2009/05/27 - 2009/05/27
299位(同エリア1672件中)
キートンさん
新聞広告で発見した格安トルコツアー。
観光5日目は、昨日に引き続きカッパドキアの観光をします。
5日目の内容は盛りだくさんなので、前編後編の2部構成です。
前編では、オプショナルツアー「ギョレメ野外博物館と一般家庭訪問」に参加し、数々の岩窟教会と洞窟住居の中を見学します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
今日の早朝散歩は、カッパドキアではすっかりおなじみの気球を見に行きました。
当初、私の予定では前日にホテルに到着した時、バルーンツアーを予約してこの日に参加しようと考えていました。
バルーンツアーは早朝なので、オプショナルツアーには間に合うだろうと考え、2〜3日前に添乗員のN氏にその意向を話したところ、N氏は「バルーンツアーね事故が多いんですよ。事故があっても海外旅行保険が利かないないんです。」と渋い表情。「何かあっても責任取れませんし、どうしてもというのであれば一筆書いてもらわないと・・・」
自由行動中の出来事は自己責任というのは当然のことだが、そこまで言われると強いて参加しようという意気込みは萎えてしまいました。
バルーンツアーはかなり楽しみにしていたのでこの一件でかなりテンションが下がってしまったものの、せめて気球が飛んでるのを見に来たというわけです。 -
トルコ号も離陸!
事前にインターネットで事故にあった参加者の2〜3の報告を見ていたので、何社かあるバルーンツアーの会社の中で、避けた方が良さそうな会社は記憶してはいました。
会社によってパイロットの腕や安全意識に差があるようなので、参加する前によく調べておいた方が良さそうです。 -
飛んでカッパドキア
恨まないのがルール?
だから事故ったときも
払い戻しないかもしれない
飛んでカッパドキア
昇る気球でロール
朝だけのパラダイス -
6:30頃、最も気球がたくさん上がっています。
またここに来る機会があったら、絶対乗ってやる! -
亀が横断します、ご注意ください!
このあたり亀がいるんだ・・・ちょっと意外・・・ -
ホテルの部屋のバルコニーからの眺め。
今日は残念ながら曇りがち。 -
8:30ホテル発のオプショナルツアー「ギョレメ野外博物館と一般家庭訪問」
2日ほど前に添乗員が参加者を募り、参加費7千円を支払いました。支払いは円のみで外貨は不可でした。
まずは、ギョレメ野外博物館に入場です。 -
イチオシ
こんな洞窟住居や洞窟教会がたくさんあって入場できます。
海ちゃんが洞窟教会を案内してくれます。 -
教会にはグループ毎に入場となるので、前のグループが教会内に入場している間、しばし待ち時間があります。
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待ち時間の間に、すぐ脇の谷の方を見てみると・・・
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谷の対岸にも洞窟住居らしき穴が見えます。
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1つ目の教会は「聖バシル教会」
ギョレメ野外博物館にある最も古い教会です。 -
中は2つの部屋に分かれていて、陽光も入ってきてます。
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壁画を描く技術はまだ発達していなかったので、シンプルです。
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2つ目の教会は「エルマルキリセ」
昔入口の近くにリンゴの木があったので「リンゴの教会」と呼ばれている。 -
壁画を描く技術が進歩しているようです。
天井、壁びっしりフレスコ画で埋め尽くされていて保存状態もかなりいいです。 -
イチオシ
部屋は十字型の構造で、天井はドームやアーチを巧みに組み合わせています。
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十字架のキリスト
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ほとんど損傷なく完璧に残っているフレスコ画部分。
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みんな無心にシャッターをきる。
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「エルマルキリセ」の前から谷を望む。
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ハトと洞窟住居
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3つ目の教会は「ユランルキリセ」
「ヘビの教会」と呼ばれている。 -
「ユランルキリセ」前からの坂道沿いには洞窟住居が並ぶ。
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ローマ帝国の兵隊がヘビ退治をしている壁画。
旧約聖書のアダムとイヴの話からヘビは悪魔をあらわしているという。 -
左の聖オノフリウスは女だったが、男の目から身を守るため、神に祈ってひげの長い男の姿に変えてもらったという。
中央が聖トマス、右が聖バシル。 -
細長いかまぼこ型の天井。
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奥行きはありますが幅は狭い。
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岩の間の園路
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園路からの眺め
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4つ目の教会は「チャルクルキリセ」
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「チャルクルキリセ」の下には食堂跡の部屋があり、テーブルと椅子も彫られてます。
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こんな感じで食事をしていたらしい。
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「チャルクルキリセ」は階段で上っていく。
入口近くに2つの足跡が残っているため「サンダルの教会」と呼ばれている。 -
ドームやアーチを組み合わた構造は「エルマルキリセ」に似ています。
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ユダの裏切り
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十字架のキリスト
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ディーシス
「ディーシス」とは、古い祈りのスタイルのことで、カッパドキアの教会等で最も多く描かれている場面の1つであるらしい。 -
チャルクルキリセの観光後、10:00まで30分弱のフリータイムをもらいました。
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聖カテリナ礼拝堂
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個人的に入った5つ目の教会「カランルクキリセ」
別料金で入場料8TLが必要です。 -
手前にもう一つ部屋があったようにも見えます。
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「カランルクキリセ」は、光が入らないため「暗闇の教会」と呼ばれ、特に保存状態がよいです。
しかし暗いために写真も高感度で撮影しても、かなり手振れしてしまう。 -
イチオシ
この教会も天井はドームやアーチを組み合わた構造になっています。
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ディーシス
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天井、壁びっしり緻密なフレスコ画で埋め尽くされている。
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入口付近から
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「カランルクキリセ」からの眺め、その1
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「カランルクキリセ」からの眺め、その2
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「カランルクキリセ」の階段
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洞窟住居かな?
