2022/12/23 - 2022/12/25
82位(同エリア506件中)
j3matuさん
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- 旅行記100冊
- クチコミ622件
- Q&A回答0件
- 58,411アクセス
- フォロワー21人
この旅行記のスケジュール
2022/12/23
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電車での移動
→ JR浜松町駅 20:00
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徒歩での移動
徒歩8分
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バスでの移動
岡田港 6:15頃 → ぱれ・らめーる前 6:50頃
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トウシキ園地
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徒歩での移動
トウシキ園地内遊歩道を歩きながら海洋国際高校前バス停に移動
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バスでの移動
海洋国際高校前 7:46 → 大島陸上競技場 7:52
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徒歩での移動
徒歩10分
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カキハラ磯
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徒歩での移動
徒歩折り返し
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バスでの移動
大島陸上競技場 8:30 → 地層断面 8:55
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徒歩での移動
徒歩13分ほど
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徒歩での移動
徒歩13分ほど
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送信所バス停前から遠目に赤岩
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バスでの移動
送信所前 9:40 → 元町港 9:59
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バスでの移動
元町港 10:20 → 岡田港 10:37
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バスでの移動
岡田港 10:50 → 椿トンネル 10:59
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徒歩での移動
徒歩7分ほど
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波治加麻神社
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徒歩での移動
徒歩10分ほど
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椿トンネル
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椿トンネル内にて泉津の切通し
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徒歩での移動
椿トンネルを抜けて大島公園方面に大島周遊道路を少し戻り、海岸遊歩道に入る。大島公園まで約1時間20分
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バスでの移動
大島公園 12:50 → 岡田港 13:03
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バスでの移動
岡田港 14:13 → 元町港 14:30
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徒歩での移動
サンセットパームラインを赤禿まで散策。片道約40分。
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長根浜公園
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赤禿
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徒歩での移動
サンセットパームラインを折り返し
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徒歩での移動
徒歩約15分
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徒歩での移動
徒歩約10分
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この旅行記スケジュールを元に
全国旅行支援「ただいま東京プラス」と東京都民割「もっとTokyo」とプレミアム付き宿泊旅行商品券「しまぽ通貨」を使って、トリプルにお得な旅行ができる伊豆諸島に行こう!と思いたち、旅の計画を立てることにしました。
まずはどこの島にするかですが、さほど悩まずに決定しました。なぜなら、三原山トレッキングの写真に一目惚れしちゃったからです。絶対に行く!
問題は、三原山登山日の天候。三原山登山口まで行くバスは土日しか運行しておらず、土日で、できれば快晴で、風がなく…と選り好みしていると段々全国旅行支援などの期限が迫ってきました。もうここで行くしかないと決めたのが12月24日(土)と25日(日)のクリスマス。宿はトリプル支援が使える元町港近くのホテル白岩さんにすべりこみで予約がとれました。
島への往復は、東海汽船の大型客船、さるびあ丸を利用しました。大島へは高速ジェット船も出ているのですが、冬は海が荒れて欠航が多いことと、ジェット船はデッキに出ることができないことを考慮して、さるびあ丸にしました。時間はかかりますが、さるびあ丸では夜景や夕日を眺めながらの船旅が味わえてよかったです。
さるびあ丸は行きは竹芝を22時に出港して、翌朝6時に大島に到着します。よく眠れるようにカーテンで完全に仕切ることができる2段ベッドの特2等室にしました。帰りは大島を14:30に出港して、横浜に18時(竹芝だと19:45到着で時間がかかり過ぎるので横浜で降りることにしました)に到着と時間も短いので、2等の椅子席にしました。2等は和室もあるのですが、一人なのでカーテンで完全に仕切ることができる椅子席にしました。和室では共用になってしまうUSBポートも椅子席なら座席に一つずつ付いています。
