2024/10/24 - 2024/10/26
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まつじゅんさん
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北陸割を利用した福井・山代温泉の旅Ver.3 2日目の前半です。
山代温泉 加賀百万石をチェックアウトし、先ずは山代温泉街に向かいました。
山代温泉は、温泉街の風情はあまり感じ無かったですが、「あいうえお」の謂れのある温泉寺を参拝し、古総湯の風情ある建物を見て、案内所で「加賀温泉郷パスポート」を購入し、九谷焼美術館で名品を鑑賞した後、小松市に向かい、凄い数の実車を展示している日本自動車博物館、伝統工芸のテーマパーク、ゆのくにの森観光までです。
*今回は全6部作となっています。
・Ver.1 1日目前半 永平寺参拝と蕎麦↓
https://4travel.jp/travelogue/11938063
・Ver.2 1日目後半 福井市内から加賀百万石↓
https://4travel.jp/travelogue/11972462
・Ver.4 2日目後半 東尋坊、亀の井ホテル↓
https://4travel.jp/travelogue/11972480
・Ver.5 3日目前半 武生、鯖江↓
https://4travel.jp/travelogue/11975516
・Ver.6 3日目後半 三方五湖↓
https://4travel.jp/travelogue/11975547
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
宿泊した加賀百万石は、温泉街の中心部から少し離れていて、車で5分程です。
先ずは、山代温泉の中心部「総湯・古総湯」近くにある「薬王院温泉寺」に参拝です。
こちらは、725年に行基上人が白山登山の折に温泉を発見し、温泉守護の為に「薬師如来、日光月光両菩薩、十二神將」等を彫って安置する堂を建立したのが始まりと伝わる古刹です。
因みに、行基上人は同じ頃に山中温泉も発見しているそうです。
表門には迫力満点の「阿形・吽形」仁王像が安置されています。薬王院温泉寺 寺・神社・教会
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手水舎はカエルでした。
隣にある服部神社の手水舎は鳥で、どちらも珍しいようです。
朱塗りが鮮やかな本堂、ご本尊は薬師瑠璃光如来で、戦国時代に一向一揆や越前朝倉義景の兵火により焼失しましたが、前田利治により再建されました。
お寺だが、菊のご紋が掲げられている。 -
平安時代に温泉寺の住職を務めた明覚上人は、「五十音図」アイウエオの創始者と言われています。
ちなんで、「百度石」先の階段には、ひらがなや漢字で文字盤が張り付けてあり、観音様や明覚上人を供養した五輪塔等に向かう、遊歩道となっていて、「あいうえおの小径」となっています。
森の中に進んでいく怪しげな道ですが、石段に五十音が記された九谷焼の陶板が一枚ずつ嵌めこまれています。 -
山代温泉には、「総湯」と「古総湯」という、2つの公衆浴場があります。
こちらが「古総湯」と呼ばれる、明治時代の総湯を復元し、外観や内装だけでなく「湯あみ」という、温泉に浸かって楽しむ当時の入浴方法も再現したという共同浴場です。
出発前に加賀百万石で、朝風呂を楽しんでいたので、今回は外観だけにしました。
こちらの案内所で「加賀温泉郷パスポート」を購入しました。
このパスポートは、加賀温泉郷にある22施設から、3か所の入場等が出来るというお得なパスポートです。山代温泉 古総湯(共同浴場) 温泉
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「総湯」は広く、新しい熱交換システムを導入されている、加水無しの100%源泉の共同浴場となっているようです。
総湯が建つ場所は、魯山人ゆかりの旧吉野屋旅館の跡地で、歴史と格式を感じさせる吉野屋の門が総湯の門となっています。山代温泉 総湯(共同浴場) 温泉
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山代温泉の総湯や古総湯を中心とした街並みは、「湯の曲輪」と呼ばれているようで、「はづちを楽堂」という、周囲の景観にマッチし風情豊かな紅殻格子が印象的な建物があり、甘味処や九谷焼の小物・雑貨店がありました。
山代温泉縁起の「烏湯伝説」によると、行基上人が水たまりで羽の傷を癒していた1羽のカラスを見つけましたが、その水たまりが山代温泉発祥の湯元だったという事です。
