2025/09/18 - 2025/09/18
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Camelliaさん
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初めてのアフリカ旅行でレユニオンとモーリシャスを訪れました。
モーリシャスでも5泊しました。そのうち2日間は宿泊していたAirbnbのホストの運転で島内をめぐりました。
この日は島の南部の火山や滝、ヒンドゥー教寺院を訪れました。
※移動手段は宿のホストの車ですが、お金を支払って乗ったのでタクシーとしています。
【行程】
9月10日 出国 ホーチミンで乗り継ぎ
11日 バンガロールとモーリシャスで乗り継ぎ 夕方レユニオン着
11~16日 レユニオン滞在
16~21日 モーリシャス滞在
21日 モーリシャスからバンガロールに移動 バンガロールで乗り継ぎ
22日 バンガロールからバンコクに移動
22~25日 バンコク郊外滞在
25日 帰国
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9月18日 木曜日
毎朝8時に朝食をいただきました。
夕食はいつもAirbnbのホストご夫婦と一緒に3人でいただいていましたが、朝食はお2人とも召し上がらないそうで、私1人でいただいていました。 -
10時ごろ、この日はモーリシャス島内の南部巡りに出発。
私の好きな山、モーリシャスで2番目に高いPieter Both(標高820m)が見えてきました。山頂に小さな岩が乗っているような形が特徴的。 -
右に見えるのがLe Pouce(標高812m)。フランス語で親指の意味です。モーリシャスで3番目に高い山。
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Notre Dameの街を通り抜けます。
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Curepipe キュールピップの街にあるSt Helene Churchを参拝。1922年建立。
キュールピップは19世紀、モーリシャスで初めて電気を導入した街と言われています。 -
精巧に造られたステンドグラス。洗礼者ヨハネとキリスト。
信者でない私も見ているうちに没入してきて、キリスト教徒の死生観や家族観を感じ取れる気がしました。 -
より教義的な洗礼の場面。
私と宿のホストは価値観が近いところがあり、私が「私の家は仏教と神道の混合ですが、キリスト教会にいると力をもらえます。」と伝えると、「そうだと思います。宗教は人知を超えたものに対する敬意が根底にあるので。」と言われました。それ、私も思ってた! -
参拝の後、近所のパティスリーにて車内で食べるおやつを購入。私は上段のフランボワーズのケーキを買いました。上にまつ毛か男性の短髪のようなものが付いていましたが、甘すぎず美味しかったです。
昔は異物があった部分は食べずに捨てていましたが、色々な国に行っているうちに黙って食べるようになりました。飲み物に入ったコバエも一匹くらいなら取り除いて飲みます。もちろんうれしくないですが。 -
次はTrou Aux Cerfs Volcanoに向かいます。
こちらの画像を拡大していただけると嘘みたいな形に削られた山々、Trois Mamelles(三つの乳房の意味)などが見られます。 -
駐車場に車を停めてTrou Aux Cerfs Volcanoに向かうまでの道。西の方角にはTrois MamellesやMontagne du Rempartが、その先には海も見えます。
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Trou Aux Cerfs Volcano
約70万年間、休火山の状態です。再び活動する可能性もあるとのこと。休火山を見るのは初めてです。火山が70万年という途方もなく長い時間を経ると、こんな風に緑が生い茂る状態になるんですね。 -
周辺はウォーキングコースのようになっています。
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ポート・ルイスを囲むPort-Louis Moka Range ポートルイス・モカ山脈も見えます。
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キャベツ畑を通り抜け、Cascade des 500 Pieds(500フィートの滝という意味)が見えるところに向かいます。
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地元の人しか知らなさそうなひっそりとした場所にある展望台から見たCascade des 500 Piedsの眺め。
拡大していただくと見やすいと思いますが、段々になっている滝が特徴的です。 -
滝はもちろん、近寄り難さすら感じる自然に見入りました。
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アフリカとヨーロッパ、アジアの文化が混ざりあったモーリシャス。
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Sophie Nature Walk
この日はたくさん運転してもらい、時折解説も交えてあちこち連れて行ってもらいました。
ちなみに宿のホストのお姉さんの名前も「Sophie」だそうです(^^) -
ツルに巻き付かれたボダイジュが林立。
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各々が森林浴しながら歩きました。
ホストは「森林浴」という言葉を知っていました。日本っていつまでも「極東の神秘的な国」と思われている節がありますね。 -
日陰に多生するシダの木。
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気に生えた苔に見入りました。苔好きなのは日本人らしいのかも。
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手前には南国でよく見られるTi plant センネンボクが植えられており、とても色鮮やかでした。
