2026/07/08 - 2026/07/08
320位(同エリア345件中)
まつこさん
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壱岐に行けば安くウニが食べられる、と知ったのは数年前でした。以来ウニの時期に壱岐島に行くタイミングを図り、今回ようやくパッケージツアーを利用して壱岐を訪れる事ができました。
博多港からジェットホイルで芦辺港に渡り、1日目は時計回りに左京鼻、はらほげ地蔵、一支国博物館、原の辻遺跡と回って郷ノ浦港のホテルに泊まりました。
翌日は島内の古い神社や勝本港にある元寇の上陸地や朝鮮出兵の拠点である勝本城跡を見て、猿岩を眺め、温泉にも入りました。
まずは博多空港からジェットホイルで壱岐に渡ります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 レンタカー タクシー ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
-
博多港から壱岐に渡るには、ジェットホイルとフェリーの2種類の船と、郷ノ浦港と芦辺港の2つの港があります。便によって船の種類と寄港する港が異なり、船便も決して多いとは言えず、更に季節により時刻表が変わります。なのでパッケージツアーで早くから宿とフライトを予約したものの、船便の時刻表と寄港地が出発の少し前までわからず、わかった時には思い描いたコースの変更を余儀なくされて慌てました。
結果、福岡空港に着陸してからジェットホイルの出航時刻まで時間に余裕の無い事が判明したため、手荷物もぎりぎりまで減らして機内持ち込み、着陸するとすぐにタクシーに乗り込んで博多港を目指しました。ジェットホイルを予約する電話で30分前に来るように言われて着陸時刻を伝えると、高速道路を使って下さいね、と聞いたので高速をお願いすると、運転手さんは渋滞するから時間は同じくらいかかるかも、との事でした。たしかに少し混雑はしたけれど船に間に合わせるという安心には代えられず、まあ何とか30分前に博多埠頭第1ターミナルに到着できました。
それでようやくチケット売場に並んだのがこの写真です。 -
ターミナル(ベイサイドプレイス博多)にはこんなアクアリウムがあってイワシの群れなんかも泳いでいます。
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チケットは乗船の時に半分、降りる時に半券も渡したので手元に残らず、写真撮っておいて良かったです。
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これがジェットホイル。全席指定です。
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いよいよ博多港を離岸。残念ながら博多湾内は、お世辞にも綺麗と言えない水質。博多を擁する大都市の入江なので、仕方ないのかな。
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博多湾を出ていきます。湾を出ると徐々に海水も本来の海の色に近づいてきました。
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今日はベタ凪で、白波ひとつ立ちません。
ジェットホイルも滑るように玄海灘を進み、壱岐が見えてきました。 -
壱岐島に到着です。
芦辺港に立つ銅像は、1281年の弘安の役で蒙古軍を迎え撃ち戦死した壱岐守護代、少弐資時(しょうにすけとき)。まだ19歳だったそうです。 -
芦辺港でレンタカーを借りて、さっそく魚を食べに芦辺港から車で10分の「割烹 豊月」さんに行きました。
お昼前に電話して席を確保しておいて良かった。私達がお店に入って間もなく満席になりました。 -
カウンターに座ると、目の前に50センチはあろうかという魚の半身が何種類も並んでいます。
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お店の壁には、壱岐の伝統工芸である鬼凧に無病息災や厄除け、開店祝いなどの御札をたくさん載せたものが飾ってありました。壱岐では後に訪れたお店でも同様に飾ってあったので、商店には欠かせない縁起物なのでしょう。
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店内を眺めているうちに出来上がってきた、「魚の煮付け定食」。本日の魚はサワラでした。甘過ぎもせず辛くもなく味付けが絶妙!小皿にはおそらく地元産のメカブ。
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次に「刺身定食」。1切れずつが大きく身が締まってで全く魚臭さが無く、普段青魚の食べれない連れ合いも、「お、これは!」と感激して食べました。
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サザエの煮付け。トコブシ程度の大きさではありますが。
とにかく壱岐での最初の食事はそのイキの良さに大満足の魚でした。 -
「豊月」さんを出てとりあえず時計回りに観光スポットを周ります。
まず着いたのが「左京鼻」。壱岐島の東の海岸に突き出た断崖です。 -
海中から突き出た岩は「観音柱」と言います。
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御前の先端にある鳥居には「左京鼻龍神」と書かれています。江戸時代に干魃が続いた時に陰陽師の後藤左京がここから身を投げようとした時に龍神が現れて雨を降らせたという神聖な場所です。
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この通り、周囲は柱状節理の岩の並ぶ海岸です。伝説によれば島が流されないように作った8本の柱の1つとのこと。
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左京鼻の右に目をやると一kmもの断崖絶壁が続いています。
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左京鼻から少し南にある八幡浦に立てられた6体のお地蔵さんが、かの有名な「はらほげ地蔵」です。
意外に小さく、そしていつも足元は波に洗われています。この時は干潮時でしたが、満潮時には胸まで海水に浸かるとのこと。お腹の部分に供え物を入れる穴が開いているのでこの名が付いたそうです。海で亡くなった海女さんや鯨の供養のために建てられたと伝わっています。
