2026/03/29 - 2026/03/29
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kirinbxxさん
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兵馬俑は、中国最初の皇帝である「秦の始皇帝」のための副葬品であると考えられています。当然、近くにはその本人の陵もあるので、次はそちらへ。
とはいっても、実は始皇帝陵の墳墓はこれまで一度も発掘を認められた事がありませんので、当然見学はできません。しかし周辺には多くの陪坑があり、そこから発掘された品々や、考古学的調査の結果を展示した博物館があります。
また周辺は公園としての整備もされていました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3つの展示館を見学して外へ。
園区内にはいろんな食べ物を売っている屋台がありました。伝統的な焼き菓子である「酥(スー)」を実演販売している店や、西安名物の麺類や羊肉料理の食堂も。 -
兵馬俑博物館の出口からシャトルバス乗り場までは、土産物屋などが並ぶ商業街になっていました。『霊境・探秘秦始皇陵(灵境・探秘秦始皇陵)』というXR(クロスリアリティ)体験施設(右上)もありました。どうも、自分が「将軍俑」になって、案内役の兵馬俑NPCと一緒にバーチャル見学をする、というものらしいです。
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麗山園(秦始皇帝陵遺址公園)にやってきました。メインエントランス前には、半円形の花壇が整備されていました。
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秦の始皇帝の巨大な陵墓を中心とした遺跡公園ということで、当然ながら広大。中央上寄りにある濃い緑の部分が、始皇帝の墳丘です。ただし、まだ発掘調査には手がつけられていません。貴重な古代中国の文化財を劣化させずに回収、保存できる目途がつかない上、「史記」に記述されている「水銀の川や海」が実在する可能性が高いためです。建設当時は118mの高さがあったそうですが、現在は47m、広さは2万平米。
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こちらは園内のロープウェイ、エレベーター、遊具などの配置と安全リスクについての説明板のようです。観光客向けというよりは、スタッフ向け?
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兵馬俑博物館から麗山園へはシャトルバスの利用が便利です。
30台以上用意されていますし、入場券提示で無料乗車できます。 -
生け垣も綺麗に整備されていました。
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「K9901陪葬坑」(通称:百戯俑坑)の展示館にやってきました。1999年、始皇帝陵の東南部で最初に発見された「陪葬坑」で発見された遺物を展示していました。
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実際の発掘調査の現場がそのまま保存されていて、その周囲が展示エリアになっていました。
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中国の多くの博物館もそうですが、ここでもマルチメディア展示が活用されていました。
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最初に見た兵馬俑展示館とは違い、ここから出土したのは兵士や軍馬ではなく、上半身が裸の陶俑でした。これらが「百戯俑」です。百戯というのは「雑技」で幅広い技芸、とりわけ肉体的技量をつかった見世物や、相撲など肉体で戦う競技のことだそうで、それらを演じていた人達を模した物です。
おそらくは、生前これらを楽しんでいた始皇帝が死後の世界でも退屈しないように、埋められたのでしょう。 -
この建物の中には、飲み物の自動販売機がある物販エリアもありました。
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バスは「百戯俑坑(K9901)」、「文官俑坑(K0006)」、新しく移転した「秦陵銅車馬博物館」、「始皇帝陵の封土」などを結んで巡回しています。
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秦始皇帝陵銅車馬博物館へやってきました。
これは、2021年に新しく建設された地下形式の博物館です。 -
もとは秦始皇兵馬俑博物館に展示されていた2台の馬車とその関連遺物を展示するために作られたそうです。
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まずは発掘当時の写真から。
1980年、始皇帝陵の西側約20メートルの地下から、実物の約2分の1の大きさで作られた精巧な青銅製の馬車2輌(1号車・2号車)が発見されました。4頭の馬が並んでおり、戦車(馬車)を牽引していた状態がよく判ります。 -
地下の重みや歳月によって激しく押し潰され、バラバラに破砕した状態の馬車と御者の俑です。
御者は正座の姿勢で手綱を握っており、その後ろにあるのが始皇帝が座乗する輿の部分、四方を囲まれ丸みを帯びた屋根があります。「安車」と呼ばれる寝台付きの馬車です。 -
こちらが実物。
1台あたり3000個以上のパーツを用いて精密に再現されていて、同時代の世界最高峰の。当時の世界最高峰の鋳造・冶金・塗装技術が凝縮されていることから、「青銅の王冠」とも称されているそうです。
2200年前に製造されたこの青銅製の馬車の模型を修復するのに要した年月は8年! -
上の写真とこの写真はそのうち1号車と呼ばれているもの。隊列の前方(先導車)に配置されていたため、先に発見されたので1号と名付けられました。つまりこれは、始皇帝の巡幸の際、本隊を先導して警備・偵察を行う「先導車」としての役割を持っていたと考えられています。傘のような大きな日よけ、御者は1人で立っています。
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こちらは後方に配置されていた2号車、密閉された、しかし窓と扉がついた客室を備えたもので、始皇帝のための座席と寝台を備えたものと考えられています。
