2025/07/19 - 2025/07/21
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j3matuさん
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すっごく久しぶりにシュノーケリングをしてみたくなったのと、緑に覆われたクリスマスカラーの赤ダレが見たくて、夏の伊豆大島を訪れました。冬にも来たことがあるのですが、冬と夏で全く違う姿を見ることができました。
旅行記は2つに分けました。前編では大島1日目のシュノーケリングとプチ観光の様子を、後編では2日目の三原山ハイキングの様子を紹介させていただきました。
三原山ハイキングでの歩行距離 12.1km、アップ 392m、ダウン 455m
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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素泊まり宿のSANDBOXに泊まった朝、窓から三原山方面を眺めると、雲もなく良い天気になりそう。昨日、買っておいたパンや野菜ジュース、宿のサービスのコーヒー等で朝食にしました。三原山行きのバスの時間が8:20とゆっくりめなので、私にしては優雅な朝を過ごしました。
SANDBOX 宿・ホテル
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バスの時間に合わせて、元町港に向かいます。
お! 今日は富士山が見えます。 -
伊豆半島も昨日よりくっきりはっきり。でもその代わり、今日は風もなく、昨日よりも断然暑いです。大丈夫か、私…?この炎天下の中、ハイキングできるんだろうか?
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元町港に到着したら、奇跡が起こっていました。なんと、今日のフェリーの出発港はこの元町港だというのです。
大島には客船が発着する港が2つ(岡田港と元町港)あり、海況に応じて使い分けるようなのですが、私が過去7回さるびあ丸に乗ったときは全て岡田港でした。三原山からの帰りのバスは出発港に向かい、港に到着後すぐにさるびあ丸が出港するという流れになるので、ここから遠い岡田港が出発港だと旅の荷物全て背負ってハイキングをしなければならなかったのです。2リットル弱の水に加え、旅の荷物、特に今回はシュノーケリングの荷物もあったので、すっごく重くて憂鬱だったのですが、元町港に戻れるならばコインロッカーに不要な荷物を預けて行けます。
「神様、ありがとう!!」元町港 乗り物
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元町港8:20発のバスに乗って、三原山に向かいます。バスの車窓から新火口展望台を眺めます。
新火口展望台 自然・景勝地
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1986年にできた割れ目噴火口を見るための展望台みたい。ぱっくり割れている感のあるあれのことかな?
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8:45、三原山頂口バス停に到着。ここでトイレを済ませ、ハイキングスタートです。
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三原山外輪山展望台からの眺め。
前回、冬にこの時間に来たときは、完全に逆光だったけど、夏は大丈夫でした。三原山山頂口 自然・景勝地
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冬と違って、青々とした緑に覆われている三原山。溶岩が流れた黒い筋みたいなものだけは残っているけれど。
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さぁ、ここからはほぼ日陰のない、灼熱の中のハイキングです。
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しいてあげれば、噴火を避けるシェルターだけは日陰かな。本当に少ししかシェルターないけど。
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冬に黒いマツボックリのような果穂をつけていたヤシャブシは、夏はまだ青々としていました。
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初めて来たときは予習不足で、何のことか分からなかったパホイホイ溶岩。今回はちゃんと調べてきました!
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パホイホイ溶岩とは粘性が弱く、ダラーンとした溶岩のこと。だからこんな風にしわが寄って固まっているのだそうです。
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それに対して、粘性が強い溶岩はこんな風にごつごつした状態で固まります。こうした溶岩はアア溶岩といいます。
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三原山への登りに入ってから、ガクアジサイが目に付くようになってきました。花のように見える周囲のものはガクで、中にある小さな青い粒粒のようにみえるのが本当の花だそうですね。寄せて見ると、確かに可愛いらしい。
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溶岩の向こうに富士山。
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三原山の外輪山の向こうに富士山。
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タマアジサイはまだこれからのようですね。
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お鉢巡りのコースに出ました。ここまで登ると、風が出てきて、体感が少し涼しくなります。
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天空の鳥居。今回も鳥居の中に富士山を見ることができました。
三原山神社 寺・神社・教会
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さて、ここからお鉢巡りスタートです。
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冬に来たときは一面真っ黒だった溶岩地帯は、緑が繁茂して、ガクアジサイが色を添えています。
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剣ガ峰への上り。細かい礫がいっぱいで滑りやすい。
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中央火口が見えてきました。冬に来たときは周りが茶褐色ばかりだったからか、こんなに赤く見えませんでした。緑のおかげで赤が映えているのですね。
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1986年割れ目噴火口。先ほどバスの車窓から見上げていたところなのかな?
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割れ目だ!
