2025年9月3日：ダムカード収集-102 & 道の駅SR北陸-15 新潟中越編（後編）道の駅 漢学の里しただ･笠堀ダム･大谷ダム

2025/09/03 - 2025/09/03

ライフワークとしつつある「ダムカード収集」と「道の駅スタンプラリー」夢はでっかく全国制覇ですが、なんだかんだ言っても流石に日本は広く、2025年は主に北陸方面を主戦場としています。
関東在住なので基本は可能な限り効率よく巡っています（巡っているつもりです）

北陸地方を主戦場としたものの、他地方の道の駅の新たな開駅による他地方の再訪や他の催事に忙殺されたりして、久しぶりの「ダム巡り＆道の駅巡り」となりました。（特に新たなダムカード収集は4月以来の5か月ぶり）

ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。
2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回、102目となります（回数は訪問日数でカウント）
第101回終了時点で、24都府県の381施設を巡りました。

※直近のダム巡りの様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue_group/63573

そして更に前、2016年から始めた道の駅スタンプラリー
各道の駅に設置してあるスタンプを押印して回るだけなのですが、これが中々に面白い、道の駅はエリア分けされて、エリア事に公式なスタンプ帳まで有ります

2025年9月2日現在で
関東エリア（関東1都6県+山梨県+長野県北部）は全189駅を訪問済
北陸エリア（新潟県+富山県+石川県）は全84駅中46駅訪問済
中部エリア（長野県南部＋岐阜県＋静岡県＋愛知県＋三重県）は全137駅中135駅を訪問済（一旦はコンプリートしましたが静岡県と愛知県に新たに1駅づつ開駅し2駅未訪問）
近畿エリア（福井県＋滋賀県＋京都府＋大阪府＋兵庫県＋奈良県＋和歌山県）は全157駅中156駅を訪問済（一旦はコンプリートしましたが奈良県に新たに1駅開駅し未訪問）

※直近の道の駅スタンプラリーの様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue_group/64824

相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので今回は前編・中編・後編に分けてお届けします。

後編は
ダムカード配布対象施設は
笠堀ダム（笠堀湖）
大谷ダム（ひめさゆり湖）
を巡り

北陸道の駅スタンプラリーとして
新潟県　№19　漢学の里しただ
を巡ります

「新潟県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・ 43
本編訪問数・・・ 2（ 4.7％）
累計訪問数・・・ 23（53.5%）

※新潟県ダムカード収集の旅の備忘録はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11824248
※ダムカード収集の旅備忘録の県別インデックスはこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11780773

北陸道の駅スタンプラリー
（新潟県＋富山県＋石川県）
対象駅・・・・全84駅
本編訪問駅・・・ 1駅（ 1.2％）
累計達成駅・・・50駅（59.5％）
未訪問駅・・・・34駅（40.5%）

※北陸道の駅スタンプラリーの備忘録はこちら
　訪問順編-01：https://4travel.jp/travelogue/11941958
　新潟編：https://4travel.jp/travelogue/11822900
※道の駅スタンプラリーの備忘録の県別インデックスはこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11780614

新潟県と福島県を結ぶ国道289号線は県境周辺が険しく未だ登山道しかない未開通の点線国道です。実距離は8里程ですが、険しい道で10倍苦労するため八十里越えと呼ばれています。そんな八十里越えも漸くあと数年で開通となりました。現在は未開通で盲腸線である国道289号線の「道の駅　漢学の里しただ」「笠堀ダム」「大谷ダム」を巡りました。

