2026/08/26 - 2026/08/26
1023位(同エリア1905件中)
ニッキーさん
この旅行記スケジュールを元に
旅行2日目は一日かけて立山黒部アルペンルートの通り抜けをします。
立山黒部アルペンルートは北アルプス北部、3000m級の山の下を貫いて富山県と長野県を結ぶ山岳観光ルートです。
高低差の大きいルートをケーブルカー、バス、ロープウェイなど6種類の交通機関を使って移動します。
雪解けに合わせてオープンするため、開通期間は4月中旬~11月末の8ヶ月弱だそうです。
交通費は私たちの場合ツアー料金に含まれていますが、6つの乗り物トータルでなんと1万940円にもなります。
アルペンルート開通の苦労を知ると、その料金にも納得です。
途中、標高2450mの室堂(むろどう)で立山の絶景を見ながら散策、あの有名な黒部ダムも見学します。
天気も上々、充実した一日になりました。
記事の中に各地の標高を載せておきます。
高さを知りながら移動すると、険しい山道を移動している実感が湧くと思ったので。
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<旅のスケジュール>
★印がこの旅行記で取り上げた場所です。
一日目 8/25〈火)
9:00 東京駅八重洲北口集合
9:32発新幹線で黒部宇奈月温泉駅へ
ツアーバスで宇奈月駅へ
黒部峡谷トロッコ電車に乗車(猫又駅で折り返し運転)
【富山エクセルホテル東急泊】
ホテル到着後、富山市内巡り
二日目 8/26(水)
8:40 ホテル出発
★ 立山黒部アルペンルート通り抜け
★立山==立山ケーブルカー==美女平
★美女平==立山高原バス==室堂(散策と昼食)
★室堂==立山トンネル電気バス==大観峰
★大観峰==立山ロープウェイ==黒部平
★黒部平==黒部ケーブルカー==黒部湖
★黒部ダム見学
★黒部ダム==関電トンネル電気バス==扇沢
【白馬樅の木ホテル泊】
三日目 8/27〈木)
7:45 ホテル出発
上高地
上高地で足止め
松本発20:10 あずさ60号
22:45 新宿着
夜中の0:40 帰宅
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
-
ツアーバスのホテル出発はゆったり午前8時40分です。
立山黒部アルペンルートは富山県と長野県にまたがっています。
富山県側から入る場合は立山駅が起点となり、長野県側から入る場合は扇沢駅が起点となります。
私たちは富山駅前のホテル泊だったので、富山県側から入ります。
立山駅まで1時間ほどの移動になります。 -
立山駅。
1階が富山地方鉄道の駅、2階が立山ケーブルカーの駅になっています。
私たちはここからケーブルカーで美女平まで行きます。立山駅 駅
-
立山駅前のロータリー。
ツアーバスはここで私たちを降ろした後、外の道路を大急ぎで先回りして、長野県側の玄関口、扇沢で待っていてくれます。
大きな荷物はバスに積んだままでいいので、助かります。 -
ケーブルカーの出発まで少し時間があったので、辺りを見て回りました。
立山駅前に「熊王の水」という湧き水がありました。
飲みませんでしたが、水に触ってみました。
さすがは湧き水、夏でも冷たかったです。 -
駅舎の2階にモンベルの店舗がありました。
登山用品、子ども服等、たくさん揃っています。
最近AIに「私に似合う色」を聞いてみたら、薄紫とパステルピンクが似合うと診断されました。で、ここでその色のTシャツを探してみましたが、イメージどおりの色がなくて、買わず。
添乗員さんが「立山駅では水まんじゅうが名物ですよ「と教えてくれたけれど、荷物を増やしたくなくて、それも買わず。 -
私たちは10:30発のケーブルカーに乗ります。
団体の列に並んでいたら、すぐ前に外国人男性の姿が。
奥さんは少し離れたイスに座っています。
男性は疲れた奥さんを座らせて、自分1人が並んでいるのでしょう。
「ここは団体用の列ですよ」と教えてあげようかと思いましたが、私が事情を知っている訳でもないので、声をかけるか迷っていました。
そのうちに職員の人が声かけして、ちゃんと個人客の列へ誘導してました。
良かった~。
観光地で親切にしてもらった経験から、私も困っている人を見かけたら助けたいと常々思っているのです。 -
立山ケーブルカー乗り場。
階段状になっていて、独特ですね~。
ここからケーブルカーに7分乗車します。
標高475mの立山駅から標高977mの美女平へ500mを一気に上って行きます。 -
