日本百名城カウントダウン　１泊２日で萩・津和野へ　①初日は「萩」で城と世界遺産巡り

2023/11/26 - 2023/11/27

日本百名城制覇まであと4城（2023.11.25時点）
なんとなく人いなそうなタイミングで1日有休取れたので、一気に2城制覇できそうな萩＆津和野へ１泊２日で行ってきました。

初日は萩。
世界遺産構成資産もいくつかあるので、ちょうどよいかと。

萩＆津和野っていうと昭和の観光コースって印象だったんですが、今ってどんな感じなんでしょうね。
まぁその辺も探れればと思います。

エリア 萩(山口)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

早起きして、羽田空港7:30発山口宇部空港便へ搭乗。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

隣がこんなシート初めて。
思わず写真に撮ったが、これ何物？という謎は残ったまま離陸。

羽田空港(東京国際空港) 空港

空港の歓迎看板第・・・・何弾目か忘れた、まぁいいや、後で数えっぺ。
地元の有力企業「宇部興産」、今はUBEでしたっけね。名前なじまねぇなぁ～

山口宇部空港 空港

この連絡バスにて新山口駅へと移動。
客待ちの間を縫って撮影。

山口宇部空港 空港

そこそこ乗ってるね。

山口宇部空港 空港

なぜこの空港は、ここまでエヴァ推しなのか？
この時はわからぬまま、バスは新山口駅へ向け出発。

山口宇部空港 空港

新山口駅到着。バス停すんげぇ並んでるな。
まさか全員萩行きなんてことはねぇだろうなぁ・・・

新山口駅 駅

違いました。
同じバス停に秋吉台行きがあって、そちらの乗客が半分程度いたので、実質はこの半分位。

新山口駅 駅

それでもそこそこ多い乗客。軽く見ても8割は乗ってる模様。
そんな感じで萩行き出発です。

はぎ号/スーパーはぎ号 (防長交通) 乗り物

萩到着。
バス改めて見たけど、こんなにデーハーなデザインだったとは。

旧萩藩校明倫館 名所・史跡

バス到着するのは旧萩藩校明倫館。
萩の中心にあり、藩校だった建物をリノベーションし、萩観光の中心として博物館やら観光案内所になっている模様。

世界遺産に関する展示もあり見ていこうか迷ったが、後でもよくね？と思い、さっさと今回最大の目的地萩城へと向かう事とする。
で、ここには結局行かずというお約束パターン。

萩 世界遺産ビジターセンター 学び舎 名所・史跡

道を挟んだ反対側には萩市役所。
市役所っぽくない建物で好感が持てます（上から目線）。

萩 世界遺産ビジターセンター 学び舎 名所・史跡

そんなこんなで萩城行のバス（循環バス）に乗車し、最寄りバス停にて下車。
看板が出てきたので、萩城はもうすぐそば。

萩市堀内地区伝統的建造物群保存地区 名所・史跡

毛利輝元公像。
googleで「毛利輝元」検索したら、関連ワード１番目に出てきたのが『無能』
関ヶ原合戦の西軍（光成方）総大将だったのに、何にもしなかったから言われて当然というところか。
とはいえ、ここの築城主だから銅像くらいは建てるといったところか。

そして萩城入口到着。
結局、ここが一番萩城っぽい撮影スポットであることは中に入って知ることとなる。

石碑を外してもう一枚。
後ろにそびえる指月山に登るかどうかは近く行って決めよ。

まずは入場料払って場内へ。
チケット売り場に百名城スタンプあります。

それにしても、観光の〇〇人がグダグダやって、チケット購入待ち行列発生。
ホント無駄な時間消費してイラついてます。

入場して最初に見えるは、志都岐山神社の鳥居。
後で行ってみます。

志都岐山神社 寺・神社・教会

まずは萩城の天守台に登ってみましょうかね。

堀に面した萩城の天守台より。
かつてはここに５重５層の天守があったそうだが、いまはその面影なし。
景色はいいけどね。

その面影なしの天守台。
礎石はたくさんあって、相当な建物があったんだぞ！ということを印象付けてます。

天守台より指月山を仰ぎ見る。

指月山 自然・景勝地

指月山登山道入口。山頂まで730ｍか・・・
ここを登るか登らざるか・・・それが問題だ。

この日はそこそこ暑く、色々と回る予定だったので、ここだけで体力を消費するわけにはいかないということで、結局登らず。
ヘタレのまま終わります。

指月山 自然・景勝地

花江茶亭。茶室ですね。
今は、建物の中に基本入れない模様。

花江茶亭 名所・史跡

明倫館遺構万歳橋。
中国風のデザインを行った太鼓橋と説明文に書かれておりました。

明倫館遺構万歳橋 名所・史跡

楫取素彦（かとりもとひこ）寄進の井戸。
楫取素彦とは儒学者で、吉田松陰の次妹と結婚。松陰入獄後は後継者として松下村塾で指導にあたる。その後初代群馬県令を経て、吉田松陰の末妹と結婚と結構な人生を送った人物。

