初めてのアフリカ旅行　レユニオンとモーリシャス【レユニオンからモーリシャスに移動】

2025/09/16 - 2025/09/16

初めてのアフリカ旅行でレユニオンとモーリシャスを訪れました。
５泊したレユニオンを発ち、モーリシャスに向かいます。訪れる前はなんとなく同じような雰囲気の島かと思っていましたが、風土や文化の違いを感じ取り、それぞれの島を楽しみました。

【行程】

９月10日　出国　ホーチミンで乗り継ぎ
　　11日　　　　バンガロールとモーリシャスで乗り継ぎ　夕方レユニオン着
　　11～16日　レユニオン滞在
　　16～21日　モーリシャス滞在
　　21日　　　モーリシャスからバンガロールに移動　バンガロールで乗り継ぎ
　　22日　　　バンガロールからバンコクに移動
　　22～25日　バンコク郊外滞在
　　25日　帰国

エリア モーリシャス

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

９月16日　火曜日

宿泊していたAirbnbの宿をチェックアウト。滞在中で最も強い雨が降っていました。
Réservoirのバス停から何度も乗ったcitalisの47番のバスでConcordeというバス停に向かいます。
このバスは９時11分発の予定でしたが、５分ほど早く到着し、そのまま出発しました。旅行中、私はできるだけ現地の価値観に合わせるので、「こんな感じなんだね～」とだけ思いました。数日前、バスを待っていても来なかったのはこういうことがあったからかもしれません(^^)

モーリシャスに向かうAirAustralは14時05分離陸でまだ時間があるのですが、Duparc Sainte-Marieというモールで買い物や食事をしたかったのでちょっと早めにチェックアウトしていました。

Duparc Sainte-Marie最寄りであるConcordeのバス停で降りようと思っていたら、その一つ手前のPôle d'échange Duparcバス停で「早く着いたのでここでしばらく止まりますが、どうしますか？」と運転手さんに訊かれました。そうでしたよね、確かにこのバスは早く出発しましたよね～。
大して時間が変わらないので、Pôle d'échange Duparcで降りてモールに向かいます。この頃にはもう雨は上がっていました。

モール内のRun Market Duparc Sainte-Marieという大型スーパーで買い物します。このモール、調べたら日曜日以外の８時30分から20時まで営業してるんですよ！

地元の方の邪魔にならないように品ぞろえを見ながら歩きました。

たくさんのシャンパーニュ。フランスですね。

明らかに地元で造られたお菓子が山積みにされていました。
こちらはココナッツを使ったお菓子。

南アジアがルーツのジャレビも。買いたかったですが、荷物がいっぱいだったので買えませんでした。

ドーナッツとBonbon cravate（蝶ネクタイの形をしているから）というお菓子。ひとつ前の画像の奥の方にも写っています。
中華系のお店でよく作られているようです。かりんとうに似ていますね。食べてみたかった。
撮影していませんが、クレープを焼く実演販売もありました。

レユニオン産のものを探し、日本まで持ち帰れそうなものを買いました。
クミンは使ったことがありませんが、この機会に使ってみようと思います。料理好きの知人にも一つあげたら喜んでいました。
ライオンコーヒーってレユニオンにもあるんですね。

3 Brasseurs Sainte-Marie

同じモールの中にビールを飲める場所があるので、買い物の後に寄ってみました。

オリジナルのビールと食事を楽しめるらしい。

数種類あるそうなので、目星をつけてから入店。

古き良きアメリカのビアホールをイメージした店内のようで、英語のポスターが貼られていました。

私はAmbréeというキャラメルなどの香りを楽しめるビールを250ml注文。普通、こういうのってお店のロゴを正面にして撮影しますよね(^^;)

まだ10時30分くらいで、机上にはモーニングのメニューしか置かれていなかったので、ビールをいただけるか尋ねたら少し驚かれました。私が飲まなさそうな顔をしているというのもあるのかな（考えすぎ？）。

せっかくなのでモーニングのメニューも頼んでみました。モーニングはドリンクが２つついてくるのでお腹がちゃぽちゃぽになりました。

完食しましたが、思ったより量が多かったです。バターは一つだけしか使わなかったのでもう一つは持って帰ることにしました。
食後、短時間ですが気持ち悪くなってお酒に弱くなったのかな～と思いましたが、ただお腹が膨れただけでした。早朝、宿の冷凍庫の整理をしたので、実はこれは２回目の朝食だったのです。

