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ミヤマキリシマは、九州各地の高山に分布する低木のツツジです。満開のころには、斜面をいっぱいに埋め尽くすように咲いて見事な景観になります。<br /><br />昨年、次男に連れて行ってもらった「万年山」のミヤマキリシマが素晴らしくて、今年は雲仙の仁田峠にミヤマキリシマを見に行くぞと思ったのですが、自宅から雲仙までは高速をとばしても5時間かかります。主人が、「絶対に無理だ!」というので、今年は阿蘇までミヤマキリシマを見に行くことにしました。<br /><br />阿蘇・九重には山肌がミヤマキリシマでピンクになるような山がいくつかありますが、我が夫婦は登山は無理。手軽にミヤマキリシマを楽しみたいということで、仙酔峡に行くことにしました。ミヤマキリシマが満開のころは仙人も酔うという阿蘇の有名スポットです。<br /><br />阿蘇まで足を伸ばすので、今回は2泊。九重にも寄って近隣の花見スポットをドライブすることにしました。でも、何といってもメインはミヤマキリシマ。見ごろ情報ゲットしてあわてて宿を予約して出発しました。

仙人も酔うという「仙酔峡」でミヤマキリシマの絶景に会う~阿蘇・九重 初夏の花紀行①~

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2025/05/13 - 2025/05/15

866位(同エリア1546件中)

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ソネッチ

ソネッチさん

ミヤマキリシマは、九州各地の高山に分布する低木のツツジです。満開のころには、斜面をいっぱいに埋め尽くすように咲いて見事な景観になります。

昨年、次男に連れて行ってもらった「万年山」のミヤマキリシマが素晴らしくて、今年は雲仙の仁田峠にミヤマキリシマを見に行くぞと思ったのですが、自宅から雲仙までは高速をとばしても5時間かかります。主人が、「絶対に無理だ!」というので、今年は阿蘇までミヤマキリシマを見に行くことにしました。

阿蘇・九重には山肌がミヤマキリシマでピンクになるような山がいくつかありますが、我が夫婦は登山は無理。手軽にミヤマキリシマを楽しみたいということで、仙酔峡に行くことにしました。ミヤマキリシマが満開のころは仙人も酔うという阿蘇の有名スポットです。

阿蘇まで足を伸ばすので、今回は2泊。九重にも寄って近隣の花見スポットをドライブすることにしました。でも、何といってもメインはミヤマキリシマ。見ごろ情報ゲットしてあわてて宿を予約して出発しました。

  • 8時に自宅を出発。阿蘇に行くときは大分県くじゅうから入ることが多いですが、今回は高速をとばして、熊本から入ります。<br /><br />9時基山PAでトイレ休憩。売店で川上峡にある老舗「池の家」さんの「かりんとまん」発見しました。白玉饅頭で有名なお店ですが、かりんとう饅頭も美味しいです。<br />3個入りを購入して車内でおやつタイム。

    8時に自宅を出発。阿蘇に行くときは大分県くじゅうから入ることが多いですが、今回は高速をとばして、熊本から入ります。

    9時基山PAでトイレ休憩。売店で川上峡にある老舗「池の家」さんの「かりんとまん」発見しました。白玉饅頭で有名なお店ですが、かりんとう饅頭も美味しいです。
    3個入りを購入して車内でおやつタイム。

  • 10時すぎ、北熊本SA着。<br /><br />ここで軽食をとります。

    10時すぎ、北熊本SA着。

    ここで軽食をとります。

  • フードコートは今年の3月にリニューアルされたばかり。<br /><br />ネットで、パン屋の記事が出ていたので行ってみる!

    フードコートは今年の3月にリニューアルされたばかり。

    ネットで、パン屋の記事が出ていたので行ってみる!

  • ここでしか買えないとというメロンパンが人気らしい。<br />七城メロンパンとカフェオレパン。<br /><br />カフェオレパンを買いましたが、あまり、カフェオレ感は感じなかったかな。