船賃には残念ながら全国旅行支援やしまぽ通貨が使えないのですが、ネット予約をすれば20%(繁忙期15%)引きになります。行きが8060円のところ6860円、帰りが5220円のところ4440円となり、往復で11,300円かかりました。
島内の交通はレンタカー、レンタサイクル、バスが考えられますが、一人なので割高になるレンタカーはパスするとして、レンタサイクルかバスかとことん悩みましたが、結構アップダウンが激しそうだし、風も強そうだし、いくら電動アシストでも自転車はキツそうだと判断し、バス利用にしました。ただし、バスの本数はかなり少ない上に、元町港と岡田港のどちらが当日の基点港になるかによって、バスの時刻表も変わってくるので、計画を立てるのが非常に難しかったです。
バスをたくさん利用するなら、大島バスのフリーパスの購入をおすすめします。1日なら2050円、2日なら3100円です。私は2日間で4710円分乗車したので、かなりお得になりました。
ちなみに、大島バスのフリーパスはしまぽ通貨で購入することができます。ただし、バスの運転手さんではしまぽ通貨の決済の手続きをすることができないのでご注意ください。さるびあ丸の早朝に到着した場合は、近くにいる大島バスの職員さんに声をかけて購入します。職員さんがわからないときは、運転手さんにお願いをしたら、呼んで来てくれました。
しまぽ通貨は7000円の支払いで10000円分の電子通貨がもらえるので、3000円お得になります。そのおまけの3000円でフリーパスを購入することができました。1000円単位での利用となるので、100円だけキャッシュで支払いました。ただし、しまぽ通貨は3000円分は必ず宿泊施設で利用しなければいけないという縛りがあるので、日帰り客には不向きです。お気をつけください。
大島一日目は、強風のため、三原山トレッキングには不向きと判断し、島内の気になるところをバス&徒歩であちこち回ることにしました。ほぼ行きたかったところは網羅できたので、大満足な一日になりました。
宿泊は元町港近くのホテル白岩さん。「一人旅又はビジネス利用の2食付プラン」で申し込み。土曜日の宿泊で15.550円のところ、都民割で5000円引きとなり、そこから全国旅行支援で4160円引き、残りの6390円はしまぽ通貨で6000円、キャッシュで390円支払いました。これに加えて、休日なので1000円分のクーポンをもらえました。
しまぽ通貨は使えるお店も多いし、宿泊料としても使えるので、本当に使い勝手がいいです。残った1000円は昼食で使い、簡単に使い切ることができました。
本日の歩行距離 トウシキ園地遊歩道 2.47km
カキハラ磯までの往復 1.80km
地層切断面~送信所前 2.40km
大島公園海岸遊歩道 4.46km
赤禿往復~弘法浜~ホテル 8.30km
合計歩行距離 20.43km
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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12月23日、クリスマス寒波の到来であちこち大雪のニュースが聞かれたこの日、東京も朝から強風が吹き荒れていました。当日の大島行きの高速ジェット船が全て欠航となり、私が乗る予定の大型客船、さるびあ丸も朝の時点では、就航検討中、最終判断は17時とのことで、半日ハラハラ過ごしましたが、16時半頃に東海汽船のHPで条件付き就航決定の発表がありました。
ホッとしつつ、夜になってから竹芝客船ターミナルに向かいます。JR浜松町駅から竹芝に向かう途中、街はイルミネーションで彩られ、とてもきれいでした。 -
浜松町駅北口を出て、右手にまっすぐ行くだけで竹芝客船ターミナルに到着しました。時間にして、徒歩10分もかからず、とても分かりやすいです。
広場にある、この大きなマストが目印。このマストもライトアップしてくれれば、更に分かりやすいのですが…。 -
ターミナル前の広場。
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竹芝客船ターミナル。ネット予約していても、カウンターで乗船手続きをして乗船券をもらい、半券の方に住所等を記入しなければなりません。間際になるとカウンターが込み合うので、余裕を持って到着するといいかもしれません。
竹芝客船ターミナル 乗り物
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さるびあ丸です。22時出港予定で、21:40頃に乗船の案内がありました。
東海汽船 乗り物
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行きの特2等船室です。2段ベッドが向かい合わせに配置されており、定員4人に区画されていました。ベッドにはそれぞれカーテンがついており、プライベート空間が確保されています。また、近くには女性しか見当たらなかったので、一応余裕があるときは男女が混じらないように配慮されているのかもしれません。
ちなみに船のネット予約の際、特2等の3階か4階かを選択することはできましたが、ベッドの上か下かは選択できませんでした。
私の区画では、それぞれ下のベッドに私ともう一人の女性が入り、上のベッドはどちらも空きでした。下のベッドから入れていく方針なのかもしれませんね。 -
ベッド内の様子。右にちょっとしたものを入れられるネットがあり、左に貴重品を入れられる小さいロッカーがあります。ロッカーは100円を入れて、あとで返ってくる方式。
大きな荷物(私の場合はリュック)は船室の外に置き場がありましたが、私の場合は小柄なので足元に置く十分なスペースがありました。
ベッドには枕と毛布が1枚ついていました。 -
乗船してすぐにデッキに出てみました。青くライトアップしていて、とてもきれいです。
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竹芝桟橋からの夜景。
竹芝桟橋 名所・史跡
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出港したら、カモメがしばらく船の回りをくるくるとついてきました。かわいいですね。
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レインボーブリッジの下を通ります。
レインボーブリッジ 名所・史跡
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くぐったあと。
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レインボーブリッジが遠ざかります。意外と速い。
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東京、さようなら。
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「横浜ベイブリッジをまもなく通過します」とのアナウンスを聞き、再びデッキに出て来ました。
横浜ベイブリッジ 名所・史跡
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橋の下の写真が撮れました。なかなかレアかも?
