２０２５年春　６年ぶりのドイツ＆オーストリア【５２】のんびりフランクフルト＜前編＞

2025/05/26 - 2025/05/26

フランクフルト滞在中です。
朝からディーツ～リンブルク少し～ホーフハイムと初めての小さな町を巡りました。お天気もまあまあでよかった。
ホーフハイムから一旦（当初は”一旦”のつもり）フランクフルトへ戻り、久々に町歩きを。
ドイツに来れば空港は必ずフランクフルトを利用しますが、町へ出るのは2017年以来だったようです。実に8年ぶり。
気が付けばやはりここでも同じような場所を辿っていました。
ということで、新しいことなど何もないフランクフルト町歩きです。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記の日です。）
　５月１３日（火）　自宅より福岡～羽田～フランクフルトに向けて機内泊
　５月１４日（水）　フランクフルト～ハンブルク～マインツ
　５月１５日（木）　マインツ～エッシュホーフェン～ルンケル
　　　　　　　　　　　　～リンブルク～マインツ
　５月１６日（金）　マインツ～メーアスブルク
　５月１７日（土）　メーアスブルク～シュタイン・アム・ライン
　　　　　　　　　　　　～コンスタンツ～メーアスブルク
　５月１８日（日）　メーアスブルク～フェルトキルヒ～インスブルック
　５月１９日（月）　終日インスブルック
　５月２０日（火）　インスブルック～ザルツブルク
　５月２１日（水）　ザルツブルク～ベルヒテスガーデン～ザルツブルク
　５月２２日（木）　ザルツブルク～ハルシュタット～バート・イシュル
　　　　　　　　　　　　～ザルツブルク
　５月２３日（金）　ザルツブルク～ミュンヘン～エルディング
　　　　　　　　　　　　～ランツベルク・アム・レヒ～ミュンヘン
　５月２４日（土）　終日ミュンヘン
　５月２５日（日）　ミュンヘン～レーゲンスブルク～ヴュルツブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト
☆５月２６日（月）　フランクフルト～ディーツ～ホーフハイム
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト
　５月２７日（火）　フランクフルト～ヘルボルン～ヴェツラー
　　　　　　　　　　　　～クロンベルク～フランクフルト
　５月２８日（水）　フランクフルト～羽田へ向けて機内泊
　５月２９日（木）　羽田～福岡～自宅

エリア フランクフルト(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホーフハイムからフランクフルトへ戻ります。
かわいい町でした。

14:41発のREに乗ります。

このような移動。
ホーフハイムはフランクフルトの西に位置する町でした。
20分で行ける気軽な距離。絶対に再訪したいです。

すぐに高層ビル群が見えてきました。あっという間に到着。

ただいま、フランクフルト♪
時刻はちょうど15:00頃。

ちょっとホテルへ戻って休憩することに。
駅の南口から出ると、まずは「ホテルエクセルシオール」。
いつか復活してくれるかしら？

そこからちょっと西に系列の「ホテルモノポール」。

更に先には「インターシティホテル」。
ドイツ鉄道の子会社による経営で始まったので、どの町も駅の近くにある便利なホテルですが、現在は「シュタインベルガーホテル」の子会社なのですね。
以前にニュルンベルクやエアフルトで泊まりました。なつかしい。

そこを少し進めば、左手奥にここ「東横インフランクフルト中央駅」。
今回の宿です。
「インターシティホテル」の正面にも駅入口があるので、駅へは本当にすぐの立地です。

昼間なのでロビーはガラリと無人。
奥の方が、朝食時の座席になるエリアです。

レストランバー入口にこんなメニュー。

へぇ～！日本食が恋しい時はいいかもしれませんね。

部屋は東向きに窓がありました。下には長距離バスの乗り場がこんな風に見えました。

30分ほど休憩して駅へ戻りました。
この時15:40頃。2時間ほど町を散策して、夕食はちょこっと列車に乗って近場の町へ出かけよう♪という計画でした、このあたりまでは。（笑）
いい加減な私は、のちに簡単に予定変更をいたします。

さて、大好きなフランクフルト中央駅。
今回の旅で最初にこの駅に降り立った時、何か違和感がありました。
何だろう？これまでと違うこの感じ・・・。

あ！そうだ！
私の大好きなチョコ、リッターシュポルトRitter Sportの広告が全くないのです！
こちらは2014年のこの駅。

こちらも2014年。

2016年。

こちら2017年。

同じく2017年。

2017年、その③。

リッターチョコ自体は、変わらずスーパーやドラッグストアなどの店頭にはたくさん出ています。
広告の出稿をかなり縮小、というかゼロに？
この駅に出ていないとなると、駅広告は無くしたのでしょうかね。
そういえばほかの駅でも見ていないような。
そしてリッターのみならず、全体的に広告が減っていますね。
時代の流れなのでしょうが、さみしいことです・・・。

