街歩きのヒント1️⃣ ベルリン編

2025/06/08 - 2025/06/11

　世界一周中にシドニーで出会ったとってもすてきな日本人の方が今月後半にベルリン、ドレスデン、プラハ、ウィーン、プダペストを周遊されるとお聞きしました。ヨーロッパを周遊されるのは初めてだそうで、何かヒントになることを教えて欲しいと言うことです。
　2泊ずつされるそうです。都市間移動を考慮すると、実質一都市1.5日といったところでしょうか。どこもとてもすてきな場所です。わたしの経験をもとに街歩きのコースを考えてみました。見どころを押さえて各都市で効率よく街歩きをされる時の参考にしていただければ嬉しいです。
　今回はベルリン編です。なお、この旅行記は下記URLに掲載させていただいています拙稿「6/13更新完了　第1章第8幕　再びのドイツ編（世界一周　中盤　欧州と北米12か国巡る7週間）」を再構成したものです。あらかじめご了承願います。
https://4travel.jp/travelogue/11984018

エリア ベルリン(ドイツ)

　午後8時過ぎにベルリン中央駅に到着しました。

　乗ってきた列車はこちら。

　ホームからコンコースに移動します。

　エスカレーターを使って上階に移動します。

　大きな駅です。

　すごくスタイリッシュな駅です。

　外観もカッコいい。初日は駅のすぐ近くのホテルに一泊。駅の周囲の一部エリアは雰囲気があまり良くない感じ。警戒心を一段アップ。

　2日目からは、シュプレー川にかかるヴァイデンダンマー橋のすぐ近くのこちらのホテルに移動。ここを拠点にしてベルリン街歩きを楽しみます。

ホテル ノイアー フリッツ ホテル

　ヴァイデンダンマー橋からの眺め。

　午後3時。フリードリヒシュトラーセ駅に向かいます。所要時間4、5分。便利。

　フリードリヒシュトラーセ駅構内。フードコートやコンビニもあります。中央駅から南東に一駅です。

　Sバーンに乗って動物園駅に。Sバーンの3、5、7、9のほかRE1の路線も動物園駅に行きます。

　動物園駅。ここでバスに乗り換えます。

　案内表示は大きくて分かりやすい。

　ドイツ語のausgangはたしか「出口」ですよね。学生時代に第二外国語でドイツ語を選択。今になって役に立つとは…。あっ、その下に英語表記やフランス語表記もありますね。

　M45のバスでシャルロッテンブルク宮殿に向かいます。

　到着しました。バス停から徒歩30秒。便利。

シャルロッテンブルク宮殿 城・宮殿

　入り口は建物の右奥。

　庭園側からの宮殿全景。宮殿の裏手の庭園は入場無料。

　わたしが訪れた6月上旬は暑くもなく寒くもなくで、のんびり散歩していたら庭園だけでも1時間があっと言う間に感じました。

　

　冬だとかなり寒いだろうからダウンやカイロは必須でしょう。噴水も凍るかな？

　夏のこの時期、夜10時まで明るいのに宮殿への入場は午後5時まで。閉場は5時半。

　庭園でゆっくりしすぎて、内部を見る時間がなくなってしまいました。でも、十分に満足。

　帰りは気ままにのんびり歩いてみることに。途中のリチャードワーグナー駅すぐそばに何だか風情のある建物がありました。教会かと思い中に入ろうとさしたら、閉まっています。あとで調べたらこのエリアの福祉事務所の建物でした。

