2026/03/30 - 2026/03/30
707位(同エリア1683件中)
kirinbxxさん
- kirinbxxさんTOP
- 旅行記473冊
- クチコミ111件
- Q&A回答68件
- 317,106アクセス
- フォロワー34人
西安二日目。先ずは西安博物院を訪ねました。西安博物院の総敷地面積は約16万平方メートル、建築面積は1.6万平方メートルで、博物館、 唐 薦福寺遺跡、小雁塔の三つの部分から構成されています。入場料は無料ですが、事前に「西安博物院」公式WeChatアカウントから予約が必要です。ところが、この予約競争が激しいらしく旅行代理店でさえ予約専門業者に依頼するのだそうです。(中国のBaiduWikiを見ると、中国はここしばらく博物館ブームが続いていて、人気のチケットは発売後数分で売りきれるとか。専門業者は自動ツールを使ったり、規制がある場合は手作業で予約をとるアルバイトを雇うこともあるそう)
ということで、日本語ガイド付きのプライベートツアーを利用した私達も、博物館の入場券手配手数料として一人1200円ほどを支払いました。個人で観光する場合も、その時期に開催されている有料の特別展のチケットを買ったりすれば割と簡単に観覧できるでしょう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
二日目の朝、ホテルの朝食会場に向かう途中にこのようなものが。貸衣装屋さんの
ようです。街中にもあちこちにありますが、このホテルにもあったのです。 -
旅行中に不足がちのサラダと
-
水餃子で朝食にしました。
-
8時半過ぎにホテルを出発。すでに沢山の車が走っています。
-
15分ほどで西安博物院の庭園に到着しました。世界遺産「シルクロード:長安=天山回廊の交易路網」構成資産の碑がありました。
-
西安博物院の敷地全体を描いたイラストマップです。
-
緑が多くて綺麗です。
-
こちらが、西安博物院(小雁塔の敷地内)にある主楼(博物館本館)です。
-
2007年5月に開館、設計はた大規模な地方総合博物館で、中国の伝統的な宇宙観である「天円地方(天は丸く、地は四角い)」の哲学に基づいて設計されたとか。
西安博物院 博物館・美術館・ギャラリー
-
屋外にある彫刻、唐代の宮廷・貴族の間で大流行した「馬球」のようす。中国ドラマの時代劇でも登場するこの競技は、現代のポロのような競技です。唐代の俑には女性がやっている姿を模したものも。
実はこの彫刻のモチーフとなったのが、この博物館が誇る最高峰の至宝、三彩騰空馬(さんさいとうくうば)です。 -
館内案内図(フロアマップ)です。
地下1階: 基本陳列「古都西安」などが配置されています。
1階: 中央大庁や企画展示スペース、サービスセンターがあります。
2階: 「天地之霊――院藏古代玉器精品陳列」などの展示室があります。 -
建物に入った所の天井です。まるでシイタケ!
