2025/08/11 - 2025/08/11
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2025年8月 6年ぶりのヨーロッパ旅行の記録です。
イタリア・ドロミテでハイキングを楽しみました。
日程
8月7日(木):羽田空港22:45発 NH205
8月8日(金):ウィーン空港6:30着 -RJ-ウィーン中央駅-IC
-Lienz(泊)
8月9日(土):-SAD列車-S.Candido-Brunico-バス-La Villa(6泊)
8月10日(日):Puez小屋からGardenacciaのハイキング
8月11日(月):La CruscからCrusc峠、Medesc峠を経てSan.Cassiano
へのハイキング
8月15日(金):-バス-Brunico-SAD列車-Lienz-CJ-Spittal-
Millstaettersee-IC-Salzburg(泊)
8月16日(土):-BRB-Munich Ost-S8-Munich 空港(泊)
8月17日(日):ミュンヘン空港11:15発 NH218
8月18日(月):羽田空港6:55着
地図を見て予想していた以上のチャレンジコースでした。
もうここを歩くことはないと思うので自分メモとして
写真多めです。
*Via Ferrata イタリア語で「鉄の道」の意味
ワイヤーやはしごなどを利用しての登山。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8月11日(月)
いつものウェイトレスさんでなかったので、コーヒーのオーダーが
うまく伝わらず、2人ともエスプレッソが来てしまった(^^;
美味しいからよいのですけどね。 -
8:57のBrunico行き460番バスでBadiaへ向かいます。
10分も乗らないくらいの乗車でした。
Badia Abtei Pedraces で下車して5分くらい東へ上ったところが
ゴンドラ乗り場です。 -
2017年に来た時は恐ろしく遅い2人乗りリフトだったのですが
立派なゴンドラに生まれ変わっていました。 -
ゴンドラ内部より。
ゴンドラは待たずに乗れるし、楽でよいですよね。 -
Badiaの町を見下ろしながら
-
中間駅で降りる方多数です。
ご家族連れはここでのんびり過ごすのかな。 -
次のゴンドラに乗り継ぎます。
中間駅にきれいなトイレがあったのでお借りしました。 -
山上駅に到着します。
今日は雲が多いな~ -
山上の教会へ向かいます。
-
教会内部を見学しました。
隣の建物は宿泊もできるRifugioです。
Webサイトによると食事に力を入れているようなのですが
今日はまだ早いのでスルーします。 -
圧倒されるような岩壁が立ちはだかります。
-
ここから7番のコースを進みます。
-
右手(西側)に見えるのは、昨日歩いたGherdenaciaの平原
-
拡大するとこんな感じ。
-
今日はこの岩壁沿いに歩いてCrusc峠を経てFanesの山塊の
向こう側を見に行くつもりです。 -
今日もこの花がよくみられました。
-
マンテマも。
-
Tabaccoの地図によると、途中×印(フェラータマーク)が
いくつかあるのですけど、どんな感じかな。 -
振り向くと教会はだいぶ小さくなりました。
-
西側はセッラからサッソンゲール、Gherdenacia…
-
ずっとトラバースかと思ったら、よじ登る場所も出てきました。
-
岩礫帯だけどけなげに花も咲いています。
-
ここはフェラータ装備があると安心な場所でした。
登ってから下を撮影。 -
でも登りだから三点支持を守れば大丈夫。
下りは無理だなぁ…ということはもう戻れない。 -
だんだん西側の山塊の高さに近づいてきました。
あちらは日も当たっていて平和に見えます。 -
スタート地点の教会もあんなに小さくなって…
遠くにSas de Putiaが見えます。 -
私たちの滞在しているLa Villaの町も真下に見えました。
-
こういった狭いトラバースにこそヴィアフェラータ用の
ワイヤーがあると安心だと思うのですが…ないのです。
もろい岩肌なのかなぁ。 -
落ちたら終わりなので慎重に進みます。
-
花を見てちょっとなごみます。
-
先行しているイタリア人の男性二人組はバリバリの
ヴィアフェラータ装備でした。 -
ワイヤーと鉄ステップを頼りに直登します。
-
2016年にファッサ谷でカティナッチョの峠巡りをしたときに
ヴィアフェラータを経験したのですが、あのときと比べると
かなり本格的です。 -
壁が立ちはだかります。
-
ワイヤーもクサリもないこんなトラバースが怖いです。
変な汗が出てきます。 -
バディアの谷と遠くセッラ山塊とマルモラーダを望みます。
-
そろそろ峠が近いかなーと希望的観測。
-
ワイヤーを命綱代わりに逆層岩場を乗り切ります。
思ったよりフリクションが効いて安心して登れました。 -
Crusc峠2612mに到着。
教会から約2時間半、緊張の連続でした。 -
壁を越えたら意外にも穏やかな景色が広がっていました。
