2024/11/16 - 2024/11/16
320位(同エリア1006件中)
赤い彗星さん
この旅行記スケジュールを元に
土砂降りに見舞われた香川旅行から中一週。
曇り予報でしたが雨さえ降らなきゃいいと、不完全燃焼のモヤモヤを振り払うべく、以前から行ってみたかった大谷石資料館に日帰り旅行することにしました。
周辺を調べていると、大谷資料館の少し先にある現役の露天掘り採石場も見学できることが分かり、前日にじゃらんで予約。
大谷資料館と大谷寺の入場券と大谷・立岩線路線バスが乗り放題になる大谷観光一日乗車券を利用して、宇都宮観光に出かけました。
- 旅行の満足度
- 4.5
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大谷観光一日乗車券を使って、大谷観音前バス停で下車。
バス停近くの大谷石で造られた大谷コネクト。イベントの準備中でした。 -
大谷石で造られた座禅を組んでいる熊(多分)の石像。
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大谷公園の入口の崖の上には、怪力の天狗が置いたという伝説の残る「天狗の投げ石」と呼ばれる岩が乗っています。この投げ石も大谷石です。
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大谷公園を囲んでいる岩には、明らかに採石された跡が残っています。
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大谷公園は露天掘りの採石場跡が、公園として整備されたものです。
今立っている場所は、採石場の底に当たる部分ですね。 -
第二次世界大戦の戦没者を弔い平和を祈念するために、旧採石場の壁面を利用して観音像が彫刻されたものが、目の前の巨大な平和観音像です。
昭和23年から、6年かけて昭和29年に完成しました。大谷公園 公園・植物園
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平和観音横の展望台から大谷公園を眺めた風景。
展望台付近が、本来の地面だった高さでしょうね。
一つの小山が無くなったぐらいの掘られ方であることが、上から見るとよく分かります。 -
展望台からは、観音様の横顔を間近に見る事が出来ます。
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開場時間になったので大谷寺にやってきました。
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大谷寺は、岩肌に沿って建物が建てられているため、岩にめり込んでいるような錯覚を覚える造形をしています。
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建物内部は撮影禁止ですが、本尊の千手観音は、平安時代に弘法大師により造られた仏像と伝わっています。また脇堂は岩に接していて、壁面には10体の磨崖仏が彫られていて、重要文化財に指定されています。
大谷寺 大谷観音 寺・神社・教会
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寺院同様、宝物館も内部は撮影禁止です。
宝物館の目玉として、縄文最古の11,000年前の人骨が展示されています。昭和40年の磨崖仏の防災工事中に地中から発掘されたものです。 -
博物館横には、弁財天を祀った小島と池があります。
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池端には、大きな白蛇。
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紅葉には少し早い時期でしたが、一部の木々はすでに色付き始めていました。
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この池に住んでいた毒蛇が、弘法大師により退治され、心を入れ替えて白蛇となって
弁財天に仕えるようになったという伝説が残っているそうです。 -
お堂横には、とぐろを巻いた白蛇。
何かクリームを連想させる造形です。 -
大谷寺の裏手には、御止山と呼ばれる山があります。
江戸時代、日光輪王寺の宮様が松茸狩りをされていた御用山で、一般人は立ち入ることが出来ない場所でした。大正天皇が度々参詣され、かつてはお手植えの松なども植えられていたそうです。 -
大谷寺から大谷資料館に歩いて向かう途中、車庫のようにきれいにくり抜かれている岩を見かけました。
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大谷資料館近くの川沿いには、大谷石の岸壁が連なって荒々しい景観を形成しています。下の方は、自然の洞穴ではなく、くり抜かれていると思われます。
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大谷資料館駐車場入り口近くに到達しました。
この岩の向こうに大きな駐車場が設けられています。 -
大谷石で造られたお地蔵様。
藤子不二雄作品に出てきそうな顔立ちをしています。 -
大谷資料館前の「愛の泉」と名付けられた小さな滝と滝つぼ。
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大谷資料館の外観は、昭和を感じる建物です。
古い熱帯植物園やお土産物屋さんを連想させます。 -
大谷石で造られた小さな門が、大谷資料館内の地下坑内への入口です。
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コンクリート造りの通路を下っているように思えますが、全面大谷石です。
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鉱脈に沿って掘り進む鉱山と違って、大谷石の層をそのままくり抜いているので、鉱山からイメージする坑道とはかけ離れた風景が拡がっています。
大谷資料館 美術館・博物館
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地底都市、地下宮殿といった人工的で直線的な風景が続きます。
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昭和34年までは、手彫りで大谷石を掘り出していたということで、再現マネキンが展示されていました。
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入口方面を振り向くとこのような風景が拡がっています。
ライトアップの灯りは奥向きに照らされているのが分かりますね。 -
掘り進んでいる坑内が、地表のどの辺りか確認するために開けられた天井の竪坑。
