2025/03/27 - 2025/03/27
4513位(同エリア8874件中)
AandMさん
- AandMさんTOP
- 旅行記262冊
- クチコミ2768件
- Q&A回答97件
- 854,464アクセス
- フォロワー24人
東京発の3泊5日のパックツアーに参加し、アンコールワット遺跡を観光しました(https://4travel.jp/travelogue/11976148)。9~15世紀に栄えたクメール王朝(アンコール王朝)時代に建造された巨大な遺跡群、遺跡に残されていた神仏像や壁画レリーフの素晴らしさに驚かされました(https://4travel.jp/travelogue/11977879)。同時に、石像や華麗なレリーフ像から(https://4travel.jp/travelogue/11979604),中世期のクメール人の芸術性豊かな生活状況が想像されました。
シェムリアップ滞在中にオールド・マーケットなど街の中心部、そしてシェムリアップの南約20kmにある東南アジア最大の湖であるトレンサップ湖を訪れ、湖畔や湖上の家屋で生活する現在のカンボジアの方々の様子を見る機会がありました。シェムリアップ郊外の農村部の家々や湖上家屋は、概して粗末で、暮らしている方々の生活の厳しさを感じます。
トレンサップ湖の水上家屋見学の後、シェムリアップのレストランでカンボジア舞踊を鑑賞しながら夕食をとりました。クメール王朝の宮廷で祝時の際に披露されたと伝えられる艶やかな舞踊などを見ましたが、農村や湖上家屋で厳しい生活をされている人々の状況が思い出されました。
クメール・ルージュ(ポル・ポト政権)がカンボジアを支配した1970~1990年代に伝統文化が破壊され、生活の困窮化が進んだとされます。政権交代後に状況改善が進んでいるようですが、まだまだカンボジアは復興途上であるように感じました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
3月27日
シェムリアップの中心部です。シェムリアップは南北に流れるシェムリアップ川沿いに発展した町で、この場所は川の西岸沿いにあるポカンボール大通り。左側がシェムリアップ川で右側がオールド・マーケットです。
オールド・マーケットは昔からある市場で、観光客向けのお土産店もありますが、地元の方々が必要とする品々が売られています。 -
入口上に金文字のクメール語が書かれています、現地語で「オールド・マーケット」と表示されているのではないでしょうか。お店によっては、クメール語の他に、英語や中国語の表記もありました。
カンボジア人の生活の様子が分かるオールドマーケット by AandMさんオールドマーケット 市場
-
宝飾店です。金細工ネックレス、腕輪、宝石などが売られていました。
-
衣料品などを売る店を通り過ぎたマーケットの奥に、生鮮食料品を売る店が集まっていました。
新鮮な果物やドライフルーツが並べられています。 -
果物は、バナナ、マンゴー、リンゴ、オレンジ類、葡萄と多彩です。
-
魚介類を売っているお店です。ザルに盛られたエビ、カニ、貝などの上に氷が置かれています。
3月下旬の日中気温は35℃と高いので、鮮度保持も大変そうです。 -
水槽にエビがいました。
魚介類、シェムリアップの南方約20kmにあるトレン・サップ湖で採れたもののようです。 -
マーケットの通路で野菜類が売られていました。売り子の女性達、それぞれ自分の畑で採れた野菜類を売っているようです。日本の「朝市」と同様の感じです。
-
干し魚、ソーセージ、乾物、漬物などが並べられたお店、観光客というより地元の人達が主なお客と思われます。
オールドマーケットは、民芸品や宝飾品など観光客向けの品々もありましたが、シェムリアップの人々が日常の生活で必要とする衣料品、雑貨、食料品などが主な販売品です。マーケットを一巡りすると、地元の人たちの生活の内情が分かります。 -