その後、魚沼へ出て新潟を中心にチェーン展開する三宝亭で夕食を頂き、経費縮減のため群馬県の渋川までは国道17号線で高速代を浮かしつつ帰宅しました。

※つたない文章＆写真ではありますが、是非最後までお付き合いください

エリア 燕・三条・見附(新潟)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

前編にて
　早朝に東京を出発し関越道をひた走り新潟県入り、長岡市街の「妙見堰」を訪問、上流部にあるJR東日本の山本発電所の逆調整池として、信濃川の治水を司る堰としての役割を学びました。
　その後「道の駅　ながおか花火館」を訪問、北陸路の大動脈「国道8号線」のSA的存在で充実した施設でした町興し的要素としては「長岡花火」の展示があり、道の駅として「一般道休憩施設」「街の振興」と言う役割を十二分に果たしている道の駅の教科書の様な素晴らしい道の駅でした

※前編の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/12008292

中編にて
　平成16年新潟豪雨で甚大な被害に見舞われた刈谷田川沿いの「道の駅　パティオにいがた」「道の駅　R290とちお」「刈谷田川ダム」を巡りました。「道の駅　パティオにいがた」には新潟豪雨のアーカイブが展示してあり水害の恐ろしさを再認識、その後訪れた刈谷田川ダムは水害に備え水位を低く保たれていました。
水防について考えながらも「R290とちお」では名物の「油揚げ」に舌鼓を打ちました。

※中編の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/12009028

※写真は中編の最終地「刈谷田川ダム」

「刈谷田川ダム」から「道の駅　漢学の里しただ」にやって来ました
「刈谷田川ダム」から「道の駅　漢学の里しただ」は県道で23km程の道のり

道の駅 漢学の里しただ 道の駅

国道289号線沿いの道の駅と言って過言無いのでしょうが正確には100m程離れた所にあります。

道の駅 漢学の里しただ 道の駅

道の駅名にもなっている「漢学」は大漢和辞典などを編纂監修した漢学者橋轍次博士の生まれ故郷であり、それを称え「諸橋轍次記念館」があります。
それに併設する形で道の駅を整備したため国道から少しだけ離れたのだと思います

因みに「諸橋轍次記念館」は1992年に開館し
道の駅は1997年に開駅し2013年にリニューアルし現在の形となったそうです

漢学の里 諸橋轍次記念館 美術館・博物館

農産物直売所は「彩遊記」と名付けれれています
中々お洒落な名前です

道の駅 漢学の里しただ 道の駅

比較的山間にある道の駅ですが観光土産と共に農産物が結構充実していました

道の駅 漢学の里しただ 道の駅

別棟のレストランは「庭月庵 悟空」と言います
建物名が漢字なのは流石漢学の里

名前が西遊記に因んでいるのは「諸橋轍次」に大漢和辞典編纂の苦労を訪ねた際に「西遊記の三蔵法師や孫悟空の天竺までの苦労を鑑みれば自分の苦労など取るに足らない」と答えた事に因んでいるそうです。

道の駅 漢学の里しただ 道の駅

苦労と言えば、国道289号線は遥か昔より会津地方と越後を結ぶ重要な道だったそうです。国境には難所の峠があり、実距離は八里なのに10倍大変なので八十里越えと言われる程でした

国道に指定されても県境付近は車が通る程の整備は不能で長年点線国道となっていましたが、いよいよ数年後には開通するそうです。

道の駅 漢学の里しただ 道の駅

開通前は会津－新潟は磐越自動車道で北側を大回りするか、只見線に沿って国道252号線を南に大回りするしかありませんでした（国道252号線は冬季は閉鎖）
八十里越は開通すると通年通過可能となり距離も大幅に短縮されるそうです。