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30本のスポークが均等に配置された車輪は、この時代の中国青銅鋳造技術が世界最高水準であったことを示しています。同時代に作られた青銅器にこれほどの精巧なものはありません。
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このような細かなフリンジや編み込みなどの装飾品も展示されていました。
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細かな部品なども復元して展示されていました。
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秦代の「馳道」と「直道」および当時の行政区画である「郡」を示した歴史地図の展示です。
始皇帝はこれらの道路を通り、生涯に計5回の全国巡幸を行いました。そしてその巡行中に没し、遺体は北側のオレンジの直道を通って首都咸陽へ戻ったそうです。 -
0006陪葬坑の展示館にも入館しました。2000年に秦始皇陵周辺で発見された6番目の坑、ということですね。通称は「「文官俑(ぶんかんよう)」で、その名の通りここから発掘されたのは、「兵馬」ではなく、文官たちでした。
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深さ約6.5メートル、東西方向の長さ約47メートル、南北方向の幅が約3~12メートルで、面積は約144平方メートルあります。
計12体の人形(御者4体、文官8体)と、奥の部屋から計24匹分の馬の骨が発掘されました。兵馬俑のあったあたりは、秦が滅亡する過程で楚の項羽の軍勢などによって放火されましたが、ここはそういうことがなかったようで、状態は良かったようです。 -
そのため、この4体のように位置関係や様子がはっきり判ります。
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実はK0006号埋葬坑の性質については、学者たちの間で多くの異なる見解が飛び交い、激しい議論が交わされていて、刑務所と司法を管轄する裁判所の事務所だったと考える学者もいれば、「厩舎」あるいは「馬車と馬を旅のために準備する場所」だったと考える学者もいます。
広大な敷地内にはまだまだ多くの隠された坑があるそうですから、今後の発掘と、科学的な調査が進むのが楽しみです。 -
これらの展示館の外は、世界遺産、という観光名所に相応しく綺麗に整備されていました。記念碑の前にはきれいな花壇も。
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そしてその先に見える「丘」が、秦の始皇帝の墳丘です。
墳丘の大きさは東西350m、南北345m、高さ76m。往時には、墳丘を周囲6.2kmの外城壁と、3.9kmにもおよぶ内城壁で囲み、総面積は約12万平米にも及びました。一時は階段まで整備されて墳丘の上に登ることもできたそうですが、さすがに今は禁止されています。さすがに、始皇帝の墳丘、という人工建造物の屋根にあたる部分を観光客を歩かせるわけにはいかないでしょう。おまけにその地下には大量の水銀が存在しているのですから。 -
気づくと時間はとうに1時を過ぎていました。ここらで昼食をとりましょう。
ツアーの見積もりを取るときに、西安名物の麺料理(特にビャンビャン麺)を食べたいということは伝えてありました。
案内されたのは関中老碗というお店でした。「老碗」とは、陝西省の関中平原地域で古くから使われている、“顔盆(洗面器)ほどもある”と言われるほど巨大な磁器の丼のこと。陝西省の人々は麺が大好きで特に大きな器で食べるのを好むとか。 -
こちらは、場所柄外国人観光客も沢山訪れる、比較的大型の店舗でした。そのため店内はわりときれいでした。
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カラー写真つきの判りやすいメニューがありました。これなら個人で来ても大丈夫ですね。「特色面食」というのがこの地方の名物麺ですが、葱油餅や蒸し餃子のような点心など、お馴染みの料理もいろいろありました。
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タンクに入っているお茶は、「涇渭茯茶(ジンウェイ フーチャー)」という、西安(陝西省)を代表する「黒茶(発酵茶)」です。お茶を飲みたい人は、セルフサービスでポットに注いで席にもっていけるようでした。
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まぁ、我が家にはこっちの方が良いのです。
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ビャンビャン麺は、日本ではその漢字も含めて有名、かつ人気。そして店の一押しもやはりそうなのでしょう。壁に大きな写真が貼ってありました。
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天中傘拌(天中の時期に食べる、傘のように丸く盛った和え物)という凝った名前がついていますが、涼拌豆芽のような和え物も一緒に注文してくれました。
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ビャンビャン麺は肉味噌のようなタレに、茹で野菜が少し、刻み葱は多めでした。
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生まれて初めて食べるビャンビャン麺。
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こちらもぜひ、とガイドさんお勧めの菠菜面、ほうれん草練り込み麺です。肉味噌、大豆もやしなどの具とこれもたっぷりの葱、ニンニクなどが入った麺です。
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こちらの方が腰があって良いかも。
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味もあっさり目でいけてます。
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