-
最初は仏教彫刻などのコーナーです。
-
左上:中央に大きな仏、周囲に多数の小仏像。 「主尊+千仏」形式の仏龕(ぶつがん)。
右上:小仏が格子状に並ぶレリーフ。 「千仏図」 と呼ばれる形式。
左下:二体の人物が並ぶ仏龕。 二尊像(にそんぞう) の形式。
右下:小塔(仏塔)を模した石刻。「仏塔模型(石造塔)」の一部。 -
左上:主尊+多数の小仏が刻まれた石刻。 「主尊像を中心に、周囲に多数の小仏を配した仏龕(ぶつがん)」。
右上:如来像の頭部(仏頭)。
左下:仏と小仏が刻まれた石板(仏龕の一部)。
右下:宝冠をつけた菩薩像。 -
左上:宝冠をつけた菩薩の頭部。
右上:如来の頭部。
左下:仏龕(ぶつがん)形式の如来像。
右下:菩薩像。 -
唐代後期~宋代初期の菩薩像。
-
唐代長安城の区画(里坊)を示す都市図。
長安城は、碁盤目状に区画された 「里坊制」 によって構成されていました。 -
各展示室はこんな感じで広々。
-
床にプロジェクションマッピングで長安の街の区画が写されています。
-
重要文化財(国家一?文物)の「鎏金銅鋪首(りゅうきんどうほしゅ)」門扉の装飾金具(門環)で、魔除け・権威の象徴・家格の高さ を示すために門に取り付けられました。1974年に唐の皇帝の宮殿であった大明宮遺址から出土しました。
-
墓に副葬された「明器(めいき)」の一種で、亡くなった人が来世でも生活に困らないように作られたものだとか。
-
墓の副葬品(明器)として作られた明代の陶製家屋模型。2000年に西安の雁塔区で発掘されたそうです。
-
特別展示「帝都万象(Panorama of Imperial Capital)」の紹介パネル 。「明代の皇都・北京の文化財を通して、帝国の繁栄を見せる展示」 です。
-
西周時代(紀元前1046~771年)の 銘文入りの青銅製の水器(祭祀用)。1973年に西安・長安区で出土したもの。銘文をもつため歴史資料として非常に重要なのだそうです。
-
西周時代(紀元前1046~771年)の獣面文様をもつ青銅製の鼎(てい)(調理器具)。1975年、西安市長安区で出土したもの。祭祀用の重要器だそうです。
-
西周時代(紀元前1046~771年)の青銅製の「甬鐘(ようしょう)」(楽器として使われた鐘) 。1973年、西安市長安区で出土したもの。王朝の儀式・宗廟祭祀で使われた重要な楽器だそうです。
-
西周時代(紀元前1046~771年)の陶製「鬲(れき)」(三本脚の調理器具) 。青銅製の鬲は祭祀用ですが、陶製の鬲は日常生活で広く使われたそうです。
-
前5~前3世紀、戦国七雄(燕・斉・趙・韓・魏・秦・楚) の勢力図と、各国から出土した代表的な考古資料を対応させた展示パネルです。
-
唐代(618~907年)の「緑釉罐(りょくゆうかん)」(緑釉をかけた陶器の壺(瓮))。
-
唐代(618~907年)の「青釉六系罐(せいゆう・ろっけいかん)」(六つの耳(lug)を持つ青釉の陶器壺) 。壺の側面につけられた突起で、紐を通して持ち運びや固定に使われる構造です。
-
この牛車、好きです。
-
北周時代(6世紀)の観音菩薩の石造彫刻。1996年、長安遺跡で出土したもの。彩色と金箔の痕跡が残っています。
-
五胡十六国時代(304~439年)の彩色を施した女性の坐像(陶製俑)。
-
生活文化を反映した騎馬俑。
-
唐代の長安の街並み。城壁に囲まれていました。赤い丸が有名人が住んでいた所で
-
こちらがそのリストです。
-
カバー写真にもある、屋外にある彫刻のモチーフとなった、この博物館の至宝。
唐代(618~907年)の三彩騰空馬。唐三彩の代表的な馬の陶器。「騰空馬」は、前脚を上げて跳ねるような姿勢の馬を指します。1966年に西安市蓮湖区で出土したもの。馬の四肢はすべて空中にある、その様子を表すために台座が造られています。男性用の胡服をまとい、髪を結い上げて馬上にあるのは宮廷で仕えていた女性とのこと。唐の時代は女性もこのような活動ができる、開放的な社会だったのですね。 -
唐代(618~907年)のこめかみを覆う髪型+傾いた髷(まげ)を持つ女性俑。1988年に西安市新城区で出土したもの。
-
唐代(618~907年)の青い釉薬(藍釉)と点彩(色点を散らす装飾)を施したロバ俑。1956年に河南省洛陽で出土したもの。