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エジプトの神殿のライトアップみたいだなあ。またいつか行ってみたい場所。
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石壁にたくさんのトゲトゲを持った巨大ウニのような影が映されています。影の元を探しに行ってみます。
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戦時中は、陸軍の地下倉庫や中島飛行機の「疾風」の機体工場としても利用されていました。
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電動カッターで掘り出された直線の跡が残る壁面。
ライトアップの色と模様が相まって、電気ストーブが頭に浮かびました。 -
さっきの影の元発見。巨大ウニやね。
実体は、假屋崎省吾氏の華道の作品でした。
これも生け花と呼ぶのかな。 -
大正8年(1919)から、昭和61年(1986)まで採石されていた地下の巨大空間。
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採石場と言わなければ、現代アート作品のようにも見えますね。
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坑内の平均気温が、冷蔵庫とほぼ同じ平均7℃ということで、現在も野菜や果物などの生鮮食品やワイン・日本酒など酒類の貯蔵に利用されています。
昭和45年に政府保管米90,000俵が保管されたこともあるそうです。 -
こちらにもライトアップされた巨大ウニが置かれていました。
花は無いので、先ほどの假屋崎省吾氏の作品の骨組みだけ展示されているのかもしれません。 -
観光客の入れない奥は、幻想的なライトアップがされていました。
この辺りには地下水や雨水などの水が貯まっていて、地底湖を形成していました。 -
大谷資料館内部まで、バスが入ってくる光景に出会いました。
年配の団体だったので、階段の登り降りを少なくするために奥までバスが来たのかと思われますが、元々大谷石の運搬に使っていたトラックなどが乗り入れていた工事用通路なんでしょうね。 -
バスが右折すると、また静かな地下巨大空間に戻りました。
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入口近くの床には、採石された石の板が置かれたままになっています。
約1,000万本の石板が採石されたそうです。 -
本当は坑内見学する前に見ておいた方が良かったかもしれませんが、坑内見学後に採石などに使用された工具などが展示されている資料館を見学しました。
大谷石と云っても、模様や地層によって様々な種類があるようです。 -
石を切るチェンソーや採掘機。
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大谷石資料館の周辺も至る所に採石された跡が残されています。
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大谷資料館前の資料館入口バス停でバスに乗り、立岩バス停で下車。
バス停のある広場から、道沿いに奥に進むと看板が立てられています。 -
看板の方向に進むとすぐにカネホン採石場に到着。
大きな駐車場も併設されています。
バスの本数が少ないですし、車じゃないと不便な場所だと思います。見学可能な現役の露天掘り採石場 by 赤い彗星さんカネホン採石場 名所・史跡
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待ち合わせ場所やスタート地点は高い場所にあるので、採石場を見渡す事が出来ます。最初から高い場所だったわけではなく、採石するために掘り進み、結果として山が削られて高い場所になったということですね。
木々の生えている一番高い場所が、採石が始まる前の地面だった場所です。 -
カネホン採石場では、大谷石で造られた石窯で焼かれたピザを食べる事が出来ます。
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アクティビティとして、ハヤブサと名付けられたジップラインも体験することが出来ます。採石場を横断というルートではありませんが、採石場を横に見ながら空中を滑空することが出来ます。
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カネホン採石場は今でも現役の採石場で、この辺りが現在採石している場所ですね。地面の大きな穴が気になりますが、崩落したんでしょうか。
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見学開始待ちの間に採石している様子を上から眺める事が出来ました。電動カッターで石を切り出している最中です。
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採石場見学の際に被るヘルメット。
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採石した大谷石を加工している作業場。
年季の入った建物で人もいなかったので、一見廃墟のようにも見えますが、現役の作業場です。 -
見学ツアーでは、ガイドさんに色々と説明してもらいながら、先ほど上から見下ろしていた採石場の麓まで降りていきます。ガイド無しの自由見学は出来ません。
大谷公園も公園として整備される前は、このような感じだったんでしょうね。 -
壁面に残っている階段跡。
現在は使用されていませんが、まだ手作業で石を掘り出している時代に使用されていたものです。 -
採石しようとしたものの空洞が多く、採石を断念した壁面。
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大谷資料館は地下の採石場でしたが、カネホン採石場は露天掘りの採石場です。
以前訪れた岩船山高勝寺近くにも岩舟山採石場跡があり、戦隊ものロケの聖地となっているそうですが、栃木県は多くの採石場のある石の産地だったんですね。 -
採石場に至る道は、当たり前ですが砂利道です。
見学する際は、歩きやすい靴が必須ですね。
画面上の方に見える展望台のような建物が、ジップラインのスタート地点です。 -
手掘りだった時代に足場を組むために壁面に開けた穴。
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採石場には雨水などが溜まっているので、米津玄師さんのMV撮影の際に使用されたボートとのこと。見学終了時間が、バスの時間間際だったので見学終了と共にバス停に一目散で移動。見学記念品として、大谷石のコースターを頂きました。
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