫のようにいなくなります。 -
ここからの写真も人気スポットみたい。
カルーゼル凱旋門越しにピラミッドがはいるんで、撮影してる人が多い。
この門もなかなかのもので日光東照宮の陽明門より大きいみたい。
陽明門とはやや違った趣なんで柏手打つ必要はなさそう。 -
PAULってお店チュイルリー公園にも進出してるじゃないですか。
日本国内のマクドナルドみたいなもんなんですね。
結構、結構、けっこうけだらけ、、、、あとは言いません。 -
どこからをチュイルリー公園と言うのか知りませんが、公園です。
大勢の人々が行き交う。
このあたりで息抜き兼ねてパリで初めてヘッドフォンを耳にします。
オイラの感覚ではこんな穏やかなところにスリやひったくりいないような気がします。聞き慣れた曲を選んで、、、ひねくれ者のオイラはここに一番ミスマッチな曲選びます。たとえぼ拓郎の夏休み、エラおばさんのサマータイム、、、自分の世界に入り込んでいくと心穏やかになっていきます。 -
なんか曇りがちに見えるでしょうがそうでもありません。
どんどん雲が南から北へ流れていく。さほど暑くもなくオイラにはお散歩日和です。
なんか土産物売りがでてるようですが、あんまりオイラには関係ないみたい。
いままでに買ったみやげと言えばルーブル館内で目についたボールペン。
モナリザとグランドオダリスクがプリントしてあるもの。
片手で持てるだけわしづかみにして コレちょうだい! の数10本。
あとは持って帰るの大変だから、買い物の予定なしです。 -
イチオシ
おおっ!初めてお目にかかる販売方法。絵はがきを越中ふんどしのようにはためかせ、様々なエッフェル塔をリングに通して売ってる。
この黒人さん、ここで10年以上エッフェル塔を売り続け、だんだん顔が逆さエッフェルになったようです。
あと10年もすると顔はさらに進化を続けもっと先端(アゴ)が鋭利になってイルミネーションが点灯します。 -
芝に腰を下ろし憩う人々。パリで一番暑い時期と思いますけど決して不快では無い気温、湿度です。
深呼吸しながら都心と思えない木々の多さに満足です。
ここでもオイラは右に行ったり左に行ったり次の目的など無いようにうろつく。
国内でも草木が多い広い所ではただただ歩き回る、頭は突然構図考えたと思えば昨夜の酒のつまみは何だったか思い出そうと必死になったり、、、
アンタ、認○症じゃないの?と言う人いるけど、オイラはギリギリ大丈夫です。たぶん -
池の周りの椅子でくつろぐ人たち。
地元のご婦人らしき人は自分で作ったんでしょう タッパーに入れてきたランチを召しあがってます。
メルスィって言ったらオイラに少し分けてくれないかなー? -
公園からオランジュリー美術館へ上がる東側の階段。
別に若いオネーサンのおしりを撮った訳ではないですよー
構えてたらたまたま入っただけです。
オランジュリーは公園の西の端っこにある。階段上がると入り口の反対側、左手にセーヌ川見ながら回り込むと正面入り口です。 -
すみません。借り物の画像です。
ルーブルは見所、撮りどころ多いんでカメラのバッテリーが心細くなってきた。予備のバッテリー無いんで、節電エコ エコです。
オランジュリー美術館の入り口。 -
ここは果物のオレンジを栽培してた建物だったそうで、ナルホドーそれでオランジュリーか!と妙に納得です。
あんまり並ばないで入場、ここもオイラのリュック預かってくれます。
いつでもなるべくガイドブックやパンフレットも先に取らないで帰りにいただく。
オイラ、ホントの手ぶらが大好き。杖だけは手放しませんがね。 -
Claude Monetには大変申し訳なく、恐れ多いことですが、睡蓮のごく一部を、、、
とても私の画像なんかで、ほんのわずかでもこの作品をご紹介することできないんですが、あえてイメージだけ。
睡蓮の部屋は二部屋ありますが、どちらも楕円形、中央にベンチが置かれています。
天井から外光が入り込む仕組みです。
小さな出入り口がいくつかあるだけで四方を睡蓮の池に取り囲まれます。 -
この日は晴れていますが雲が多く流れる日。中央のベンチに腰を下ろし360°池に囲まれ眺めていると天井から差し込まれる自然光がときおり雲に遮られて池、睡蓮がみるみるうちに明るさを変える。
まるでいちにちの明けがたから夕暮れを、、、、
一年の明るく輝き出す春から強い光の夏を過ぎ赤く暗くなる秋の大気を、、
人生の輝く青春から熟成を進める壮年期を迎え、やがて静かに迎える晩年期を、、、、、
一瞬のうちに目の前に映し出す走馬燈のような作品は平面芸術である絵画の域を超越していると思います。
小さく柳がそよぎ、水面が小さくさざ波立つのが感じられます。
