2025/08/13 - 2025/08/13
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チャムンパスさん
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今年2025年8月の盆休み週は前半3連休に帰省した後、後半は自宅に戻って静かに過ごすことにしました。
季節外れの集中豪雨が九州地方を襲う異常気象の中、関東地方もスッキリしない天気が続きましたが、連日の酷暑のことを考えると、このタイミングで出掛けてみるのもいいですね…
普段の旅行では行くことのない埼玉県を目的地に選び、川越市を日帰りで一人旅して来ました。
本編は前編の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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8月13日(水)に東急東横線・東京メトロ副都心線・東武東上線を経由して、川越市駅にやって来ました。
川越市駅 駅
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川越市の玄関駅はJR線と接続する川越駅なのですが、最初の目的地に近いこちらから今回の旅をスタートしました。
川越市駅 駅
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当日の埼玉県の天気は曇り空でしたが、真夏の猛暑の時期でしたのでまだ幾分歩きやすかったです。
駅から北方面に向かって歩くと、川越市駅入口交差点の角に歴史のありそうな洋館が建っています。
イタリアンの『ベニーノ』さんのお店ですが、元々は1927(昭和2)年に建設された旧六軒町郵便局で、国の登録有形文化財に指定されています。リストランテ ベニーノ グルメ・レストラン
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交差点を挟んでベニーノさんの対向に建つ『丹徳庭園』さん。
1869(明治2)年創業の材木商をルーツに持つ旅館で、敷地内に初代が建てた離れと約200坪の日本庭園があります。丹徳庭園 宿・ホテル
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街中を歩くとあちこちに蔵造りの民家や昭和期に建てられた店舗があります。
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今回の旅の最初の目的地に続く、中央通りにやって来ました。
北方向に向かって右手に『川越祭り』で曳行される、連雀町『(太田)道灌の山車』庫と『熊野神社』の裏参道口がありました。川越熊野神社 寺・神社・教会
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境内にある『むすびの庭』は、ミストで涼しさを演出していました。
川越熊野神社 寺・神社・教会
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境内には参拝客もおられましたが、朝のうちのためか人手は少なめでした。
川越熊野神社 寺・神社・教会
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川越熊野神社の創建は安土桃山期の1590年に、紀州(現在の和歌山県)熊野三社からイザナギノミコト、イザナミノミコト、コトサカノオノミコト、ハヤタマノオノミコトの4柱を分祀したのが始まりです。
川越熊野神社 寺・神社・教会
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入場した裏参道口とは反対側の表参道を通り、『大正浪漫夢通り』に続く商店街に出て、再び中央通りに向かいました。
大正浪漫夢通り 名所・史跡
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中央通りを北に向かって歩くと、左手に『蓮馨寺(れんけいじ)』が建っています。
お盆の時期で境内にはお墓参りに訪れる方達が多くいらっしゃいました。蓮馨寺 寺・神社・教会
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蓮馨寺の創建は室町後期の1549(天文18)年、浄土宗の寺院です。
浄土宗に帰依した徳川将軍家の菩提寺、芝・増上寺とゆかりの深いお寺です。蓮馨寺 寺・神社・教会
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蓮馨寺を出て中央通りを北上し、今回の旅の最初の目的地『蔵通りの町並み』通りに到着しました。
当日は平日でしたが、インバウンドを含め歩道を多くの観光客が行き交っていました。
通りの南側の入口、仲町交差点付近の様子ですが、左手には風格を感じる蔵造りの商家。一番街の蔵造りの町並み 名所・史跡
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右手には『山崎美術館』があります。
当美術館は川越の老舗和菓子店『亀屋』さんを経営する山崎家の歴代当主が収集した美術品を展示されています。
中でも川越に縁のある日本画家で、明治期の画壇を代表する『橋本雅邦』のコレクションは特筆すべきです。山崎美術館 美術館・博物館
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で、こちらは山崎美術館に隣接する亀屋さんの本店店舗です。