なによりも、道の駅周辺は現在盲腸線となっている国道289号線が開通すれば、通行量が増え町興しの起爆剤となるため期待は大きい様です

勝手にカウントダウンしている様で訪問日現在で開通まではだいたい400日との事（笑）

道の駅 漢学の里しただ 道の駅

本日のラスト道の駅カードとなります

各地で発売が開始している「道の駅カード」
北陸ブロックは2023年7月より発売開始です

1枚200円でスタンプと違い企画に参画した駅のみでの発売となります

「新潟県」道の駅カード収集の旅
全29駅中第10号
（北陸ブロックでは28駅目・各県総計では188駅目）

「道の駅　漢学の里しただ」はシリアル№747をゲットしました

道の駅 漢学の里しただ 道の駅

他ブロックは県ごとにコンプリートの企画を展開していますが北陸ブロック（新潟・富山・石川）はブロック全てを対象としています。

北陸ブロックは既に訪問済みの駅も有るのでコンプリートは難しいのでしょうが、一応コンプリート用の台紙にも押印して貰います♪

「道の駅　漢学の里しただ」にて28駅目となります

道の駅 漢学の里しただ 道の駅

此方は本命の「道の駅北陸ブロック」のスタンプラリー
此方も本日のラストスタンプになります

北陸「道の駅」スタンプラリー
84駅中第50号は

新潟県　№19　漢学の里しただ

新潟県で23駅目・各県総計では531駅目となります

大漢和辞典の編纂監修した「諸橋轍次」の記念館に併設された道の駅ですが、正直無学な私は「諸橋轍次」の名を此処で初めて知りました（汗）
「諸橋轍次」の名で集客を図るのは難があり、更に付近を走る国道289号線は福島県境付近が開通しておらず、現在盲腸国道なので集客に乏しい道の駅ですが、あと数年で開通予定なので交通量が増加する事は約束されており道の駅にとって朗報です

尚、今まで巡ってきた道の駅では同様のコンセプトに
世界で初めて全身麻酔による乳がん摘出手術に成功した外科医「華岡青洲」を記念した和歌山県の「道の駅　青洲の里」があります
但し彼方は併設する公園のビジターセンターも兼ねています

「道の駅　青洲の里」の自分の口コミはこちら
https://4travel.jp/dm_shisetsu_tips/14796616

道の駅 漢学の里しただ 道の駅

「道の駅　漢学の里しただ」から「笠堀ダム」にやって来ました
「道の駅　漢学の里しただ」から「笠堀ダム」は主に国道289号線で9km程の道のり

笠堀ダム 名所・史跡

笠掘ダム
1965年（昭和40年）竣工の重力式コンクリートダム
堤　高　 78.5m
堤頂長　251.0m
クレストラジアルゲート　　　　1門
オリフィスラジアルゲート　　　1門
コンジット高圧ラジアルゲート　1門

笠堀ダム 名所・史跡

1965年の竣工以降、想定を上回る洪水に複数回見舞われました
1969年の洪水を受けてクレストゲートを1門増設して放水量を強化
2011年の洪水を受けて4mの堤体嵩上げ工事を行う等、日々進化しているダムです

嵩上げしてから然程年月が経っていないので白亜の堤体が美しいです

笠堀ダム 名所・史跡

周辺はニホンカモシカの生息地として保護区に指定されています
それだけ自然豊かであり且つ険しい地である訳です

笠堀ダム 名所・史跡

ダム天端は遊歩道として開放されています

笠堀ダム 名所・史跡

残念ながら天端の全てが開放されている訳ではなく右岸側は関係者以外立入禁止でした。なので本ダムは提体走破は無しえませんでした（泣）

笠堀ダム 名所・史跡

ダム天端よりダム下を望む

堤体を嵩上げするには。ただ堤体上部のみ嵩上げすれば良いと言う訳ではありません。重力式コンクリートダムは提体の重さでダム湖の水を支えるので、貯水量が増えれば、その分堤体を重くする（太らす）必要があります。
特に下部が厚くなるので、減勢工などもオフセットする必要があり、工事に合わせ発電所等も再整備された様でダム下の設備は新しかったです

笠堀ダム 名所・史跡

ダム天端より下流方面を望む

笠堀ダムは、その名の通り笠堀川に造られたダム
笠掘川は数km下流で五十嵐川に合流し五十嵐川は三条市の中心部で信濃川に合流し日本海へと流れます。

笠掘ダムは竣工当初より計画以上の洪水に見舞われ改修を重ねてきましたが、それぞれの改修前に想定以上の洪水に見舞われたとはいえ、もしダム自体が無かったら大変な被害が発生したと言われています。