ってことは大河ドラマにも出てんのか？と思って調べてみたら「花燃ゆ」で大沢たかおが演じていたとのこと。見てないから全然知らんかったけど、主人公クラスの人物やんけ！

明倫館遺構万歳橋 名所・史跡

そんな大河主人公クラスのありがたい井戸を拝見した後、歴代萩藩藩主が祭られている志都岐山神社にお参り（してない）。

志都岐山神社 寺・神社・教会

城内にある日本庭園（東園）の池

日本庭園を抜けた先は海でした。
ここ含めて３方を海に囲まれてた萩城、守りはバッチリです。

海岸に沿って城壁が築かれていて、海城みたいな雰囲気あり。
それがこの城の特徴なんかな。

遊覧船もあります。
最初、城の堀だと思ってましたが、どうやらこれ運河らしい。

指月山には登ってないし、たぶん全体の２割くらいしか回ってないですが、これで萩城散策終了です。

城から歩いて市役所方面に歩いて向かう。
このあたり一帯は萩城下町として世界遺産登録されております。

萩城三の丸への入口の一つであった北の総門を復元したもの。
城下町が相当広かったことをうかがわせます。

北の総門 名所・史跡

少し歩くと長州藩志士の実家がゴロゴロある一帯。
こちらは高杉晋作誕生の地。
高杉晋作は通称で、石碑には高杉春樹と刻まれてました。これが本名なんかな？
入場料はたったの100円でしたが、これをケチります。

高杉晋作誕生地 名所・史跡

対面には高杉晋作像がある公園。
台座の隅には何やら柑橘系の果実が置かれており、思わず「ザ・テレビジョンか！」と心の中で突っ込んでしまった私。

高杉晋作誕生地 名所・史跡

城下町から離れ、ここからは萩にある世界遺産資産を見に行きます。
まずは循環バスで萩反射炉にて下車。

反射炉に行く前にここから少し歩いた所に、もう一つ世界遺産があるのでそちらを先に訪れます。
それがあるのが、この道路の先に見える案内板を左に曲がった所。

世界遺産らしくたくさんの説明板があります。
これくらい書かないと何もわからないという事で、後は、実際のモノを見て頂ければ説明が必要という事がわかります。

恵美須ヶ鼻造船所跡 名所・史跡

という事でここは恵美須ヶ花造船所跡。
世界遺産資産の一つであります。

恵美須ヶ鼻造船所跡 名所・史跡

それを証明する世界遺産の証。

恵美須ヶ鼻造船所跡 名所・史跡

こんなところで密漁すんなよ～。

っていうか、これ外国語で書いた方がいいんじゃないか？
こんな事言うと、「ヘイトだ！」とオラつく人が最近多いので、以後大人しくしてます（書いちゃってるけど・・・）

恵美須ヶ鼻造船所跡 名所・史跡

密漁したくなる位、きれいな海です（どういう意味？）
そんな海のそばにあるのが・・・

恵美須ヶ鼻造船所跡 名所・史跡

こちらが、長州藩が洋式帆船を建造した造船所跡。
造船所跡見るの、長崎の小菅修船場跡についでこれが２か所目。

といっても、ロープでいくつかの領域が囲われていて、この辺りはこんなものがあったよという説明があるのみです。

恵美須ヶ鼻造船所跡 名所・史跡

一応通路も整備されてますが、説明板見ないと、というか説明板見てもよくわからん。核となる建物跡すら残ってないからなぁ～。

恵美須ヶ鼻造船所跡 名所・史跡

と思っていたら、適当に撮ったこの石積みの防波堤が唯一の遺構だったらしい。
もっとちゃんと撮影しておくんだった・・・

恵美須ヶ鼻造船所跡 名所・史跡

造船所を離れ、次なる世界遺産スポットの萩反射炉へ。
反射炉は、伊豆・韮山反射炉と鹿児島・旧集成館反射炉跡に次いで３か所目。
だからどうしたという文句は受け付けません。

