２０２５年春　６年ぶりのドイツ＆オーストリア【５３】のんびりフランクフルト＜後編＞

2025/05/26 - 2025/05/26

ディーツ、ホーフハイムという2つの町からフランクフルトへ戻って、町を散策中です。
ハウプトヴァッヘやレーマー広場付近を観て、大好きな「屋内市場（Kleinmarkthalle）」へ辿り着きました。
ここへ来たら、絶対に行くでしょう、2階のあの場所に♪

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記の日です。）
　５月１３日（火）　自宅より福岡～羽田～フランクフルトに向けて機内泊
　５月１４日（水）　フランクフルト～ハンブルク～マインツ
　５月１５日（木）　マインツ～エッシュホーフェン～ルンケル
　　　　　　　　　　　　～リンブルク～マインツ
　５月１６日（金）　マインツ～メーアスブルク
　５月１７日（土）　メーアスブルク～シュタイン・アム・ライン
　　　　　　　　　　　　～コンスタンツ～メーアスブルク
　５月１８日（日）　メーアスブルク～フェルトキルヒ～インスブルック
　５月１９日（月）　終日インスブルック
　５月２０日（火）　インスブルック～ザルツブルク
　５月２１日（水）　ザルツブルク～ベルヒテスガーデン～ザルツブルク
　５月２２日（木）　ザルツブルク～ハルシュタット～バート・イシュル
　　　　　　　　　　　　～ザルツブルク
　５月２３日（金）　ザルツブルク～ミュンヘン～エルディング
　　　　　　　　　　　　～ランツベルク・アム・レヒ～ミュンヘン
　５月２４日（土）　終日ミュンヘン
　５月２５日（日）　ミュンヘン～レーゲンスブルク～ヴュルツブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト
☆５月２６日（月）　フランクフルト～ディーツ～ホーフハイム
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト
　５月２７日（火）　フランクフルト～ヘルボルン～ヴェツラー
　　　　　　　　　　　　～クロンベルク～フランクフルト
　５月２８日（水）　フランクフルト～羽田へ向けて機内泊
　５月２９日（木）　羽田～福岡～自宅

エリア フランクフルト(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

フランクフルトの中心部を歩いて「屋内市場クラインマルクトハレ（Kleinmarkthalle）」へやって来ました。
お邪魔しまーす！ここも久しぶりです。

入ってすぐ左手は野菜や果物。
この時もう16:30近くなので、生鮮はかなり売れていった様子ですね。

こちらはハムやソーセージ。美味しそうです。

旬のシュパーゲルは山盛り♪

ここにはたくさんの豆類や粉類や瓶詰め。
ヨーロッパの人は豆をよく食べますよね。

チーズや生ハム♪

このパン屋さん！
以前、帰国日にここに来て、ドイツパンを買って帰りました。

2階へ上がります。
お酒とお魚料理がいただけるお店。賑わっていますね。

ワインやイタリアンのお店は通路に席があって、それもまたいい雰囲気。

私の目的地はこちら。
外からも見えた、テラス部分。ワインがいただけるのです！

以前はよくジルヴァナー（Silvaner）をいただきましたが、この旅ではミュラー＝トゥルガウ（Müller-Thurgau）がマイブーム。

いただきます♪

ここはプライスも良心的なのです。これで4.5ユーロ（約760円）。

ROLLANDERHOFというワイナリーのロゴの入ったグラス。
ラインヘッセンのザウルハイム（Saulheim）という町にあるようです。
マインツ（Mainz）の南のあたり。
このミュラー＝トゥルガウ（Müller-Thurgau）もこちら製だったのでしょうか。美味しくいただきました。

は～、いい気分になりました♪
いい雰囲気ですよね。毎日でも来たいくらい。

2階からの眺めも楽しいのです。

そして、こんなお惣菜のショーケースなど覗いていたら、なんかもうここで夕食をいただいてしまおうかー！という気分に。
これにはワインの力がかなり働いております。（笑）

予定ではフランクフルトを2時間ほど散策したあと、ヘキスト（Frankfurt-Hochst）まで出かけて（列車で10分ほど）、町歩きをして、そこでディナーをいただいてくるつもりで、お店までピックアップしていたのですが。
酔っ払いって突如こういうことをするんですよね・・・。

そして吸い込まれるように奥の席に座り、ビールをオーダーしたのでした。
ブレーメンのBECKSでした。
フォカッチャのようなパンが出て来ました。

お料理は黒板に書いてあったおススメを。大きなナスにミートソースやパプリカなどの野菜が載せられてしっかり焼かれた一品。
とっても美味だし、体によさそうな材料とお味でした。
そして、注目すべきはその横の白いムースのようなもの。
”フムス（hummus）”です。

＊フムスとは・・・
中東地域、特にシリア、レバノン、パレスチナ、ヨルダン、トルコ、イスラエル、ギリシャなどの地中海沿岸の国々で広く食べられている伝統的な豆料理。ひよこ豆を主原料とし、タヒニ（ごまペースト）、レモン汁、オリーブオイル、ニンニクなどを混ぜてペースト状にしたもの。

以前にもどこかで食べたことはありましたが、ここのはまさに、いろんな材料、香辛料やオイルが相まって、それはそれは美味しかった！
パンに付けたり、ナスに載せたり。
それでもたっぷりあって少し残してしまい、できるものなら持って帰りたいと思ったほど。
そもそもどこのお料理だったんだろう？と思いお会計時に尋ねると、トルコとのことでした。移民して来られたのかな。優しいご主人でした。ごちそうさまでした。
チップを入れても20ユーロほど。やはりマルクトはお財布に優しいですね。

