2025/09/12 - 2025/09/21
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森 武史 さん
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2025年夏旅はモンゴルとネパールへ。
隣国というわけでもないので、乗り継ぎだらけ。
仁川、デリー、バンコクも寄り道しながら10日間の旅程となりました。
この旅行記はカトマンズ2日目午後の散策の記録です。
パシュパティナート寺院の火葬場を訪れてみました。
<基本情報>
■航空券
・エアインディア 39,100円
09/16 ICN(12:50) = DEL(16:50)
09/17 DEL(11:00) = KTM(13:00)
・タイ国際航空 52,300円
09/20 KTM(13:30) = BKK(18:15)
09/21 BKK(00:50) = FUK(08:00)
■宿泊
・Hotel Nepalaya /カトマンズ
3泊朝食付き 7,340円
■為替レート
・1NPR=1.07円(両替所)
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カトマンズ2日目、午後の散策開始。
バイクでパシュパティナート寺院へと向かいます。
出発時は晴れていたのだが、途中で大雨に。
バイクにはレインコートが常備されているようで、バイク乗りは皆さん慣れた様子でレインコートを羽織ります。
そしてこのレインコート、面白いことに2人用。二人羽織のようにドライバーと一緒に羽織って移動。 -
スコールの中、少々濡れながらパシュパティナート寺院の入口に到着。
雨が強く、ゲートの屋根の下でしばし雨宿り・・・ -
20分後、、、
雨が弱まってきたので、寺院へ向かうことに。
参道を歩いて行向かう。 -
参道には土産物屋さんが並びます。
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ルドラクシャ(菩提樹の実の数珠)や神具が売られていました。
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参道を歩くこと10分・・・
ネパール様式の寺院が見えて来た。
赤レンガの基壇に白いドームと金色の頂部を持つのが特徴。 -
寺院群の入口で入場チケットを購入。
外国人観光客用の入場チケットです。
1000NPR(=1010円)
ローカルの人は無料らしい。 -
チケットを購入すると、すぐさま勝手にガイドが説明を始める・・・
ひとしきりガイドがしゃべった後に「ガイドのオプションはどうだ?」と。
特にガイドは必要ないので、お断りして中へ・・・。
町では見かけない牛さんも寺院の中をウロウロ。 -
こちらの寺院はいわゆる火葬場。
バクマティ川沿いに火葬台が並んでいます。
インドのバラナシみたいな場所だが、こちらのほうが観光地化している感じ・・・。 -
川の対岸から火葬場を眺めてみる。
https://youtu.be/hr_T82ia6gs -
川沿いに並ぶ複数の台座で、同時に火葬が行われています。
煙が充満している・・・。 -
こちらは火葬の準備中かな。
火葬台が黄色の花で飾られています。 -
一方、こちらは火葬が終わった直後。
川の水で台座を洗い流して終了。
熱くなった台座からは水蒸気が上がる。 -
しばらく火葬場を眺めていると、上流にある寺院本殿の方から遺体が竹の担架に乗せられて運ばれてきました。
オレンジ色や白の布に包まれています。 -
遺体が薪の上に安置され、儀式の準備が進められます。
https://youtu.be/aLIN8O_PL2c -
このような火葬が同時進行的に行われる。
雨の中で火葬が行われるのか疑問だったが、ちゃんと屋根があるようで。
https://youtu.be/5o-5rQMJbv8 -
完全に火葬が終わるまで2~3時間ほどかかるようです。
火葬台の周りには親族や関係者が集まります。
息子さんは頭を坊主にするのが習わしのようで。 -
人間の死と直面する火葬場だけど、地元の人たちにとってはただの川沿いの通り道。
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子供たちの通学路になっていたりする。
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河岸では「シュラッダ(Shraddha)」という儀式も行われていた。
日本語で言うところの「先祖供養」のようなものらしい。
ネパールの伝統的な帽子を被った男性が、ヒンドゥー教の司祭のようです。 -
さて、寺院内を散策してみます。
道が丘の頂上へと続いていて、道には石造りの祠が並んでいる。 -
シヴァリンガム(シヴァ神の象徴である円筒形の石)に花を供えている女の子。
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川の上流のほうへやって来た。
対岸から火葬の様子を眺める地元の人たち。
ここにも白い祠が並びます。 -
それぞれの祠にはキルティムカ(栄光の顔)という彫刻が。
あらゆる悪や災厄を食べる魔除けのシンボルです。 -
口から真珠や花綱を吐き出しているようなデザインが特徴的。
そして、祠の中にはシヴァリンガム祀られている。 -
赤いティカ(粉)が塗られています。
宇宙の創造と破壊、再生のエネルギーを象徴する最も重要なご神体。 -
至る所に細かい彫刻が施されている。
カトマンズ盆地の先住民族であるネワール族は優れた工芸技術を持っていて、寺院の石彫りや木彫りにその伝統技術がいかんなく発揮されています。 -
祠の脇にはシヴァ神の乗り物である牡牛「ナンディ」。
シヴァ神(本堂やリンガ)の方を向いて座ってます。 -