    ここでしか買えないとというメロンパンが人気らしい。
    七城メロンパンとカフェオレパン。

    カフェオレパンを買いましたが、あまり、カフェオレ感は感じなかったかな。

  • リニューアルされたばかりのフードコーナでいただきました。

    リニューアルされたばかりのフードコーナでいただきました。

  • 「うどんを食べる」とパン屋の前で別れた旦那は、何故か「熊本ラーメン」を頼んでました。<br /><br />この後、高速を降りて仙酔峡に向かいました。

    「うどんを食べる」とパン屋の前で別れた旦那は、何故か「熊本ラーメン」を頼んでました。

    この後、高速を降りて仙酔峡に向かいました。

  • 12時仙酔峡に到着しましたが、ご覧のように、駐車場待ちの行列です。<br /><br />駐車するのにちょっと待ちました。写真は高岳と鷲ヶ峰と虎ケ峰。

    12時仙酔峡に到着しましたが、ご覧のように、駐車場待ちの行列です。

    駐車するのにちょっと待ちました。写真は高岳と鷲ヶ峰と虎ケ峰。

  • 山肌はピンク色。<br /><br />ネットの情報通りミヤマキリシマは見ごろでした。テンションが上がります。

    山肌はピンク色。

    ネットの情報通りミヤマキリシマは見ごろでした。テンションが上がります。

  • 15分ぐらいで駐車できました。駐車場には誘導員がいるのでよかった。料金は無料。<br /><br />降車して橋を渡ったところに散策路があります。

    15分ぐらいで駐車できました。駐車場には誘導員がいるのでよかった。料金は無料。

    降車して橋を渡ったところに散策路があります。

  • 橋に向かう途中、川に下りる道があったので行ってみます。

    橋に向かう途中、川に下りる道があったので行ってみます。

  • 小さな滝がありました。

    小さな滝がありました。

  • 水がすごく綺麗!<br /><br />橋からみんな、見てますね。(笑)

    水がすごく綺麗!

    橋からみんな、見てますね。(笑)

  • さあ、橋を渡って散策路に進みます。

    さあ、橋を渡って散策路に進みます。

  • 仙酔峡は高岳1592mのふもとにあります。<br />仙酔峡の標高は約900m。仙人が酔うほど美しい峡谷であることから仙酔峡と呼ばれています。

    仙酔峡は高岳1592mのふもとにあります。
    仙酔峡の標高は約900m。仙人が酔うほど美しい峡谷であることから仙酔峡と呼ばれています。

  • 阿蘇市によると、今年は寒波によって害虫の発生が抑えられたうえ、中岳第1火口からの火山ガスの影響が少なく、ミヤマキリシマは例年以上に色が良く、花の数も多いそうです。ここ10年で一番の出来らしい。<br /><br />主人は何度も「絶景だなあ」と口にしていました。

    阿蘇市によると、今年は寒波によって害虫の発生が抑えられたうえ、中岳第1火口からの火山ガスの影響が少なく、ミヤマキリシマは例年以上に色が良く、花の数も多いそうです。ここ10年で一番の出来らしい。

    主人は何度も「絶景だなあ」と口にしていました。

  • 確かにすばらしい花付き。<br /><br />びっしりです

    確かにすばらしい花付き。

    びっしりです

  • 昨年、訪問した万年山のミヤマキリシマは濃ピンクやオレンジピンク、薄ピンクなどちょっと花色の異なる個体がありましたが、仙酔峡のミヤマキリシマはほぼこの色一色でした。

    昨年、訪問した万年山のミヤマキリシマは濃ピンクやオレンジピンク、薄ピンクなどちょっと花色の異なる個体がありましたが、仙酔峡のミヤマキリシマはほぼこの色一色でした。

  • 鷲ヶ峰と虎ケ峰をバックにパチリ。

    鷲ヶ峰と虎ケ峰をバックにパチリ。

  • 本当に花付きが良いです。

    本当に花付きが良いです。

  • 仙酔峡の下に、白いパゴタ(仏舎利塔)が見えました。<br /><br />

    仙酔峡の下に、白いパゴタ(仏舎利塔)が見えました。

  • 5万株のミヤマキリシマです。

    5万株のミヤマキリシマです。

  • 坂道の散策路が終了して、最後は階段で峰を上ります。<br /><br />

    坂道の散策路が終了して、最後は階段で峰を上ります。

  • ここでちょっと、パチパチタイム。<br /><br />万年山は窪地にミヤマキリシマの大群落があって日本庭園のようでしたが、仙酔峡はこの展望のよさと開放感がすばらしい。<br /><br />遠くに目をやると阿蘇谷。

    ここでちょっと、パチパチタイム。

    万年山は窪地にミヤマキリシマの大群落があって日本庭園のようでしたが、仙酔峡はこの展望のよさと開放感がすばらしい。

    遠くに目をやると阿蘇谷。

  • 下には駐車場。

    下には駐車場。

  • 渡ってきた橋。

    渡ってきた橋。

  • 高岳の山の斜面を錦のように染めるミヤマキリシマ。

    高岳の山の斜面を錦のように染めるミヤマキリシマ。

  • さあ、頂上まであと一息!。階段を上ります。

    さあ、頂上まであと一息!。階段を上ります。

  • 美しいミヤマキリシマを眺めながら上ります。

    美しいミヤマキリシマを眺めながら上ります。

  • ミヤマキリシマの赤ちゃんもたくさん。<br /><br />まだ、地面に這うように生えていますがいっちょ前に花をつけています。

    ミヤマキリシマの赤ちゃんもたくさん。

    まだ、地面に這うように生えていますがいっちょ前に花をつけています。

  • ミヤマキリシマは、火山活動により生態系が撹乱された山肌で優占種として生存できます。

    ミヤマキリシマは、火山活動により生態系が撹乱された山肌で優占種として生存できます。

  • 火山活動が終息して植物の遷移により森林化が進むと、優占種として生存できなくなります。仙酔峡は中岳噴火の影響を受ける過酷な環境なのです。<br /><br />昨年、仙酔峡を訪問した友人は火山ガスでミヤマキリシマが枯死していると心配していましたが、今年は見事な復活です。