先ほどの先行者はこの山を登っていきました。
Piza dales Diesc 3026mが一番高いかな
結構なナイフリッジなのではないかと想像します。 -
谷を隔てて対面には昨日歩いたGherdenaciaの平原が見えます。
-
これから歩くのはこちら側。
未知の世界でワクワクします。
もうフェラータマークはないはずだけど… -
最初は岩ザレのゆるい下りです。
-
ここから12Bコースに入ります。
AとかBと付くコースはちょっとバリエーション的に難しいところ
がある印象をもっています。 -
最初は岩の上のトラバースです。
こんな感じなら許容だな~と思っていたのですが -
地図を見て予想していた以上にガッツリ下るのでした。
私にとって危険に感じる下りで余裕がなくなり写真無しです。
やはりBと付く道は油断ならないです。 -
ようやく危険地帯を脱して12番のコースに合流しました。
ここから峠までゆるい登りです。 -
いい道~
5分で着くと書いてあったけど、ほんと? -
本当に5分くらいでMedesc峠に到着。ここで昼食休憩。
今日は途中に小屋がないので、ホテル近くのパン屋さんで買った
サンドイッチとクロワッサンです。
人気のあるパン屋さんで朝7時から整理券方式で購入します。 -
西側の眺めがよいですが、ここからの下りを考えると
落ち着かない気分になります。 -
少し砂礫のトラバースを下りてMedesc峠を見たところ。
このトラバースも狭くて気が抜けません。 -
ジグザグとザレ道を下っていくのですが、向きを変えるところが
怖い…かなりの急斜面で落ちたらどこまでも止まらなそう -
峠からだいぶ下りてきて一息。
最大の難所は終わったかな。 -
ようやく景色を楽しめます。
-
やがて樹林帯へ入ると暑くなってきました。
-
ウメバチソウの群生
-
出発点の教会方面と分岐します。
私達はこのまま12番のコースを下りていきます。 -
眺めがよいけどかなりの急坂。
この道をまっすぐ下りていくと滞在地のLa Villaなのですが -
ちょっとアレンジしたくて途中から15番コースに入りました。
-
San Cassianoへ下りていきます。
-
存在感あるサッソンゲールとLa Villaのまち
-
San Cassiano郊外です。
途中登りがあってこちらに来たことを後悔しましたが
San Cassianoもちょっと見てみたかったので。 -
あと、乗っていないゴンドラに乗ってみたかったのもあります。
Piz Soregaのゴンドラに乗車 -
山上駅を出ると遊び場が広がります。
ALTA BADIAではよく見る光景ですね。 -
セルフレストランで休憩。
レモンソーダで生き返りました。(Total 8ユーロ) -
続いてLa Frainaの6人乗りリフトに乗車。
これは下りのリフトなんですね。 -
リフトを下りて少し歩くと今度はBambyの6人乗りリフト。
こちらに乗るとPiz La Ilaに出ます。
La FrainaとBambyのリフトは2017年にはサマーカードに
入っていなかったように思います。 -
Piz La Ilaでは先ほどまで歩いていたFanesの山塊が目に入ります。
-
Medesc峠を拡大。
白く見えるところがザレの下りでした。 -
16時 La Villaへゴンドラで楽々下山です。
スーパーで買い物し、バス停1個分歩いてホテルに戻りました。 -
19時からの夕食。お水を1本追加注文します。
まずはサラダビュフェ。生野菜が採れて嬉しい。
日替わりでフライなどもあるのが楽しみでした。 -
プリモです。
私はChickpeaとカリフラワーのスープ
夫はトマトソースのニョッキです。 -
セコンドは二人とも一緒
ポークフィレ グリーンペッパーコーンソース
お肉が柔らかくて美味しかったです。 -
デザートはヨーグルトクリームベリーソースがけ
食後Barでまたカプチーノとエスプレッソを飲みながら
オーナーさんと色々お話しました。
昨年日本旅行に行ったそうで日本びいき、とても楽しいひと時でした。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- oneonekukikoさん 2025/10/07 13:45:58
- お久しぶりです。
- batfishさん
お久しぶりです。すっかり4トラからも遠ざかっておりました。
フェラータ
びっくりです。
鉄の鎖を頼りに進む姿に、ワクワクドキドキでした。
初めて4トラでフェラータのブログを目にした時以来、すごい人がいるんだわ
と感嘆の言葉しかありませんでした。
そんなコースをbatfishさんが経験されて、ドンドン読み進んでしまいました。
緊張するけど、達成感たっぷりの素敵な経験でしたね。
またドロミテ行きたいと願いながら、前回は2013年でしたらもう15年が経ちました。
ブログで楽しませていただきます。
ありがとうございました😊
oneonekukiko
- batfishさん からの返信 2025/10/07 20:13:15
- RE: お久しぶりです。
- oneonekukikoさん こんばんは!