ケーブルカーは乗り場も車両も斜め。
自分の平衡感覚もおかしくなって、写真も傾いてしまいました。
立山ケーブルカーは平均勾配24度の急斜面を上り下りしているそうです。
ケーブルカーでは立つ人もいましたが、私たちは運良く座ることができました。 -
立山ケーブルカーからの眺め。
車内アナウンスで説明がありました。
これは材木石。
石が六角形の柱状になっています。
火山の溶岩が冷える時にできた柱状節理(柱状の割れ目構造)です。 -
美女平駅に到着。
乗って来たケーブルカーを振り返ってパチリ。 -
美女平では立山高原バスに乗り換えます。
私が、乗って来たケーブルカーの写真を撮ったりしていたものだからバスへの乗車が最後になり、妹と別々に座るはめになりました。
標高977mの美女平から標高2450mの室堂まで一気に1500メートルを上ります。
乗車時間は50分です。美女平 自然・景勝地
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私は一番後ろの真ん中の席。
「その席はシートベルト必須ですよ」と添乗員さんから言われました。
バスは急カーブが連続する山道をぐんぐん上って行きます。
くねくねカーブだけでも目が回るのに、加えて後ろの席はふわりふわりと上下にも揺れます。
運転手さんは車内アナウンスで「ここからは『7曲がり』と呼ばれる場所です。急カーブが7つ連続します」なんてさらりというけれど、私は車酔いするのではないかとドキドキ。
慌てて速効性の酔い止め薬を口に含みました。
私の左には親子連れ(お母さんと女の子)が座っていました。
小学生の女の子は急カーブの連続を嫌がる風でもなく、お母さんと景色を見ながらお喋りしていて微笑ましかったです。 -
運転手さんは風景の解説やこの地域の伝承の話もしてくれます。
写真は「仙洞杉(せんどうすぎ)」という名の立山杉。
写真では大きさがよくわかりませんが、幹回りは9m40㎝もあるそうです。 -
滝見台の表示が。
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滝が見える地点でバスが停まってくれました。
「称名滝(しょうみょうだき)」
落差350mは日本一だそうです。
350mって凄い高さですよね。 -
イチオシ
素晴らしい眺め。
この辺り、弥陀ヶ原(みだがはら)と呼ばれる所でしょうか?
そう言えば、添乗員さんが「バスの左側は絶景の連続です」と言ってました。
座席を選べるなら、左の席が良さそうです。 -
天気がいいからなおさら美しい。
-
イチオシ
「剱岳(つるぎだけ)が見えますよ~」と運転手さんの声。
正面のごつごつした山です。
剱岳は高さ2,999mの山。
3,000mには1m足りませんが、岩場の険しさから登頂の難しい山として知られています。
明治時代、日本地図作製のため命がけで登頂を目指した測量士たちを描いた「剱岳 点の記」という新田次郎原作、木村大介監督の映画を見たことがあります。
その剱岳がここで見られて感激です。 -
室堂周辺は豪雪地帯。
春になると、バス道路除雪の際にできる高い雪の壁「雪の大谷」を見ることができます。
運転手さんの話では、除雪は積もった雪の上からGPSで道路の位置を探りながら下に掘り進めるのだそうです。
掘り上げた雪は壁の一部を切って道路の外に捨てるので、雪の壁の高さはそのまま積もった雪の高さです。
今年の壁の高さは12mだったと言いますから、信じられない積雪量です。 -
50分かけてバスは室堂ターミナルに到着しました。
赤い屋根の建物はターミナル直結のホテル立山です。
ここに泊まることは登山者の憧れだったでしょうが、添乗員さんの話では、古くなったため宿泊営業を終了し、後は星野リゾートが引き継ぐのだそうです。
標高2450mの室堂は立山黒部アルペンルートの最高地点です。
もう高い木は生えない高度なのだとか。室堂ターミナル 自然・景勝地
-
室堂ターミナルでツアーは一旦解散。
ここでは昼食時間を含む1時間15分ほどの自由時間がもらえました。
この自由時間ではハイキングコースを一周するのは無理です。
私たちは、みくりが池までの往復を目指して歩くことにしました。 -
ハイキングコースには石の遊歩道が整備されています。
整備された道を前にして言うのも何ですが、意外にでこぼこして歩きにくい。
つまづくと危ないので、端の平らな所を選んで歩くようにしました。 -
この日はお天気に恵まれました。