重厚感漂う黒い蔵造りの商家です。亀屋 本店 グルメ・レストラン
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通りには蔵造りの建物以外にも、洋館も建っています。
旧『山吉デパート』は1936(昭和11)年に呉服商が近代的なデパート業に業種転換する際に建てられたものです。
東京・丸の内の三菱赤レンガオフィス群の建築に携わった『保岡勝也』が設計したそうです。旧山吉デパート 百貨店・デパート
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画像左上のカフェ『エレバート』さんをはじめ、通りにはクラシックな洋館と伝統的な蔵造りの商家が建ち並んでいます。
この地域一帯は国の重要伝統的建造物群保存地区『重伝建』に指定されています。アートカフェ エレバート グルメ・レストラン
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イチオシ
ぶらぶら歩いて『りそなコエドテラス』の前にやって来ました。
埼玉りそな銀行川越支店を改装して、昨年2024年5月にオープンした地域複合施設です。埼玉りそな銀行 旧川越支店 名所・史跡
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施設の前には出番待ちの人力車が並んでいました。
外は暑くなっていましたので、涼みに入館することにしました。埼玉りそな銀行 旧川越支店 名所・史跡
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りそなコエドテラスは入館無料です。
1階はショップ『ECCOLA りそなコエドテラス』埼玉りそな銀行 旧川越支店 名所・史跡
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こちらでは川越市とその周辺、埼玉県産の食材を使った食品や土産物を買い求めることができます。
埼玉りそな銀行 旧川越支店 名所・史跡
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1階は銀行の窓口業務を行なっていた場所です。
一角にかつての金庫室がありますので、中に入ってみました。埼玉りそな銀行 旧川越支店 名所・史跡
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旧金庫室は防火・耐火を考慮した、重厚なレンガ造りの部屋です。
埼玉りそな銀行 旧川越支店 名所・史跡
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室内は銀行の資料展示室になっています。
埼玉りそな銀行 旧川越支店 名所・史跡
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螺旋階段を使って2階に上がってみました。
2階の一部、中2階と3階は事務所や会議室となっていて、一般の観光客は立ち入りできません。埼玉りそな銀行 旧川越支店 名所・史跡
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2階の一角はイタリアン・レストラン『Azzurri(アズーリ)』さん、バーも併設されています。
こちらも埼玉県産のお酒と食材を使ったお料理を楽しめるお店です。埼玉りそな銀行 旧川越支店 名所・史跡
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Azzurriさんから外のオープンデッキに出られますよ。
埼玉りそな銀行 旧川越支店 名所・史跡
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こちらから蔵造りの町並み通りを眺めることが出来ます。
しかし、今の時期外で食事を楽しむのはまだ早いかな…埼玉りそな銀行 旧川越支店 名所・史跡
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かつての『頭取室』が公開されています。
埼玉りそな銀行 旧川越支店 名所・史跡
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昔の銀行のトップの執務室らしい、落ち着いた佇まいの部屋です。
りそなコエドテラスは1893(明治26)年の川越大火の後、1918(大正7)年に再建した旧『第八十五銀行』の本店です。
こちらの建物も保岡勝也が設計したそうです。埼玉りそな銀行 旧川越支店 名所・史跡
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イチオシ
りそなコエドテラスを出て、蔵造りの町並み通りを北上しました。
陶器を販売される『やまわ』さんの角を左折して、脇道を通りました。陶舗 やまわ 専門店
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脇道の先には『長喜院』、室町後期の1550(天文19)年創建の曹洞宗の禅寺があります。
画像右側の山門の右手には、長喜院に隣接する『雪塚稲荷神社』の鳥居が建っています。長喜院 寺・神社・教会
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こちらも墓参に訪れる方達の車が、境内の駐車場にいっぱい停まっていました。
長喜院 寺・神社・教会
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蔵造りの町並み通りの西側は寺町の様ですね。
表通りに戻る途中でお茶をしようと思い、和菓子店『亀屋栄泉』さんが経営されるカフェ『南亀楼』さんを覗いてみましたが、まだ準備中でした。亀屋栄泉 グルメ・レストラン
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脇道を挟んで南亀楼さんのお向かいに建つ『陶路子(とろっこ)』さんは営業を開始されていました。
こちらにお邪魔することにしました。陶路子 グルメ・レストラン
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店内はスッキリとした内装です。
陶路子 グルメ・レストラン
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アイスコーヒー税込600円を注文して、暫し休憩を取りました。
陶路子 グルメ・レストラン
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陶路子さんは表通りに面するやまわさんが経営するカフェで、店舗は中で繋がっています。
やまわさんは通常の陶器の他に、お土産向けの小物類を販売されていますよ。陶舗 やまわ 専門店
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外に出て、改めて表通りのやまわさんの店先を撮影しました。
陶舗 やまわ 専門店
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陶路子さんで水分補給を済ませて、街歩きを再開です。
一番街の蔵造りの町並み 名所・史跡
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蔵造りの町並み通りと交差する『かねつき通り』に入り、川越の街のシンボル『時の鐘』に行ってみました。
時の鐘 名所・史跡
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時の鐘は江戸初期に川越城主が町民に時刻を知らせるために建てたのが始まりです。
現在の鐘楼は1893年の大火の翌年に再建されたものです。
鐘楼の下は『薬師神社』の参道で、元々はお寺だったところを明治初期の神仏分離令で神社に変えたそうです。時の鐘 名所・史跡
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再び蔵造りの町並み通りに戻り、『みっふぃー蔵のきっちん&べーかりー』さんの前を通りました。
みっふぃー蔵のきっちん&べーかりー グルメ・レストラン
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こちらの系列店は全国に5ヶ所あるそうです。
パンやお菓子の他に、かわいいグッズも販売されています。みっふぃー蔵のきっちん&べーかりー グルメ・レストラン
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『ゆ乃うどん』さんの角を、多くの人達が出入りされていました。
この道の先には何があるんだろう…ゆ乃うどん グルメ・レストラン
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道の先には曹洞宗の禅寺『養寿院』がありました。
こちらもお墓参りに訪れるお客さんの車が、ひっきりなしに出入りしていました。養寿院 寺・神社・教会
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養寿院の創建は鎌倉時代の1244(寛元2)年で、当初は天台宗の寺院でした。
その後、室町後期の1535(天文4)年に現在の宗旨に変わったそうです。
国の重要文化財に指定された鎌倉期の1260(文応元)年製作の梵鐘や、市の文化財に指定された円空作の仏像があります。養寿院 寺・神社・教会
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イチオシ
養寿院から蔵造りの町並み通りに引き返す途中で、飲食店『うなっ子』さんの店先にある猫の泉を見つけました。
結構インパクトがあります。いも膳 うなぎ専門店 うなっ子 グルメ・レストラン
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蔵造りの町並み通りの北側の入口、札の辻交差点付近にある『川越まつり会館』です。
川越祭りは毎年10月の第3日曜日とその前日に開催される秋の風物詩、今年2025年は10月18日(土)と19日(日)に予定しています。川越まつり会館 美術館・博物館
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館内には祭りで曳行される各町の山車が常設展示されていますが、生憎訪問当日は定休日でした。
【まつり会館の定休日】
毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月1日)
【営業時間】
4月~9月:9時30分~18時30分(18時受付終了)
10月~3月:9時30分~17時30分(17時受付終了)
【入館料】
一般:300円
小中学生:200円
本編旅行記を最後までご覧いただき、ありがとうございます。
この続きは『2025年8月夏の日帰り一人旅~埼玉県川越②:川越市立博物館~』となります。
https://4travel.jp/travelogue/12001905川越まつり会館 美術館・博物館
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