なんてことを思いながら、地下へ移動しSバーンの駅へ。

町の中心へは徒歩でも行けるのですが、この日はジャーマンレイルパスの使用日でしたので、せっかくですからＳバーンで。

やって来ました。

2つめの駅、Hauptwacheで下車します。　
地上へ出てすぐに目に飛び込んでくる塔、「カタリーナ教会（Evangelische St. Katharinenkirche Frankfurt ）」です。
外壁にはぐるりと足場やカバーが。修復中なのですね。
堂内は小さいけれど美しい教会です。ゲーテが洗礼を受けた場所でもあります。

東の方には大きな建物。百貨店「ガレリア・カウフホーフ（GALERIA Frankfurt an der Hauptwache）」です。その前の通りはツァイル（Zeil）。この町のメインストリートですね。人も大勢います。

「カタリーナ教会」のお向かいあたり。こちらは駅の名前にもなっている「ハウプトヴァッヘ（Café Hauptwache）」。
この町に最初にきた2009年に訪ねて、冬場でしたので温かい飲み物をいただいたのを憶えています。

その向こうに覗く高層ビル。

「ガレリア」の向こうにも。
そして至るところにクレーンが見えます。
この町も絶賛工事中の建物が多いようですね。

こちらも同じく、「カタリーナ教会」。

壁や屋根、修復中ですね。あんな高い場所に人が！
塔の一番上。現在も上れるのかわかりませんが、「アルプスの少女ハイジ」でふるさとを恋しがる主人公ハイジが、アルプスの山が見たいと上ったとされるのがこの塔なのだそう。今回調べていて知りました。

壁も全て足場が掛かっていましたが、ドア部分は開いていたので中をちょっと覗かせていただきました。
ステンドグラスが美しいんですよね。
無人でしたので逆に入るのがはばかられ、ここで失礼しました。

そこから南へ歩きました。
とてもスタイリッシュで美しいケバブ屋さん。

そしてこちら「ヴァッカーズコーヒー（Wacker's coffee shop）」。
これまでこの町に来たのが日曜日が多く、いつも閉まっていて残念な思いをしていたので、今回初めて開いているところを見て大興奮！
これは是非コーヒーをいただく、または買って帰ろうと中へ入ってみると、カフェ席は満席（外席も）、レジも長蛇の列で、とてもとても並ぶ気になれず・・・。
またご縁がありませんでした。（涙）

その少し先にはこちら「スーパーカトウ（SuperKato）」。
ここも以前から目にしていました。
日本食材が売ってあったり、ちょっとイートインもできるようです。
前にお寿司を食べている人を見ました。

その先左手に「パウロ教会（Paulskirche）」。
大きな教会で、以前訪ねた時は何かの展示があっていたような記憶があります。

教会の周囲は「パウルス広場（Paulsplatz）」。
大きな碑があります。「ドイツ革命の記念碑（Denkmal der deutschen Revolution）」とか。
正面奥の茶色い塔は「フランクフルト大聖堂（Kaiserdom St. Bartholomäus）」ですね。今回はここから眺めたのみでした。

「パウルス教会」のお向かいほどにある重厚なこちらは「旧市庁舎（Altes Rathaus）」。

ラーツケラーも。
以前訪ねた時はお休みでした。扉は固く閉ざされているけれど、この日は開いていたのかしら・・・？

とても絵になる場所です。
あの下をトラムが走っていくともっと絵になるのですが・・・。

残念。歩き出したら、あとからやって来ました。

そしてこちらへ！「レーマー広場（Römerberg）」です。
やはりこの町の一番のスポットはここですね。

広場の中央にはこの方！

正義の女神ユスティシア像です。お久しぶりです。

後方には堂々たる木組み群！
レストランやお土産品屋さんなどですが、どれも素晴らしいですね！

南側にも大きな木組み。

西側には「旧市庁舎レーマー（Römer）」。
「帝国ホール（Kaisersaal）」など歴史ある場所が見学できるのですが、中を訪ねたことはなく、いつもここから眺めるのみ。

広場の地面にはブロンズのプレートが。
1933年5月10日にフランクフルトでも行われたナチスによる焚書を戒めるものだそう。
プレートを縁取る文言は、詩人ハインリヒ・ハイネが1820年に書いた一節。
「書物を燃やすのは序章に過ぎず、終いに人は人間をも燃やすようになる。」