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Chamarel Seven Colored Earth Geopark
外国人入場料650モーリシャスルピー(約2100円)。クレジットカード利用可。
維持費が必要でしょうし、人気のある場所なのでそれくらいが妥当なのかもしれません。ただ、この料金には本人とは別に運転手の料金も含まれるので、実際には2人分です。
ということで、最初は私1人で見て回る予定でしたが、宿のホスト(奥さん)と2人で見ることにしました。セブン カラード アース オブ シャマレル 自然・景勝地
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入口を進むとChamarel Waterfallが見える展望所があります。
こんな素敵な画像で紹介するのも何ですが、の話。
ここで素肌に漁師網みたいな服を着たおっさん(スペイン人?)に写真を撮ってるからここから入るな、みたいなことを言われました。それを聞いていたホストは「そんなこと無視したらいいよ!」と言っていて、本当にいい人だな~と思いました。私も仕返しで聞こえるように文句を言いました。 -
Chamarelの地についての解説。
18世紀末、Chamarel家の次男であるCharlesがこの土地を開発。彼はCap Riverによって作られた約100mの滝と、7つの異なる色によって形成された魅力的な自然の土地という2つの宝石を見つけたとのこと。 -
モーリシャスの地質の構成 Chamarelは緑と水色が混じりあったところにあります。
緑の部分…古生代層 900万~470万年
水色の部分…中間代層 350万~166万年
茶色の部分…新生代層 100万~3万年
https://www.researchgate.net/figure/Geological-map-of-Mauritius-adapted-from-Moore-et-al-2011-showing-the-locations-and_fig2_309391777
より引用 -
モーリシャスに人類がやってきて、森林面積が減っているとの解説。
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モーリシャスは日本と同じ神話の国で、巨人が歩き回って山々を創造したという話があるそうです。
最近島国が好きなんですよね~。 -
鉄とアルミニウムによって造られた7色の土地。火山活動によってできた玄武岩が風化したもの。
私は理系が苦手なので詳しくは分かりませんが、鉄は酸化の度合いで、アルミニウムは粘土鉱物の違いによって色が変わるそうです。 -
約350万年前にモーリシャスの火山活動が沈静化し始め、長い年月を経て風化した溶岩が目の前にある7色の土地です。
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この不思議な縞模様や隆起した形も元々は溶岩だったと思うと納得。
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太古の昔、モーリシャスが活火山を擁する島だった痕跡。それと対比的な現在の青々とした山。
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すごく「生きている」感じがします。それぞれの粒子が反発しあって混じりにくい性質があるので雨が降っても混ざらないとのこと。
後ろにあるのはジェラート屋さん。サトウキビジュースも飲めます。お土産屋さんもあります。 -
過去の気候や酸素の量を反映してできたこの7色の地。現在のモーリシャスの自然と対比して見るとよりおもしろいです。
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正直言うと、最初は「思っていたよりもこじんまりとしてる」と思いましたが、次第に力強さや長い時間をかけてできたそのものの美しさを感じられるようになり、ずっと見ていたくなりました。
30代後半のホスト(奥さん)は遠足などでも来ていたそうですが、その頃の方が広かったし、自由に入れたと言っていました。
いつでも、その時だからこそ見られる風景です。 -
前日、植物園でも会ったAldabrachelysというリクガメに再会。
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こちらでも、ひたすら草を食べていて健気でした。よくできた甲羅だ。
人間のこと、どう思ってるんだろう?眼中にないかな。 -
Café Marron というモーリシャス原産のコーヒーの木。アラビカ種ですが、カフェインを含まないそうです。絶滅危惧種。
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見学を終え、近隣の店で昼食。中華とクレオール料理が混じった一般的な料理店です。「SNACK」というジャンルの店を初めて聞いた時、パンとかサモサみたいなものを扱う店かと思いましたが、軽食店のようです。
左下が奥さんが食べたMine Bouille Ourite(タコのスープヌードル)。右下はこの店の店主がホストの知り合いの知り合いだったそうで、もらったラム酒(画像は空に見えますが)。
一口飲んで視界が明るくなったと言ったら爆笑されました。 -
私はMine Frit Viande(お肉のドライヌードル)をいただきました。ここのお肉は牛肉です。看板にあるOeuf Roti(ローストエッグ)もいただきたかったのですが、品切れとのことでした。
ここの小さい娘さんが一生懸命お片付けしていて偉かったです。 -
次はBlack River Gorgesです。
駐車場前にいたサルたち。ホストは古くなったパンをあげていました。まぁ、現地の人は現地の人なりの動物との関わり方があるので、よそ者がとやかく言うものではないと思います。 -
絶対どこに行ったか忘れるので(失礼)撮影した画像。撮影しておいてよかった(^^;)
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熱帯雨林が広がるGorges Viewpointからの眺め。北の方角を見ています。
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Chamarel Seven Colored Earth Geoparkの場面でご紹介したモーリシャスに人類が来てからの森林面積の変遷のパネルにもあるように、モーリシャスは18世紀末まではほとんど森林でした。