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ベイブリッジを通過。
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横浜マリンタワー(たぶん)が見えます。
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コスモワールドの大観覧車やインターコンチネンタルホテルも。横浜を出港してしばらくしたら、船内は消灯(トイレなどに行くのには問題ない程度の)、デッキには出入り禁止の案内がありました。
横浜を出た辺りから波が荒くなり、船もかなり揺れました。波浪注意報が出ていたくらいだから、仕方ないですね。船酔い体質なので、あらかじめ持続性の酔い止め薬を飲んでいましたが、明け方、目が覚めて下船の準備をしていたら、気持ち悪くなって、追い薬しました。 -
6:00頃、無事に大島の岡田港に到着しました。まだ辺りは暗く、うっすらと下の方が明るくなっているくらいです。
大型客船の早朝便に合わせて、大島バスでは3方面の連絡バスを出しています。元町港や御神火温泉方面、大島温泉ホテル方面、波浮港方面のバスです。
2日間の島内観光はバスで廻ると決めている私としては、この連絡バスに乗る前に2日間有効のフリーパスを購入したいところ。そして、出来ればお得なしまぽ通貨で支払いたい。事前に大島バスに確認したら、連絡バス近くに大島バス職員がいるので、その人に言えばしまぽ通貨でフリーパスを購入できるということ。職員さんが見当たらなかったのでバスの運転手さんに聞いたら、職員さんを呼んでくれました。
しまぽ通貨は7000円で購入すると、10000円分の電子通貨がもらえるというもの。加盟店も多く、宿泊料にも使えるのでなかなか使い勝手が良かったです。(少なくとも3000円分は宿泊施設で使わなくてはいけないので、日帰り客には不向き)
大島バスの2日間フリーパスは3100円なので、しまぽ通貨で3000円(しまぽ通貨は1000円単位)支払い、100円はキャッシュで購入しました。しまぽ通貨のおまけの3000円でフリーパス券が購入できたことになります。お得!!岡田港 乗り物
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私は波浮港方面行きのバスに乗車しました。他のバスに比べると、乗客少なめ。一般的には御神火温泉や大島温泉ホテルに行って、朝食をとり、休憩してから行動するようです。(大島温泉ホテルでの朝食&休憩には予約が必要だと思います)
運転手さんに「どこまで行くの?」と聞かれ、「ぱれ・らめーる(貝の博物館)前までです」と答えたら、びっくりされてしまいました。「博物館はまだ空いていないよ?」と言われ、「博物館じゃなく、トウシキ園地に行くつもりです。」と答えたら、更にびっくりされてしまいました。「何もないところだよ?休憩するところも何も…」とかなり心配させてしまいました。
そうですよね…心配になりますよね。変わり者でごめんなさい。でも、大丈夫です!いつも、こんな感じですから!! -
運転手さんに心配されながらも、6:55頃、予定通りぱれ・らめーる前でバスを下車し、徒歩3分ほどでトウシキ園地に着きました。岡田港のちょうど反対側、島の南側の先端の方になります。
私が朝一番にここにやって来たのには訳があります。せっかく早朝に大島に着くのだから、海で朝日が見たいと思ったからです。日の出日の入り方角マップとグーグルマップのストリートビューを駆使して、確実に朝日が見えて、なおかつ薄暗い中でも安全に海に出られそうな場所を探したところ、ここが一番良さそうに思ったからです。バス停から車道を通ってすぐに、芝生が一面に広がっており、その向こうがすぐ海なのです。
無鉄砲に思われがちな私ですが、意外と慎重派でちゃんと下調べしているんですよ? -
日の出時間を少し過ぎてしまいましたが、水平線辺りに雲がかかっているので、まだ朝焼けの気配が残っています。う~ん、美しい!