お久しぶりです!!メッセージをありがとうございます。
先日、台湾旅行記と山陰旅行記を拝見したのに
コメントも残さず、申し訳ありません。
お元気そうで何よりです(^^)
> フェラータ
> びっくりです。
> 鉄の鎖を頼りに進む姿に、ワクワクドキドキでした。
> 初めて4トラでフェラータのブログを目にした時以来、すごい人がいるんだわ
> と感嘆の言葉しかありませんでした。
> そんなコースをbatfishさんが経験されて、ドンドン読み進んでしまいました。
> 緊張するけど、達成感たっぷりの素敵な経験でしたね。
ありがとうございます。
地図からは一部ワイヤーやステップがあるかな?くらいの気持ちで
フェラータ装備も持たずに行ってしまいました。
実際はずっと緊張の連続で若い頃に歩いた槍穂縦走を思い出しました。
達成感はありましたが、もうあのような山歩きは無理だなぁと(^^;
> またドロミテ行きたいと願いながら、前回は2013年でしたらもう15年が経ちました。
> ブログで楽しませていただきます。
前回は2013年でしたか!
そろそろいかがでしょうか(^^)
6月中旬くらいが色々な面からおすすめです。
batfish
-
- poodle714さん 2025/09/27 22:50:27
- 峠越えワクワクしますね
batfishさん
Piz La Ila からのお写真で Medesc 峠が巨大な屏風のような Fanes の山塊の核心部分であることがよく分かりました。遠目には美しい景観なのに、実際に歩かれている様子を拝見するといかにも歩きにくそうな危険な道なのですね。それに、Via Ferrata はカラビナを使う人が歩くコースだと今まで思っていました。batfishさんご夫妻のような方だと普通の装備で歩けてしまうんですね。
お気楽コースで比べるのは失礼なのですが、サッソルンゴの電話ボックス型のゴンドラで上がって峠からシウジ高原が見えたときに感激したものです。峠越えには格別な思いがありますね。
poodle714
- batfishさん からの返信 2025/09/28 21:17:43
- RE: 峠越えワクワクしますね
- poodle714さん こんばんは!
いつもありがとうございます!!
> Piz La Ila からのお写真で Medesc 峠が巨大な屏風のような Fanes の山塊の核心部分であることがよく分かりました。遠目には美しい景観なのに、実際に歩かれている様子を拝見するといかにも歩きにくそうな危険な道なのですね。それに、Via Ferrata はカラビナを使う人が歩くコースだと今まで思っていました。batfishさんご夫妻のような方だと普通の装備で歩けてしまうんですね。
今まで、Fanesの壁のような山並みを眺めながら、どこを通って
向こう側に向かうのだろう?と疑問でした。
今回、それがわかってすっきりしました(^^)
ヴィアフェラータはちゃんとした装備で臨むべきだと思うのですが
今回のルート7番は地図上では×印が3個だけで、あれほど長く
緊張を強いられるとは思わず…(^^;
登りだったので問題なかったですが、下りは無理だと思いました。
でも、一番危ないと思われるトラバース道にワイヤーなどがないので
実はヴィアフェラータ装備でも恐怖心は変わらなかったかも…とも思いました。
かなり上の方まで登ってから、「このルートは半端な技術で登らないでください」
のような注意書きを見た気がするのですが、「遅い!」とつっこんでしまいました(^^;
> お気楽コースで比べるのは失礼なのですが、サッソルンゴの電話ボックス型のゴンドラで上がって峠からシウジ高原が見えたときに感激したものです。峠越えには格別な思いがありますね。
poodle714さんもあの峠から下ったのでしたね。
あの狭い峠からアルペディシウジが見えるのは感動ですね。
私も忘れ難い思い出です。
ドロミテハイキングは仰る通り、峠越えが楽しいですよね!
と言いつつ、残りの日程は峠越えはなかったかも…(^^;
次はお気楽散歩の1日です。
batfish
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