大満足の夕食でした。
ヘキストへ行けなかった（行かなかった）のは少々心残りですが、また機会があるでしょう。

テラスではまだまだ皆さん楽しんでらっしゃる。お先でーす！

広場も、何のイベントかわからないけど賑わっていて。

みなさん盛り上がっていて何よりです。

ポップコーンなどのスナック類がたくさんの屋台。楽しい♪

広場のこちらへお邪魔します。
「リープフラウエン教会（（Liebfrauenkirche）」です。

以前にも何度かお邪魔しましたが、小さいけれど美しい教会です。
金属の扉には絵が刻まれています。

かわいらしい素朴な雰囲気。
内陣上部のヴォールト天井がきれいです。

柱には十二使徒の像。

前の方で、何かお話があっていたのですぐ失礼を。
中央祭壇あたりもきれいですね。

お邪魔しました。

その並びにはお花屋さん。
切り花がいっぱい！

ビビットなビタミンカラー！元気が出ます。

個人的にはパープルが好みです。

ハウプトヴァッヘの辺りまで戻りました。
町の中心部をぐるっと一回りした感じです。
ここまで来て、マイン川沿いへ出ていなかったことに気付きましたが、もう引き返せない・・・。また次回の楽しみに。

ツァイル（Zeil）は依然賑わっております。

北の方には「エッシェンハイマー塔（Eschenheimer Tor）」。
15世紀に建てられ、フランクフルトの町の見張り塔だったそう。
約47mの高さを誇り、ドイツで最も保存状態が良い中世の防衛塔の一つとして有名なのですって。
近くまで行ったことはなく、いつもこの辺りから眺めるのみ。

「カタリーナ教会」再び。
修復が無事に早く終了しますように。

雲行きが怪しくなってきました。
そろそろホテルへ戻ることにします。

帰りもＳバーンで。

すぐにやって来ました。

けっこうな乗客。
前に一度だけ、このＳバーンの車内で検札があり、ジャーマンレイルパスを提示したことがあります。
たまにあるんですね、抜き打ち的に。

フランクフルト中央駅へ戻りました。

時刻は18:00少し前。
駅をぶらっとして、早めですがホテルへ帰ってゆっくりしましょう。

まだまだ列車の本数もたくさん。人もたくさん行き交うフランクフルト中央駅です。

このかまぼこ型の駅が大好き♪

フードコートにはけっこういろんな店舗が入っています。

また明日もよろしくお願いします。

ホテルへ戻ったら、SHABUSHABUメニューのレストランバーがオープンしていました。

オーダーする人、いるのかしら？

部屋の窓から。外はまだまだ明るい5月のドイツです。

NHKニュースには、この方がたくさん登場！
ちょうど農林水産大臣に就任された頃でした。

この旅行記へのコメント （2）

• frau.himmelさん 2025/12/29 23:24:10

  懐かしいフランクフルト・・・

  ハッピーねこさん、こんばんは。
  早いもので、今年も残すところあと2日ですね。
  
  ちょっと前まで怒涛のようにアップしていらっしゃった旅行記でしたね。
  そのころはもう少しゆっくり書いてくださいよ、読むのが間に合わない～～、なんて思っていましたが、終わってしまうとなんだか寂しくて・・・。
  でもこれからゆっくり追いかけさせていただく楽しみが増えました。
  
  フランクフルト、懐かしい～～！
  今回の旅ではフランクフルトを利用しなかったので、もう何年ご無沙汰かしら、なんて思っていましたら、2023年の最後はフランクフルトでした。まだ旅行記は未発表なので、すっかり忘れておりました。
  
  でもクラインマルクトは正真正銘懐かしい～～！！
  
  ＞ここへ来たら、絶対に行くでしょう、2階のあの場所に♪
  
  私はすぐわかりました（笑）
  ジルヴァナーとかミュラートゥルガウとか、ワインの名前が凄く懐かしい。そう言えば、今回の旅ではそれらにはお目にかかれなかったかも。
  
  今回のホテルは東横インだったのですね。やはりエクセルシオールはまだあのままでしたか。なんだか寂しい。
  私にとってフランクフルトと言ったらエクセルシオールでしたから。
  
  本年は大変お世話になりました。また来年もよろしくお願いいたします。
  
  himmel
  

  ハッピーねこさん からの返信 2025/12/31 12:43:03

  来年もよろしくお願い致します。

  himmelさん、年末のお忙しい中、コメントを頂戴しありがとうございました。
  本当に、年々早くなる時の流れ。もう明日は新年だなんて、信じられない思いです。
  今年の旅行記を何とか年内に仕上げるのを目標にしていましたが、終わってしまうと何だかさみしくて。（笑）
  そんな中にいただいたコメント、本当にうれしいです。
  ありがとうございます。
  
  フランクフルトはどこといって見所がないようによく言われるようですが、やはり訪ねる度に懐かしく、ほっとして、楽しませてくれる町ですよね。
  私は未だ美術館などを訪ねたことも、マイン川クルーズに出かけたこともなく、いつも町を歩くのみですが、それだけでも十分満喫することができます。
  
  エクセルシオールはもう何年もあの状況なのですか？
  元々古くはありましたし、コロナ禍もあり、クローズ状態が続いているのでしょうか。
  何とか復活してくれるといいですね。himmelさんにも定宿でしたものね。
  東横インも私にはとてもいいお宿でしたが、エクセルシオールにもまた泊まりたいですね。
  
  himmelさんは今年の旅ではどんなワインを召し上がったのか。
  2023年のフランクフルトはいかがだったのか。
  早くも来年のご旅行記を楽しみにわくわくしております私です。
  こちらこそ、今年も大変お世話になりました。
  明日からの来年も、どうぞよろしくお願い致します。
  
  ハッピーねこ