マーケットの店の中に、モダンなATMが設置されていました。VISAやマスターなどのクレカ使用可の表示がありますので、海外観光客もこのATMでキャッシングできると思います。
-
市場外側の道路脇に、沢山のバイクが駐車していました。地元の方々の主要な移動手段は、バイクであることが分かります。
-
オールド・マーケットの東側をシェムリアップ川が流れ、川沿いが公園(シェムリアップ・リバーサイド・パーク)になっています。
川に架けられている橋を渡って、対岸に行ってみることにします。 -
川に架けられた歩行者専用橋、趣のある木製橋です。
-
橋の中ほどから見たシェムリアップ川。川幅は20-30m程度で、流れは弱く、水が淀んでいます。
-
シェムリアップ川の東岸にあった屋外レストラン。午後2時過ぎでしたが、お店に客は殆どいません。
料理メニューに英語が書かれていることから、利用者の中心は観光客と思われます。気温が35℃と高いので、観光客は昼時利用は少なく、多分涼しくなる夕方から増えるのではないでしょうか。 -
写真付きのメニューに値段が表示されていました。「海鮮トムヤンクン」が4ドル(約600円)、地元の方にとっては高価格です。観光客が主要なお客対象であることが推察されます。
-
川沿いの道を進んでいると、中央に石仏が設置されたロータリーがありました。このロータリー名は"Vishnu Circle"で、設置されているのはヒンドゥー教のヴィシュヌ神です。
-
ロータリーから東に50m程進んだ場所に大きな寺院(ワットダムナック)がありました。シェムリアップの街中にある寺院(Pagoda)としては最大規模で、以前はカンボジア王の住居(1904-1927)だったそうです。広い境内には、教育機関なども設置されています。
街中にある大きな仏教寺院 by AandMさんワット ダムナック 寺院・教会
-
自由に出入りができ、海外からの観光客も沢山訪れていました。
-
寺院内部の様子
寺院内は広々としていて、静かです。多くの人やバイクが行き交う賑やかな街中と雰囲気が全く異なる別世界です。
寺院建物は比較的新しく、建造は1927年だそうです。ダムナック寺院(ワットダムナック)はシェムリアップ中心部にあり、訪問は容易です。カンボジアの寺院に興味のある方にとって、格好の見学対象であろうと思います。 -
シェムリアップ川に架かる橋(Old Market Bridge)を渡って、オールド・マーケットがある側に戻ります。バイクやトゥクトゥクが絶え間なく走っていますので、交差点を渡るときには細心の注意が必要です。信号はありません。
-
旅行社のバスが到着するまで時間があったので、カフェで小休憩します。オールド・マーケットの近くにあった"Cafe Amazon"、欧米風のカフェです。気温35℃の猛暑の中を歩き回ったので、空調が効いていそうなこのカフェを選びました。
-
カフェの中、予想通り空調が効いていて快適でした。
-
"Cafe Amazon"のメニュー、コーヒーのミディアムサイズがカンボジア通貨で7200リエル、米ドルで1.75ドル(約250円)と表示が出ています。
米ドル(2$)で支払ったら、現地通貨でお釣りが戻ってきました。カンボジアで使えるドルは紙幣だけで、コインは使われていません。コーヒーの味、日本のスタバと同等でした。 -
バスに乗車して、トレンサップ湖に向かいます。船着場からボートに乗船し、湖上生活者の集落を見学する予定です。
このロータリーは、オールド・マーケットの脇を通るポカンボール大通り(Pokambor Ave)の南の終点で、ロータリー中央に噴水(Dragons Fountain)があります。
