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予定していた電車に乗り遅れ、1時間遅れで桐生から足利に到着。<br />日本史の教科書にも載っていて、いつか訪れたいと思っていた足利学校を初訪問。すぐ隣にある足利氏の城館跡に建てられた鑁阿寺にも参拝します。<br /><br />急速に日が暮れつつある時間帯でしたが、群馬の宝徳寺に続いて、<br />栃木の鑁阿寺の紅葉も楽しむ事が出来て満足な一日でした。

栃木訪問2022④(日本最古の学校と鑁阿寺の紅葉:足利市・足利学校、鑁阿寺)

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2022/11/12 - 2022/11/12

456位(同エリア1174件中)

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赤い彗星

赤い彗星さん

この旅行記のスケジュール

2022/11/12

この旅行記スケジュールを元に

予定していた電車に乗り遅れ、1時間遅れで桐生から足利に到着。
日本史の教科書にも載っていて、いつか訪れたいと思っていた足利学校を初訪問。すぐ隣にある足利氏の城館跡に建てられた鑁阿寺にも参拝します。

急速に日が暮れつつある時間帯でしたが、群馬の宝徳寺に続いて、
栃木の鑁阿寺の紅葉も楽しむ事が出来て満足な一日でした。

旅行の満足度
4.5
  • JR足利駅からは、歩いて約10分程の場所にある足利学校に到着。<br />土塁で囲まれたこちらの門は利用できないようなので、入口に廻り込みます。

    JR足利駅からは、歩いて約10分程の場所にある足利学校に到着。
    土塁で囲まれたこちらの門は利用できないようなので、入口に廻り込みます。

  • 足利学校の入口に到着。寺院の門前のような佇まいです。

    足利学校の入口に到着。寺院の門前のような佇まいです。

    史跡足利学校跡 名所・史跡

    創立時期は複数の説がある日本最古の学校 by 赤い彗星さん
  • 足利学校の敷地に入るための最初の門は、入徳と書かれた額の掛かった入徳門です。この門から少し進んだ場所に受付があります。入校料は420円です。

    足利学校の敷地に入るための最初の門は、入徳と書かれた額の掛かった入徳門です。この門から少し進んだ場所に受付があります。入校料は420円です。

  • 校内の通路には、燈籠が設置されていました。<br />そのままでも目を楽しませてくれますが、灯りが灯るとより鮮やかになりそうです。

    校内の通路には、燈籠が設置されていました。
    そのままでも目を楽しませてくれますが、灯りが灯るとより鮮やかになりそうです。

  • 色とりどりの花が、鉢にびっしりと飾られています。<br />同じ色が重ならないようにバランスよく活けられていますね。

    色とりどりの花が、鉢にびっしりと飾られています。
    同じ色が重ならないようにバランスよく活けられていますね。

  • 足利学校敷地内のマンホール蓋は、松の葉と学の文字。

    足利学校敷地内のマンホール蓋は、松の葉と学の文字。

  • 敷地内の孔子立像。<br />足利学校では、儒学を中心とした学問を学ぶことが出来たということで儒教の祖である孔子像が建てられています。<br />両脇を護る狛犬もどちらも口が開いていて、中華風の狛犬となっています。

    敷地内の孔子立像。
    足利学校では、儒学を中心とした学問を学ぶことが出来たということで儒教の祖である孔子像が建てられています。
    両脇を護る狛犬もどちらも口が開いていて、中華風の狛犬となっています。

  • 入徳門から続く長い通路を真っ直ぐに進むと、「学校」と書かれた扁額を掲げる学校門に到着します。ここから先に学校内の施設が並んでいます。<br />「学校」と書かれた扁額を掲げる日本唯一の門ということで、足利学校のシンボルになっています。

    入徳門から続く長い通路を真っ直ぐに進むと、「学校」と書かれた扁額を掲げる学校門に到着します。ここから先に学校内の施設が並んでいます。
    「学校」と書かれた扁額を掲げる日本唯一の門ということで、足利学校のシンボルになっています。

  • 足利学校に伝わる書籍の保存を目的として、大正4年(1915)に建てられた遺蹟図書館。

    足利学校に伝わる書籍の保存を目的として、大正4年(1915)に建てられた遺蹟図書館。

  • 字降松(かなふりまつ)と呼ばれている松。<br />戦国時代に在任していた第7世庠主九華和尚の時代に、学生が読めない文字や意味が分からない文章を紙に書いてこの松にぶら下げておくと、翌日には読み仮名や文章の注釈を書き足してくれていたという逸話から名付けられたそうです。

    字降松(かなふりまつ)と呼ばれている松。
    戦国時代に在任していた第7世庠主九華和尚の時代に、学生が読めない文字や意味が分からない文章を紙に書いてこの松にぶら下げておくと、翌日には読み仮名や文章の注釈を書き足してくれていたという逸話から名付けられたそうです。