新潟は越後山地に雲が当たり冬は豪雪で知られていますが、雲が山地に当たるのは夏も冬も関係ない訳で（気圧や温度で多少は違うかもしれませんが）豪雨に見舞われる可能性は高い訳です

笠堀ダム 名所・史跡

ダム天端よりダム湖方面を望む

「笠掘ダム」によって形成されたダム湖は「笠掘湖」と言います

ダムの堤体を嵩上げすると言う事は、ダム湖の水位が上昇する訳で
当然ですが湖岸はダム堤体にだけある訳でないので影響は上流部全域に及びます
綿密な地盤調査も行われたでしょうし、湖岸に点検道路があった場合は道路付け替えも必要だったかもしれません

幸いと言うか、笠掘ダム湖周辺はニホンカモシカが生息するくらい切立った断崖地帯で湖岸道路も無く、然程問題はなかった様です

笠堀ダム 名所・史跡

ダムカードはダム左岸にある管理事務所で配布しています
管理所周辺も嵩上げ工事に合わせてリニューアルされた様で奇麗な建物でした

因みに嵩上げ工事は大変な工事となるため、日本有数の大河「木曽川」にある丸山ダムは既設の堤体直下に新丸山ダムを築き、旧ダムはある程度削って水没させる工事を行っています。それによりダム湖は20mも嵩上げされるそうです
ダム湖の拡大を含め大変な工事です

※2019年に丸山ダム・新丸山ダムを巡った時の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11506739

笠堀ダム 名所・史跡

「新潟県」ダムカード収集の旅
全43施設中第22号（中部地方では166箇所目・各県総計では384箇所目）

・笠掘ダム

右上の目的記号は「FNWP」
■　F：洪水調節
■　N：流水の正常な機能の維持
□　A：かんがい用水
■　W：水道用水
□　I：工業用水
■　P：発電

右下のダム形式は「G」
■　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
□　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
□　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
刈谷田川ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・水道用水・発電」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります

笠堀ダム 名所・史跡

「笠堀ダム」から「大谷ダム」にやって来ました
「笠堀ダム」から「大谷ダム」は主に国道289号線で僅か3km程の道のり

大谷ダム 名所・史跡

大谷ダム
1994年（平成6年）竣工のロックフィルダム
堤　高　 75.5m
堤頂長　360.0m
選択取水ゲート多孔式　　　　1門
小放流ジェットフローゲート　1門

大谷ダム 名所・史跡

施設はダム右岸側に集中配置されています

此方は自然越流式の非常用洪水吐
ロックフィルダムは提体越流に弱いため
非常用満水位になると有無を言わさず洪水吐から越流させ提体越流から防ぐ訳です

過去に全国のダムの何か所かで非常洪水吐からの放流により下流部に洪水被害が生じた際に「ダム放流のせいで洪水した」と報道される事があります
仮に非常用洪水吐から越流して下流部に被害が生じたとしても、越流量は原則ダム湖への流入量しか放流されないので、ダムが洪水を防ぎ切れなかったのは事実としても、ダムが原因で洪水になる訳ではありません

但し洪水予防にダムの貯水量をあてにして下流部の護岸工事の想定を下げている場合が多いので、広義ではダムのせいと言えなくはないですが・・・

なので近年の豪雨対策として、本日巡った「刈谷田川ダム」は洪水期の保有水量を下げる様に変更したり、「笠掘ダム」は提体の嵩上げを行い両ダムとも有事の際の保有水量を増やす対策が取られています

大谷ダム 名所・史跡

大谷ダムも平成23年の豪雨時はダムは非常用満水位となり、竣工依頼初の非常用洪水吐からの放流を実施したそうです

大谷ダム 名所・史跡

それでも満水になる迄は
上流からの958m3/秒（25mプール1.5杯を1秒で満水にする凄い量）の流入を貯水し、下流には364m3の放流に抑え、洪水抑制に寄与しました

残念ながら最終的には非常用洪水吐からの放流となりましたが、それでも放流量は流入量と同じ最大でも958m3/秒です

大谷ダム 名所・史跡

ダム天端は道路として開放されています

ダム左岸側に国道289号線が走っており、そちら側からダム施設がある右岸側にアクセスしたので車では既に提体走破を完了していますが、可能な限り徒歩での提体走破を信条としているので勿論徒歩で走破します（笑）

大谷ダム 名所・史跡

ダム天端よりダム下を望む

非常量洪水吐の放水路がダム下に伸びていますが、ダム下には大きな設備はありませが、減勢工に河川維持放流水が放水されているのが見えました。

大谷ダム 名所・史跡

ダム天端より下流方面を望む

大谷ダムは、五十嵐に造られたダム
五十嵐川は数km下流で先程巡った「笠掘ダム」がある笠掘川を合流し三条市の中心部で信濃川に合流し日本海へと流れます。

大谷ダム 名所・史跡

ダム天端よりダム湖方面を望む

「大谷ダム」によって形成されたダム湖は「ひめさゆり湖」と言います

ダム湖右岸を国道289号線が走っていますが、その国道もダム湖右岸の先で酷道となり更に先は未だ未開通の点線国道となります。

大谷ダム 名所・史跡

此方が先程の非常用洪水吐
後にある管理所と比較すると、その大きさが伺い知れます

大谷ダム 名所・史跡

これは埼玉県の下久保ダムの資料館にあった展示

原則ダム湖は逆三角形、つまり▽の形をしており、上部になる程に面積が拡大するので、水位あたりの保有水量は増えます

貯水率50%と33%の水位はあまり変わりませんが貯水量は違う訳です

大谷ダム 名所・史跡

そして現在のダム湖の水位と非常用洪水吐との関係

水位的に満水まではかなりの高さがあり、上記の通りかなり貯水量は低めだと思います。
非常用洪水吐からの放流を経験した大谷ダムは、笠掘ダムの様に堤体の嵩上げはせずとも水位を下げる事で洪水対策をしているのかもしれません

大谷ダム 名所・史跡

例によって天端を渡り切りました
本日3ダム目の走破です

大谷ダムの堤頂長は360.0m

天端を走破したダムは280ダム目となり
堤頂長は合計で76,019.1m（≒76.0km）となりました。

大谷ダム 名所・史跡

折角なのでダムの下流部からの姿を望むべく、左岸側の道路を少々散策

うーん残念ながらロックフィルダムはあまり映えませんねぇ
特にアースダムっぽくロックの隙間から植生が茂ってしまうと土手との区別がつきにくいです

個人的には機能美溢れたアーチ式ダムの方が好みです

大谷ダム 名所・史跡

本日のラストダムカードになります。

「新潟県」ダムカード収集の旅
全43施設中第23号（中部地方では167箇所目・各県総計では385箇所目）

・大谷ダム

右上の目的記号は「FNW管理用P」
■　F：洪水調節
■　N：流水の正常な機能の維持
□　A：かんがい用水
■　W：水道用水
□　I：工業用水
■　P：発電

右下のダム形式は「R」
□　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
□　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
■　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
大谷ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・水道用水・管理用発電」目的の
「ロックフィルダム」という事になります

大谷ダム 名所・史跡

時刻は16:10
あわよくば、五泉市の山中にある「早出川ダム」も巡れればとも思っていましたが、ダムカード配布時間が17:15までで此処からは50km程の道のりがあるので、時間的にギリギリになりそうなので本日のダムカード収集＆道の駅スタンプラリーは此れにて終了とします。