噴水の彫像は、柱に体を巻き付けた蛇とナーガの組み合わせです。ナーガ(Dragon)は、インド神話に起源がある蛇神で、仏教では仏法の守護者として信仰の対象です。ナーガ像、アンコール遺跡でも度々見かけました。 -
シェムリアップの町からバスで南に30分程走り、トレンサップ湖に流れ込んでいる川の畔にある船着場(Chong Khneas Ferry to floating village Tonle Sap)に到着しました。ここでボートの乗船券を購入します(ツアー料金に含まれていました)。
-
乗船券売り場の前に、周辺光景と不釣り合いな立派なATMがありました。海外からの観光客もクレカ等でキャッシング可能です。
-
ボートが停泊している乗船場に向かいます。
-
訪問時(3月下旬)は乾季の終わりだったため、湖に続く川の水位が極端に下がっていました。浮き橋になっている船着場に向かって急な階段を10メートル程下りました。
-
船着場に停泊していたボートに乗船しました。20名程度乗れるボートに15名程の乗客でした。ボートが船着場を離れていきます。
-
トレンサップ湖に向かう川沿いにあった住居、水面から10m程の柱の上に家が建てられ、家から水面に向かって木製の階段が設けられていました。階段下が、住居専用の船着場になっています。
トレンサップ湖は雨季と乾季で水位が10m程度変化するそうです。川沿いにある家々、雨季には家の床下が水面になるとのこと。
トレンサップ湖の水深は、雨季9m、乾季1mだそうです。 -
この家屋は「浮き」上に建てられており、水位変化に対応して上下するタイプです。
-
川の土手に沢山のドラム缶のようなものが積み上げられていました。ドラム缶類は、浮き、飲み水保管、あるいは燃料保管用などとして使われているようです。
-
数名の地元の方々が船で移動されていました。エンジンではなく、竹竿を用いた人力推進です。乾季は水深が1m以下ですので、竹竿でも十分操船が出来るようです。
-
河岸に立っていた立派な門、参道に建てられている寺院の山門です。雨季には門柱の赤く塗られている部分まで水没するそうです。
乾季は土の上を歩けますが、雨季は船での寺院参拝となるようです。 -
山門の先にあった寺院や参拝所の建物、数メートルの高さの杭の上に建造されています。乾季は徒歩、雨季には船で参拝する珍しい寺院です。
-
ボートが20-30分進むと、広い湖に出ました。トレンサップ湖です。トレンササップ湖は東南アジア最大の湖で、乾季は琵琶湖の約4倍、雨季には草地や森を水が覆って約24倍にも拡大するそうです。
湖上に家屋が見えてきました。 -
これら比較的小さな家々、水面に浮いていました。「浮き」の上に家が建てられているようです。
-
それぞれの家には船が付いています。
-
大きな家屋が見えてきました。湖上生活している子供達の学校(Floating School)だそうです。
-
大きな船が停泊していました。レストランだそうですが、訪問時、船に人影は見えませんでした。休業中もしくは営業時間外だったのでしょうか。
-
湖上に大きな建物があり、複数の船が停泊していました。我々のボートも建物に横付けしました。
-
ボートを降りた建物から眺めた景観、先ほど見た大きな船や水上家屋群が見えました。水上家屋は間隔をおいて散在しています。
トレンサップ湖の水は茶褐色の泥水状態で、綺麗ではありません。 -
建物を見学しました。衣類や工芸品などのお土産物が売られていました。観光客向けの施設のようです。
-
木彫りや石造の仏像などのカンボジア民芸品が販売されていました。
-
建物2階にトレンサップ湖を説明するコーナーがありました。
湖には600種類以上の魚が住み、トレンサップ湖の漁業で獲れる魚はカンボジアのたんぱく質摂取量の50%以上を占めている、といったことをガイドさんが説明してくれました。 -
お店の片隅に、籠に入れられた小さなワニがいました。売り物なのでしょうか?
-
建物の一部で多数のワニが飼われていました。
-
ワニが飼育されている様子を、上方から見学することが出来ました。湖上のワニ飼育場(Crocodile Farm)、観光客のアトラクションとなっています。
-
結構大きくて獰猛そうなワニもいました。
-
欧米系の観光客も沢山この施設を訪れていました。
-
ワニの飼育場付きの湖上施設に30分程滞在した後、再びボートに乗って船着場に戻ります。
-
連結されて大規模化された湖上家屋も幾つか見かけました。軒下に衣類が干され、煙突から煙がでていました。湖上家屋で、実際に生活されているのが感じられます。
-
帰りの川沿い土手で見た光景、沢山のドラム缶が積み上げられています。
-
ドラム缶が浮上式家屋に置かれていました。置かれている様子から、緑色に塗られたドラム缶、燃料もしくは飲料水の供給用に活用されていると思われます。
-
既に夕刻、太陽が沈みつつあります。
-
ボートから見た夕日、見応えのある景観です。
-
ボートが船着場に戻ってきました。夕日が水平線の彼方に沈みゆく素晴らしい景観を堪能しました。天候に恵まれ、美しい夕日を見れたこと、幸運であったと思います。
-
バスに乗車して、シェリムアップの町に戻ってきました。これから市内のレストランで夕食です。
-
夕食用レストランはシェムリアプの西側にあるアマゾン・アンコール(Amazon Angkor)、カンボジア舞踊を鑑賞しながら夕食を頂く予定です。
食事をしながら民族舞踊を楽しめる観光客向け大型レストラン by AandMさんアマゾン アンコール 地元の料理
-
食事開場は広く、前方に舞台があります。舞台に近い席は欧米系観光客で占められており、我々は一段と高くなっている後方席でした。
-
食べ物はビュッフェ形式で、好きな料理を自分で持ってきますが、飲み物は個別注文方式(料金は別途支払い)でした。飲み物として、安価で無難なアンコール・ビールを頼みました。暑い中での観光後のビールの味、格別でした。
-
ビュッフェ料理、洋風、中華風、カンボジア風と種類は多くありましたが、味はイマイチ。野菜と果物を専ら頂きました。
-
舞台でショーが始まりました。男神と女神による幸せの踊り(Tep Monorom Dance)で、カンボジア舞踊として最も知られている踊りだそうです。
食事をしながら民族舞踊を楽しめる観光客向け大型レストラン by AandMさんアマゾン アンコール 地元の料理
-
女性が足を折り曲げ、手を反らす動作は、クメール王朝時代から伝わる踊りの伝統だそうです。タイ舞踊でも同様の動作があったのを思い出しました。
-
カップルでココナッツを持って踊る民俗舞踊「ココナッツ・ダンス Coconut Dance」、カンボジア南東部で結婚式のお祝いとして踊られてるそうです。ユーモラスな振る舞いもあって、面白い踊りです。
-
ストーリーは良く分かりませんでしたが、神が悪魔を打ち破る様子を表した踊りのようです。派手で奇抜な衣装が目を引きました。
-
カンボジアにも「どじょう掬い」があるのか、と驚かされました。安来節民謡の中で踊られるユーモラスな「どじょう掬い」そっくりでした。
「漁民ダンス Fishermen's Dance」で、男の子が魚とりをしながら女の子をちょっかいを出して口説く分かり易いユーモラスな踊りでした。 -
パーフォーマンスの最後は「アプサラの踊り Apsaras Ballet」で、複数の女性が黄金の冠をかぶり、艶やかな踊りを披露してくれました。
-
アプサラ(Apsara)は、インド神話に登場する天女で神々の接待役として踊りを見せるのが主な役割とされています。アンコール遺跡に沢山のアプサラ像が彫られていました。
「アプサラの踊り」では、中央の女性が掌を反らし、足を曲げたアプサラ独特の踊りを披露してくれました。ただ、アンコール遺跡で見たアプサラが踊る姿に比べると穏やかで、激しい動作が抑えられているように感じます。 -
これはアンコール・ワット見学で見た「アプサラの踊り」のレリーフ像です。アプサラ(天女)は、豪華な冠を被り、首飾りと腕輪をして、腕と手を大きく反らせ、足を深く曲げて動的な踊りをしているのが分かります。9-12世紀頃のアンコール王朝の宮廷で、踊られていたのもこのようなダイナミックな踊りであったようです。
これに対し、夕食の際に披露された「アプサラの踊り」は優雅ですが、ダイナミック性が欠けています。アンコール王朝が栄えていた中世と現在のカンボジアの環境の違いが、踊りの動作に影響を与えているように感じます。
シェムリアップのオールド・マーケット、トレンサップ湖の水上家屋を見学し、そして夕食会でカンボジアの伝統舞踊を鑑賞しました。現在のカンボジアの人々の厳しい生活に比べて、アンコール遺跡の建造物や壁画から中世時代のクメールの人々の生活の方が遥かに豊かであったように感じました。今回の見学、今と昔のカンボジアに思いを巡らす良い機会となりました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったグルメ・レストラン
シェムリアップ(カンボジア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シェムリアップ(カンボジア) の人気ホテル
カンボジアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
カンボジア最安
112円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
71