  • 先に見える茅葺屋根の大きな建物が、足利学校の方丈と庫裏です。<br />足利学校の創建は、諸説ありよく分かっていないようです。<br />・奈良時代に大宝律令により設置された国学。<br />・平安時代に小野篁が創立。<br />・鎌倉時代に足利家2代当主足利義兼が創立。<br />・室町時代に関東管領の上杉憲実が創立。

    先に見える茅葺屋根の大きな建物が、足利学校の方丈と庫裏です。
    足利学校の創建は、諸説ありよく分かっていないようです。
    ・奈良時代に大宝律令により設置された国学。
    ・平安時代に小野篁が創立。
    ・鎌倉時代に足利家2代当主足利義兼が創立。
    ・室町時代に関東管領の上杉憲実が創立。

  • 方丈に向かう前に、学校門の正面に建っている孔子廟を訪問します。

    方丈に向かう前に、学校門の正面に建っている孔子廟を訪問します。

  • 孔子廟の敷地内に植えられている月桂樹。<br />日露戦争勝利を記念して、日本海海戦でバルチック艦隊を殲滅した連合艦隊司令長官の東郷平八郎が植樹した月桂樹です。

    孔子廟の敷地内に植えられている月桂樹。
    日露戦争勝利を記念して、日本海海戦でバルチック艦隊を殲滅した連合艦隊司令長官の東郷平八郎が植樹した月桂樹です。

  • 儒学の祖である孔子を祀っている孔子廟。建物の名前は、大成殿です。<br />寛文8年(1668)に造営され、明治25年に火災に遭いましたが、明治33年に再建されています。

    儒学の祖である孔子を祀っている孔子廟。建物の名前は、大成殿です。
    寛文8年(1668)に造営され、明治25年に火災に遭いましたが、明治33年に再建されています。

  • 孔子廟ということで、中央には孔子座像が安置されています。<br />室町時代に彫像された日本最古の孔子像ということです。

    孔子廟ということで、中央には孔子座像が安置されています。
    室町時代に彫像された日本最古の孔子像ということです。

  • 孔子廟に安置されている小野篁像。<br />足利学校の創建には、諸説があるようでそのうちの一つが、小野篁により創建されたという言い伝えがあることから、創建者として祀られています。<br />小野篁は、現世と冥界を自由に行き来し、現世の宮仕えだけではなく、閻魔大王にも仕えていたという逸話の残る人物として有名ですね。

    孔子廟に安置されている小野篁像。
    足利学校の創建には、諸説があるようでそのうちの一つが、小野篁により創建されたという言い伝えがあることから、創建者として祀られています。
    小野篁は、現世と冥界を自由に行き来し、現世の宮仕えだけではなく、閻魔大王にも仕えていたという逸話の残る人物として有名ですね。

  • 足利学校の方丈は、禅宗寺院で見られる方丈と同じものです。

    足利学校の方丈は、禅宗寺院で見られる方丈と同じものです。

  • 竹細工や大きな竹製の手毬が飾られていました。<br />花が活けられた器も同系の色が集められています。

    竹細工や大きな竹製の手毬が飾られていました。
    花が活けられた器も同系の色が集められています。

  • 孔子の五常(仁・義・礼・智・信)の教えを花で表現したものだそうです。<br />仁:青 人を愛し思いやること。<br />義:白 世のため人のため行動すること。<br />礼:赤 相手に敬意を払って接すること。<br />智:紫 幅広い知恵を得て道理をわきまえること。<br />信:黄 嘘をつかず、誠実であること。

    孔子の五常(仁・義・礼・智・信)の教えを花で表現したものだそうです。
    仁:青 人を愛し思いやること。
    義:白 世のため人のため行動すること。
    礼:赤 相手に敬意を払って接すること。
    智:紫 幅広い知恵を得て道理をわきまえること。
    信:黄 嘘をつかず、誠実であること。

  • 僧房や学生寮を兼ねていた衆寮。<br />4部屋続く長屋となっており、遠方から通う学生たちが利用していました。

    僧房や学生寮を兼ねていた衆寮。
    4部屋続く長屋となっており、遠方から通う学生たちが利用していました。

  • 衆寮の中で行われていた写経を再現しています。

    衆寮の中で行われていた写経を再現しています。

  • 脇玄関と方丈。

    脇玄関と方丈。

  • こちらも禅宗寺院で見かける庫裏。<br />寺院と同様、竈の付いた土間や台所、湯殿などが設けられています。

    こちらも禅宗寺院で見かける庫裏。
    寺院と同様、竈の付いた土間や台所、湯殿などが設けられています。

  • 室町時代に足利学校を整備し、学問に力を入れた関東管領の上杉憲実座像。<br />足利学校は、室町時代から戦国時代にかけて、日本最高の学府として、儒教や易学を多くの学生や僧が学んでいました。