    火山活動が終息して植物の遷移により森林化が進むと、優占種として生存できなくなります。仙酔峡は中岳噴火の影響を受ける過酷な環境なのです。

    昨年、仙酔峡を訪問した友人は火山ガスでミヤマキリシマが枯死していると心配していましたが、今年は見事な復活です。

  • 頂上に到着しました。

    頂上に到着しました。

  • 石像が置かれています。

    石像が置かれています。

  • 頂上からは阿蘇カルデラの北側に当たる阿蘇谷と北外輪山が一望できました。遠く、九重連山も見えますね。<br /><br />ちょっと霞がかかっていて残念でしたが、黒々とした壁が阿蘇の北外輪山です。

    頂上からは阿蘇カルデラの北側に当たる阿蘇谷と北外輪山が一望できました。遠く、九重連山も見えますね。

    ちょっと霞がかかっていて残念でしたが、黒々とした壁が阿蘇の北外輪山です。

  • 高岳。<br /><br />この後、ミヤマキリシマは阿蘇の山々で見ごろを迎えます。

    高岳。

    この後、ミヤマキリシマは阿蘇の山々で見ごろを迎えます。

  • 満足して駐車場まで降ります。<br /><br />

    満足して駐車場まで降ります。

  • 珍しい薄ピンクのミヤマキリシマを発見したのでパチリ。

    珍しい薄ピンクのミヤマキリシマを発見したのでパチリ。

  • 駐車場は真下にあるので、仙酔峡は手軽にミヤマキリシマの絶景を見ることができます。ミヤマキリシマが満開のころは超お勧め。<br /><br />ただ、平日でも駐車場はこの混雑だから、土日は大変なことになりそうですね。

    駐車場は真下にあるので、仙酔峡は手軽にミヤマキリシマの絶景を見ることができます。ミヤマキリシマが満開のころは超お勧め。

    ただ、平日でも駐車場はこの混雑だから、土日は大変なことになりそうですね。

  • この後、「道の駅阿蘇」に行き休憩タイム。

    この後、「道の駅阿蘇」に行き休憩タイム。

  • この道の駅は阿部牧場と竹原牧場、二つの牧場のソフトクリームの食べ比べができます。

    この道の駅は阿部牧場と竹原牧場、二つの牧場のソフトクリームの食べ比べができます。

  • 阿部牧場のソフトクリームをゲット。濃厚で美味しかったです。<br /><br /><br />この後、南阿蘇まで足を伸ばして白川水源に行って、お宿に入ります。<br />(旅行記②に続きます)

    阿部牧場のソフトクリームをゲット。濃厚で美味しかったです。


    この後、南阿蘇まで足を伸ばして白川水源に行って、お宿に入ります。
    (旅行記②に続きます)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • Decoさん 2025/05/21 13:11:11
    ガン見しました
    ソネッチさん、こんにちは。

    続けてのコメント、失礼致します。
    仙酔峡は、最高の開花状況でしたね。私も二度ほど訪れたことがありますが、こんなにきれいだったとは。まさしく十年に一度の当たり年だったようですね。好天にも恵まれて最高のコンディション! (霧が出ると意外にサブイです)

    こちらの旅行記をガン見(←ちょっと下品な表現で失礼)して、昨日私も行ってきました。国道57号からちょっと入ったところなので、墓参りの途中で寄り道しました。さすがにソネッチさんが訪れたときよりも盛りは過ぎていましたが、それでも十分に美しかったです。母も喜んでおりました。
    その後の墓参りは5月と思えない暑さでしたが…

    最新旅行記の南阿蘇も拝見しました。白川水源は懐かしかったです。お宿は素晴らしいと思いますが、さすがに食事の二時間はちょっと…でも、これから改善されていくでしょうね。
    いつも旅行記を参考にさせていただいていますが、今回は特にタイムリーな情報、ありがとうございました。
                                   Deco

    ソネッチ

    ソネッチさん からの返信 2025/05/21 13:59:17
    Re: ガン見しました
    Decoさん、こんにちは。

    拙い旅行記がお役に立ったようで、私も嬉しいです。仙酔峡は本当に期待以上の素晴らしさで感動しました。花との出会いは一期一会。ラッキーでした。本当は雲仙に行きたかったのですが、結果的には阿蘇で良かったです。
    それにしても、Decoさんの自宅からは雲仙も阿蘇も日帰りコースで行けるので羨ましいです。私の自宅からは雲仙は問題外ですが、阿蘇も日帰りはちと、厳しい。ミヤマキリシマ見に行くのも、覚悟がいります。(笑)

    Decoさんの墓参りは、暑かったようですがお天気には恵まれたようですね。今日から、しばらく、お天気がはっきりしないようなので、それも良かったです。今年の夏も、昨年同様、厳しい暑さ予報。さすがに、猛暑の中、遊びまわる気力はないなあ。そろそろ、お出かけもシーズンも末期ですかね。今後ともよろしくお願いします。

                         ソネッチ

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