絶えず波に洗われているのでしっかりとお顔を拝む事も出来ず由来を知るとなにか痛々しくて、波のため足元が濡れそうでお地蔵さんに近寄る事も難しく、早々にその場を立ち去ってしまったのでした。ただ赤い頭巾と腹掛けをつけて港の中に佇む姿は非常に心に焼き付きました。 -
はらほげ地蔵から海沿いにもう少し走ると「小島神社」が見えてきます。干潮時には潮が引いて島の神社に渡れるそうですが、この時はちょっと無理でした。なので眺めるだけ。
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この小島神社のある内海湾は一支国から世界への玄関口だったそうです。
内海湾から少し陸に入った小高い丘に「原の辻(はるのつじ)遺跡跡」と原の辻遺跡を丁寧に解説する「一支国博物館」があります。 -
博物館のエントランスから階段を上がると、 -
壁と床に国名と魏志倭人伝の記述が映し出されます。奥に進むとビューシアターて古代一支国に関する映像ガイダンスが始まり、今まで無知だった遺跡の価値に目を開かされます。
「原の辻遺跡」は約二千年前の弥生時代の環濠集落です。中国、朝鮮との交易は「伊都国」「対馬国」を経てこの「一支国」に及びました。その「一支国」の先に「」邪馬台国都」があるのですが、壱岐島での一支国の跡が「原の辻遺跡」だったということです。 -
映像ガイダンスが終わるとスクリーンが上がって室内が明るくなり、眼下に「原の辻遺跡」が広がる仕組みはとても考えられていると思いました。
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黒川紀章が設計した博物館の建物のデザインも独創的で素晴らしい。
また建物の外観ももちろん素敵なのですが、最上階から階下に下るにつれて「通史ゾーン」の展示物の年代が古くなっていき最下階には「古墳ゾーン」が設置されていて、まるで発掘の進行と同時に未知の出土品を発見するのと同じ感覚で興味が深まっていく内部の設計もよく考えられていると思いました。 -
1階の奥に「キッズこうこがく研究所」という子供向けの部屋があって、砂場のような囲いの中でシャベルを借りて土(に似ているが手は汚れない)を掘っていくと「人面石」も掘り当てられるという、宝探しのようなコーナーは幼児も退屈せずに喜ぶと思います。
そして同じ部屋のガラス張りの壁面の奥には、まるで図書館の書庫に並ぶ本のごとく、整理された出土品が展示されていて圧巻です。 -
左は古代人になりきる衣装と、右にはゆるキャラにもなった「人面石」があってキッズコーナーを盛り上げています。
そうそう、人面石というのは人面を模した石製品で、祭祀に使われていたとされ、2001年に原の辻遺跡から発掘されて国の重要文化財に指定となりました。
まるでムンクの「叫び」のような人面石をモチーフにした壱岐市のゆるキャラが「人面石くん」として観光に一役買っているようです。 -
博物館を出る前にミュージアムショップで白餡の「かすまき」を買いました。かすまきは長崎県の伝統的な和菓子で、こし餡や粒餡のかすまきは長崎県内のお土産屋さんによく売っていますが、白餡は珍しいのでゲットです。
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一支国博物館のある丘をを下りて、先ほど上から眺めた「原の辻一支国王都復元公園」にやって来ました。
江戸時代には平戸藩が鷹狩の休憩所としていた為にこの場所が「原の辻」と呼ばれるようになったとか。遺跡の近くに「原の辻ガイダンス」という遺跡を紹介する施設がありますが、本日は休館日のため、直接復元公園の中に入ります。芝生の中に発掘調査に基づいて実在した17棟の建物が再現されています。 -
「通史の家」は渡来系の通訳の宿舎。
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内部は暗くてわかりにくいですが、ほぼ竪穴式住居のようです。
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倉庫は高床式で、穀倉、交易品の倉庫、祭祀用の倉庫等が何種類もありました。
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手前は番小屋、奥は使節団の宿舎。こういった交易に関わる建物がいくつもあり、弥生時代から壱岐が東アジアでも大陸と交易の盛んな国であったことが偲ばれます。
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長老の家の中に弥生人?がいます。
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日本最初の秤に使用する重り、「権」もこの遺跡で発見されました。
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物見櫓。近くを流れる幡鉾川の人の出入りを監視していたと思われます。
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集会所もあり、様々な長たちが一支国の決め事を行なっていたと想定されます。
こうして見てきて、一支国がまさに国として機能していたのだとわかりました。
今日は見学はこのくらいにして、島の西にえる郷ノ浦町のホテルに向かいます。 -
郷ノ浦港の入江の奥にある、壱岐マリーナホテルに到着。
一服してから夕食を食べに「大衆割烹 太郎」さんへ。 -
こちらには定食各種、居酒屋メニューもあればウニ丼もあり、地元のお客さんや観光客で賑わっていました。
オーダーした焼魚定食には大きなカマスが2匹も横たわっでいたので、2人で分けて食べました。カマスの開きは家でもよく食べますが、丸ごとの塩焼きはなかなか食べられないので塩辛くなくて美味しかったです。 -
自家製チャーシューも薄味ながらコクがあって美味しかったです。
そして写真を撮る前に空腹に負けて箸で崩して撮れなかったのですが、しっかりと固めで豆の味が濃い壱岐豆腐とても気に入りました。翌日スーパーで豆腐だけ購入してホテルの部屋で食べたほどです。 -
ほろ酔いでホテルへの帰り道。向こうに見えるのが郷ノ浦大橋。唐津からのフェリーが発着する郷ノ浦港の奥まで入江が続いて、一息つけるような広場もあります。この辺りは散策にぴったり。
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郷ノ浦は昭和の薫り漂う、レトロな港町ですね。
早朝の出発で疲れたので、今日はここまで。
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