【街歩き】新潟古町建物めぐり

2025/04/26 - 2025/04/26

久々の新潟！夕方まで半日ほど時間があったので散策してきました。
新潟市中心部の古町から一歩足を延ばすと趣ある建物が残っています。

エリア 新潟市(新潟)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5

朝食は新潟のB級グルメの王道！万代バスセンターのカレー！
万代は新潟駅から徒歩10分程度に位置するエリアです。

有名店とあって朝から混み合っていました。
普通盛りでも量が多く、優しい見た目に反して味はしっかりスパイスが効いていて美味い！

朝食を終えたら古町方向へ
新潟駅・万代と古町は信濃川で隔てられています。バスも沢山走っていますが、天気が良いので歩いて向かいました。

萬代橋を渡ると古町エリアに入ります。

古町をさらに進んで街中を少し外れると、生活感のある路地があって下町っぽい雰囲気です。

万代から歩いて30分ほどで最初の目的地の砂丘館に到着です！

こちらは旧日本銀行新潟支店長のお宅だったそうな。
昭和８年建設のお宅でとても立派な玄関です。

お庭も良い感じ

２階建ての立派な建物です。

中は自由に見学できました。
瓦でできた何やら愛嬌ある置物が

ちょうど展示会もやっており、イベントスペースとしても貸出しているようでした。

砂丘館を後にして、次へ向かいましょう。
新潟は平野のイメージが強いですが、この辺りは砂丘の上にあるので意外と高低差があります。

どっぺり坂という名前が付いていました。
変わった名前ですが、かつては坂の上に旧制新潟高校の学生寮があったため、学生が街と寮を行き来する通り道であり遊びすぎると落第する（ドイツ語由来でドッペる）と言われたことから名付けられたという洒落の効いた由来だそうです。

街角にもレトロな建物が残っています。

歩いて10分ほどで北方文化博物館新潟分館に到着しました。
明治28年頃の建築で文学者會津八一が晩年を過ごした建物だそうです。

さっそく中を見学しましょう。
和室あり洋室ありの立派な建物です。一部資料室になっていますが、当時の部屋の様子を見学することができます。

なんと現役の黒電話！

欄間に彫られた松の飾りも非常に細やかです。

お庭も散策できます。
窓が非常に大きいですね
今は住宅街なので難しいですが、昔は潮騒が聴こえることもあったそうな

最後の目的地である旧斎藤家別邸は、先ほどの北方文化博物館新潟分館とは歩いてすぐの距離にあります。

入ると立派な襖がお出迎え
新潟三大財閥の一つを率い、国会議員を務めた斎藤喜十郎が大正７年に建てた別荘だそうです。

絵画を切り取ったような圧巻のお庭です。

季節柄、端午の節句のお人形が至る所に飾られています。
ひな壇タイプは初めて見ました。

すずめの置物もありました。

二階から見たお庭
部屋によって見える景色が異なるような工夫がされているそうです。

お庭も散策してみましょう
なんと砂丘の高低差を活かした滝までありました。

めちゃくちゃ大きい石灯籠

良い感じに苔むしています。

外から見るとこんな感じ
季節ごとに表情を変えるお庭を見に来るのも良さそうですね！

観光はここまで
お昼になったのでラーメンを食べようと思ったのですが、混んでいて少し待ち時間が…

ということで時間を潰しに高層ビルNEXT21の展望台に来ました。
こちらは新潟駅・万代方面

先ほど見学した斎藤家別邸も見えました。

らぁめん倉井
王道の味玉醬油ラーメン！とても美味しかったです。

今回の旅はここまでです！