聞くところによると、ここ1ヶ月で一番の眺望の良さだそうです。
高度が高いからもっと涼しいかと思っていたら、それほどでもありません。
半袖に薄手の羽織りもので調節している人が多かったと思います。
日差しが強いので、帽子をかぶって歩きました。 -
イチオシ
みくりが池(火口湖)が見えてきました。
水深15m、一周600mだそう。
青い水が美しいです。
写真の左隅の白い部分は溶け残っている雪です。みくりが池 自然・景勝地
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みくりが池を右手に見ながら、みくりが池展望台へと遊歩道は続いています。
正面の建物は「みくりが池温泉」という温泉宿です。 -
この時期、山に雪はありませんが、雪が溶けた跡が山肌に白い筋になって美しいです。
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何?この色!
透き通るような水の青さ。 -
もう少し時期が早かったら、高山植物チングルマの白い花が一面に咲いていたことでしょう。
この時期はチングルマは綿毛になっていました。 -
短い自由時間の中、レストランで昼食を取るのは時間がもったいない。
私たちは前日お弁当を買っておきました。
添乗員さんからは「お弁当を食べる場所がないので最悪立って食べることになるかも」と聞いていましたが、遊歩道の途中にベンチがあったのでラッキー、そこで食べることにしました。 -
「白えび入ります寿司」
一口サイズに切れ目が入っているので食べやすいです。
富山名産の白えびとます寿司。
ますの下には生姜も入っていて、とても美味しかったです。 -
イチオシ
こんな絶景を眺めながらの食事ですよ~。
最高に気持ちが良かったです。 -
後で調べたら、正面に見える峰々は立山三峰(富士ノ折立、大汝山、雄山)でした。
いずれの峰も3000m前後の高さがあります。
今いる室堂自体が2450mなので、ここから見ると、それほど高くは感じませんけどね。 -
山の天気は変わりやすいと言いますが、食事を終えた頃、急に雲が低く流れて来ました。
あっという間にあそこはガスに覆われそう。
そろそろ引き上げることにしました。 -
立山駅にも湧水スポットがありましたが、室堂にもありました。
「立山玉殿の湧水」
立山の主峰、雄山(おやま 3003m)の直下から湧き出ている地下水だそうです。
とても冷たい水です。 -
室堂ターミナル展望台へ戻って来ました。
1階売店で、添乗員さんから聞いていた、室堂にしか売っていない「星の雫」というお菓子を試食してみました。アーモンドにシュガーパウダーでコーティングした、見た目もかわいいスイーツです。
美味しかったけれど、結局買わず。室堂ターミナル 自然・景勝地
-
代わりに買ったのは「透かし雷鳥のストラップ」です。
この辺りでは雷鳥やオコジョが目撃されるそうです。
実物を見ることはできませんでしたが、私も妹もデザイン違いで買いました。
軽くて気に入っています。
私のには小さな鈴がついていて、揺れると音がするんですよ。 -
室堂から大観峰まで立山トンネル電気バスで移動します。
私たちのツアーは午後1時15分のバスに乗る予定で集合。
団体客はメンバー全員が集合したグループからバスに案内されます。
私たちのツアーはなかなか全員が揃わず、次々に他のツアーに抜かされました。 -
立山トンネルは立山の主峰、雄山(おやま 3003m)の真下を貫通しています。
電気バスでの所要時間は10分です。
バスに乗り込む際、トンネル内の冷たい空気に驚きました。 -
途中、「立山直下」という表示の場所を通りました。
この上700mの所に雄山の山頂があると言います。
700mって、まだずっと上ですね。
立山トンネルは室堂側からと大観峰側双方から掘り進められたそうです。
途中何ヶ所もの破砕帯(大量の湧き水などが流れ出て崩落の危険のある場所)に苦しめられる難工事だったとのこと。 -
立山トンネルを通って着いた場所は大観峰(標高2316m)です。
大観峰は立山ロープウェイの駅舎で、屋上は展望台になっています。
写真は大観峰の展望台から見た黒部湖と後立山連峰の山々。
黒部湖は「くろよん」で有名な黒部ダムがせき止めている湖です。
黒部ダムは湖の左の方にあります。
黒部ダムもこの後見に行きます。大観峰 (大観峰展望台) 名所・史跡
-
イチオシ
大観峰からは立山ロープウェイに乗ります。
ロープウェイからはこの眺め!