    室町時代に足利学校を整備し、学問に力を入れた関東管領の上杉憲実座像。
    足利学校は、室町時代から戦国時代にかけて、日本最高の学府として、儒教や易学を多くの学生や僧が学んでいました。

  • 方丈内部。<br />中央にご本尊が安置されていれば、通常の禅宗寺院と何ら変わらない風景が広がっていたかと思います。

    方丈内部。
    中央にご本尊が安置されていれば、通常の禅宗寺院と何ら変わらない風景が広がっていたかと思います。

  • 宥座之器の模型。大きな模型は、庫裏の入口近くにあります。<br />器が空っぽの時は器が下を向いていて、器一杯に水を入れても器がひっくり返る。程よく水を入れた時にだけ、器が真っ直ぐになり安定する不思議な器です。<br />孔子の説く中庸の精神を現しています。

    宥座之器の模型。大きな模型は、庫裏の入口近くにあります。
    器が空っぽの時は器が下を向いていて、器一杯に水を入れても器がひっくり返る。程よく水を入れた時にだけ、器が真っ直ぐになり安定する不思議な器です。
    孔子の説く中庸の精神を現しています。

  • 方丈から庭園を眺めると、鮮やかな色の和傘で庭園を装飾している最中でした。

    方丈から庭園を眺めると、鮮やかな色の和傘で庭園を装飾している最中でした。

  • 南庭園より、格の高い北庭園。池や築山が設けられた日本庭園です。

    南庭園より、格の高い北庭園。池や築山が設けられた日本庭園です。

  • 庫裏の横に建てられていた木小屋。<br />炊事などに使用する薪や生活道具、食料などの貯蔵に利用されていました。

    庫裏の横に建てられていた木小屋。
    炊事などに使用する薪や生活道具、食料などの貯蔵に利用されていました。

  • 庫裏の裏手にある土蔵。<br />耐火建築物ということで、特に重要な書物などが保管されていたのかもしれません。

    庫裏の裏手にある土蔵。
    耐火建築物ということで、特に重要な書物などが保管されていたのかもしれません。

  • 竹林と竹灯りと名付けられている敷地内の一隅。

    竹林と竹灯りと名付けられている敷地内の一隅。

  • 竹林と竹灯り近くで真っ赤に染まっていたもみじ。

    竹林と竹灯り近くで真っ赤に染まっていたもみじ。

  • 学校敷地内の正一位霊験稲荷社の鳥居。<br />朝廷の最高官位と霊験の名称まで付いている稲荷社。<br />霊験あらたかな足利学校の鎮守は、現在学問の神として信仰されているそうです。

    学校敷地内の正一位霊験稲荷社の鳥居。
    朝廷の最高官位と霊験の名称まで付いている稲荷社。
    霊験あらたかな足利学校の鎮守は、現在学問の神として信仰されているそうです。

  • 足利学校から、歩いて5分も掛からない場所にある鑁阿寺にやってきました。<br />鑁阿寺の開基である足利家2代当主の足利義兼は、源頼朝の従弟で頼朝の正室・北条政子の妹・時子を正室としており、頼朝挙兵後は早い時期から、源氏方の武将として鎌倉幕府創立に貢献したそうです。

    足利学校から、歩いて5分も掛からない場所にある鑁阿寺にやってきました。
    鑁阿寺の開基である足利家2代当主の足利義兼は、源頼朝の従弟で頼朝の正室・北条政子の妹・時子を正室としており、頼朝挙兵後は早い時期から、源氏方の武将として鎌倉幕府創立に貢献したそうです。

    鑁阿寺 寺・神社・教会

    紅葉を楽しむ事が出来る足利氏の城館跡に建てられた国宝寺院 by 赤い彗星さん
  • 正面から見ると唐破風屋根の付いた太鼓橋と楼門が一体化しているように見えますが、横から見るとそれぞれ独立しています。<br />足利義兼が創建した楼門は、室町時代の兵火で失われてしまい、現在の楼門は、永禄7年(1564)に剣豪将軍としても有名な室町幕府13代将軍の足利義輝により再建されたものです。

    正面から見ると唐破風屋根の付いた太鼓橋と楼門が一体化しているように見えますが、横から見るとそれぞれ独立しています。
    足利義兼が創建した楼門は、室町時代の兵火で失われてしまい、現在の楼門は、永禄7年(1564)に剣豪将軍としても有名な室町幕府13代将軍の足利義輝により再建されたものです。