退店時、店員さんに自分が日本人だと伝えると、とても喜ばれました。彼はこちらで日本人に会うのは初めてだったそうです。日本語の響きが好きとのこと（私も日本語の響きが大好きです）。
素直な気持ちが伝わり、私もうれしくなりました。「私もレユニオンの方々が好きです！」とお伝えしました。

腹ごなししながら空港まで40分弱歩いてきました。

こじんまりとした小洒落た空港。なんだかんだ言ってフランスだからこそ、この雰囲気になるんだと思う。

ローラン ガロス空港 (RUN) 空港

チェックインを済ませました。チェックイン時、モーリシャスの宿泊先やモーリシャスを発つ航空券のデータの提示を求められました。
モーリシャスのデジタル入国カードについては申請が終了した後のQRコードがうまくダウンロードできず、その旨をお伝えしたら容認されました。
レユニオンに行く前にもモーリシャスに寄っていて、その時の分はパソコンで作成したのでQRコードをダウンロードできたのですが、私はスマホだとうまくできませんでした。

このRELAYもヨーロッパを思い出して懐かしい。初めてフランスに行った時のことを思い出します。

搭乗待ち。吹きさらしでもないのに雀のような鳥が何羽かいました。

何も買いませんでしたが、お土産屋さんには特産のラム酒やバニラを使った商品が売られていました。
隣に座っていたモーリシャス在住の男性に話しかけられ、少しおしゃべり。彼はこの日の夜にエミレーツで中国に行くと言っていました。

以下、どうでもいい話です。
初対面の方の大半は婚姻状況と子供の有無、職業について訊いてきますが、私は他人のそういったことに興味がないので訊かないです。触れられたくない人もいるでしょうし。
趣味とか食べ物、話ができそうなら一般的な政治と宗教の話の方が楽しい。…ただそれだけの話です(^^ゞ

14時05分離陸の予定が１時間ほど遅れ、15時過ぎの離陸になりました。

行きはディスプレイのない機材でしたが、今回はありました。こちらに表示されているパリはもちろん、週２回、レユニオンとバンコクを結ぶ便も運航していると案内されていました。「え～！乗ってみたい！」と思い、後程運賃を調べましたが私には高かったので、残念ながら乗ることはないでしょう。
バンコクとシンガポールは羨ましい航路がたくさんあります。エアカランのヌメア～成田（以前は関空も）線は「運休」し、バンコク・シンガポールと結ばれましたね。

上位クラスですが、FUTONも提供されるとのこと。以前、ハワイのAirbnbのホスト（白人）も「フトン」と言っていて、その時は「日系人の影響かな」と思っていましたが、広く使われるようになっているのでしょうか。

モーリシャスが見えました。飛行時間は１時間ほど。
丸い畑が興味深い。頭の中でコンパスが一回りしました。

Montagne du Rempartのハイキングコース付近。ヘリコプターで飛んでいるみたいで贅沢に思えました。

そういえば、モーリシャスに着くころ微生物？をなくすためのスプレーが機内にまかれました。バンガロールからモーリシャスに行く機内でもまかれていました。
レユニオンに向かう機内ではまかれていなかった気がします。気づかなかっただけかもしれませんが。

ちなみに、私の少し前に旅行記を投稿された他のトラベラー様もこちらに似た画角を表紙にされていますが、真似していません(^^;)
「モーリシャス」の旅行記として投稿する以上、モーリシャスの画像を表紙にするべきと思ったものの、この日はほとんどが移動で適切な画像があまりなく…。投稿後に気づきました。

あくまで私の印象ですが、レユニオンの壮大な自然に比べてモーリシャスの自然は穏やかものに思えました。
火山についても、レユニオンの火山は現在も活動していますが、モーリシャスの火山は活動しておらず、緑豊かな島や池のようになっています。

もう着陸しそうなのに、こんなに近くに畑があってドキドキ。

サー・シウサガル・ラングーラム国際空港に到着。
モーリシャスの初代首相の名前にちなむそうです。

空港のATMで3,000モーリシャスルピー（約１万円）をキャッシング。
タクシーの運転手さんの呼び込みでアジアを感じました。

サー シウサガル ラングラーム国際空港 (MRU) 空港

モーリシャスでもAirbnbの宿に泊まります。ホストにはモーリシャスの首都、ポート・ルイスまで迎えに来ていただくようお願いしていました。空港までも来ていただけるとのことでしたが、約6,000円で、私には高くて…。