割れ目噴火口跡 名所・史跡
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前回来たときは、ここからモクモクとすごい噴煙が昇っていたのですが…。今日は写真では分かりにくい程度にしか噴煙が出ていませんね。黒い窪みのところから薄っすらと昇っているのみ。
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9:50、一番高いところに到着~! 標高758mです。
三原山 自然・景勝地
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山頂からの眺め1 中央火口
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眺め2 中央火口の隣には緑に覆われた溶岩地帯とその向こうには海と伊豆半島と富士山
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眺め3 中央火口の反対側には真っ黒な裏砂漠が眼下に広がっています。
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眺め4 裏砂漠の隣には緑に覆われた溶岩地帯
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眺め5 本土と反対側の海には利島が見えています。
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両側が崖になっているこの道は絶景ロード。
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裏砂漠の向こうに白石山が見えてきました。あとであの山の麓辺りを歩きます。
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歩いてきた道を振り返ります。あの一番高かったところが山頂。
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中央火口の展望所からの眺め。
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反対側には利島。なんか、利島から煙が上がっているみたいに見えますね。
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確かここも前回は一面の真っ黒な溶岩地帯が広がっていたところ。植物はたくましい。
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溶岩トンネルから吹き出した溶岩等が積み重なって塚のようになったホルニト。前回見逃がしたので、忘れずに立ち寄りました。このホルニトには深い穴が開いていて、中には人が入れるほどの深い空洞が広がっているのだとか…いいなぁ、私も入ってみたい。ロマンですね。写真では分かりにくいですが、のぞき込むと、確かに相当深そうな穴でした。
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お! パホイホイ溶岩。
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さて、お鉢巡りはまだ1/4周ほど残っていますが、ここからは表砂漠ルートに入ります。
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表砂漠ルートは最初こそ道がはっきりとしているものの、途中から不明瞭になります。また、ここからメジャーな大島温泉ルートに入るまで全く人がいない超マイナールートになります。前回は一人だけ、今回は誰とも会いませんでした。GPSでルート確認できない人はガイドと同行することをおすすめします。
それでは、孤独なハイキングスタート! -
今回も下っている途中で道が分からなくてなってしまいましたが、慌てなくても大丈夫。取り敢えず下まで降りればなんとかなります。
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表砂漠まで降りました。
表砂漠 自然・景勝地
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ところどころに、白いものに覆われた石が落ちていました。苔?
→ 調べました! 乾燥に強い「ハナゴケ」という地衣類だそうです。 -
かわいいお花も咲いていました。これはハマナデシコかな?
砂漠といえど、ただの不毛地帯ではないのですね。 -
表砂漠に降り立ったら、利島方面に立つ2本の棒を目指して歩いてください。そうすると、その手前に道のようなものが見えてきます。
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道のようなところに出たら、左方向に次の棒が見えてきます。次はあそこを目指します。
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あ、前回にはなかった道標が…。新しく作ったんですね。でも、ここまでが分かりにくいと思いますよ? もう少し手前にもお願いします。
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お! これも前回にはなかったです。これを目印にして、赤ダレの場所が分かりやすくなりました。
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看板の先を見てもこの景色。初めて来た人は、赤ダレはどこ?…と戸惑うかもしれません。勇気をふりしぼって、もう少し崖側に近づかないと見えないんです。ビビリの私だけど、頑張ります!
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イチオシ
そして、現れるのがこの景色!
このクソ暑い中、どうしても来たかった場所。やっぱり緑の季節の方が赤が際立って余計に素晴らしい!! -
片側をアップで。
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反対側。
とても日本にいるとは思えない景色です。 -
すぐそばの崖はこんなに普通の崖なのに…。不思議ですね。
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そして、赤ダレ近くでサクユリ発見!
サクユリはヤマユリの変異種で、伊豆諸島の固有種になります。大島のサクユリには、そばかすがあるものとないものの2種類あるのだとか。この子はそばかすなしちゃんですね。 -
サクユリと三原山。
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この子はそばかすありちゃん。
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サクユリと利島。
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この辺りのサクユリは蕾が多いようです。ちょっと早かったかな?
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赤ダレから先に進みます。三原山を巻いて、表砂漠から裏砂漠の方に向かいます。
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先ほど上から見ていた白石山が見えてきました。
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この辺の石は穴がいっぱい空いています。
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裏砂漠に入りました。なんとなく道があるような、ないような状態が続きます。
写真では切れちゃっているけど、この右手に白石山があり、写真の左端にこんもりした櫛形山が見えるので、その櫛形山に向かって歩きます。 -
なんかこっち方面の雲は筋状で印象的。
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裏砂漠側からみた三原山。一応緑はあるけど、反対側の山頂登山口から見た三原山とは全然印象が違います。
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櫛形山が近づいてきました。右端の低そうなところから登ります。
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少し登ると、向こう側に海が見えてきました。
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この山も道があるような、ないような…。とにかくてっぺん目指して登ります。
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裏砂漠第2展望台の看板が見えてきました。ここまでくれば山頂はすぐ目の前。
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山頂からの眺めは絶景です。360度ビュー。
眺め1 山頂から見る三原山 -
三原山の麓には大きな亀裂が見えます。
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眺め2 三原山の横には伊豆半島と空に浮かんだような富士山
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眺め3 不思議な色をした海面
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眺め4 なんといってもこれがベストビューでしょうか…海までずっと続く裏砂漠と大海原
山頂は日陰はないものの、風が適度に吹いて涼しいので、この景色を眺めながらお昼ごはんを食べました。至上の幸せ。 -
さて、下山します。下山道もあってないようなもの。
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最終的にはあそこに見える大島温泉に行くので、とにかくそっち方面に向かって下りて行きます。
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黒い裏砂漠に頑張って生えている緑が素敵ですね。
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大島温泉側にまわりこむと、三原山の緑が増えてきました。
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温泉ルートに入ると、たくさんのサクユリが咲いていました。そして、表砂漠からずっと歩いてきて、ようやく人が出て来ました。
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たくさん咲いているので、甘い芳香が漂ってきます。
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あと2.1km!
