栃木・壬生・都賀旅行記(ブログ) 一覧に戻る
佐野市と栃木市の間にある岩船山。<br />標高172Mの山頂付近に岩船山高勝寺があります。<br /><br />事前に周辺の観光出来そうな場所を調べた際に<br />初めて存在を知った寺院ですが、「関東の高野山」、<br />「日本三大霊山」「日本三大地蔵尊」などと、<br />沢山の呼称を持つ有名な霊場のようです。<br /><br />手違いで滞在時間が少なくなってしまったのが残念ですが、<br />関東の霊場を初めて訪問します。

栃木訪問2022②(関東の高野山:栃木市・岩船山高勝寺)

20いいね!

2022/01/22 - 2022/01/22

169位(同エリア416件中)

旅行記グループ 栃木訪問

0

26

赤い彗星

赤い彗星さん

この旅行記のスケジュール

2022/01/22

この旅行記スケジュールを元に

佐野市と栃木市の間にある岩船山。
標高172Mの山頂付近に岩船山高勝寺があります。

事前に周辺の観光出来そうな場所を調べた際に
初めて存在を知った寺院ですが、「関東の高野山」、
「日本三大霊山」「日本三大地蔵尊」などと、
沢山の呼称を持つ有名な霊場のようです。

手違いで滞在時間が少なくなってしまったのが残念ですが、
関東の霊場を初めて訪問します。

旅行の満足度
3.5

PR

  • 両毛線の岩舟駅。<br />待合室だけのシンプルな駅舎ですが、2003年の駅無人化に伴い、駅舎も小さく改築されたようです。

    両毛線の岩舟駅。
    待合室だけのシンプルな駅舎ですが、2003年の駅無人化に伴い、駅舎も小さく改築されたようです。

    岩舟駅

  • 駅近くにある岩舟石の資料館。<br />資料館は岩舟石で建造されており、無料で見学出来るようですが、高勝寺参拝後に寄ろうと思っていたら、手違いで時間がなくなり寄ることが出来ず。<br />岩船山からの採石は、江戸時代から行われていて、昭和30年代には36軒の石材店が山の周辺にあったそうです。現在は採石は行われていません。

    駅近くにある岩舟石の資料館。
    資料館は岩舟石で建造されており、無料で見学出来るようですが、高勝寺参拝後に寄ろうと思っていたら、手違いで時間がなくなり寄ることが出来ず。
    岩船山からの採石は、江戸時代から行われていて、昭和30年代には36軒の石材店が山の周辺にあったそうです。現在は採石は行われていません。

  • 案内板の道を思い切り見間違え、どうやら大きく迂回する車での登頂ルートを進んでしまったようだ。

    案内板の道を思い切り見間違え、どうやら大きく迂回する車での登頂ルートを進んでしまったようだ。

  • ちょうど目の前に見えている岩山も船の舳先のような形。<br />採石の結果、船のような形になっただけでなく、名前からも元々船のような形の岩山だったんでしょうね。採石場跡地は、戦隊物や特撮等の爆破シーンでよく利用されている有名な場所のようです。

    ちょうど目の前に見えている岩山も船の舳先のような形。
    採石の結果、船のような形になっただけでなく、名前からも元々船のような形の岩山だったんでしょうね。採石場跡地は、戦隊物や特撮等の爆破シーンでよく利用されている有名な場所のようです。

  • 冬真っただ中に汗をかきつつ、岩船山高勝寺への坂道を登り続け、やっと仁王門に到着。仁王門は、江戸時代の寛保2年(1742年)に建立されたものです。<br />駅名や町名は岩舟。山の名前は岩船となっていて、ふねの漢字が別になっています。

    冬真っただ中に汗をかきつつ、岩船山高勝寺への坂道を登り続け、やっと仁王門に到着。仁王門は、江戸時代の寛保2年(1742年)に建立されたものです。
    駅名や町名は岩舟。山の名前は岩船となっていて、ふねの漢字が別になっています。

  • 仁王門に安置されている仁王像は、迫力ある表情で門を守護しています。

    仁王門に安置されている仁王像は、迫力ある表情で門を守護しています。

  • 色々な場所で金剛力士像を見ていますが、金網で覆われておらず、直接目にすることが出来る仁王像は珍しい気がします。

    色々な場所で金剛力士像を見ていますが、金網で覆われておらず、直接目にすることが出来る仁王像は珍しい気がします。

  • 手水鉢には、立派な竜の像が睨みを聞かせています。

    手水鉢には、立派な竜の像が睨みを聞かせています。

  • 到着するまでにかなり時間を要したため、次の列車に乗るために帰りの駅までの時間を考えると、駆け足での参拝になってしまいました。

    到着するまでにかなり時間を要したため、次の列車に乗るために帰りの駅までの時間を考えると、駆け足での参拝になってしまいました。

  • 昼間でも薄暗い境内に佇む本堂。<br />大正15年に火災により焼失した後、昭和2年に再建されたのが現在の本堂です。<br />岩船山高勝寺は、宝亀2年(771年)に伯耆国大山の僧侶:弘誓坊明願により開山されたと伝わります。本尊の地蔵尊は、子授け、子育て、安産のご利益があるそうです。