　シャルロッテンブルク駅から動物園駅までは一駅。

　動物園駅から徒歩7、8分のヴィルフェルム皇帝記念教会。

ヴィルヘルム皇帝記念教会 寺院・教会

　大戦時の空襲で時計台の尖塔のてっぺんが一部ぶっ飛んだんですって。歴史遺産としてそのまま保存されているそうです。

　教会の入口内部。

　壁面。美しい。

　天井画。見事。

　フリードリヒシュトラーセ駅に戻り、そこからゆっくり歩いて10分足らず。ベルリンの見どころが集まる大通りウンター・デン・リンデンにでました。

　この通りの両側にはとても堂々とした豪華な建物が並びます。東に向かって進むと州立図書館があります。

　中に入ってみましょう。この階段の先にレセプションがあります。わたしは単なる旅行者ですが、短時間の入場許可証を発行して入らせてくれました。

ベルリン州立図書館 ウンターデンリンデン館 文化遺産

　手にとってみましたが、ドイツ語はほぼ理解できません。

　外に出ると、フリードリッヒ大王の立派な騎馬像があります。

　図書館のすぐ先がフンボルト大学。

　通りを挟んで反対側がベーベル広場です。

　この広場には、宮殿や聖ヘドヴィッヒ聖堂、ベルリン王立歌劇場などがあります。

　さらに5、6分進むと川が見えてきます。この川がシュプレー川。川に浮かぶ島は博物館島と呼ばれていて、数々の美術館や歴史博物館などが集まっています。橋の手前からベルリン国立アジア美術館やフンボルトフォーラムなどが見えます。

　シュプレー川を挟んでウンター・デン・リンデン通りと博物館島を結ぶSchlossbrückeという名の橋を渡りましょう。

　ルストガルテン。中央に噴水がある大きな広場。右側がベルリン大聖堂。左側が旧博物館。パノラマ撮影したので左右に並んで見えますが、実際の位置関係は90度。

　ルストガルテンの噴水。

ベルリン大聖堂 寺院・教会

　左前方に見えるひときわ堂々とした建物がベルリン大聖堂です。入場料は10ユーロだったかな。内部もとても荘厳で見応えがあります。必見です。

　大聖堂の丸天井。装飾がとてもゴージャス。

　大聖堂の内部。

　大聖堂の隣が18本の円柱がひときわ目を引くギリシャ神殿みたいな外観の旧博物館です。

　こちらは旧国立美術館の外観。

　フリードリヒ橋の奥に見えるベルリン大聖堂。この角度からも素敵な眺め。

　シュプレー川に架かるフリードリヒ橋。

　川沿いを少し進んで三角州になっている博物館島のとっぺんの方に移動しました。シュプレー川が二股に分かれる位置に架かるモンビュー橋からすぐ前に見えるのはボーデ博物館です。

　モンビュー橋の上にはなんだかちょっと気味の悪い像があります。

　近づくとこんな形の建物。

　ボーデ博物館の内部。

　旧国立美術館の入口。

　ミュージアム島の5か所共通入場券は約3,500円くらいですが、メインとも言うべき人気のペルガモン博物館は現在閉館中でした。わたしは、4時間半ほどかけて旧博物館、ボーデ博物館、新美術館の3か所は中に入って見学しました。いずれも、内部の展示は結構有名なものがたくさんあって見応えがありました。（写真は割愛させていただきます。）日本語は非対応ですがオーディオガイドは無料で貸していただけます。時間がたくさんあればおすすめです。

　島を通り抜け、二股に分かれた向こう側の川に架かるKarl-Liebknecht-Brückeと言う名の橋を渡ると、ベルリンの信号機をモチーフにしたさまざまなグッズを販売しているAMPELMANN Shop am Berliner Domと言う名のお店があります。

　この辺りから先に進むとベルリン時計台やウーラニアー世界時計などがあるのアレクサンダー広場にでます。

　聖マリア教会の尖塔。

　赤の市庁舎。

ベルリン市庁舎 (赤の市庁舎) 史跡・遺跡

　ネプチューンの噴水。

　さてさて、今度はフリードリヒシュトラーセ駅から西の方に進んでみましょう。こちらは、ドイツ連邦共和国の連邦議会議事堂です。

ドイツ連邦議会議事堂 現代・近代建築

　ウンター・デン・リンデン大通りの西の終点がブランデンブルク門。

ブランデンブルク門 建造物

　門に向かって何かを叫んでいるよう。

　林を抜ければポツダム広場の方に行けそう。

　おしゃれなエリアに出ました。あとで調べたらここにレゴランドのディスカバリーセンターがあったんだ。行ってみればよかった。

　ポツダム広場駅に辿り着きました。

　ベルリンの壁の一部が残されています。雨がひどくなってきたので、地下鉄に乗ってホテルに戻りました。ベルリンの主な見どころを回ってみました。これからベルリン街歩きを考えている方の少しでも参考になれば嬉しいです。

　ベルリンは特に週末の夜遅くなると治安が良くないと聞きます。中央駅の周辺などは結構気をつけた方が良さそうです。ただ、日中であれば過度に心配しなくてもまあ大丈夫かな？と言う気はしました。