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ジオロックガーデンに入りました。
冬に来たときは赤や黒の溶岩の塊が一面に広がる荒野のようでしたが、夏は緑がいっぱい。 -
この道はサクユリロードでした。両脇にいっぱい咲いていました。
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サクユリと溶岩とその向こうに海。
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ガクアジサイとの共演。
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一面!
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ガクアジサイと溶岩とその向こうに三原山。
植物の生命力に感嘆です! -
穴・らぶ。
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はぁ…果てしなく続く日陰のない道。
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ようやくこもれびトンネルに入りました! これまでの行程で、初めての日陰。
大きな水たまりがあるけど、いいよいいよ、そのくらい…と鷹揚な気持ちになれる。日陰って、ありがたい。 -
大島温泉ホテルへの最後の上り。意外とこたえます…。
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12:44、大島温泉ホテルに到着!! 水1.5リットル、塩分チャージ5個を消費し、なんとか熱中症にならずにハイキングを終えることができました。
ハイキング後は日帰り温泉でさっぱりしようと計画していたのですが、体が熱くなりすぎていて、この状態で温泉に入るのは危険と判断して断念しました。エアコンの効いたロビーで冷たいジュースを飲んで、ひたすら体を冷やすことに専念しました。日帰り温泉用に残してあった「しまぽ通貨」1000円は売店でおみやげを買って使い切りました。三原山温泉 温泉
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バスはホテルの前から出発します。13:37発のバスに乗って、本日の出発港である元町港へ。
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13:55、元町港に到着。過去に何度も元町港船客待合所に来ていますが、待合所内のお土産屋さんが開いているのを見たのは初めて。これまで岡田港ばかりだったから閉まっていたのね。
売店でべっこう寿しも売っていましたが、すぐに食べるならいいけど、常温で持ち歩くのはちょっと…と言われてしまったので、代わりに島のりおにぎりを購入しました。船の中で食べる夜ご飯にしました。元町港 乗り物
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コインロッカーに預けてあった荷物を引き取って、桟橋を歩きます。船、遠いなぁ。一番暑い時間帯だったから、何気にシンドイ。
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14:30頃、無事に出港。さようなら、大島…でも、たぶんまた来ます。
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行きの船と違って、帰りはガラガラ。まぁ、今日が連休始めだからね。今日戻る人は普通いないか。おかげで4人分の座席を仕切るカーテンをしめれば、広々とした個室状態。超リラックス状態の船旅。
東海汽船 乗り物
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登山後のごほうびは船でアイス!
そうそう、さるびあ丸の自販機コーナーは各階にあるのですが、販売しているものは階によって違います。飲み物と氷だけの階もあれば、アイスクリームが売っている階もあるし、からあげ等のスナックや冷凍パスタを売っている階もあります。いろいろ探してみるといいですよ。 -
冬はこの辺で夕日が見えたけど、夏はまだまだ日が高いですね。今日は一日中富士山が見えました。
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富士山をアップで。キラキラの海が眩しい。
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スカイツリーが見えてきました。
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レインボーブリッジをくぐりました。
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ビルの向こうに沈む夕日。
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違う方向のビルの上には薄っすらと彩雲が見えました。
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18:40、竹芝桟橋に到着。
早く家に帰って、お風呂に入りたいです(笑)竹芝桟橋 名所・史跡
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この旅行記へのコメント (2)
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- 琉球熱さん 2025/08/11 00:15:58
- 頑張りましたね~
- j3matuさん、こちらにも
炎天下、よくぞ歩きとおしましたね!
その根性がすごい!
それにしても、三原山
火山ならではの迫力ある景観ですね
あの赤もインパクトが、というより理屈抜きに惹かれますね
酷暑をおしての三原山
過酷だったことは、下山後の入浴を控えたということでも推測できます
でも、その甲斐はあったんじゃないでしょうか?
---------琉球熱--------
- j3matuさん からの返信 2025/08/11 07:32:20
- Re: 頑張りましたね~
- 琉球熱さん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
いや~、おっしゃる通り、本当に過酷でした。
真夏の低山に何度か登ったこともありますが、あそこまで体が熱くなったことはありません。樹林帯ってありがたいですね。
大島温泉ホテルの露天風呂はとっても素敵なので、入るのを楽しみにしていただけに残念です。でも、確かに得難い絶景を楽しめたので、行って良かったです。
琉球熱さんの次の登山はどこになるのでしょう?
旅行記が楽しみです!
j3matu
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