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龍王崎(たぶん)方面もうっすらと朝日色。
しかし、ぴったりフィットの毛糸の帽子が飛ばされるほどの風の強さ。波もすごい迫力で陸に打ち付けています。 -
園地には東屋があるので、ここで朝食にします。朝食は前日に買い込んだおにぎり。かなりの強風でしたが、東屋は防風林近くにあるせいか、快適に過ごせました。防風林は偉大!
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目の前はこんな景色。雲の隙間から朝陽が漏れ、神々しい雰囲気。見渡す限り誰もいないので、最近お気に入りの絶景独り占め食事タイムとなりました。
朝食を取りながら、今後の予定について検討します。今日か明日、どちらか条件が良い方に三原山トレッキングに行くつもりで両方のパターンで計画を立てていて、実はこのときまでどちらにするか決めかねていました。今日は快晴だけど強風、明日は微風だけど雲が多い予報だったのです。
このトウシキ園地でさえもまっすぐ歩けないほどの強風だったので、今日の三原山は厳しいと判断しました。最近愛用しているお天気アプリwindyによると、明日の雲の高度は1400mの予報。三原山は750mほどなので、雲は多くても山頂にかかることはないでしょう。信じているよ、windy! -
先ほど下車したバス停は、次のバスは停まらないので、朝食後はトウシキ園地の遊歩道を行きつつ、2つ隣の「海洋国際高校前」というバス停を目指します。
龍王崎と波浮港突堤灯台が見える場所から遊歩道を行きます。 -
朝陽が海を照らし始めました。
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この辺、ボムサッグという噴石が火山灰にめり込んだ奇岩が見られるスポットのはずなんですが、う~ん、どれのことやら、よく分からない…。崩れて、下に落ちちゃってない?
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次に行く予定のところでもボムサッグが見られるみたいだから、諦めて行きます。
わぁ、すごい波しぶき!時折、遊歩道にかぶるんじゃ…と心配になるほど吹き上がってます。 -
海沿いにこんな感じで遊歩道があります。写真では穏やかそうに見えますが、本当に波、風が強いんです!そして、思いっきり向かい風で、前に進むのが大変。
大島バスは1時間、もしくは2時間に1本くらいしかないので、乗り遅れたら大変です。頑張って、なんとか前に進みます。 -
あ、かわいい花が咲いていました。花の周りの葉っぱもお花みたい。海近くに咲く植物は、本当に可憐なものが多いですよね。
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あ、前方に島影が…。形からして利島ですかね。
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三原山方面。
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松の木のトンネルをくぐってしばらく行くと車道に突き当たるので、そこで遊歩道はおしまい。そこからはグーグルマップのナビを使って、海洋国際高校前のバス停に出ました。次のバスの10分くらい前の到着です。セーフ。
そこからは7:46発の大島町陸上競技場行きのバスに乗ります。バスはほぼ時刻通りにやって来ました。このあと何回も大島バスに乗車しましたが、ほとんど大きな遅れはありませんでした。大島バス、優秀です! -
7:52、ほぼ時刻通りに大島町陸上競技場に到着。バス停からそのまま車道を北方向に向かい、歩いて行きます。海沿いの道路のはずですが、ほぼ眺望はありません。
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徒歩8分くらい、8:00頃、案内板が見えてきました。ここを右に曲がると次の目的地、カキハラ磯に行けるようです。
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やがて海が見えてきました。島の東側にあたるこの辺りは、先ほどのトウシキ園地に比べると風、波共に穏やかな感じです。
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あ、奇岩が見えますね!
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先ほどトウシキ園地で見ることができなかったボムサッグをここで見ることができるのです。
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これですね!