往路で赤城高原SAで1時間余計に仮眠を取ったのが響いてしまいました（泣）
でも、その分昼時に「道の駅　R290とちお」で美味しい油揚げを頂けたので、良しとしましょう♪

大谷ダム 名所・史跡

何度も記載していますが3月に21年間相棒であった2004年式SG5フォレスターと別れを告げ、新たなる相棒となったBT5型レガシィアウトバック。

納車以来の主たる長距離ドライブでは東京－富山・東京－兵庫・そして今回の東京－新潟と少しづつ新たなる相棒との旅を重ねて来ました。

前愛車はMT車だったのでスポーツカーでは無いにせよ峠等は楽しかったのですが、AT車（正確にはCVT車）となったので峠の楽しさは半減してしまいましたが、
運転支援システム等の進化は著しく（と言うか前車は全くなし）バイパスや高速の運転が飛躍的に楽になったので、体力消耗が半減したので長距離運転は今までより遥かに楽になりました

※理解した上での買替なので納得していますし、何だかんだで気に入っています♪

大谷ダム 名所・史跡

旧相棒とは21年間23万kmの付き合いでしたが無事故でした（諸般の都合で無違反ではありません・笑）、新たなる相棒とは無事故・無違反を目指したいと思います。（ATで楽になった分、高速は今迄以上にい眠りに注意が必要です）

愛車のナビは魚沼に出て関越道で所沢までのルートを推奨
自宅までは279kmの道のりで到着予想時刻は22:05

往路同様に高速は深夜割引を利用したいので、所沢ICを24:00以降に下車できるよう調整しながら帰宅したいと思います
なので所沢ICの到着時間を鑑みつつ途中までは国道17号線で帰ります

大谷ダム 名所・史跡

帰路に就いて早々ですが、大谷ダムの施設がが集中する右岸側から左岸側に移動し、国道289号線を望んでみました。

この辺りの国道289号線は幅も結構あり（消えかけてはいますが）二車線道路となっています。
しかし、あと数キロで片側一車線となり更に10km程で行き止まりとなってしまいます。

大谷ダム 名所・史跡

繰り返してきた通り、会津と越後を結ぶ重要路線である八十里越えは会津に塩や魚等を運ぶ重要路線でしたが、大変な難所で、未だ登山道しかありません

しかし「道の駅　漢学の里しただ」に掲示してあった通り、いよいよあと400日程度で開通となります。

正直、関東在住の私にとっては冬季閉鎖はあるものの、魚沼から只見線に沿って国道252号線を利用する方が早くて近いので恩恵は余りないかもしれませんが、交通事情がどう変化するかは興味深くはあります

大谷ダム 名所・史跡

「大谷ダム」から「道の駅　いりひろせ」にやって来ました
「大谷ダム」から「道の駅　いりひろせ」は主に国道290号線で45km程の道のり

国道290号線が国道252号線にぶつかる上条付近にある道の駅で、2km程只見方面に外れる事となりますが、トイレ休憩に立ち寄りました

道の駅 いりひろせ 道の駅

北陸道の駅スタンプラリーとしては2023年に訪問済み
（道の駅カードも購入済み）

前回は日本有数の貯水量を誇る「奥只見ダム」やその下流にある福島県の「田子倉ダム」等を巡った際に合わせて訪問しました

※その時の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue_group/54053

※4トラの仕様変更があった様で同箇所の過去の口コミが
　下記にリンクされなくなりました。
　なので自分の口コミのURLを添付します
　https://4travel.jp/dm_shisetsu_tips/15108294

道の駅 いりひろせ 道の駅

「道の駅　いりひろせ」から「三宝亭 小出店」にやって来ました
「道の駅　いりひろせ」から「三宝亭 小出店」は主に国道252号線で18km程の道のり

三宝亭 小出店 グルメ・レストラン

この辺りの夜は早く、遅くまで営業している飲食店は限られてしまいます
そんな中「三宝亭　小出店」は21:30までと比較的遅くまで営業していますし、前回新潟周辺のダム巡りの際に立ち寄ったら美味しかったので今回も此処で夕食とします