大観峰(標高2316m)から黒部平(1828m)まで、標高差500メートルを一気に下ります。
黒部平までの所要時間は7分。
ほとんどの人が立ち乗りでしたが、私たち、ここでも運良く座ることができました。 -
すれ違うゴンドラの写真を撮りました。
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これはゴンドラ後部からの眺め。
1.7㎞の路線の途中、支柱が1本もないそうです。
こわ~。 -
ロープウェイで黒部平(1828m)に着いた後はケーブルカーに乗り、黒部湖(1455m)へ移動します。
黒部ケーブルカーはトンネルの中を進むケーブルカーです。
正面に見えるトンネルの中を400メートル下って行きます。
所要時間は5分。黒部平 自然・景勝地
-
ケーブルカーの写真を載せたかったのですが、近すぎてこんな写真しか撮れませんでした。
傾斜度がすごいです~。
最大勾配は31度だそうですよ。 -
黒部湖駅はトンネルの中にありました。
歩いてトンネルを出ると・・・ -
目の前に黒部ダムの大パノラマが広がっていました。
黒部ダム 名所・史跡
-
巨大な黒部ダム。
黒部ダムは6月末~10月中旬の期間、観光放水を行っています。 -
見下ろすと、すごい高さ。
そして、うわ~、虹がかかっています。
高さは186mで、日本一だそうです。 -
ふと、今歩いているのがすでに黒部ダムのえん堤だということに気づきました。
慌ててえん堤の写真を一枚。
ダムえん堤の幅は8.1m、長さは492mもあるそうです。
ここで一旦解散、1時間の自由行動になりました。
解散する際、添乗員さんから「15:35のバスに乗るので、それまでに乗り場に来てください」と指示がありましたが、「バスの出発時刻ではなく集合時刻を決めて欲しい」と強く要望している人がいました。
私もそう思いました。
団体行動では、各自並ぶのではなく、一旦近くに全員集合して人数確認をしてから並んだ方がスムーズです。
室堂で、他のツアーは全員集合してから乗り場に並んでいたのに対して、私たちのツアーでは、乗り場にばらばら集まって来て、なかなか全員が揃いませんでしたし、大観峰では、ロープウェイの列に並びながら勝手にトイレに抜ける人がいたため、添乗員さんが何度も人数確認をする羽目になっていたからです。 -
さあ自由行動、見学に出発!