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この辺のボムサッグは低めですが…
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こんなに隆起しているものもあります。
面白いですね。 -
カキハラ磯は狭い範囲でしかありませんが、見応えがあります。
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そして、向こうの方に筆島も見えます。筆島の背後の赤い絶壁も見事。いろいろなものが見られて、なかなかおいしいスポットです。
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朝日もきれいです。
誰もいないから、すごいところに来ちゃった感がハンパないなぁ。 -
バスの時間があるので、カキハラ磯をあとにします。石ばかり見てましたが、海も美しい。
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先ほどのバス停に戻る途中、こんなものを見つけました。すっかり草木に覆われた門…この中に何があるんでしょうか???
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大島ではこのように赤い石を花壇などに使っているのをよく見かけます。素敵ですよね。
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朝、トウシキ園地から見た龍王崎の反対側ですね(たぶん)。
このあと大島町陸上競技場バス停を8:30に出発するバスに乗って、次のスポットに向かいます。 -
8:55頃、地層断面前バス停で下車しました。
通称バームクーヘンと呼ばれる地層大切断面にちなんで、バス停の看板もバームクーヘンになっているのですが、写真に上手に撮れなかったですね。地層大切断面 自然・景勝地
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は~、迫力!
思ったより大きいし、長い。そして、また誰もいない…。車は通るんだけどね。 -
切断面の向かい側はこんな感じの眺め。利島が見えますね。先ほどのカキハラ磯に比べると、島の西側にあるこちらの海岸はすごい波です。ただ海からかなり高いところにあるので、しぶきがかかるということはありません。
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次のバスまで時間があるので、一つ手前のバス停を目指しつつ、散策します。
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バームクーヘンを振り返って。青い空に映えますね。
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9:13頃、砂の浜の方まで歩いて来ました。
砂の浜はブラックサンドで有名な砂浜です。確かに黒い! -
残念ながら、砂の浜は立入禁止になっていました。ここまでしか行けないようなので引き返します。
バスの時間までまだもう少し時間があるので、もう一つ隣のバス停まで足を伸ばしてみましょう。砂の浜遊泳場 ビーチ
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9:33頃、送信所前バス停に到着しました。
ここはバス停のすぐ近くで、このような景色が見えます。前方の溶岩が固まった岩礁は赤岩です。遠目からも少し赤っぽいのが見えます。海からはかなり離れていますが、ここまで細かい飛沫が降り注いで来るほど海が荒々しい。
9:40のバスに乗り、次は元町港に向かいます。 -
9:59頃、元町港に到着しました。
元町港の桟橋はザッバンザッバン波をかぶっています。これでは元町港に船をつけられないのも納得ですよね。
海が近いだけあって、今まで以上に波飛沫もすごいです。まるで霧雨のように降っています。 -
今日は岡田港が基点港となっているので、元町港のターミナル内は閑散としています。
ただ、休港の日でもターミナル内のトイレや自動販売機は利用できますし、パン屋さんも営業しているようでした。
10:20発の大島公園行きのバスを待つ間、外にいると波飛沫を浴びるので、バス停が見えるベンチでバス待ちするのに利用させていただきました。元町港 乗り物
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10:40頃、岡田港に到着。
元町港から大島公園へのバスは基本直通なのですが、土日のこの時間のバスだけは岡田港で10分ほど停車します。その時間を利用して、少しだけ岡田港を散策しました。
朝、乗って来たさるびあ丸が停船しています。その隣には富士山。きれいに見えますね。岡田港 乗り物
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元町港と違って、波は穏やか。エメラルドグリーンの海。
このあと、バスは10:50に発車しました。 -
10:59に大島公園の一つ手前の椿トンネルバス停で下車し、そのまま車道を大島公園方面に歩いて、途中右折し、6分ほどで波治加麻神社に到着しました。私が見落としただけかもしれませんが、右折するところに案内板が見当たらなかったので、行かれる方はマップなどを見ながら進んだ方がいいかもしれません。
そして、ここで漸く他の観光客に会いました!2組も!! -
本堂に向かう参道。神秘的ですね。
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静かです。
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あれ?道、間違えちゃった?なんか、趣が変わって、山道みたいになってきましたけど…。
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大丈夫、合ってました。すごい木の根に囲まれて、ひっそりと本堂が佇んでいました。
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苔むす枯れ木。
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そらまめみたいな石が…。
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波治加麻神社を後にし、11:50頃、先ほど下りたバス停近くの椿トンネルに戻ってきました。
椿はまだ早いのか、数輪まばらに咲いているだけで、しかもすごく高いところなので写真には撮れませんでした。椿トンネル 自然・景勝地
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道路脇、切断面に見える木の根がすごい。
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泉津の切通し。根の大きさがハンパない。
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中を通ると、こんな感じ。
ただし、この先には何もありません(笑) -
登って、降りるだけ。
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椿トンネルを抜けて、大島周遊道路を再び大島公園方面に向けて歩きます。
途中、眺望が開けた場所がありました。この辺は島の東側になるので、カキハラ磯と同じで波は比較的穏やか。 -
11:30頃、海岸遊歩道の入り口にやって来ました。この遊歩道を通って、大島公園に向かおうと思います。
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入り口は鬱蒼としていて、中に入るのはちょっと躊躇われる雰囲気。
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赤い石が敷かれていますね。
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なかなかハードな道行きになりそうな予感。
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お?富士山がきれいに見えます。素晴らしい!
