2025/11/08 - 2025/11/09
239位(同エリア776件中)
あおしさん
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チェコスロバキアから分離独立したのがスロバキア、その首都がブラスチラヴァです。
今回、中欧の3首都をまわりましたが、まず最初にこの町を訪問しました。
ブラスチラヴァはドナウ川沿いの人口47万の小さな首都です。
ブラスチラヴァはハプスブルグ・オーストリア女帝、マリア・テレジアの愛したブラスチラヴァ城や、昔ながらの町並みの残る街でした。
https://www.youtube.com/watch?v=pduEQ58EKLA
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エバー航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回は成田空港から昼12時過ぎの台湾のエバー航空で出発しました。
オーストリア航空や全日空などは40万円のところ、エバー航空は16万円と安かったからです。
その代わり、行きは台北、バンコクと乗り継ぎで、乗り継ぎ時間も含めて27時間もかかりました。 -
翌日の朝8時にウィーン空港に到着しました。
広くてきれいな空港です。ウィーン国際空港 (VIE) 空港
-
ウィーン空港からは隣国・スロバキアの首都であるブラチスラヴァまでアクセスバスが30分に1本出ています。
空港から約50キロ、1時間ほどです。 -
ドナウ川を渡って市内に入る大きな橋、SNP橋を渡ったところにバス・ターミナルがあります。
ここがブラチスラヴァの入り口になります。空港からバスで市内に入るときに便利なバスターミナル by あおしさんバスターミナル (新橋 SNP) バス系
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ブラスチラヴァ城から見たドナウ川を渡るSNP橋の全景。
市街中心部の向こう側にはブラスチラヴァでは一番高い地上95mのUFO塔という展望台があります。 -
まずはこのSNP橋を渡ってみます。
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SNP橋は歩道もあって、歩いて渡ることもできます。
向こうに見えるのはブラスチラヴァ城です。SNP橋ともいいます。市の中心部に入る大きな橋。 by あおしさん新橋 建造物
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SNP橋を渡ったところにあるのがUFOの塔です。
展望台にもなっています。 -
SNP橋を渡って、市街中心部の対岸のサド・ヤンカ・クラーク公園から見たブラスチラヴァの街並み
丘の上にあるブラスチラヴァ城と高さ85mの聖マルティン大聖堂が目立ちます。
この2つの建物がこの町のシンボルなのでしょう。 -
再度SNP橋を渡って市街地に戻り、真上にあるブラチスラヴァ城へ行きます。
正方形の建物の四隅にそれぞれ塔があることから、「ひっくり返したテーブル」などと呼ばれているそうです。
日本人の私たちには「ひっくり返した将棋盤」でしょう。マリア・テレジアの愛した小さな城 by あおしさんブラチスラヴァ城 城・宮殿
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SNP橋のふもとの広場から延々と登っていくと城壁が見えてきて正門に着きます。
この門をくぐると城内です。 -
ブラチスラヴァ城の正面です。
スヴァトプルク1世の銅像がありました。
スヴァトプルク1世は9世紀のモラヴィア王国の王様です。
彼は優れた統治能力、軍事能力で、フランク王国との戦いにも勝利するなど、モラヴィア王国の領土を拡大しました。
彼の死後はモラヴィア王国は衰退して、ボヘミア王国に征服されてしまいました。 -
ブラチスラヴァ城はマリア・テレジアの時代に現在のような立派な城になりました。
マリア・テレジアは23歳でハプスブルグ・オーストリア大公の地位につきましたが、プロシアのフリードリヒ2世(大王)に領土を侵略されてしまいます。
復讐を誓った彼女は、当時反抗的だったハンガリー王国に乗り込み、貴族や騎士たちを説得し、彼らを忠誠心の高い近衛軍団にすることに成功しました。
当時この城はハンガリー王国の首都の城だったことから、彼女はこの城に常駐することで、ハンガリー人の協力を得たのでした。
ハンガリー人からなる彼女の近衛軍団は、その後のプロシアとの7年戦争では軍の中核として目覚ましい活躍をしました。
