イタリア旅行2024.12.03-13④-1．ヴァチカン、朝のマジックアワー

2024/12/03 - 2024/12/13

06.12.2024
オルヴィエートへの移動を控えたこの日は、念願のマジックアワーに遭遇したくて朝まだ暗い内からヴァチカンに向かいました。
初めてイタリアに来た時は夕方のマジックアワーに偶然遭遇し、
その写真は今でもスマホの待ち受けになっています。
マジックアワーという言葉も知らず、空の様子をGoogleに打ち込んで検索し知りました。
朝の日の出、夕方の日没、それぞれの前後数分から数十分の間に起こる空の現象で、詳細は写真を観ていただければと思います。
ヴァチカンで撮れたことが何よりの旅の思い出になりました。

エリア ローマ(イタリア)

• 航空会社: ITAエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

6：36、ホテルを出発。
昨日スマホの天気アプリでは7：08日の出となっていたのですが、とっくに日が登っていて...
この日は窓から暗いの確認して出発。

これは初めてイタリアに来た2022年11月。

空の様子が段々神秘的に変化して行って、
街行く多くの人も空に向かってスマホを構えていました。

MAX 色のコントラストが強くなった時。
オッタヴィアーノ駅を出て間もなくの出来事。
これはヴァチカンで見たい！と早足で向かいましたが間に合いませんでした。
以降イタリアを訪れる際、この現象を期待して日の出や日没あたりの時間帯は、
構図のいい場所にいるようにしています。
この写真は今でもスマホの待ち受け画像。

徒歩数分のヴァチカンに到着。
まだ真っ暗。

ここまでは良いタイミングで来れたようです。
段々と空が青みがかってきました。

この状況「ブルーアワー」とも呼ばれるそうです。

ミリずつ空の色が変わっていくのが神秘的でした。

聖堂や噴水の光も一層綺麗です。

噴水に焦点を合わせたことで光の加減により空が暗く映っています。

この噴水は本当に暗い時一層輝きを増す。

立ち位置をかえて、聖堂に背を向けるように噴水を撮ると、
遠くの空が少し赤らんできました。

東西南北の感覚が分からない海外ですが、
つまりあっちが東ということですな。

オベリスクとツリー。

ここまでは良く見られる色合いなのですが、今日はここからです。

聖堂側はまだブルーな空です。

クーポラの展望台も金色。

東の空は段々明るくなっていきます。

想像以上に明るくなって「今日はダメかなぁ...」

それでも綺麗な景色。

と思いきや、赤と青のコントラストが段々強まってきて...

「来る、マジックアワー来る」
と少し緊張してきました。

赤の中から金色の光。

三色のコントラスト。

オベリスクとツリーの背景は後を追うように明るくなっていきます。

西に向かうほど青い空。

使徒の背景。
雲がまたいい味を出している。

赤く染まる聖堂。

気が付くと光は紫がかり始めていて...

先ほどよりも神秘さが増し。

光と影と色のコントラストが見たこともない光景に。

広場の石畳に反射する光も全体の表情を大きく変えて。

この時が多分一番コントラストの効いていた瞬間。
正にマジックアワー。

向きによって空の色合いが異なる。

東南の空。

北西の空。
合ってるかな...

予定の遥か上をいく収穫。

段々空は明るくなり「朝」感で一杯に。

朝早く来て良かった。

散々写真撮って、まだ撮れてない構図あったかな...
と、ふと思いついたように地面ベタ付けで「地撮り」

ちょっとハマってしまいました

これは今まで撮ったことない方法。

なかなか面白い絵が撮れる...
と、勝手に思って見る。

目隠しで覆われたプレゼピオ。
多分12月8日の「無原罪の御宿り」でお披露目されるのかな。
滅多に使わない望遠機能使って撮ってみる。

ほぼ夜が明けた大聖堂。

懲りずに地撮り。

凝り性ハマり症のため、こういう写真色々撮るんだろうなぁ...
と、自己診断。

大満足のマジックアワーでした。

ホテルに戻ってオルヴィエートに行く準備に取り掛かります。