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アップで。
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かわいい花も咲いています。
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溶岩が途中で固まった感じがよく分かります。
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遊歩道は時々眺望のよい場所に出ますが、ほとんどはこのような鬱蒼とした林の中を行く感じです。
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こんなところも。
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ドキッ!大人数は迂回するように書いてあります。一人だから迂回しなくてもいいのかな?でも、危険ってどう危険なんだろう…怖いなぁ。
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危険な階段って、これ?
急ではあるけど、そんなに危険な感じはしないけど…。 -
危険な階段って、たぶんこれのことです。途中の踏み板に怪しい感じのがありました。その踏み板を飛ばして行くこともできるので、特に危険というほどではないかと思います。
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下って、また登る。ちょっとした山登りレベル。
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石から木が生えている!
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ハードなアップダウンも、時折現れるこんな眺めに救われます。
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そして、可憐な花にも。
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心が和みます。
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あ、溶岩が近くで見られるところがありました。向こう側は崖っぽいので、これ以上は寄りませんが。
所々赤いですね。 -
あちらの島のような岩も溶岩のようです。
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さっきの危険な階段よりこの橋の方が怖いんですけど…。
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道の途中にあった、見上げるほど大きな岩。これも溶岩?溶岩と岩が合わさっているような感じに見えます。
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植物に占領されそうな道。踏まずに歩くのに苦労しそう。
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素敵な案内板です。
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さっき見ていた溶岩の島が見えます。
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この辺も赤い岩。
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海もきれいですね。
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再びしばらく林の中を行くと…
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180度開けた場所に出ました!パノラマでお見せできなくて残念です。
右方向の眺め。 -
正面。
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左方向。
この雄大な景色を一人で眺めていると、海岸遊歩道に入ってから全く人の気配がない(動物の気配はすごくありますが)こともあり、地球上に私一人しかいないような気分になってきます。 -
12:38頃、大島公園のところまでやって来ました。遊歩道はこの先の行者浜というところまで続いているのですが、バス停は大島公園までしかないので、ここでおしまいにします。
都立大島公園 公園・植物園
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公園内をバス停に向かって歩きます。泉津の切通しみたい。
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水仙が咲いています。
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これは何の花でしょう。ピンクのかわいい花が咲いています。
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アップにするとこんな感じ。
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オレンジ色の花も見えます。公園内に入って、急に華やかになりました。
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4ツ又の木?
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なんか、魚のウロコみたい。
さて、実は私が予想していたより 30分以上早く大島公園に着いてしまったので、予定より1本早い12:50発のバスにギリギリ間に合いそうです。まだ椿園を見ていないですが、パッと見た感じでは椿はあまり咲いていなそうだし、次のバスの14:00までここで過ごすのもしんどそうなので、バスに乗ってしまいましょう! -
12:50発のバスに乗って、13:03に岡田港で下車しました。岡田港のすぐ目の前にある土産物屋さんの2階にある「一峰」さんで昼食にします。
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13時過ぎていますが、店内はほぼ満席。今日、一番観光客を目にしたのがこの店でした(笑)
行く先々で全然観光客を見かけないので心配になっていましたが、ちゃんといました!