この部屋にはマリア・テレジアと夫である神聖ローマ皇帝・フランツ1世の肖像画が展示されていました。 -
ブラチスラヴァ城の塔のうち1つは登ることができます。
塔から見た旧市街とドナウ川。
さらに向こう側には高層ビルのある新市街が広がります。 -
ドナウ川と逆側の風景。
昔ながらの町並みが広がります。 -
ブラチスラヴァ城から見た、もう1つのこの町のシンボル、聖マルティン大聖堂。
城のあとはこの教会へ向かいます。ブラスチラヴァのシンボル by あおしさん聖マルティン大聖堂 寺院・教会
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今日は日曜日。
ミサが行われていて、多くの人々が集まっていました。 -
大聖堂の中。
立派な聖堂です。 -
聖マルティンこと、トゥ―ルのマルティヌス(316年~400年?)。
彼は古代ローマ帝国、キリスト教を公認したコンスタンティヌス大帝(270年~337年)の時代の軍人だった人で、ある時マルティヌスは半裸で震えている物乞いを見ました。
彼を気の毒に思ったマルティヌスは、マントを2つに引き裂いて、半分を物乞いに与えたところ、その物乞いはイエス・キリストでこの時受洗し、軍人から伝道師、司教になったとされています。
その時のマルティネスと物乞いの銅像です。
彼はその後フランク王国の守護聖人となり、現在もフランス、ドイツの守護聖人となっています。
またフランス王国の王家・カペー家の「カペー」はこの時の「マント」に由来しています。 -
聖マルティヌス大聖堂から町の中心部へ。
ここは町の中心、フラヴネー広場です。
ヨーロッパから古くからある町は中心に広場がありますが、プラチスラヴァの中心がこの広場です。
クリスマスマーケットの準備がすすんでいました。プラスチラヴァの中心の広場 by あおしさんフラヴネー広場 広場・公園
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フラヴネー広場には旧市庁舎の時計台が広場を見下ろしています。
旧市庁舎 建造物
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フラヴネー広場からセドラールスカ通りはこの町の一番にぎわっている通り。
ショップやレストランなどは多くの人でにぎわっています。ブラチスラバ旧市街 旧市街・古い町並み
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さらにミハルスカー通りへ。
ここも旧市街の中の中心の大通り。
向こう側にはミハエル門が見えます。プラスチラヴァの中心、旧市街のメイン通り by あおしさんミハルスカー通り 散歩・街歩き
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ミハエル門はかつて旧市街を囲んでいた城壁の一部の門です。
ミハエル門 建造物
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プラスチラヴァ市内には赤いピカピカの路面電車も走っていました。
トラム 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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旧市街から駅に向かう途中にあった大統領官邸。
日本の中規模の県庁程度の大きさです。
庭園は公園として市民に開放されています。こじんまりした大統領官邸 庭園は公園として開放されています。 by あおしさん大統領官邸 建造物
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ブラチスラヴァ駅へ。
首都との駅ですが、乗り場は3面6線ほどの小さな駅でした。
日本の地方の都市程度の駅でした。
ここからウィーンまで鉄道で移動します。
約60キロ、運賃は14.8ユーロ。
約2800円。
日本のJRだと1200円くらいなので、結構高いですね。ブラチスラヴァ中央駅 駅
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私が乗る列車は15時発の快速列車。
オーストリア鉄道が乗り入れている車両のようです。 -
快速列車ながら車内はなかなか快適。
日本のグリーン車並み。
ブラチスラヴァとウィーンの人の流れは大きいようで、6両編成の列車はほぼ満席でした。 -
約1時間でウィーン中央駅へ到着。
こちらはとても大きな駅でした。ウィーン中央駅 駅
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