こういうのを見ると上ってみたくなる。 -
急な階段を上ると・・・
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さすが見晴らしがよい
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見下ろすと・・・
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とことん上る・・・
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洞窟住居の窓から、その1
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洞窟住居の窓から、その2
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洞窟住居の岩
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1時間20分程のギョレメ野外博物館の観光を終え、10:00次の目的地に向け出発です。
ここでは出来れば2時間は取って欲しいところでした。 -
イチオシ
次に訪れたのは、今も実際に住んでいる洞窟住居です。
実は洞窟住居は強度的に十分でないためか、国は普通の家屋に移るように指導しているとのことで、洞窟住居に住んでいる世帯はかなり少ないらしい。 -
畑の脇を通って住居に向かいます。
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洞窟住居の中はこんな感じ。
ちなみにここは私たちを迎えてくれた居間です。 -
おばさんは、チャイとこのようなケーキをご馳走してくれました。
トルコのお菓子は甘すぎる傾向がありますが、これは甘さ控えめでおいしいです。 -
壁には伝統工芸でもある絨毯や陶器が飾ってある。
若い頃、おじさんは陶器を、おばさんは絨毯を作っていたらしい。 -
海ちゃんの通訳で、しばしおばさんの話を聞いていると、過去に「世界ウルルン滞在記」で竹内結子がここに数日泊まってトルコ絨毯を織ったという。
それは凄いことだと思い、帰国してから調べてみると、2001年に武内由紀子がカッパドキアに滞在した情報があったので、どうも竹内結子ではなかったようだ・・・ -
外からも見学させてもらいました。
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1階が居間で2階が台所になっているようです。
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こちらがキッチンのよう。
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外にもテントの部屋がある。
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このテントの部屋がとてもいごごち良さそうなのである。
右側にはテレビも置いてあるし、向こうにはギョレメの景色・・・
こんなところでくつろげるなんて、うらやましい・・・ -
イチオシ
とてもお行儀が良いニャンコ
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裏庭がまたいい。
こんなプライベートなスペースがあるなんて・・・ -
おばさんありがとう、おいしいケーキごちそうさま。
ということで、オプショナルツアーは無事終了。
一般家庭訪問は個人的にはほとんど期待していなかったのですが、思いのほか楽しめて、バルーンツアーに参加できなかった不満もかなり解消できた気がした。
なかなかお値打ちのオプショナルツアーでした。
後編へ続く。
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この旅行記へのコメント (2)
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- jiuさん 2009/06/27 00:04:38
- 野外博物館のフレスコ画
- キートンさん、はじめまして。
2年前にツアーでトルコに行き、カッパドキアにももちろん行きましたが、野外博物館はルートに入っておらず、心残りでした。キートンさんの写真を拝見すると、とても状態が良いですね。カッパドキアは滞在時間が短かったので再訪したいと思っていますが、さらにその思いを強くしました。
そのときは、バルーンツアーも必ず体験したいと思っています。
jiu
- キートンさん からの返信 2009/06/27 00:50:42
- RE: 野外博物館のフレスコ画
- こんばんは、jiuさん。
掲示板に書き込み、ありがとうございます。
> 2年前にツアーでトルコに行き、カッパドキアにももちろん行きましたが、野外博物館はルートに入っておらず、心残りでした。キートンさんの写真を拝見すると、とても状態が良いですね。カッパドキアは滞在時間が短かったので再訪したいと思っていますが、さらにその思いを強くしました。
ギョレメ野外博物館の敷地は広いとはいえませんが、10箇所近くの岩窟教会がありました。
教会が作られたのは11世紀頃のものがほとんどらしいのですが、壁画の保存状態が良いものが多いことには驚きでした。
ツアーなので1時間30分もいなかったのですが、じっくり見て周るには2時間は必要だと思いました。
> そのときは、バルーンツアーも必ず体験したいと思っています。
バルーンツアーに参加できなかったのは心残りでしたが、バルーンツアーの会社は複数あって、中には安全意識が薄かったり運転技術が高くなかったりする会社もあるのは事実のようで、安全性を疑問視する人もいるようです。バルーンツアーに参加するなら、個人旅行で行くか、ツアーなら現地でバルーンツアーに参加が可能なことを確認しておいた方が良さそうですよ。
私もカッパドキアはまたいつか再訪してじっくり歩いてみたいところです。
キートン
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