    昼間でも薄暗い境内に佇む本堂。
    大正15年に火災により焼失した後、昭和2年に再建されたのが現在の本堂です。
    岩船山高勝寺は、宝亀2年(771年)に伯耆国大山の僧侶:弘誓坊明願により開山されたと伝わります。本尊の地蔵尊は、子授け、子育て、安産のご利益があるそうです。

  • 訪問時は、数名の参拝客しか見かけませんでしたが、かつては関東の高野山と呼ばれるほど栄えていた霊場だそうです。徳川三代将軍家光の側室であったお楽の方は、栃木市出身であったことから、岩船地蔵を信仰しており、城内に岩船地蔵を祀り、子孫繁栄と武運長久を祈っていました。その後、お楽の方が四代将軍家綱を授かったこともあり、歴代将軍にも庇護されてきたようです。

    訪問時は、数名の参拝客しか見かけませんでしたが、かつては関東の高野山と呼ばれるほど栄えていた霊場だそうです。徳川三代将軍家光の側室であったお楽の方は、栃木市出身であったことから、岩船地蔵を信仰しており、城内に岩船地蔵を祀り、子孫繁栄と武運長久を祈っていました。その後、お楽の方が四代将軍家綱を授かったこともあり、歴代将軍にも庇護されてきたようです。

  • 岩船山高勝寺は、徳川家の庇護により信仰が広まった結果、「日本三大霊山」「日本三大地蔵尊」などに数えられる寺院になったようです。

    岩船山高勝寺は、徳川家の庇護により信仰が広まった結果、「日本三大霊山」「日本三大地蔵尊」などに数えられる寺院になったようです。

  • 帽子や前掛けを着たお地蔵様はよく見かけますが、普通の服を着たお地蔵様はなかなか目にする機会がないような。

    帽子や前掛けを着たお地蔵様はよく見かけますが、普通の服を着たお地蔵様はなかなか目にする機会がないような。

  • 薄暗い道に服を着たお地蔵様が並んでいるのは、少し不気味。<br />お地蔵様だけの方がいいような。服の感じが違和感に繋がっています。

    薄暗い道に服を着たお地蔵様が並んでいるのは、少し不気味。
    お地蔵様だけの方がいいような。服の感じが違和感に繋がっています。

  • 本堂の左奥には、立派な三重塔が建っています。

    本堂の左奥には、立派な三重塔が建っています。

  • 三重塔は、江戸時代中期の寬延4年(1751年)に建立されました。高さは19Mです。

    三重塔は、江戸時代中期の寬延4年(1751年)に建立されました。高さは19Mです。

  • 昭和59年に大改修されたそうですが、柱の朱塗りも剥げ落ちたり、色褪せたりすることもなく、状態の良いまま保たれています。<br />中段の動物の装飾が、中央にウサギと月、左右に龍と虎というのも面白いですね。

    昭和59年に大改修されたそうですが、柱の朱塗りも剥げ落ちたり、色褪せたりすることもなく、状態の良いまま保たれています。
    中段の動物の装飾が、中央にウサギと月、左右に龍と虎というのも面白いですね。

  • 丁度、階段を登り切った辺りは、木々の間から関東平野を眺める事が出来ます。日差しは弱いけど、良く晴れた澄んだ空。<br />岩船山の周囲は、人家が密集している地域ではないようですね。

    丁度、階段を登り切った辺りは、木々の間から関東平野を眺める事が出来ます。日差しは弱いけど、良く晴れた澄んだ空。
    岩船山の周囲は、人家が密集している地域ではないようですね。

  • 高勝寺までは、約600段の階段を登る必要があります。<br />今回はとんでもなく遠回りしたので下るだけでしたが、徒歩で登る場合はそれなりの体力が必要と思われます。

    高勝寺までは、約600段の階段を登る必要があります。
    今回はとんでもなく遠回りしたので下るだけでしたが、徒歩で登る場合はそれなりの体力が必要と思われます。

  • 駅方面へは、真っ直ぐの道が続いています。<br />なぜ大きく迂回したのか、自分でも分からない。。

    駅方面へは、真っ直ぐの道が続いています。
    なぜ大きく迂回したのか、自分でも分からない。。

  • 特に説明書きもありませんでしたが、かつては高勝寺の大門があり、その敷石として使用されていた石の記念碑なのかなと推察。

    特に説明書きもありませんでしたが、かつては高勝寺の大門があり、その敷石として使用されていた石の記念碑なのかなと推察。

  • 本来最初に目にするであろう石碑も、帰りに初めて目にしました。。

    本来最初に目にするであろう石碑も、帰りに初めて目にしました。。

  • 岩船山の参道は、栃木の道と川100選に選ばれている風景のようです。

    岩船山の参道は、栃木の道と川100選に選ばれている風景のようです。

  • 無人駅ですが、ICカードも使用できるようです。

    無人駅ですが、ICカードも使用できるようです。

    岩舟駅

  • 岩舟駅のホームからの風景。

    岩舟駅のホームからの風景。

  • 地元の人が、特別列車が通過するというのでパチリ。<br />珍しい列車との事でしたが、詳しい内容は分からずじまい。

    地元の人が、特別列車が通過するというのでパチリ。
    珍しい列車との事でしたが、詳しい内容は分からずじまい。

20いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP