菊地渓谷で涼み、平山温泉の美肌湯を楽しむ旅～鹿央古代の森公園の古代蓮～

2021/07/23 - 2021/07/24

温泉宿ステイを楽しむために、月に1度はくじゅうに行っている私ですが、時折り、美肌湯を楽しむために熊本県の温泉宿へ行きたくなります。平山温泉・植木温泉のぬるぬる・とろとろの温泉は素晴らしいです。
4月に平山温泉の人気宿を予約したのですが、間近になってその日が東京オリンピック開幕の日だと気が付きました。暑い時期なので、阿蘇随一の納涼スポット菊池渓谷を訪問し、母と主人、私でホテルでのんびり東京オリンピックの開幕式をテレビ視聴する計画を立てました。

エリア 山鹿(熊本)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

のんびり9時ごろに、北九州の自宅を出発。すぐに高速にのります。ところが、運悪く事故渋滞にかかってしまい、福岡ICからしばらく30分間ものろのろ運転。

植木ICを降りて、菊池渓谷に向かいましたが、渓谷駐車場近くでまたまた渋滞。菊池渓谷は紅葉の時期の大渋滞は知っていましたが、夏も土・日・祝日は駐車待ち必須のようです。

30分ほど待って、ようやく入り口に1番近い第一駐車場に駐車できました。

ビジターセンターが新しくなっていましたが、お客さんがたくさんだったのでスルーしました。

赤い橋を渡ると、菊池渓谷沿いの遊歩道に入ります。

渓谷の近くに来ると空気がひんやりしてきました。天然のクーラーですね。快適に歩くことができました。

菊地渓谷はスケールの大きな渓谷で、滝や瀬、渕など変化にとんだ風景が次々と現れます。

最初のビューポイント黎明の滝

紅葉ヶ瀬。紅葉の時は落紅葉で覆われます。

天狗滝と竜ヶ淵

次から次へと水の流れが変化するので飽きません。

ところどころで見られる淵の色も綺麗でした。

奥へ進むと、キツネのカミソリがたくさん咲いていました。

薄暗い森林の中では鮮やかなオレンジ色の花は目を引きます。

林の奥の方まで咲いていました。

見ごろでしたが、そろそろ終盤かな。

予期してなかったので嬉しくなりました。

ウォーキングコース、最後のビューポイント四十三万滝。
この滝を見た後、駐車場まで戻りました。約1時間ぐらいで周回コースでした。

駐車場近くの道端には、うばゆりがたくさん咲いていました。蕾もたくさんあったので、こちらはしばらく楽しめそうです。

渋滞に耐えながらここまで来たので、ちょっと足を伸ばして、阿蘇の絶景を見に行こうということになりました。菊地渓谷から車で15分くらいのところにある西湯浦園地展望所へ向かいました。
駐車場近くにある展望所から阿蘇の全景を見ることができます。

展望所から、さらに先に進むと先の方にも展望所があります。
風が強くて吹き飛ばされそうになりながら進みました。気温は下界よりもかなり低くて、主人が車の温度計を見ると22度だったとそうです。ちょっと、肌寒いぐらいでした。

道の側には初夏の花がたくさん咲いていて、花を探しなが歩きました。

ユウスゲ

サイヨウシャジン
風が強くて、上手く写真が撮れていません。

カワラナデシコ。鮮やかピンクで目を引きます。もう、咲いていました。

薄っすらと色づいているヒゴタイも。ヒゴタイは、くじゅうの個性種。阿蘇・九重の夏を代表する花です。8月中旬にくじゅうを彩りますが、気温が低いかからか、もう咲いていました。

花見つけを楽しみながら、あっというまに奥の展望所に到着。

スマホの写真では上手く伝わらないと思いますが、絶景でした。菊池渓谷まで来たら、是非、足を伸ばしてここまで来てみてください。大観峰とはまた違う良さがあります。これにて観光は終了。本日のお宿がある平山温泉に向かいます。

いつもよりかなり遅い5時に、ようやく、平山温泉「湯山別荘たいち」さんに到着。

全室、温泉付きの離れ宿です。今回は2階建てタイプの部屋を予約しました。

1階は、風呂、和室のリビング。母が膝が悪いので1階に母用の布団を引いてもらいました。オリンピックはこの部屋で3人一緒にテレビ鑑賞しました。
布団は初めからひいてあります。部屋への案内以降、お宿の入は入室しないシステムです。

手摺り付きの階段を上ると2階は

ベッドルームと

4畳半のテレビの置かれた和室と

板の間がありました。又、1階、2階両方にトイレがあります。3人で使用するにはもったいないほど広い部屋でした。

湯の花がたっぷり浮かぶ内風呂は源泉かけ流し。それがもう、ザーザー音を立てて、お湯が浴槽からあふれ出ていてもったいないぐらいでした。とっても気持ちがよかったです。

内風呂の横には小さな露天も付いてました。主人は内風呂は使用せず、もっぱらこちらの露天を楽しんだようです。

平山温泉のお湯は、誰もが実感できるぬるぬるの美肌湯。大好きなお湯なので、私は、4回お風呂に入りました。浴後、膚がつるつるになったような気がするお湯です。(笑)
本館には、立ち寄り湯もできる大浴場があるのですが、コロナのために閉鎖中。ちょっぴり残念でした。

夕食の開始時間は、6時と6時15分から選べました。本館にある食事処は個室のテーブル席でした。
食前酒は紫蘇酒。みんなで乾杯しました。

綺麗に盛り付けられた前菜5種。ピーナツ豆腐とモロヘイヤのお浸しが美味でした。

お刺身は5種盛り。新鮮でした。
ここまでが先出し。

すぐに運ばれてきた湯葉真丈の吸い物。

茄子の揚げ出し、そぼろ餡かけ。茄子が好きなのでこれは美味しかった。

味彩牛のセイロ蒸し。「あじさいぎゅう」と読みます。前回、平山温泉の宿に泊まったときに覚えました。上質のお肉で美味しくいただきました。

カッペリーニの梅トマトソース和え。湯引鱧が上にのっています。残念ながらこれはやや口に合わず。

いさきのオイル焼き。フォアグラ味噌掛け
お腹ぱんぱんですが、頑張って食べます。

ジャコともろこしの釜めし。小さな釜めしだったので何とか完食できました。

デザートはテラミス。
ちょっと変わったお料理が多くて、母は喜んでいました。

この後、重い腹を抱えて部屋まで戻り、オリンピックの開会式を鑑賞しました。開会式、ちょっと地味でしたね。やや期待外れでした。
長距離運転だったので、主人は途中で沈没。みんな、熟睡できました。

朝食は、夕食と同じ会場で8時か8時15分にいただけます。

釜のご飯で、時間きっちりに炊きあがるようにセットするので時間通りに来てくださいと言われました。

温泉豆腐が美味しかったです。

湯山別荘たいちさん、お部屋が広くてお風呂が気持ちよかった。お料理も美味しかったので是非、また再訪したいです。

朝から猛暑の天気予報が出ています。熊本地方は34℃になるらしい。宿から車で20分ぐらいのところにある鹿央古代の森公園に寄って、帰宅することにしました。

天気がよくて朝から暑いです。公園に着くと、私だけ、古代蓮園へ。ボチボチ花が咲いている状態。花の種類ごとに花壇が区切られています。

蓮は背が高く花が大きいので、花の数が少なくても存在感があります。

この蓮は花色が変わっていて、大きいのでひときわ目を引きました。

ちょっと、小ぶりの蓮。可愛いです。

9時ごろ来ましたが、カメラを持たれた方や花見客もちらほら散見しました。

よく手入れされた蓮園でした。蕾がたくさん付いていたので、蓮の花はしばらく楽しめそうです。

最後に蓮園のすぐそばにある農産物直売所に寄りました。小さな直売所ですが、お客さんがいっぱい。農産物も安くて新鮮でした。近くの植木は西瓜の名産地で西瓜がたくさん出ていました。細長い小玉の西瓜をゲットして帰路に着きました。

今回もたくさんの花と出会えて、美味しい料理を堪能できてよい旅でした。

この旅行記へのコメント （2）

• Decoさん 2021/08/14 08:27:58

  平山温泉

  ソネッチさん、はじめまして。
  
  こちらの旅行記、楽しく拝見しました。
  私は筑後に住んでいるので平山温泉は最も馴染み深い温泉地の一つです。ただ、距離的に近いので日帰りの施設が主で、湯山別荘たいちの所は興味深かったです。客室が戸建てになっているので、のんびり過ごせそうだし、コロナの時代にも安心して宿泊できますね。料理も美味しそう。ただ、大浴場が閉鎖されていたのは残念ですが、このご時世、仕方ないですね。
  私もコロナが収まったら、日帰りで行ってみたいな。
  
  鹿央古代の森、私は勇んで出かけたものの、時期が僅かに早くて残念でした。ソネッチさんの写真では蓮の花もたくさん！　違う場所みたい(^^;
  良い時期に見に行かれましたね(*^^*)
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Deco

  ソネッチさん からの返信 2021/08/14 21:38:01

  Re: 平山温泉

  コメありがとうございます。
  
  旅行記にも書きましたが、平山温泉、植木温泉のとろとろのお湯のファンです。ただ、北九州市の自宅からは遠いので、年に1，2回、お泊りをかねての遠征になります。日帰りで利用できるDecoさんが羨ましいです。
  
  鹿央の蓮園は、今年は開花が少し遅いと物産館の方が言ってました。私も少し早かったです。よく手入れされた綺麗な蓮園ですね。
  
  Decoさんの旅行記、私も拝見しました。私も道の駅や物産館によく立ち寄ります。平山温泉のちょっと先、菊池は道の駅がたくさんありますよね。コッコファーム、メロンドーム、道の駅旭志は、お気に入りです。Decoさんは、いろいろな道の駅や物産館に行かれているので、旅行記はとても参考になりました。(私は八女の方にも遠征するんですよ)