空港からポート・ルイスまでバスが出ているという情報を見ていて、シャトルバスみたいなものかと思っていました。でも、空港で周囲の方にお尋ねしたら路線バスで、しかも空港から1.5kmくらい歩いたバス停から乗るとのこと。
ただし、シャトルバスで行ったという情報も見かけるので、どれが正しいのかは分かりません。空港の職員さんやタクシーの運転手さん、皆さん同じことをおっしゃっていました。

たくさんの方々にお尋ねし、たどり着いたバス停。何も表示がありません。「赤いバスだよ！」と言われたので待ちます。

通常は宿のピックアップかレンタカーだと思いますが、ポート・ルイスまで路線バスで行きたい方はまず、空港から「Airports of Mauritius Limited Corporate Office」を目指し、「Engen Filling Station」というガソリンスタンドの方向にひたすら進んでください。ガソリンスタンドとは反対側にバス停はあります。そのあたりで通行人に尋ねたらよいと思います。

こちらと一つ前の画像のような景色が見えたら赤いバスを待ってください。交通量が多い時は大きめに手を振った方がよいでしょう。
赤いバスが止まったら「ポート・ルイスまで行きますか？」と尋ねてください。ポート・ルイス行きでない赤いバスもあります。最終バスは18時ごろとも聞きましたが、真偽不明です。

20分ほど待ち、17時30分頃ポート・ルイス行きのバスが到着。リュックを抱えて乗りました。

途中、狭い道を通る時にすれ違うバスとの距離が数センチになり、運転手同士が煽りあっていました。私は宿のホストと約束していた時間に間に合うかということばかり気にしていたので、撮影しませんでした。

見たことがないつり革（っていうのかな？）。運賃は忘れましたが、安かったと思います笑。路線バスなので。
以前、空港から路線バスでポート・ルイスまで行った方の情報では乗り換えしたとありましたが、こちらは乗り換え不要でポート・ルイスに着きます。

車掌さんにポート・ルイスのどのあたりまで行くのか尋ねたら、すごくうっとうしがられました。すき間時間にほぼ裸の女の人の動画を見ているのを邪魔しちゃったからかしら～。丸見えだったよ。

さて、バスを降りました。このようなバスに乗ってきました。乗車時間１時間半ほど。
なんか窓ガラスに映った顔が心霊写真みたい。

参考までに、私が乗ってきたバスはこちらの地図のAnges Boutiqueのあたりが終点でした。

当初、Airbnbのホストには18時にお迎えに来てもらうようお願いしていましたが、飛行機の遅れのため19時に変更していただいていました。

AiraloのeSIMを購入していましたが、私の場合ネットが遅く、辛うじてメッセージがやり取りできるくらいでした。さらに時折切断されることがあり、すごく不安でした。

ホストに現在地を伝えるにもGPSの共有もできず、周辺の画像とオフラインのGoogle Mapsのスクショだけを送信しました。
一生懸命探してくださっているのが伝わってきて申し訳なかったです。
数日後、ポート・ルイスを散策した際、こちらと同じようなレンガの建物がたくさんあり、「そりゃ、わかりにくいよね」と思いました。

真っ暗で変な人もいたので怖かったです。
ホストとは19時20分頃に会えました。私が送った画像を警察官に見てもらったそうです。うまく情報共有できなかったことを謝りました。

宿泊したのはこちらのお家です（別日に撮影）。ポート・ルイスからは車で20分ほど。私の部屋の玄関はホストとは別で、建物は繋がっていますが離れのようになっています。
ホストは3年ほど前にこの家を購入したそうで、この素敵な塗装は前の家主によるものとのこと。こちらのお家をネットで見た時、すぐに「泊まりたい！」と思いました。

夫婦で営む民泊。奥さんはアーティストでもあるそうで、さすが調度品が素敵です。

バスルームの入り口はクレオール様式になっています。フランス風のパネルもいいですね。こういうのって雑貨屋に売ってるのかな。

別料金で朝食と夕食もお願いしました。私は相当のゲテモノ以外だったら何でも食べるので、こういった場合「何でも食べます」と予めお伝えしています。

この日の夕食は中華風の鶏肉炒めです。パクチーも入っています。
旦那さんはフランス中部出身、奥さんはインド系でモーリシャス出身ですが、中華系の料理は何度もいただきました。レユニオンと同じく、いろいろな文化が混じっていておもしろいです。

インディカ米にごまを和えたものと一緒にいただきました。
とても美味しかったです。

翌日から、ホストの車でモーリシャス巡りをしていきます。