このカラスは、サッカー日本代表のマーク、3本足の「八咫烏」だったそうです。 -
山代温泉を出て、石川県九谷焼美術館に到着です。
日本で唯一の九谷焼の専門美術館で、建築設計は丹下健三門下の(株)象設計集団代表の富田玲子氏です。
常設展示室は、画風別に部屋が分かれていて、順路に従って青手 - 色絵・五彩 - 赤絵・金襴の順で、数々の名品を見る事が出来て、360年以上の歴史がある九谷焼の魅力が紹介されています。
こちらは、加賀温泉郷パスポートで入場できます。石川県九谷焼美術館 美術館・博物館
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建物は、九谷焼を始めた大聖寺藩の城下町にあり、古九谷が眺められた大聖寺の光と風の中で、今また九谷焼を鑑賞したいという夢から、庭を持つ展示空間の構想が生れ、内外が連続する、やすらぎに満ちた、季節感のある空間の中で九谷焼と向き合うように考えられたそうです。
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九谷焼は、江戸時代の前期、少なくとも1655年頃には存在していた焼物で、大胆な構図とあざやかな色彩で絵付けされた色絵磁器です。
最初に展示されていたのは、吉田屋窯の作品です。
吉田屋窯は、加賀国に次々に興った再興九谷の諸窯の中で、最も短命で7年余りで閉じられましたが、青手古九谷を再興した窯として高い評価を受けていました。
このため、吉田屋窯で焼かれた作品が初めて「九谷焼」と呼ばれるようになり、これ以前に九谷村の古窯で焼かれた九谷焼を「古九谷」と呼ぶようになったといわれています。 -
青手の特徴は、緑の色絵の具を印象的に配色して、絵付けされたスタイルで、素地の余白を殆ど余すことなく、器全体に色絵の具を鮮やかに塗り込まれています。
九谷焼を代表する絵付けとして、日本の色絵磁器の中でも異彩を放つ、独特な様式と言われています。 -
色絵・五彩色絵 (五彩手)は、「九谷五彩」と呼ばれる、緑・黄・紫・紺青・赤の色絵の具を自在に活用して、絵付けされたスタイルです。
5色の色絵の具をフル活用することから、「五彩手」とも呼ばれていて、器の中央に、作品のモチーフを絵画的・写実的に描かれている事も特徴のようです。 -
赤絵・金襴赤絵 (金襴手)は、滲みにくい赤絵の具の特性を活かして、器全体に「細描」と呼ばれる細かい描き込みを施したスタイルです。
赤の色絵の具のほかに、金の飾り付けで華やかに彩られた作品が多いことも特徴で、背景を赤で塗り埋めた器に、金で絵付けしたスタイルは、赤絵のなかでも特に「金襴手」と呼ばれているそうです。
職人の高い技術が要求される「細描」の緻密な絵付けと、金の飾り付けによる、絵柄と色の華やかな取り合わせが見事ですね。 -
加賀温泉郷パスポートが利用できる施設で、次はどこにするか奥様と相談です。
候補としては、北前船の里資料館や加賀市美術館というのもありましたが、国内外の自動車が約500台、展示されているという、一寸珍しい日本自動車博物館が、面白そうだな、という事で小松方面に向かいます。
こちらは1978年、富山県小矢部市に初代館長である実業家の前田彰三氏が、個人で収集していた自動車を元に開設、道路拡幅による立ち退きを機に、加賀温泉郷を訪れる観光客も、広く招き入れようという意図もあり、1995年に現在地に移転しました。日本自動車博物館 美術館・博物館
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イギリスの故・ダイアナ妃が来日された時に、実際に後部座席に座られたロールスロイス(シルバースパーⅡと呼ばれるモデル)が展示されていました。
1993年12月から1999年2月まで、英国大使館の公用車として使用され、5年間でサッチャー元首相、ブレア元首相等歴代首相をはじめ、チャールズ皇太子等多くの皇族方が乗車された車ですがに、英国大使館より提供されてこちらに保存されています。 -
1953年の映画「ローマの休日」で、グレゴリー・ベックとオードリー・ヘップバーンを乗せて、ローマ市内を機敏に走り回っていた車が、初代フィアット500です。
小柄なボディに加え、丸みのあるボンネットとその脇に高く取り付けられたヘッドライトの愛嬌ある外観から、ハツカネズミを意味する「トッポリーノ」の愛称で親しまれた車です。 -
博物館のコンセプトは、メーカーの垣根を超えて、人と車の調和のある未来の豊かな生活に役立つことを願って設立されたとの事で、日本の自動車メーカーの歩みだけでなく、外国の車も3階建、5フロアにメーカーやジャンル毎に分類されて展示されています。
展示コーナーは、トヨタ、大型トラック・バス、開拓者、フォード、BMW、ローバー、ボルボ、オースチン、ワーゲン、モーリス、威容を誇る車、日産、特別企画展コーナー、小型四輪・トラック、シトロエン、ベンツ、ジャガー、プリンス、ダイハツ、スズキ、ホンダ、コニー等がそれぞれの街として展示されています。
収蔵車のコンディションは概して良好で、殆どの車は、実働可能のようです。 -
日産の広場では、オールドダッサンやダットサン114型、セドリックシリーズ、ブルーバードシリーズや、神話を築いたと言われるスカイラインシリーズの、1962年プリンススカイラインスポーツ等、1963年の初代スカイラインから10代目まで、一同に展示されていました。
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1950年代、日本の自動車産業は生産設備への投資が活発化し、朝鮮戦争の勃発でGHQ特需が起こり、自動車業界はアメリカからの自立が求められ、戦後の復興を軌道に乗せる為、戦争用の武器・四輪車・三輪車等の生産企業の参入が増え、競争が激化しました。
創設者は、日本人の多くが、外国の豊かな生活に憧れ、象徴である自動車に注目し、次々と性能が向上した新型車に熱狂し、「新しい物は良い物である。」と、過去のモデルは次々と廃車され消えていった時代、特にトラックに代表される実用車が使い潰されていく風潮を良しとせず、実用車の収集に取り組むようになったそうです。
昭和の時代を映す三輪車、はっきりとは覚えていませんが、私の子供の頃土煙を上げて走っていたように思います。
懐かしいですね。 -
また、「世界のトイレ」として、各国の便器が設置されていました。
1995年の移転時に設置され、1階から3階にアメリカやヨーロッパ、アジアではベトナム等、15か国の総計56個の便器が設置されていて、実際に使用できます。 -
博物館にあった、周辺の食事場所の案内を参考に、こちらでランチタイムといたします。
昭和感たっぷりに演出されたお店で、メニューのメインはラーメン、丼物等もありました。 -
平日限定のランチセット、680円でラーメン、日替わりおかず(魚フライ)チャーシュー、お代わり自由の鶏めし、ドリンク、昆布佃煮、杏仁豆腐が付いています。
プラス餃子を発注です。
ボリュウムタップリ、ご馳走様でした。 -
次に向かったのは、博物館の直ぐ近くにあった、加賀 伝統工芸村「ゆのくにの森」というテーマパークです。
43万m2という広大で自然豊かな森に、茅葺の古民家等が移築された伝統工芸村です。
中には17の館があり、様々な伝統工芸品の製作過程見学や、友禅染・ろくろ回し・上絵付・金箔貼り等、11の館では50種類以上の伝統工芸の体験ができるそうです。加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森 テーマパーク
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園内の11の館のうち、5つの館は築100年以上の茅葺き屋根の建物が、自然形態のまま移築されています。
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1875年頃に、福井県今立町月尾谷に建てられた、庄屋屋敷の矢部家を移築した伝統美術の館では、古九谷、吉田屋窯の作品が展示されていて、赤い風車とハートの窓が印象的でした。
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彩り長屋と九谷焼の館の間の道には、ゆのくにの森恒例のフォトスポット アンブレラスカイが開催されていました。
赤、黄、青、緑等の傘が頭上に飾られ、写真映えするようになっていました。 -
風が少々強かったですが、空に映えるアンブレラは綺麗でした。
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加賀の伝統工芸といえば、九谷焼、加賀友禅、加賀蒔絵、そして金箔でしょうか。
金箔の館には、煌びやかな「黄金の間」があり、天井・壁・襖・欄間が純金箔、畳は金糸で装飾されていて、部屋全体が黄金色に輝いていました。
全国の99%以上を占める、金沢金箔の技と豪華さを感じました。
では、今日の宿 亀の井ホテル福井に向けて出発です。
Ver.3、これまで。
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