  • 本堂に至る真っ直ぐな参道には、足利学校でも目にした工芸品の燈籠が並んでいます。

    本堂に至る真っ直ぐな参道には、足利学校でも目にした工芸品の燈籠が並んでいます。

  • 国宝の本堂。<br />鎌倉時代の建久7年(1196)に足利義兼が持仏堂を建立し、息子の義氏も大堂を建立しましたが、1229年の火災で失われてしまいました。<br />その後、室町幕府初代将軍の足利尊氏の父である貞氏により、正安元年(1299)に再建されたものが現在の本堂です。鎌倉時代に中国の寺院建築様式として最新のものであった禅宗様を取り入れた建物です。

    国宝の本堂。
    鎌倉時代の建久7年(1196)に足利義兼が持仏堂を建立し、息子の義氏も大堂を建立しましたが、1229年の火災で失われてしまいました。
    その後、室町幕府初代将軍の足利尊氏の父である貞氏により、正安元年(1299)に再建されたものが現在の本堂です。鎌倉時代に中国の寺院建築様式として最新のものであった禅宗様を取り入れた建物です。

  • 天然記念物の大銀杏。<br />鑁阿寺の開基である足利義兼お手植えの銀杏と伝わっているそうですが、鑑定した結果、樹齢約550年ということで室町時代に植えられたもののようです。

    天然記念物の大銀杏。
    鑁阿寺の開基である足利義兼お手植えの銀杏と伝わっているそうですが、鑑定した結果、樹齢約550年ということで室町時代に植えられたもののようです。

  • 日本最大と伝わる多宝塔。<br />足利義兼の創建と伝わり、現在の建物は、江戸幕府5代将軍徳川綱吉の生母である桂昌院が、元禄5年に再建したというのが通説だったそうですが、相輪の宝珠の調査で通説より約50年ほど遡った寛永6年銘のものが発見されたそうです。<br />

    日本最大と伝わる多宝塔。
    足利義兼の創建と伝わり、現在の建物は、江戸幕府5代将軍徳川綱吉の生母である桂昌院が、元禄5年に再建したというのが通説だったそうですが、相輪の宝珠の調査で通説より約50年ほど遡った寛永6年銘のものが発見されたそうです。

  • 多宝塔と紅葉。

    多宝塔と紅葉。

  • 本堂横にある中御堂(不動堂)。<br />本尊の不動明王は、千葉県の成田山から勧請されたものです。<br />現在は独立した建物となっていますが、明治41年に本堂が国宝に指定されるまでは、本堂と廊下で繋がっていたそうです。

    本堂横にある中御堂(不動堂)。
    本尊の不動明王は、千葉県の成田山から勧請されたものです。
    現在は独立した建物となっていますが、明治41年に本堂が国宝に指定されるまでは、本堂と廊下で繋がっていたそうです。

  • 重要文化財の経堂(一切経堂)。<br />足利義兼の創建と伝わっていますが、現在の建物は、室町時代の応永14年(1407)に関東管領の足利満兼により再建されたものです。<br />京都の知恩院に次ぐ大きさを誇る経堂ということで、東日本最大の経堂ですね。<br />丁度訪れた時には、足利歴代将軍座像が有料(300円)で公開されていました。

    重要文化財の経堂(一切経堂)。
    足利義兼の創建と伝わっていますが、現在の建物は、室町時代の応永14年(1407)に関東管領の足利満兼により再建されたものです。
    京都の知恩院に次ぐ大きさを誇る経堂ということで、東日本最大の経堂ですね。
    丁度訪れた時には、足利歴代将軍座像が有料(300円)で公開されていました。

  • 赤御堂とも呼ばれている御霊屋。<br />鎌倉時代に創建され、江戸幕府11代将軍の徳川家斉により再建されたものを現在見る事が出来ます。拝殿には、室町幕府15代将軍木像が安置されており、本殿奥には、源氏の祖である源義家の息子義国と義国の息子で足利氏の祖である義康の墓があるそうです。

    赤御堂とも呼ばれている御霊屋。
    鎌倉時代に創建され、江戸幕府11代将軍の徳川家斉により再建されたものを現在見る事が出来ます。拝殿には、室町幕府15代将軍木像が安置されており、本殿奥には、源氏の祖である源義家の息子義国と義国の息子で足利氏の祖である義康の墓があるそうです。

  • 広い境内では、赤、オレンジ、黄色に緑まで、様々に色づいた葉が一ヵ所で共演していました。

    広い境内では、赤、オレンジ、黄色に緑まで、様々に色づいた葉が一ヵ所で共演していました。

  • 紅葉の中では、やはり赤モミジが一番好きかな。

    紅葉の中では、やはり赤モミジが一番好きかな。

  • 鑁阿寺を取り囲む土塁と水堀。<br />戦国期のような城塞ではありませんが、足利氏の城館跡ということで防御用の構造が残っています。

    鑁阿寺を取り囲む土塁と水堀。
    戦国期のような城塞ではありませんが、足利氏の城館跡ということで防御用の構造が残っています。

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