【2025年海外】モンゴル＆ネパール2ヶ国旅（乗り継ぎで仁川、デリー、バンコクも）#11 ～2日目午前の街歩き～

2025/09/12 - 2025/09/21

2025年夏旅はモンゴルとネパールへ。
隣国というわけでもないので、乗り継ぎだらけ。
仁川、デリー、バンコクも寄り道しながら10日間の旅程となりました。

この旅行記はカトマンズ2日目午前の散策の記録です。
主要な観光スポットであるスワヤンブナート寺院やダルバール広場を巡ってみました。

＜旅程＞
・ホテル ネパラヤ出発
・Swayambhu Mahachaitya（スワヤンブナート）
・ダーラハラ
・Singhdurbar（望遠）
・ダルバール広場
・Newa MoMo Restaurant（昼食）

＜基本情報＞

■航空券
・エアインディア　39,100円
　09/16 ICN(12:50) = DEL(16:50)
　09/17 DEL(11:00) = KTM(13:00)

・タイ国際航空　52,300円
　09/20 KTM(13:30) = BKK(18:15)
　09/21 BKK(00:50) = FUK(08:00)


■宿泊
・Hotel Nepalaya　／カトマンズ
　3泊朝食付き　7,340円


■為替レート
・１NPR＝1.07円（両替所）

エリア カトマンズ(ネパール)

カトマンズ2日目
泊っている宿はデフォルトで朝食付き。
屋上の朝食会場へ。

安宿なので朝食自体はシンプル。
でも活動するには十分なメニューです。
豆のカレーなど。

揚げパン。帯状に切ったものを揚げているっぽい。
ローカルな食べ物とのことだったけど、名前が分からず。

屋上はテラス席もあり。
この日は朝から曇っていて、どんよりした雰囲気だったけど。

朝食プレートです。
ゆで卵、揚げパン、温野菜、豆のスープにコーヒー。

こちらは昨夜露店で購入したチェリモア。
2個で100NPR（＝110円）
おまけで貰ったアムラというフルーツも。

チェリモヤは通称「釈迦頭」。
お釈迦様の頭に似ていることから。

味はねっとり甘くて、めちゃくちゃ美味い。
もっと買っておけば良かった。

おまけで貰ったアムラは栄養価満点のスーパーフルーツらしいのだが、苦くて食べられず・・・。

食後は最上階のテラス席も見物。
少し雨も降っていて、誰もおらず・・・。

https://youtu.be/trt_kQo1Vqk

9月はまだ雨期の終わりです。

屋上からは密集したカトマンズの街並みが一望できました。

お隣さんの屋上も丸見え。
建物が密集していて、独特の景観を創っています。

さて、本日は本格的なカトマンズ観光へ。
手始めに宿周辺を少し散策してみます。

宿のあるタメル地区は安宿やと登山用品店がたくさんある場所。
登山用品と言っても、プロ仕様では無いモノと思われる。
ノースフェイスのパンツが800NPR（＝820円）って・・・。

キャッシュも調達しておこう。
ATMがスポットがあったのでキャッシングを試みたが、、、

手数料を取られるみたいなので、パス。
手数料660NPR（＝700円）とは、なかなか・・・。

結局、町の両替屋さんで両替した。
2000円を両替したのだが、渡されたお金は100ルピー札が1枚足りない・・・
ホント、油断ならない・・・

とりあえずキャッシュも調達出来たところで、観光開始。
ここで初めて配車アプリ「pathao」を利用。
使い勝手はUberやGrabとほぼ一緒。今回のカトマンズ観光はすべてこのアプリで移動した。