広場を堪能して、通りへ出ます。
このガストハウスの看板、初めて来た時からとても印象深く憶えています。

「パウルス広場」を抜けていきましょう。
ドイツやオーストリアには、外の席が本当に多い！

2階建てバスが通って行きました。
こういう観光バスに乗ってみるのもいいのでしょうね。

適当に進んでいたら、こんな出店が。

その先にはポルトガルを思わせるこんな食器たち。
この露店、以前にもこの場所で見たような。

何かイベント中なのかしら？
その時はワイン祭りが開催されていましたが。

と思ったら、やはり何か催し中だったようです。
奥に見えているのは「リープフラウエン教会（Liebfrauenkirche）」です。
小さいけれど美しい教会です。あとで訪ねます。

そして、導かれるように足が向いたのはこちら。
「屋内市場クラインマルクトハレ（Kleinmarkthalle）」です。

上階テラスでは、やはりみなさん、やってますねー！

では、お邪魔いたします。
続きは次編で。

この旅行記へのコメント （2）

• しゃんみーさん 2025/11/30 15:27:38

  懐かしいフランクフルト(^^♪

  ハッピーねこさん、こんにちは！
  
  フランクフルトの街並み、とても懐かしいです。スーパーかとうやクラインマルクトハレは、週一で通っていたので懐かしすぎます(^^)/ツァイルは相変わらず、人が多いですね。ハウプトヴァッフェカフェも変わらないまま。。。私も2019年に久しぶりに訪ねましたが、街がちょっと汚くなってて（ゴミなど）ちょっとがっかりしたのですが、どうでしたか？
  フランクフルトから行かれた小さな町は、どこも綺麗ですね～。木組みの建物や壁を彩るお花がとても素敵ですね。ディーツと言う町は知りませんでした。ホーフハイムも聞いたことあるようなないような（笑）ハッピーねこさんは、どのようにしてこんな小さな素敵な町を知ったんですか？あの頃（1990年代）インターネットがあったら、もっと旅行が上手にできたかもと思います（笑）
  
  ヴュルツブルクのユリウスシュピタールは、有名なので知ってました。フランケンワインが有名ですね。アルテマイン橋からの景色は、いつ見ても素晴らしいな～(^^)/
  
  明日から12月ですよ～。今日はポカポカ、小春日和の陽気でまだ12月って感じがしませんが。。。
  インフルエンザも流行っているようなので気を付けてお過ごしくださいね～。
  
  シュパーゲル、ポンフリ（ポメス）、シュニッツェル・・・ドイツ料理が食べたくなってきたしゃんんみーより

  ハッピーねこさん からの返信 2025/11/30 18:26:30

  そうですよね～！

  しゃんみーさん、こんにちは。
  いつもコメントをありがとうございます。いつもうれしいです♪
  
  フランクフルトは、そうですよねー、しゃんみーさんには懐かしい町ですよね♪
  スーパーカトーやクラインマルクトハレ、毎週行かれていたなんて、なんとうらやましい！憧れのドイツライフです！
  フランクフルトの町は、あまり大きくは変わっていないのですかね。
  元々出来上がってる町ですもんね。
  今回、時に町なかのゴミなど気にならなかったのですが、改善されたのでしょうかね・・・？私が気付いていないだけかもしれません・・・。（汗）
  
  フランクフルトから出かけた小さな町々は、私もいつどうやって知ったのか・・・？
  という感じですが、たぶんweb検索して、フランクフルトから日帰りで行ける小さな町、みたいな特集で見つけたのではないかと思います。
  確かにネットの発達は目覚ましかったですもんね、2000年台になってから。
  昔って、ガイドブックだけでよく旅したものですよねー！
  地球の歩き方とか、るるぶとか、まだ古い時代のが手元に残っています。（笑）
  それはそれで楽しかったような。
  
  ヴュルツブルクもいい町ですよね。何度行っても飽きることがありません。
  おっしゃる通りアルテマイン橋からの眺めは、本当に素晴らしいです。
  好きな町はいつも同じルートで同じ場所ばかり巡って、新しいことなどほとんどありませんが、なんかもうそれでよくなったみたいです、私。（笑）
  
  明日から12月！毎年、本当に信じられないスピードで過ぎていきますね・・・。
  今年もあと1ケ月だなんて・・・！
  バタバタして終わってしまいそうですが、体調には気を付けないとですね。
  しゃんみーさんもお元気でお過ごし下さい。
  来年には楽しみなご旅行が待ってますもんね～～！！うらやましい！
  
  同じくドイツごはんが食べたいハッピーねこより。