※前回訪問時の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11953434

三宝亭 小出店 グルメ・レストラン

三宝亭は新潟県を中心に展開しているチェーン店
お勧めは「煮干し醤油ラーメン」「究極の炒飯」「五目あんかけ中華飯」との事で、前回も頂き、大変美味しかった記憶があります

※4トラの仕様変更があった様で同箇所の過去の口コミが
　下記にリンクされなくなりました。
　なので自分の口コミのURLを添付します
　https://4travel.jp/dm_shisetsu_tips/15218763

三宝亭 小出店 グルメ・レストラン

他にも美味しそうなメニューが沢山あるのですが
滅多に来れ無いので（今回訪問も1年ぶり）ついついお勧めメニューを食べてしまいます。
と言う事で今回も「三宝中華飯セット」を注文
煮干し醤油ラーメンも美味しかったし中華飯も美味しかったです
チェーン店としては十分に及第点です♪

三宝亭 小出店 グルメ・レストラン

美味しい食事を頂きましたが、時刻はまだ20:15
このまま近くの魚沼ICから関越道に乗ると、深夜割引適用前に所沢ICに着いてしまいます。途中のSAで仮眠を取れば良いのですが、美味しい夕食を頂き元気一杯なので行けるところまでは国道17号線で帰り高速代を更に節約しようと思います

所沢IC到着時刻を24:00以降と定め、国道17号線をひた走ります
湯沢ICまで行っても、まだまだ時間があったので三国峠も国道で超える事としました。

そして22:40
渋川伊香保ICで関越自動車道へ

時刻は0:10
途中、高坂SAでトイレ休憩をして最終調整をしたものの、ほぼ予定通りに所沢ICに到着

渋川伊香保－所沢IC　94kmを休憩時間を含め90分
休憩込平均時速　62.6km/h
移動の記録を取っておくと今後の行程作成の参考となります

本来「三宝亭　小出店」最寄りのICから素直に帰宅すると
堀之内ICー所沢ICで通常料金で\4,940ｰの所
勿論時間はかかりましたが、
渋川伊香保ICー所沢ICで深夜割引で\2,010-と約半額以下で帰って来れました♪

時刻は24:20
新小金井街道と小金井街道の交差点「松山3丁目」の少し手前で東京都に入れば自宅まではあと少しです

無事に帰宅しました

出発時の愛車のODメーターの値は6,914km
帰宅時の愛車のODメーターの値は7,547km

本日は新潟県中越地区の長岡・栃尾周辺を巡りダムカード配布対象施設を4施設、道の駅を4駅と併せて8施設を巡り、633kmのドライブとなりました

本日最も印象に残ったダムカード対象施設は

「笠堀ダム」です

1965年（昭和40年）竣工と比較的古いダムではありますが、その歴史の中で想定外の洪水に見舞われ改修工事が行われました。日々進化している点と最終改修から日が浅く堤体上部の躯体が白く美しいのが印象的でした。

そして北陸道の駅スタンプラリー
本日最も印象に残った道の駅は

「ながおか花火館」です

北陸路の大幹線「国道8号線」沿いにあると言う地の利に恵まれ施設が充実していますし「長岡花火」の情報発信基地として様々な資料が展示してあり特に実物大の「正三尺玉」そして「正三尺玉の発射台」は圧巻の大きさでした。