バイクをリクエストすると数分で到着。
ノーヘルで後部座席に乗って出発です。

https://youtu.be/Z1nzogcc2z8

最初の目的地に到着。

10分ほどの移動で100円ほど。
お支払いはドライバーさんに現金でお支払い。
カード決済できないのが惜しいところだが、非常に便利です。

やって来たのはスワヤンブナート。
カトマンズ最古の仏教寺院。
寺院自体は丘の上にあるので、ここはまだ麓。

近くには大きなマニ車もあった。
側面には真言がびっしりと刻まれています。

頂上へ向かう階段の入口には色鮮やかな2体の大きな仏像。

https://youtu.be/gKO5T7NFCBM

この寺院は通称「モンキー・テンプル」と呼ばれるほどサルが多い。
ベンチを占領してます。。

犬も多いようで・・・。
階段は犬の寝床になっていた・・・

カラフルな祈祷旗「タルチョー」がはためく参道の階段。
この約400段の階段を上ることで、功徳が積めると言われています。

「タルチョー」
一枚一枚に仏様の絵と経文がびっしりと印刷されており、風になびくことで仏の教えが広まると信じられています

道中にはヒンドゥー教の学問の神様、ガネーシャ像も。
仏教寺院の中に自然にヒンドゥーの神が祀られているのが、ネパールの宗教の面白いところ。

仏塔と、その周りを彩るタルチョー。

400段の階段はなかなかキツイ・・・

https://youtu.be/UFBocYxJL5g

頭上を埋め尽くすタルチョー。

頂上近くにチケット売り場あり。
外国人は入場料が必要で200NPR（＝210円）。

チケットの写真と同じ、黄金のストゥーパが目の前に迫ってきました。

ようやく、丘の上に到着。
この巨大なストゥーパ（仏塔）は、カトマンズ盆地が湖だった頃、この丘に咲いたという伝説の蓮から生まれたとされています。

ストゥーパの周りに設置されたマニ車。
参拝者はこれを時計回りに回しながら、祈りを捧げます。

https://youtu.be/rLvmtjW-jvQ

ネワール様式の美しい寺院。
広場には多くの人々が集まっている。

https://youtu.be/4zldJMj7xwk

僧院の中へ。
僧侶の方々が読経の儀式を行っていました。

https://youtu.be/iLtNZadRoyY

小さな石造りの仏塔（チャイティヤ）が林立する広場。

ここはサルの遊び場になっていました。
この寺院のサルは神聖な生き物とされています。

https://youtu.be/xp7htcBXqzI

仏塔に彫られた仏像。
非常に細かく彫られた仏像が何体もあり、圧巻です・・・

境内のお土産屋さん。
道中に見たカラフルなタルチョーも売られていた。

丘からはカトマンズの街を一望できる。
この丘は、1979年に世界遺産「カトマンズの渓谷」の一部として登録されました。

おサルさんも街を眺めていた。

赤ちゃんを抱いた母猿も。
地元の方がエサを与えていました。

カトマンズ盆地のパノラマビュー。

https://youtu.be/3B1tDyeuuso

最後にもう1度ストゥーパを。
青空も出てきて、風に揺れるタルチョーが鮮やかです。

ストゥーパの上部、「ブッダアイ」のクローズアップ。
四方を見渡すこの目は、仏陀が世界の隅々まで見守っていることを象徴しています。

寺院をあとにします。
帰りは下りなので楽ちん・・・

さて、次の場所へ。
再びpathoでバイクを依頼。
15分ほど移動します。

https://youtu.be/ZTDiTUsC5fo

続いてやって来たのは「ダーラハラ」という白い円筒形の塔。
現在の塔は2015年の大地震後に再建されたものだそうで。
初代は1832年に建てられたとのことで、180年ほどこの地にあったということに。

塔は展望台になっているのだが、この日はちょうど修繕工事中で中には入れず。

ダーラハラ周辺を歩いてみる。
少し歩いた先にあるのが、、、

ネパール政府の中枢「シンハ・ダルバール」。
かつては権勢を誇ったラナ家の宰相の邸宅で、現在は首相官邸にもなっている。

近くまで行こうと思ったが、思ったより遠かったので望遠で。
ネパールではほんの1週間ほど前に大規模なデモと暴動が起きたばかり。
このシンハ・ダルバールも放火などの大規模な暴動が起きた場所です。

訪れたときは暴動も落ち着いていたけど、ちょっとタイミングがずれていたら入国すら出来ないところだった。
空港も数日間閉鎖されたりしていたので。。

再びダーラハラ・タワーへ。
周辺の広場も賑わっていて、憩いの場所という感じ。
地震からの復興のシンボルとして、多くのネパール国民に愛されているそうです。

https://youtu.be/u-m1_ngbs_g

ダーラハラ・タワーから徒歩でダルバール広場まで向かってみます。
途中は商店が密集するエリア。
バイクも人も凄かった。

この辺りは特に靴屋さんが多いエリアでした。
日本で言う上野みたいな感じか・・・。

靴屋に溶け込んで、昔ながらの野菜売り場も。

ネパールの干し肉「スクティ」も。
水牛の肉を乾燥させたもので、おつまみや料理に使われます。

そのまま食べられる小分けのパックが売っていたので、購入。
100gで290NPR（＝310円）
夜のお酒のおつまみに。

ダルバール広場へ続く通り。奥には寺院が見えて来た。
ここはかつてマッラ王朝の王宮が置かれた場所で、街全体が博物館のようです。

古い建物の軒先。
複雑に組まれた昔ながらの梁とむき出しの電線がアンマッチで面白い。

こちらも現代と古代の組み合わせ。

飲料配達のトラック。
荷台には大量の瓶ジュースが積まれています。

ダルバール広場周辺。
伝統的な「ネワール建築」の建物が並ぶ。

これは豆腐？
見た目は日本の豆腐とほぼ同じ。

Kasthamandap（カスタマンダップ）という古い建物に到着。
6世紀～7世紀ごろの建造らしい。
歴史的に非常に重要な木造建築で「カトマンズ」の地名の由来にもなったとされている。

2015年ネパール地震で全壊したが、2021年～2022年にかけて再建が完了。
現在は、元の姿に近い形に戻っているようです。

この建物からはクマリの館も見える。
生き神「クマリ（Kumari）」が住む伝統的な宮殿です。
年に数回一般の前にも姿を現す。

視線を移すとシヴァ寺院などが建つダルバール広場。

広場から見た寺院群。
赤レンガのパゴダと、白いシカラ様式の寺院のコントラストが青空に映えます。

シヴァ寺院
ダルバール広場には複数の「シヴァ寺院」があるようだが、こちらは広場の中心的な存在。
この寺院も2015年のネパール大地震で大きな被害を受けたが、現在は復興してこの姿に。

シヴァ寺院の2階から広場を眺める。
正面に見えているのがシヴァ・パールヴァティー寺院。

人々の憩いの場所になっています。
犬も昼寝中・・・

広場にはかつての「寺院跡」も。
地震で無くなってしまった建物も多い。

続いて広場を歩いてみます。
こちらはカトマンズの旧王宮の建物。壁や窓、軒下など、至る所に施された木彫りの装飾は、ネワール職人の最高傑作と言われている。

世界遺産ダルバール広場を歩く人々。
歩く人々の衣服がカラフルで映える。

大小様々なヒンズー寺院があり、それぞれに細かい彫刻が施されている。

寺院の窓を飾る木彫りのアーチ。
非常に繊細な装飾です。

こちらは人魚？？
風雨にさらされて劣化も見られるが、どれも芸術的な彫刻です。

寺院の梁にびっしりと施された彫刻。

神々が彫られたレリーフ。

寺院の軒下を支える柱の彫刻。
ネワール彫刻の素晴らしさを間近で見ることができます。

とある祠の前では整列する兵士たちが。
先日のデモの犠牲者を追悼するものだと思われる。

さて、午前の散策はここまで。
ダルバール広場から徒歩でいったん宿の方面へ。

宿の近くにある「Newa MoMo Restaurant」でランチに。

店内にもタルチョーが飾られていて、チベット・ネパールらしい雰囲気を醸し出しています。

こちらはモモ専門店。
野菜、バフ（水牛）、チキンなど種類が豊富で、値段もお手頃。

バッファロー（水牛）のモモを注文。
水牛なんて日本じゃ食べることないけど、ネパールではかなりポピュラーな食材。

モモ10個で250NPR（＝270円）
10個も食べればお腹いっぱいに・・・。

ピーナツソースも美味しいのだが、手持ちの醤油でも。
ネパール人に怒られるかもしれないが、醤油がめっちゃ合います。

食後は近くの商店で夜用のビールを購入して、宿でほんの少し休憩。
この後は、午後の散策へと続きます。