まるで自分が池の中央に座り自在に時の流れを操っているかのようです。 -
この天井がモネの作品に生命力を与える秘密です。オランジュリー美術館改修のに際にモネの意向を取り入れ天井をこのようにした。
上をガラス状のパネルで覆い、その下を薄い布を張り巡らす。
中央の穴は上下の空気の温度差、密度を調整する為に開けられたものでしょう。
この仕掛けで池が 睡蓮が 柳が息づき、命を与えられました。
ここも寝袋持ち込んで少しずつ作品に色彩を与える明け方から、少しずつ彩度を落としていく夕暮れを過ぎ完全に闇に包まれるのを見届けてみたい! -
オイラは事前に情報を仕入れて心構えが出来てたからかろうじて頭ぶん殴られる状態にならずにすみましたが、少しでも感性の強いかたがいきなりここに入り込むと画像の女性のようになります。
思わず口を開き、息をするのも忘れ、立ち尽くす。おそらく頭の中では何かがグルグル駆け巡り、心臓はいつものペースを忘れて勝手に脈動してしまう。
ほかにも何人か立ち尽くす状態になったかた見ましたからオランジュリー美術館にこれから行こうと考えているかたは要注意です。 -
あいにくここでデジカメのバッテリー完全にアウト!この画像は携帯で撮りました。もちろん、ここは睡蓮の間が超目玉というだけで、階下には通常の展示室があります。ピカソ,モディリアーニ、セザンヌ、ルソーetcと多くの作品展示してありますが訳あって今回はお話省略です。5時前に退館、オイラもまだ少しドキドキです。
ふらふらと当てもなく(少しはあるんですが、)チュイルリー公園を抜けてピラミッド駅方面へ。途中にJCBプラザあるんで、ちょいとお邪魔。久しぶりに日本語で日本人とお話。両替のレートの良い所チェックです。でもまだユーロの手持ち少しあるから今日は両替しません。オペラ→ピラミッド駅→チュイルリー公園あたりの街並みは何となくオイラの感性がピッタリ合うみたいで徘徊が楽しい。途中で見つけた普通のドラッグストアでハエのように両手擦り合わせる仕草したらハンドクリームも買えました。 -
もう少し歩くとオペラ駅なんですが頭と全身に心地よい疲労が残ってるし、面倒なのでここらでいきなりタクシーGET。ホテルまで8ユーロくらいだったから健常者なら充分歩ける距離ですが、オイラは慈愛の精神でいっぱいです。
一度ホテルに戻って一休み、、、したいんですが労働です。ウチでもやらない洗濯です。どう考えても少し少なめの着替えなんで、思い切ってバスルームでジーンズ、シャツ、パ○ツを、、アタック試供品持ってきました。ビール飲みながら洗ったけど絞れない。構わずバスルームにロープ張って干しちゃう。オイラ家庭的でしょ?いつ乾くか知りませんが帰国までに乾けばいいです。
7:20洗濯終了。夕食にしましょ。一昨日の店、多分、塩巻かれる程嫌われてないと思うんで またサンチェ駅方面へ、 -
イチオシ
ボンソワール。勝手に座り込んじゃう。オイラに見込まれたら不幸の始まりです。ところが、、、先日の若いウエイターがカウンターのおやじさんとボソボソ・・・何?オイラお金ならあるよー エッ?
ウエイターがビール持ってきておやじさんを指さしながら サーヴィス って!オイラ変だけど気に入ってくれたんだー いとうれし です。じゃあ、せっかくだからノン!ルージュ!って言ったら赤ワインに変えてくれた。どんだけずうずうしいオイラ!またメニュー持ってくるから会話集ポツポツ読み上げるオイラ。肉は飽きたから違うの、エー 野菜?魚? ブイヤベースは?
ノン!ブルゴーニュ! っておやじさんがやってくる。オイラの指さし会話帳のぞき込んで ドラドゥ? 何、銅鑼堂?指先見ると鯛って書いてある。
フーン ウィ 鯛があるんだー いいねぇー お願いしまーす。でも、、、 -
鯛っていうだけで調理方法は?煮るの、茹でるの、それともナマ?クリームソース煮か まさか葡萄ジャム塗らないよなー。こんな時はまな板に乗った鯛にオイラがなる。
しばらくして、ヤッター塩焼きじゃん!お頭つきでポテト、サヤインゲンが添えてある。(すいません、うっかりすぐ食べちゃった)おやじさん、両手でフォーク、ナイフ動かす仕草でバラしてあげようか?ヤサシー、メルシー涙。一度下げちゃったけど、すぐ食べやすくなって再登場。できれば箸と日本酒が、、、今オイラ、パリで一番の幸せ者です。ワインとビールしこたま、ごちそうで28ユーロ。今日もセボン!でした。
帰りにいつものスーパーで買い物して帰宿。今日も無事で幸せでした。
初パリ一人旅、彷徨いオヤジ 絵画の流れに身を任せ、、、、その5につづきます。
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