自由に飲んでいいみたいなので、あしたば茶をいただいてみます。 -
見た目は普通の番茶みたい。でも、味はやっぱりあしたば独特の風味があります。爽やかな感じで、おいしかったです。
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1日15食限定の一峰丼がまだ残っていました。1500円です。ごはんの上に島のりが敷きつめられ、その上にべっこう浸け、とこぶし煮、イカ刺しが乗っています。
べっこうは青唐辛子が入っているタレに浸けるらしいのですが、全然辛くなく、かえって白身魚の甘さが引き立てられていました。とこぶしは甘辛でおいしかったし、島のりの香りもよかったです。汁物は魚のあら汁でした。大満足の一品でした。
こちらのお店ではしまぽ通貨が使えます。1000円単位なので、1000円はしまぽ通貨、500円はペイペイで支払いました。一峰 グルメ・レストラン
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岡田港13:53発のバスに乗り、14:10頃元町港にやって来ました。朝より風は弱まりましたが、波の激しさは相変わらず。
このあとは、サンセットパームラインと呼ばれる海沿いの道を歩いて、赤禿という観光スポットまで歩いて行きたいと思います。 -
14:35頃、長根浜公園にやって来ました。この公園からの景色は素晴らしいです。元町から近いので、時間があればぜひ寄ってもらいたいです。
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長く伸びた溶岩とその向こうに富士山。
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反対側の眺め。元町の桟橋と利島が見えます。太陽が早くも夕陽のような気配。
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利島をアップで。朝には見えなかった隣の島もうっすら見えています。
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長根浜の溶岩のところまでやって来ました。こちらの溶岩は真っ黒ですね。波がガンガン吹き上げてます。
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アップで。
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富士山と荒々しい波を見ていると、北斎の絵を思い出します。
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黒いツヤツヤの木の実。
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絶えず波飛沫が降り注いでくるようなところでも健気に咲いています。
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三原山方面。
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海沿いに、右から車道、パームライン(自転車道)、堤防沿いの細い道(?)と3つ並んで続いています。パームラインはレンタサイクルのおすすめコースになっているそうなのですが、全然自転車に乗っている人を見かけないなぁ。ま、私のように歩いている観光客も見かけないけど。時折、ジョギングや散策している地元民(たぶん)を見かけるくらいです。
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堤防沿いの道に降りられるところがあったので、そちらに移りました。際っきわのところを歩くので、迫力すごいです。
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振り返ると、こんな感じ。
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再び北斎。
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前方に赤い絶壁が見えてきました。お目当ての赤禿はあの辺りかな?
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ここはまだ黒い溶岩ですね。溶岩の範囲が広い。
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赤い台地が現れ始めました!
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葉っぱがお花みたいな形をしててかわいい。
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小さなシダっぽい葉もかわいいです。
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15:12頃、赤禿に到着。ここも誰もいない…。観光客は皆どこにいるんだろうか?
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本当に真っ赤ですね。
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あちらは黒い。赤と黒と緑と青。自然のコントラストが素晴らしい!
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先ほどの赤い切通しのようなところをくぐり抜けて…。
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あちら側はこんな景色。
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アップで。
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ここからは折り返します。
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前方には利島。
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アップで。
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椿が咲いています。
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帰りは堤防沿いの道を行きます。
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だいぶ太陽が低くなってきました。
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岩礁の辺りが特に美しい。
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正面側もうっすらと染まってきています。
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しかし、波の激しさは相変わらず。
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ミニ地層断面。
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元町港の近くまで戻ってきました。
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せっかく元町に来たので、ホテル赤門内にあるという源為朝神社に寄ってみましょう。15:56頃着。
源為朝の館跡 名所・史跡
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赤門の右側にこんな感じで階段があったので、ここから行けばいいのかな?