萩反射炉 名所・史跡

こちらは遺構がちゃんと残っております。

っていうか入場無料で拍子抜け。
公園内にある一つの施設という位置付けです。

萩反射炉 名所・史跡

ちゃんとした説明文。
概要から構造、歴史的なところまでちゃんと書かれています。
要約しようと思ったけど、画像大きくして各自ご覧ください（投げやり）。

萩反射炉 名所・史跡

公園脇には山陰本線の線路。
現在８本／日しか走っておらず、ふらっと訪れた観光客が通過する列車が見られるのは奇跡にも等しい（大袈裟）。

萩反射炉 名所・史跡

という事で、ちゃんと反射炉見たいと思います。
御覧のように柵があって触れることはできません（触ろうと思えば触れますが、それやったら炎上しちまうので・・・）。

萩反射炉 名所・史跡

上がレンガで、その下が安山岩で作られており、高さは10m強で、韮山よりも小さいサイズです。
正直、見ごたえは韮山の方があるかな。だから有料なんだろうけど。

萩反射炉 名所・史跡

しつこいくらい出す世界遺産の証

萩反射炉 名所・史跡

バスに乗って次のポイントに向かいます。

萩反射炉 名所・史跡

30分位バスに揺られて到着したこちらは

萩といえばここ！なのかよくわからんけど、萩に来た人は必ず訪れるであろう場所、松陰神社。

松陰神社 寺・神社・教会

なぜここを訪れるかというと、この境内に世界遺産となっている「松下村塾」があるため。
歴史の教科書には必ず載っていた場所。
って今の教科書にも載ってるんだよね？最近その辺怪しくなってきてるから自信がない。

松陰神社 寺・神社・教会

「親思うこころにまさる親ごころ　きょうの音ずれ何ときくらん」
吉田松陰が獄中から親にあてた手紙の一文の石碑。
手紙というか結果的には遺書ですな。

松陰神社 寺・神社・教会

吉田松陰幽囚ノ旧宅。
こちらが幽囚されていた3畳半の部屋で、ここで家族・近親・近所の人たちに対して講義を行っていたそうな。

吉田松陰幽囚ノ旧宅 名所・史跡

吉田松陰幽囚ノ旧宅。
こちらは建物全体。

吉田松陰幽囚ノ旧宅 名所・史跡

そしてこちらが松下村塾。
案内がないと間違えそうな感じ。

松下村塾 名所・史跡

吉田松陰が主宰となった私塾で、ここで講座が行われたそうです。

松下村塾 名所・史跡

別の部屋にはここで学んだ塾生の姿。
松下村塾のwikipedia見たら、そちらに全部書いてあったので、誰か知りたい人はそちらをご覧ください（投げやり）。

松下村塾 名所・史跡

一応神社でもあるので、ちゃんとお参りしないとね。

松陰神社 寺・神社・教会

参道とは別に学びの道なるものが作られ、松陰先生のありがたい言葉が散りばめられているとのこと。

松下村塾 名所・史跡

改めて松下村塾見たら黒山の人だかり。
こんな感じなので、スキがあったらさっさと写真撮ったりしないとね。

これで一応萩で行きたいポイントは抑えられたかな。
なのでホテルへ行きます。

松下村塾 名所・史跡

ちょうどいいバスがなくタクシーで行くのもなんだし、プラプラ歩きながらホテルへ

今夜の宿は、萩バスセンター対面にあるビジネスホテル長谷川
昔ながらの宿といった感じですが、明日朝の津和野行バスに乗るためこちらにお世話に。全体的に古めですが設備は一通り揃っていて、泊まるだけなら問題なし
一つ困ったのはTVがBS対応してなかった事で、この日は競馬ジャパンカップがありここで見られると思っていたのだが・・・結局Radikoで実況聞きました。

そんな感じでもうこの日は観光終了

ビジネスホテル長谷川 宿・ホテル

さすがに腹が減ったので、夕食食べに外へ
GoogleMapで検索し、ホテルから歩いて３分位の所にあるちゃんぽんの店「はた満」に

萩の名物料理って思い浮かばなかったんで、その辺は柔軟に。
このちゃんぽん結構おいしかったですよ。
北九州戸畑で作られているちゃんぽんをここで展開しているみたいです。
最初北九州？と思ったけど、考えてみたら隣の県なんだよね。

そんな感じでこの日は終了。
明日はバスに乗って津和野に向かいます。