これは放水観覧ステージからの眺めです。
放水は見た目も音も大迫力です。
ただし、もっと高く上らないと、ここからでは黒部ダムの全容は見えません。
私たちは280段の階段を登ってダム展望台へ。
添乗員さんが私たちに「ホントに展望台へ行くんですか?」と声をかけました。
なんか気になる言い方です。
えっ?展望台へ行ってはまずいのでしょうか? -
実は、ここが私たちにとってこの日一番の難所でした。
まずは自販機でお茶を買って・・・。
登り始めたところで、妹が買ったお茶が溢れ、悲惨なことに。
ペットボトルホルダーがずぶ濡れになってました。
日傘を持って立ったまま、絞って水気を拭いて気を取り直し、さあ出発。 -
途中にあったコンクリートバケット。
えん堤を作るため生コンクリートを運ぶための容器です。
なぜ隙間がいっぱいあるのかわかりませんが、容積は9立方メートルで大型生コン車1.5台分にあたるそうです。
隣には当時使用した滑車も。
実はこの時階段を上るのが大変で、余裕がありませんでした。
トラベラー魂を発揮して、何とか一枚だけ写真を撮りました。 -
この280段、日差しが強くて暑いわ階段の連続だわで、まあ大変でした。
妹は息が切れ、私は脚が疲労で動かなくなり、休み休みなんとか上まで上りました。
もしかしたら標高が高い(1470m)ため、平地の階段よりきつかったのかもしれません。
「死ぬかと思った~」という若者の声がどこからか聞こえて来ました。
他の人も同様だったようです(笑)。
添乗員さんの「ホントに展望台へ行くんですか?」という言葉、これだったのか~。 -
ひーひー言いながら展望台へ着いたら、朝ホテルロビーで会った旅慣れたバックパックご夫婦が先に到着していました。
私たちより10歳ぐらい年上だと思うのですが、さすがです。 -
展望台から見えた黒部ダムの全容。
ここまで来なければ見られない眺め。
辛い階段を登って来た甲斐がある眺めです。
ここから見ると、えん堤を歩く人の姿が豆粒のよう。
黒部ダムはアーチ式ドーム型で、アーチ両サイドのウイングが水の圧力を受け止めています。
左は黒部川をせき止めた黒部湖です。
パンフレットによると、ダムの総貯水量は約2億立方メートルとのこと。
(1立法メートルの2億倍ということですよね)
ここで発電している訳ではなくて、2本の放水は観光用です。
発電所自体は自然景観を考慮して下流10㎞の地下に設置されているそうです。 -
イチオシ
パンフレットや車内放送、YouTubeから得た知識で黒部ダム建設の経緯を簡単に書きますと・・・
昭和の高度経済成長期、関西地方では深刻な電力不足が問題になっていました。
そこで関西電力が計画したのが、世紀の大事業、黒部ダムと黒部川第四発電所(くろよん)の建設でした。
まずは黒部川にアプローチするためのトンネル(現在の関電トンネル)を長野県側から掘り始めました。
途中大量の地下水や土砂が噴き出す大破砕帯に遭遇して工事は一時中断しましたが、様々な技術を投入して突破、その後トンネル、ダム、発電所と驚くべきスピードで工事は進められ、7年かけて巨大な黒部ダムが完成しました。
その間、171名もの犠牲者を出したそうです。 -
展望台からの下り、黒部ダム駅へ向かって室内階段を降りていたら、ツアーメンバーの一人(一人参加の女性)が逆方向から登って来るのに出くわしました。
「こっちの方が涼しいかと思って」と。
多少遠回りになるものの、室内階段を登る方が絶対に楽です。
その手があったか~。
ツアーメンバーの中にダムカードを集めている人がいて、「ダムカードはどこでもらえますか?」と質問していました。
そうしたら、なんと添乗員さんが全員の分のダムカードをもらって来てくれていました。
ちょっと嬉しい。 -
最後の交通は関電トンネル電気バスです。
黒部ダム(1470m)から赤沢岳(2678m)の下を通る関電トンネルを通り、長野県側の扇沢駅(1433m)まで通り抜けます。
所要時間は16分です。 -
途中80メートルに渡ったという破砕帯を通りました。
ここが難工事だった場所なんですね。
この写真ではボケてよくわかりませんが、「破砕帯」と青いサインがついていました。
驚いたのは、今なお水がザーザー流れ落ちている場所もあったことです。 -
関電トンネルを抜けて到着した扇沢駅が私たちにとってのアルペンルート最終地点です。
無事に通り抜けました。
今だからこそロープウェイやケーブルカー、バスで楽に通り抜けられますが、よくこの難ルートを開通させたと感心します。
先回りして迎えに来てくれたツアーバスに乗り、ホテルへ向かいました。
(写真は扇沢駅のバス乗り場の写真です。写っているのは私たちのツアーバスではありません)扇沢 自然・景勝地
-
乗り物の待ち時間も多かったけれど、充実した一日でした。
室堂の絶景は素晴らしかったですし、何より、先人たちが苦労して築いて来たアルペンルートを様々な乗り物を乗り継いで通り抜けたことは感動です。
黒部ダムの280段の階段は本当に大変でした。大変なことほど記憶に残るもの。あの大変さはまだ体が覚えています。
この日の歩数は9,572歩でした。
ここから先、白馬のホテル泊の様子は次の旅行記へ。
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