高低差は異なると思いますが、このような風景が広がっていたのでしょう。 -
またサルがいました。近づきすぎなければ大丈夫。
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Black River Gorges National Parkは67.54k㎡という広大な面積の国立公園です。
私は案内図に「Bon courage」という地名を見つけておもしろがっていました。興味を引くところは人それぞれですね。 -
展望台からのトレイルコースもあります。
ホストには「今回は急ぎ足で回ったから、次回は一緒にじっくりとトレッキングしましょう」と誘ってもらいました。山奥のトレッキングは女性一人だと難しいから、ご一緒できるなんて貴重な機会なのでやってみたいけど、体力が適うかなぁ。 -
Gorges Viewpointを車で東に進むとAlexandra Fallsがあります。左の方に少しだけ写っています。
駐車場からこちらまで5分ほど歩きましたが、途中で小川が流れていました。しばし足を水につけ、地元の方々と歓談。ニコニコで話してくださってうれしかったです。
川の水を飲めるか尋ねたら即否定されました。宿でも「水道水は飲まないで」と言われていたので、モーリシャスの水は飲料には適さないようです。 -
モーリシャスではよく見かけるMauritius Myna。羽を広げると白いのが素敵。
鳥は撮影するのが難しくてしっかり撮れませんでした。 -
南の方角の景色。海の方に畑が見えます。
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Melaleuca quinquenervia という木。ホストはPaper Treeと言っていて、落ちている樹皮を見せてくれました。
駐車場でお手洗いに行った時、警備員に「Bon jour」と挨拶。でもなんだかおちょくっているような反応だったので、ホストに「彼は差別的だった」と言うと「たぶん薬物の影響だと思う」と言われました。私よりも前に彼の違和感に気づいていたようです。残念ながら、一部に薬物を使っている人はいるそうです(警備員なのに…)。 -
そしてこの日最後の目的地、Grand Bassin Templeです。
シヴァ神がお迎え。
旅行記を作成していると朝から盛り沢山だな~と思いますが、その時は楽しんでいたのであっという間の一日でした。ドライバーをしてくれたホストに感謝です。
ちなみに、帰りにホスト(ご主人)が先回りしてこちらの駐車場に行き、車を用意してくれたのですが、タバコを吸っていたところ警官に高額な罰金を請求されたそうです。いつもの癖で私のせいで…と思ってしまいましたが「いや!違う」と切り替えました。
警官の気分と懐具合によると思いますが、ヘビースモーカーの方はお気を付けください。グラン バッサン 史跡・遺跡
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ここにもサルはいます。ホストがパンをあげていました。
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小高い山の上にはハヌマーン神がいます。サルの神様です。
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左は駐車場の周辺です。お迎えしてくれたシヴァ神がいます。
子供のころ、お神輿を2階で見ていて担いでいた方に怒られたことがありました。今となってはありがたい経験でした。なので、こうして神様を上から見ていいのかなと思ってしまいます(批判ではなく)。 -
のどかな池の風景。ひと気はありませんでした。
毎年2月にはヒンドゥー教の祭典があり、周囲は大混雑するらしいです。以前はそれにより人が亡くなったこともあったとのこと。終わった後のゴミの量もすごいとなかなかご不満なようでした(一部のモーリシャスの住人の感想です)。 -
池に下りてきました。
ダッタートレーヤ神。顔が3つあるのはブラフマー(創造)、ヴィシュヌ(維持)、シヴァ(破壊)の三大神の合一を表したもの。
池にコインを落としたり傍でお香をたいたり、お供えして参拝するそうです。雨が降ってきました。 -
蛇の神々、ナーガ神(Nāga)と手前にあるリンガ(Lingam)。
信者じゃない者からしてみると、創作物なのにこれほどの目の力が表現されるのはすごいな、と思う。畏怖の念をおぼえます。
ホスト(奥さん)はインド系なのでヒンドゥー教についていろいろと教えてくれましたが、物語が複雑で難しかったです。 -
帰路につきます。山を見ながらのドライブが楽しい。
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Pieter Bothにうっすらと光が差していました。
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Mont Deux Mamelles(標高393m)。頂上が2つに分かれていて面白い形。
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山々は巨人が歩いて出来たのかな、なんて。
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好きな雰囲気。ぱっと見心配になりますが、治安はわるくないです。建物が古いだけで、昼間は全く不安なく歩けます。あくまで私の経験上での話ですが。
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この日もホストの買い物に同行。
バゲットと鮮やかで大きな野菜が印象的。 -
夕飯はエビのカレーとインゲン。
それぞれのルーツの話になってホスト(ご主人)はフランス人だけど、先祖はイタリアから来たと言っていました。第一印象がイタリアっぽいと思っていたので腑に落ちました。そもそも欧州はいろいろと混じっているのでしょうが。
私はルーツが遠い所でも隣県なので、旅をしていて移民の子孫と話すと、自分の遠い所にあるルーツをどう思っているのだろう、などと考えながら聞いています。
翌日はポート・ルイスにお出かけします。
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