2025/03/26 - 2025/03/27
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AandMさん
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3月下旬、旅行社が企画するパッケージ・ツアーを利用して世界遺産として知られるアンコール遺跡を見学しました。アンコール遺跡はシェリムアップおよびその周辺にある遺跡群で、アンコールワットやアンコールトムなどが知られています。
早朝にベトナム航空で成田空港を出発し、ホーチミン経由でシェムリアップ国際航空に夕方到着しました(https://4travel.jp/travelogue/11974229)。旅行社が手配してくれたバスでホテルに移動し、翌朝からアンコール遺跡の観光です。
この旅行記では、カンボジア到着後に最初に訪れたアンコールトムの様子を紹介します。アンコールトムはかつてのクメール王国の首都であった巨大な城郭都市遺跡で、バイヨン寺院やタ・プロム寺院などがあります。
カンボジアを訪れたのは乾季の3月下旬でしたが、日中は34~36℃と高温で、猛暑の中での遺跡見学となりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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3月26日
シェムリアップ国際空港から旅行社が手配してくれたバスに乗車し、1時間程でシェムリアップ街中にあるホテル(ソカシェムリアップリゾート・ホテル)に到着しました。アンコールワットから約7km、車で15分程の距離にある大型ホテルで、ロビーは広くて豪華です。広くて清潔感のある快適なホテル by AandMさんソカ シェムリアップ リゾート&コンベンション センター ホテル
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部屋も広々しており、清潔感があり、エアコンも効いていました。ツアー料金に含まれていましたので、値段は分かりませんが、欧米なら1泊3万円以上はしそうな立派なホテルです。
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バスルームも広めで浴槽付きで、温水、冷水とも水圧十分で問題ありませんでした。
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バスルーム内にシャワースペースもありました。大変リッチな造りで床は大理石。ただ水に濡れるとツルツル滑りました。転倒防止用のマットを敷いで、注意しながら利用しました。
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夕食をホテルのレストランで頂きました。
地ビールのアンコール・ビールで喉を潤しました。価格が少し高めですが、ハイネッケンやタイガービールもありました。アンコール・ビール、軽めでさっぱり感がありました。 -
カンボジア料理、中華料理などもありましたが、無難なスパゲッティーを注文。茹で具合、ソース味ともに良好で、美味しく頂きました。
到着初日の夕食はツアー料金に含まれていませんでした。ビールとスパゲッティーの夕食、2人分で約25ドル。クレジットカードで支払いました。 -
3月27日
ホテルのビュッフェ朝食、午前7時頃でしたが、利用者数が少なめで、ゆったりと食事をすることが出来ました。
洋食および中華風の材料が揃えられ、野菜や果物の種類も多く、フレッシュジュース、コーヒー、紅茶もありました。選択肢が多くて、味もマアマア、良好と思います。 -
アンコール遺跡の見学では、入場パスが必要です。旅行社が手配してくれたバスに乗車し、販売所に向かいました。
パス販売所は、ホテルの隣接ブロックにありました。前方の建物です。アンコール遺跡観光で最初に訪れるチケットオフィス by AandMさんアンコール エンタープライズ (アンコール遺跡観光チケット売り場 史跡・遺跡
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パスの販売窓口で、顔写真撮影がありました。
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顔写真付きのアンコール遺跡入場パス、撮影から数分で発行されました。
1週間有効のパスの値段、62ドルでした(ツアー料金に含まれていました)。 -
バスに乗車し、アンコールトム南口近くにあるゴンドラ乗り場に到着しました。ここでゴンドラに乗って、アンコールトム周囲にある濠を巡ります。
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ゴンドラは4人乗りで、船頭さんが櫂で進めてくれました。静かな濠面から、木々に覆われているアンコールトムを見学します。遺跡群は殆ど見えませんでしたが、アンコールトム周囲に張り巡らされていた石塀などが見えました。
12世紀に建造されたクメール王国の城郭都市遺跡 by AandMさんアンコールトム 建造物
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適当な間隔を空けて、数隻のゴンドラが濠をゆっくり進みます。
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濠で作業をしている人達がいました。水草の除去です。放っておくと、水草が茂り過ぎて濠が埋まるので、定期的に水草除去作業が行われているそうです。
アンコールワットを取り囲む形で設けられている濠、以前は埋もれていましたが、近年、発掘&土砂除去などを行って昔の状態に復元されたそうです。
昔は濠にワニが放たれていましたが、現在はいないそうです。 -
ゴンドラは濠を西に向かって数百メートル進み、折り返してアンコールトム南門まで戻ってきました。濠から眺めた南門です。
アンコールトムへの主要な入口 by AandMさんアンコール トム 南大門 史跡・遺跡
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濠巡りを終えてゴンドラ乗り場に戻ってきました。30分程のゴンドラの旅、午前中の早い時間帯だったので気温も30℃以下で快適でした。
この後、気温が34-35℃まで上昇しました。 -
南門前の橋入り口は、見学スポットで沢山の観光客が集まっていました。
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南門(Tonle Om Gate)表示に、12世紀初頭に建造されたと書かれています。世界遺産マークも付いています。
アンコールトムへの主要な入口 by AandMさんアンコール トム 南大門 史跡・遺跡
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蛇の形をした欄干後方に沢山の石像が並んでいます。蛇神は「ラーガ」と呼ばれ、ヒンドゥー教の神「シバ神」の化身とされています。
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橋の両側に、沢山の半身石像が並んでいました。橋の右側にあるのは阿修羅像です。
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南門上部にある4面の仏頭、四方を睨んでいました。12世紀初頭に建造されてから900年以上経っているため、相当の風化が進んでいます。
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南門の通路上部に彫られていた仏像、こちらも風化が進んでいますが、建造当時は見事な仏像群であったことが想像されます。
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南門をくぐって2km程進んだ先にバイヨン寺院があります。12世紀にジャヤヴァルマン7世によって建設された仏教寺院です。
ただ、後にアンコール王朝でヒンドゥー教が盛んになると寺院はヒンドゥー教に改修され、現在の寺院は仏教とヒンドゥー教の石像やレリーフが混在しています。アンコールトム遺跡中央にある巨大な石造寺院遺跡 by AandMさんバイヨン 史跡・遺跡
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東側からバイヨン寺院に入りました。寺院中心部にある中央祠堂は高さ約43mあるそうです。
石積の建物には彫像が彫られていますが、風化が進んでいるため像は鮮明ではありません。 -
建物上部にあった四面像、観世音菩薩を模しているとされます。にこやかな表情をされていることから四面像の表情は「クメールの微笑み」と呼ばれます。
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寺院入り口に半ば壊された石像が立っていました。アンコール王朝の宗教が仏教からヒンドゥー教に変わったとき、あるいはクメール・ルージュがカンボジアを支配した際に、多くの像が破壊されています。
この石像の腕や頭部もその際に破壊されたと思われます。 -
柱に見事なレリーフ像が残されていました。テヴァターです。テヴァターは、ヒンドゥー教の女神とされていますが、インド神話に登場する水の精アプサラス、ヴィシュヌ神の妻、あるいは美・富・豊穣・幸運を司るラクシュミーとも見做されています。
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別のテヴァター、上半身裸であるのに多少驚かされました。
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第一回廊にあった壁画のレリーフ、クメール王朝とチャンパ王国(現在のベトナム)との闘いの様子が描かれています。
象に乗った指揮官と徒歩で行進するクメールの兵士達です。 -
象に3人が乗り、一人が槍を下方に向けています。戦いの様子です。
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馬に乗った指揮官と象に乗った指揮官が並んで描かれています。
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指揮官に付き従う兵士達。右手に槍、左手に盾をもっている兵士もいます。
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象に乗った指揮官の前で槍を構えている兵士もいます。
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行進する兵士が亀に足を噛まれ、亀を持った兵士に文句を言っている様子を描いたレリーフ像。戦争が描かれた壁画ですが、ユーモアが感じられます。
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回廊に踊る女人像レリーフがありました。足を深く曲げて、掌を反り返した独特のスタイルで踊っているのはアプサラ(天女)。アプサラはクメール神話に登場し、神々が海を掻き混ぜた際に生まれたと伝えられます。
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これもアプサラの踊りを描いたレリーフ、前のレリーフとほぼ同じ構図です。
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建物上方に彫られていた立体的なアプサラ達の像
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保存状態が良く、細部の様子が明瞭に認められるアプサラのレリーフ。
冠、首飾り、腕輪、足輪で飾っていますが、上半身はほぼ裸です。 -
寺院の柱に彫られていたアプサラの踊り
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第2回廊にも壁画レリーフがありました。クメール軍がチャンパ軍と戦ったトレンサップ湖での戦いの様子が彫られています。
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船べりから落とされるクメール兵士が描かれています。船に乗っているのはチャンパ軍の兵士だそうです。
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船の下で魚が泳いでいるのが描かれています。何故か魚群の下方に樹木が茂り、鳥や動物たちが寛いでいる様子も彫られていました。
湖の下に別世界がある・・といったクメール人達の世界観が描かれているのでしょうか? -
バイヨン寺院の内部の様子
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上方の塔には四面仏頭が彫りこまれています。
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第2回廊の壁画の続きです。トレンサップ湖の戦いの様子が描かれています。船に乗っているのはチャンパ軍、湖に落とされているのはクメール軍の兵士です。
壁画を造ったのはクメール人ですが、勝利だけでなく、敗れている場面も描かれているのが印象的です。 -
これは陸上での戦いの様子です。槍が主要な武器であったことが分かります。
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陸上での戦いの様子、描かれているのはクメール軍の兵士達です。
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回廊の所々に踊っているアプサラのレリーフがありました。厳しい戦の場面を描いた壁画の近くに艶やかなアプサラの踊り、不可思議なコントラストを感じます。
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バイヨン寺院の中を進みます。気温は35℃、猛暑です。
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建物内部は日陰ですが、外部は太陽の照り付けがあって猛烈な暑さでした。
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建物の上方にある四面の仏頭、穏やかな表情で下方を見下ろしています。
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屋根が残っている個所の回廊を進みます。
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通路上にリンガがありました。
リンガはヒンドゥー教で創造力や豊穣を司るシバ神で、同時に男性器を表します。ヒンドゥー教ではリンガは信仰対象で寺院に祀られ、信者の崇拝対象となっています。 -
回廊の通路に仏像が祀られていました。近年造られた新しい仏像です。
バイヨン寺院は遺跡ですが、同時に現役の寺院として信仰の場になっていることが分かります。 -
バイヨン寺院を一巡りして、北経蔵(Bayon North Library)の場所に出てきました。北経蔵は「図書館」とも呼ばれ、クメール時代には経典の写本が保存されていたと考えられています。
クメール遺跡で今日まで残されているのは、石の建物、像、レリーフなどで、紙、木片、布などはありません。遺跡関連の物品が展示されているアンコール国立博物館にもありませんでした。エジプト、欧州、インド、中国や日本には中世時代の木片、布、紙などが結構多く残されているのと大分様子が異なります。文化伝承の一部が閉ざされているように思います。 -
バイヨン寺院を後にして、次の見学スポットに向かう途中にあった礼拝所(Wat Preah Ngok)です。大きな仏像が祀られ、仏像前に生花や供え物があり、数名の地元の方々がお詣りされていました。
アンコールトムには遺跡の他に、現役の仏教寺院や礼拝所などがあちこちにありました。カンボジアで仏教が崇拝されていることが分かります。 -
長い石畳参道の向こうに、大きな遺跡がありました。
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バプーオン遺跡です。11世紀中ごろ、ヒンドゥー教のシバ神を祀る神殿として築かれたものです。3層からなるピラミッド型寺院で、須弥山を模して造営され、高さ34mあるそうです。15世紀に仏教寺院として改修されています。
11世紀に建造されたピラミッド型寺院遺跡 by AandMさんバプーオン 史跡・遺跡
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バプーオンから100m程進んだ所にあるのが「象のテラス」、石垣に象が彫られています。
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「象のテラス」は、儀式の際に王の閲兵席として使用されたそうです。
石造の象が沢山並ぶ小高い展望台 by AandMさん象のテラス 史跡・遺跡
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「象のテラス」の壁に、このような彫像もありました。ガルーダと思われます。窪んだ場所にあるためか、保存状態が良好です。
ガルーダはインド神話に登場する神鳥。 -
次に見学するのはピミアナカス寺院、10世紀に建造されたヒンドゥー教寺院です。これは入口門。
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門上には緻密な彫刻が施されていますが、風化が相当進んでいます。
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ピミアナカス寺院(Phimeanakasu Temple)は、10世紀後半に建造されたと書かれています。
恐ろしい伝説が伝えられている三層構造のピラミッド型寺院遺跡 by AandMさんピミアナカス 史跡・遺跡
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須弥山を模して建造された3層構造でピラミッド型の寺院で、「天上の宮殿」とも呼ばれます。歴代の王が儀式を行ったと伝えられます。
茶褐色系の砂岩を積み上げて造られた建造物で、黒灰色系の石を積み上げた他の寺院とは外観の印象が異なります。特別な儀式が行われた場所であることが想像されました。
伝説によれば、この寺院には美しい女性の姿をした蛇神(ナーギー)が現れ、王は毎晩この女性と過ごさなけねばならず、この儀式が一晩でも欠けると、王に恐ろしい不幸がもたらされると言われていたそうです。またナーギーが姿を現さなければ、王の余命は残り僅かである、と見なされていました。艶やかながらも恐ろしい伝説です。恐ろしい伝説が伝えられている三層構造のピラミッド型寺院遺跡 by AandMさんピミアナカス 史跡・遺跡
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ピミアナカス寺院の北側に大きな池がありました。女池(Woman's Pond)と呼ばれ、クメール王妃が沐浴したと伝えられます。
クメール王妃が沐浴したと伝えられる女池 by AandMさんアンコール トム 男池 女池 史跡・遺跡
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女池の隣に小さな池があります。東池(East Pond)で、王妃に仕えた女官たちが沐浴で使用していたとも伝えられます。
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女池から東に200-300m進んだところに「ライ王のテラス」があり、ライ王像が設置されています。ここにあるライ王像はレプリカで、オリジナル像はプノンペン国立博物館に保存されているそうです。片足を立てた座像は、ヒンドゥー教の死の神であるヤマ(闇魔)を表現しているとされます。
ライ王は戦争で傷ついた兵士の返り血を浴び。ライ病(ハンセン病)にかかって亡くなったと伝えられます。テラス壁面に彫られた石像群は見逃せない by AandMさんライ王のテラス 史跡・遺跡
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ライ王のテラスに窪んだ溝状の通路がありました。
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通路の壁面一杯にレリーフ像が彫られていました。溝は恐らく長年土で埋もれていたためか、それぞれの像の彫が鮮明なままでした。
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ナーガ(蛇神)の像
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数段にわたって、沢山の石像レリーフが刻まれています。彫の鮮明度が保存されているので、細部まで様子が良く分かります。
像を眺めると、男性像の両側に数人の女性像が配置されていることが分かります。テラス壁面に彫られた石像群は見逃せない by AandMさんライ王のテラス 史跡・遺跡
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左側が男性像、右側2体が女性像で、いずれの像も上半身を露出した姿です。王の暮らしぶりを描いた彫像なのでしょうか?
これらのレリーフで描かれている様子や先に見学したピミアナカス寺院に伝わる蛇神(ナーギー)伝説などから、アンコール王朝時代の王族や民衆生活の一端が想像されます。大変興味深いと思います。 -
ライ王のテラスの外壁にも類似のレリーフ像が沢山彫られていますが、こちらは相当風化が進んでいます。レリーフ像を眺めるのなら、保存状態の良い溝部にある像をしっかりと観察するのがお勧めです。
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テラスの下に「ライ王のテラス, Terrace of the Lepper King」碑があり、12世紀後半に建設されたことが記されています。
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ライ王のテラスから次の目的地であるタ・プローム寺院に向かいます。途中にあったお店、ココナッツ椰子、帽子、衣類などが売られていました。
立派な遺跡群に比べ、今でも民衆の生活は豊かではないようです。 -
タ・プローム寺院への入り口にあった門、頂部に四面像が刻まれています。
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門を過ぎて森の中の参道を進むと、音楽が聞こえてきました。草屋根で覆われた建屋で、日本の曲がカンボジアの民族楽器で奏でられていました。
我々が日本人のグループであることを察知して、日本の曲を演奏していたようです。何人かがチップ(1~5ドル程度)を渡していました。 -
参道を進み、タ・プローム寺院に到着しました。寺院では遺跡の復旧作業が行われていました。
タ・プローム寺院は、12世紀後半にジャヤヴァルマン7世が建造した仏教寺院で、後にヒンドゥー教寺院に改修されたと伝えられます。遺跡を覆う巨木根で知られるタプローム by AandMさんタ プローム 寺院・教会
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オレンジ色のクレーン車があり、漢字が書かれ、「丸正建設㈱」とありました。
帰国後に調べてみると、丸正建設㈱は神戸市に本社がある日本の建設会社であることが分かりました。
ナンバーがカンボジアであることから、丸正建設で使われていたのが中古車両としてカンボジアに輸出されたと思われます。 -
タ・プローム寺院は、遺跡が巨木で覆われていることで知られています。半ば壊れた遺跡に巨大な樹木が生い茂っていました。
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カジュマル、別名「榕樹」とも呼ばれるクワ科イチジク族の常緑高木で、枝から多数の気根を伸ばす樹木で、「締め殺しの木」として知られています。
遺跡に芽生えたカジュマル、成長するにつれて根が伸びて遺跡を破壊するそうです。他の寺院ではカジュマルは除去されましたが、タ・プローム寺院では幾つかの樹木がそのまま保存されて残されています。 -
タ・プローム寺院の回廊を進みます。
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壁石に彫られたレリーフがありますが、大部分のレリーフでは風化が進み像の鮮明度が失われつつあります。
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カジュマルの巨大な根が蔓延っていますが、根も樹木も保護されています。自然と遺跡が調和しています。珍しい景観です。
遺跡を覆う巨木根で知られるタプローム by AandMさんタ プローム 寺院・教会
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寺院の石柱に女神像(テヴァター)が彫られています。
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テヴァターの周囲に美しい幾何学模様が彫りこまれています。
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それぞれのテヴァターの表情、スタイルなどには微妙な差異がありますが、若くて美しい女性がモデルになっていることは共通しているように感じます。
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回廊の壁に、連子窓のレリーフがありました。
連子窓は遺跡の実窓にも使われていましたが、装飾用として彫られていたことが分かります。 -
風化で摩耗が進んでいますが、彫られているのは女神像のようです。タ・プローム寺院の回廊に彫られているレリーフ、男神像より女神像の方が多いように感じました。
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遺跡の上に成長した巨大なカジュマル、タ・プローム寺院が以前ジャングルに覆われていた頃の姿が想像されます。
この場所、観光客の記念撮影スポットになっていました。 -
遺跡に覆いかぶさって成長したカジュマルの巨木が、寺院のあちこちにありました。タ・プローム寺院は、巨木と遺跡が共存することで知られるアンコール遺跡群の名所であることを実感しました。
早朝にホテルを出発して、午前中にアンコールトムを見学しました。バイヨン寺院、像のテラス、ライ王のテラス、そしてタ・プローム寺院と盛沢山で、1日かけて見学するほどの多スポットを圧縮見学した印象です。
この後、シェムリアップ街中で昼食を取り、トレン・サップ湖をボートでクルーズして水上住居を見学をする予定です。
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