祠があるエリアからは火葬台を見下ろすことができる。
https://youtu.be/0g5r83qc7JA -
本堂に近い上流の火葬台は身分の高い人やお金持ちが利用する火葬台だそうです。
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橋の上から火葬台を眺めてみる。
地元の見物人も多く集まっていた。 -
まもなく火葬を終えようとしているところ。
https://youtu.be/DR7KoI1DaO0 -
最終的に残留物は全て川へと流します。
https://youtu.be/97kRQJcqeos -
火葬が終わったようなので、少しお邪魔してみた。
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対岸からは多くの人が火葬台を眺めています。
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近くには本殿の入口が。
本殿は関係者しか入ることができません。 -
バスマティ川にかかる橋から下流方向を。
右側に見えるのが「バスメシュワル・ガート」と呼ばれる一般庶民用の火葬場エリア。 -
火葬が始まると煙が川面を覆います。
遺体を焼く煙に触れることさえも、聖なる功徳の一部と考えられています。 -
最後にバスメシュワル・ガートを間近で見させて貰った。
https://youtu.be/x33LlfoZqG0 -
辺りは煙で充満しているのだが、変な匂いはせず、ただ薪が燃える匂い。
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火葬場の隅には儀式を終えたあとのゴミが山積みに。
儀式以外のゴミも混ざっている気がするが・・・。 -
さて、これでパシュパティナートの見学は終了。
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参道を戻って、ゲートへと向かいます。
途中、火葬を終えた遺族たちともすれ違う。 -
牛さんはどこへ向かうのやら・・・。
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車道に面するゲートまで戻ってきました。
ここでバイクを呼んで、宿方面へ。 -
宿のあるタメル地区まで戻ってきました。
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手持ちのキャッシュが乏しくなってきたので、ATMでお金を下ろそうと。
これがトラブルの始まりに・・・。 -
こちらのATMにキャッシュカードを入れたところ、そのまま飲み込まれて出てこなくなり・・・。
壁に貼られた電話番号に電話するも、事情を説明するのが精いっぱい・・・。 -
遠隔でATMの再起動がかかる。
・・・って、このご時世にまだWindows7って。。
結局、再起動してもカードは戻らず。
さらに運悪く翌日が祝日で銀行が営業しておらず、取り出しは明後日になるとのこと。明後日は帰国するので間に合わない。
最終的にキャッシュカードは諦めることに・・・。
妻に連絡して、カードは止めて貰いました。
新しいカードは1000円で発行できたので被害は最小だったのだが、むやみにATMに突っ込んじゃダメだね・・・ -
このトラブルでどっと疲れが出たが、気を取り直して夕食に。
本日は超ローカルなモモの食堂へ。 -
かなり小さな店舗だが、次から次へ地元の人がやって来る。
1階の調理場で受け取って、2階がイートインスペースになっている模様。 -
1階の調理場はこれだけ。
スタッフ一人でモモや揚げものを提供している。 -
・モモ 115NPR(=120円)
激安だけど、滞在中に食べたモモの中ではこれが一番だった。
人気店なのも頷ける・・・。 -
別のエリアで露店をハシゴ。
串焼き屋さんがあったので、バッファロー(水牛)と砂ズリの串を注文。 -
・バッファロー 60NPR(=65円)
・砂ズリ 120NPR(=130円)
この値段、ボラれてる・・・?
砂ズリ1本がさっきのモモより高いって・・・。 -
まぁ、屋台の雰囲気を楽しめたから、良しとします。
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後は部屋に戻って、部屋飲みタイム。
昼の間に買い込んでおいた品々で。 -
ビールは215NPR(=230円)
ネパールの物価にしてはかなり高いが、正規の価格。
ネパールの酒飲みはタイヘンだ・・・。 -
こちらは昼間に購入したバッファロー(水牛)の干し肉。
かなり塩味が強いのだが、味自体は良い。
ビールが進む味。 -
ネパールのラムはラム・コークにして。
ラム自体は少しクセのある香りだが、美味しかった。
こうしてネパール2日目の夜は終了。
明日も市内を観光してみます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- wakabunさん 2025/12/20 22:13:56
- キャッシュカード
- 森武史さん、先日はどうもでした。
キャッシュカードのみこまれ事件、私もネパールでやられました。幸い数時間で取り返すことができましたが、焦りますよね。ネパール多いのかな、こういうこと。
ネパール再訪したいですが、ビザが躊躇する要因ですね。
Wakabun
- 森 武史 さん からの返信 2025/12/21 16:33:31
- Re: キャッシュカード
- 全く同じトラブルとは、、、ネパールあるあるなんですかね・・・
やはり雰囲気が怪しいATMはリスクありますね。
ビザが無ければインドより行きたい国ではあるのですが、ふらっと行ける国では無いですね。。
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