-
漢代(202BC~220年AD)のフタコブラクダの陶俑。1982年に西安市碑林区で出土したもの。
-
北周時代(556~581年)の粟特(ソグド)人貴族「史君(しくん)」の墓から出土した「史君墓石槨(石堂)」です。
-
西漢(前206~8年)の「彩色陶製・跪坐俑」 。2007年に西安市未央区で出土したもの。兵馬俑のような軍事俑の伝統を引き継ぎつつ、より生活的・儀礼的な人物俑が増えた時期だそうです。
-
西漢(前206~8年)の彩色歩兵俑。2003年に西安市灞橋区の呂后(劉邦の皇后)の墓の陪葬坑から出土したものです。
-
唐代(618~907年)の「鎮墓獣(ちんぼじゅう)」(墓を守るための守護獣俑)。1988年に西安市新城区で出土したもの。
-
唐代(618~907年)の「彩絵貼金天王俑」(金箔を貼った天王像(守護神俑))。2002年に長安区で出土したもの。
-
北魏(368~534年)の「彩絵獣面鎮墓獣」 。漢代の伝統+鮮卑文化+仏教の影響が混ざって唐代の鎮墓獣よりも古く、より素朴で象徴的な守護獣になっています。1998年に長安区で出土したもの。
-
北周(557~581年)の「彩絵面鎮墓獣」 。北周は、北魏 → 東魏・西魏 → 北周 → 隋 → 唐という流れで続く北朝の一部。
鮮卑系の文化と仏教がさらに融合し、鎮墓獣の造形が より抽象的・象徴的・宗教的 になります。 -
漢代(前202~220年)の「陶翼獣」(彩絵陶翼獣)です。1979年に西安市蓮湖区で出土したもの。
-
漢代(前202~220年)の「彩絵鎮墓獣」です。翼馬は「天界と地上をつなぐ霊的な守護者」 として墓に置かれたそうです。1992年に西安市灞橋区で出土したもの。
-
明代(1368~1644年)の「彩絵騎馬俑」 。唐代の俑は立体的で写実的でしたが、
明代は より形式的・記号的 になっています。 -
金代(1115年~1234年)の官印(青銅印)です。文字の線を幾重にも折り畳むようにして配置する「九畳篆(きゅうじょうてん)」と呼ばれる特殊な篆書体が用いられています。
左:「総帥府印」銅印:1996年に西安市の鐘鼓楼広場から出土した青銅製の官印です。
右:「?田所奏差官宇字印」銅印:1983年に西安市文物商店から移交された文字の刻まれた官印です。 -
明代(1368~1644年)の「五子登科」帯臥牛座銅鏡(伏せた牛の台座付き銅鏡)です。
-
清代(1636~1912年)の象牙で作られた筆立て(筆筒)です。
これだけのコレクションを見て無料は素晴らしい。でも、中国の人口は日本や、ましてやオーストラリアとは桁違い、チケット争奪戦になるのは当然ですね。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2026年 西安訪問記
-
前の旅行記
2026年 西安訪問記(5)プライベートツアーで巡る西安 明代の西安城壁
2026/03/29~
西安
-
次の旅行記
2026年 西安訪問記(7) プライベートツアーで巡る西安 陝西歴史博物館と名物料理で昼食を
2026/03/30~
西安
-
2026年 西安訪問記(1)大阪から西安へ
2026/03/28~
西安
-
2026年 西安訪問記(2)プライベートツアーで巡る西安 兵馬俑博物館へ
2026/03/29~
西安
-
2026年 西安訪問記(3)プライベートツアーで巡る西安 秦の始皇帝陵へ
2026/03/29~
西安
-
2026年 西安訪問記(4)プライベートツアーで巡る西安 中国史を彩る温泉保養地・華清宮
2026/03/29~
西安
-
2026年 西安訪問記(5)プライベートツアーで巡る西安 明代の西安城壁
2026/03/29~
西安
-
2026年 西安訪問記(6) プライベートツアーで巡る西安 西安博物院
2026/03/30~
西安
-
2026年 西安訪問記(7) プライベートツアーで巡る西安 陝西歴史博物館と名物料理で昼食を
2026/03/30~
西安
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
西安(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2026年 西安訪問記
0
54