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合っていたようです。ちいさな鳥居があります。
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為朝神社。
他にも物見台や抜け穴があるというふうに書かれていましたが、どこにあるのかよくわかりませんでした。もうすぐ夕日が沈むので、海の方に移動します。 -
夕日を見るスポットして選んだのは、元町港近くの弘法浜です。朝に寄ったブラックサンドのビーチ、砂の浜が立入禁止だったので、リベンジで同じブラックサンドビーチの弘法浜にしました。16:12頃着。
写真より肉眼の方がもっと黒く見えました。風紋がきれいです。誰の足跡もついていません。弘法浜遊泳場 ビーチ
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黒い砂浜がはるか向こうまで広がっています。
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利島が見えますね。今日は色々なところで利島が見えました。
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もうすぐ日が沈みそう。ジャストなタイミングで弘法浜に来ることができました。
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あ、もう沈みそう。波が寄せて…
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引いて…
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また寄せて…。
誰もいない海で、静かなひとときを満喫しました。は~、ぼっち、最高! -
弘法浜から徒歩10分くらい、16:45頃、本日のお宿、ホテル白岩に着きました。
天然温泉の宿 ホテル白岩 宿・ホテル
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お一人様の宿泊はプランが決まっていて、部屋は選べません。私の部屋はツインの洋室でした。部屋は広々としています。
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ベッド。
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トイレ、洗面、部屋風呂。
古いのは否めませんが、トイレにはウォシュレットもついていますし、お風呂は大浴場を使用するので、特に問題はありませんでした。
大浴場は広々として気持ち良かったです。たまたまかもしれませんが、私一人しかいなかったので、余計に良かった。泉質も少しツルツルして、お肌に良さそうでした。 -
もう暗かったので部屋の窓から景色は見えませんでしたが、海方向の夕日の名残の空が美しかったです。
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夕食は宴会場です。6:00、6:30、7:00で時間を選べるそうです。私は昼食が遅めだったので、7:00にしました。ホテル内が静かだったので、宿泊客が少ないのかと思っていましたが、宴会場にはそれなりにお客さんがいました。
お刺身は白身魚が二種。私は白身のお刺身が大好きなので、おいしかったです。煮魚、酢の物、サザエのつぼ焼きなど。メインは自分で揚げる椿オイルフォンデュです。揚げたてなのでとてもおいしいのですが、主婦にとってはこんなところでまで料理したくないな…という気持ちにもなります(笑)
ともあれ、ボリュームもあり、満足できる内容でした。
明日はいよいよ三原山トレッキングです。今夜は早く寝て、がんばるぞ!
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この旅行記へのコメント (2)
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- RON3さん 2023/01/02 16:37:56
- 用意周到さが発揮しましたね
- j3matuさん
いつも訪問&投票してくださってありがとうございます m(_ _)m
毎度ながらj3matuさんの事前の用意周到さが発揮した旅でしたね。
「トウシキ園地」という、あまり知られていない場所に行くというのでバスの運転手さんに心配されていると思ったら、なんと「海で朝日が見たい」という目的があって、それも『日の出日の入り方角マップ』と『グーグルマップのストリートビュー』を駆使して、確実に朝日が見えて、なおかつ薄暗い中でも安全に海に出られそうな場所を探した、という念入りの事前調査。
今までバスの時刻表の確認程度かと思いきや、「そこまでやるか!」と、ビックリ!
でも、そこまでしっかり念入りに事前の確認をするからこそ、1分でも無駄にせず、余った時間は前倒しにして次の楽しみを膨らませることが出来るんですね。お見事です、天晴れです!
昔、船で大島に行って三原山の途中まで行って、泊まらずに竹芝桟橋に戻ったことがありましたが、全く別の島のような光景を拝見して、さすがだと思いました。素敵な光景と写真の数々を見せてくださって、ありがとうございます m(_ _)m
RON3
- j3matuさん からの返信 2023/01/02 19:06:35
- Re: 用意周到さが発揮しましたね
- RON3さん、こんばんは。
今回もダラダラと長くなってしまった旅行記を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。恐縮です。
私の場合は、実際に旅行しているときよりも、計画立てているときの方が喜びを感じているのかもしれません。そして、立てた計画が予定通りにうまくはまるのがとても嬉しいのです。やはり、ちょっと変わっていますね。
RON3さんがおっしゃる通り、大島は確かに日帰りできそうですよね。私も次回行くときは、船中泊日帰りにして、三原山周辺のトレッキングだけして帰ろうかなと思っています。その方がお天気に振り回されずに済みますし…。
そうそう、大島➁も長くなってしまいました。きっと読んでくださるのだろうなぁと思うので、先に謝っておきますね。ごめんなさい。
j3matu
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