ダムカード収集状況

赤茶色が未訪問ダム
黄緑が訪問済みダム
ピンクが今回訪問のダム

福島県 総施設数：39　今回訪問数：0　累計訪問数：04（10.3％）
茨城県 総施設数：12　今回訪問数：0　累計訪問数：12（100%）
栃木県 総施設数：27　今回訪問数：0　累計訪問数：27（100％）
群馬県 総施設数：30　今回訪問数：0　累計訪問数：30（100%）
埼玉県 総施設数：13　今回訪問数：0　累計訪問数：13（100%）
千葉県 総施設数：13　今回訪問数：0　累計訪問数：13（100％）
東京都 総施設数：03　今回訪問数：0　累計訪問数：03（100％）
神奈川 総施設数：11　今回訪問数：0　累計訪問数：11（100%）
新潟県 総施設数：43　今回訪問数：4　累計訪問数：23（53.5%）
富山県 総施設数：26　今回訪問数：0　累計訪問数：25（96.2%）
石川県 総施設数：12　今回訪問数：0　累計訪問数：00（75.0%）
福井県 総施設数：16　今回訪問数：0　累計訪問数：16（100%）
山梨県 総施設数：08　今回訪問数：0　累計訪問数：08（100%）
長野県 総施設数：36　今回訪問数：0　累計訪問数：36（100%）
岐阜県 総施設数：17　今回訪問数：0　累計訪問数：17（100%）
静岡県 総施設数：14　今回訪問数：0　累計訪問数：14（100％）
愛知県 総施設数：19　今回訪問数：0　累計訪問数：19（100％）
三重県 総施設数：22　今回訪問数：0　累計訪問数：22（100%）
滋賀県 総施設数：11　今回訪問数：0　累計訪問数：10（90.1%）
京都府 総施設数：06　今回訪問数：0　累計訪問数：06（100%）
大阪府 総施設数：04　今回訪問数：0　累計訪問数：04（100%）
兵庫県 総施設数：55　今回訪問数：0　累計訪問数：39（70.1%）
奈良県 総施設数：18　今回訪問数：0　累計訪問数：18（100%）
和歌山 総施設数：06　今回訪問周：0　累計訪問周：06（100%）
合計24都府県の385施設のダムカードを入手しました

訪問日現在で、一旦は関東地方の1都6県、中部地方の9県中の新潟・石川を除く7県、そして近畿地方7府県の21都府県をコンプリートしていましたが、新たに富山県に1施設、滋賀県に1施設そして兵庫県には16施設も配布対象施設が加わったので富山県・滋賀県・兵庫県は再訪問が必要となりました

今後も北陸地方を攻め新潟県・石川県のコンプリートを目指しますが並行して新規配布場所も訪問して行きます

北陸「道の駅」スタンプラリー　進行状況
（北陸エリアは区分上、新潟県＋富山県+石川県）

灰色が未訪問の道の駅
緑が訪問済みの道の駅
紫は能登地震の影響で休業中の道の駅
ピンクが今回訪問の道の駅

・新潟県　　全42駅中23駅制覇
・富山県　　全16駅中16駅制覇
・石川県　　全26駅中11駅制覇
　合計　全84駅中 50駅制覇(各地方総計では531駅制覇)

道の駅の分類上では北陸地方は新潟・富山・石川の3県（福井県は近畿ブロック）、各県への関東圏からのアクセスルート周辺より、少しづつ制覇を目指します。なんだかんだで北陸ブロックも残すところ34駅となりました

そして最後に北陸「道の駅カード」収集状況
（北陸エリアは区分上、新潟県＋富山県+石川県）
企画参画駅のみ

茶色が未収集の道の駅
緑が収集済みの道の駅
紫は能登地震の影響で休業中の道の駅
ピンクが今回収集の道の駅

・新潟県　参画29駅中　10駅収集
・富山県　参画11駅中　11駅収集
・石川県　参画15駅中　 7駅収集
　合計　 全56駅中28駅収集(各地方総計では188駅収集)

道の駅カード発売開始前に新潟県の道の駅スタンプラリーを行っていたため既に巡っていた新潟県の道の駅カードのコンプリートは難しそうですが地道に集めていきたいと思います。

※つたない文章＆写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました