今日はレントゲンさんに会いにヴュルツブルク経由で最終目的地フランクフルトへICEで向かいます。<br /><br />風邪症状は徐々に回復してきた！けれど、まだ完治ではないため、気力で観光です。<br />しかし、常に思考力が低下しているため、ヴュルツブルクで失態を犯してしまいます…果たして無事帰国できるのでしょうか。

思春期息子との欧州母子2人旅(ドイツ編7) レントゲン記念館への行き方

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2025/03/24 - 2025/03/24

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エリア

ヴュルツブルク(ドイツ)

ニュルンベルク２日目の朝です。

今朝はオレも食べに行こうかなと、久々にマトモな朝食です。ビュッフェ形式なので、沢山召し上がりたい方はぜひ^ ^ 久々のフルーツ染みた～　ジュースも美味しかったです。
St. Lorenz教会

引き続き不調だけど、ポルトガルとスペインで計画通り過ごせなかったリベンジも込めて、執念観光です。

聖ローレンツ教会へ聖体安置塔を支えるアダム・クラフトさんを探しに行きました。ステンドグラスも素晴らしい。お天気も下り坂だし、ヴュルツブルクも控えているので、これにてニュルンベルクとはお別れです。
ST. SEBALD教会

入り口を探していたら、ご老人が教えてくれた。
何処の都市でも教会の扉の場所を教えてくれる親切なジモティ　観光客なのに神聖な教会に入る事を快く思ってくれる心の広さを私も見習いたい。

超快適列車ICE にてヴュルツブルクへ移動です

こんな座り心地の良い列車なら何時間でも乗っていられそう。このままケルンへ行きたいなあ。いつの日か行きましょう。
小一時間でヴュルツブルクに到着
青色が眩しい！

キレイな駅です。コインロッカーへは表示通りに進むと辿り着けるので、ご心配無く。海外の方がよく持っている布製の大きなスーツケースも余裕で入る大きさのロッカーがずらっと並んでいます。　私が行ったのは平日でしたが、ざっと見た感じだと1/10くらいしか埋まっていませんでした。ロッカーに荷物を入れてきっちり閉めると、近くにある画面に預け入れ時間と金額が表示されます。希望する時間を押して、(4時間で€5 カード可)支払うとQRが出てくるので無くさないように…ね。
Röntgen-Gedächtnsstätte

デンティスト志望の息子氏を是非とも連れてきたかった、レントゲン記念館　
ヴュルツブルク大学内にあります。

駅からGoogle map通りに道路沿いを5分ほど歩くと学舎の壁に青色の看板がみえます。写真に映っている階段を上がった左手に入り口があり、館内は無料、14時までなので気をつけてください！我々は電車が遅延したので、ギリギリに滑り込めてラッキー！
館内に大興奮！展示数は少ないけれど、解説も詳しいし、X線の発表がされた講義室も見れます。

館内におられた紳士(先生かな？)X線を発明した部屋へ特別に入らせてもらいました！感動過ぎて震える！
医療従事者の方はお近くを通られる際にはぜひ！日常的に自分が使っているモノがここから誕生したリアルな現場を感じられますよ。
自撮りなので文字が逆なのが残念ですが、もし彼が医学の道に進んだ時に、ここに行った事実があれば何かのモチベになる事でしょう。

時間があまりなかったので、帰国してからじっくりみるために全て写真に収める。
レジデンスにやって来ました。Google mapさんが案内してくれたのは何故か庭園側の裏手…駐車場がある方が正面玄関です。不思議の国のアリス気分を味わえるような素晴らしい庭園なので、お天気がよければぜひベンチでランチタイムを。春は最高だと思います。

私たちはここに来る途中にある全く英語が話せないベーカリーに入ってしまい、親切なお客さんを巻き込んでパンを買う羽目に…ナッツアレルギーがある息子との食事は気を遣う…パン屋さんで食べずに庭園で食べたら気持ち良かっただろうな、と思いました。
世界遺産
調度品も素晴らしいのですが、何より天井が今回の旅行では何処のお城よりもダントツ1位。一日中いていたいような場所でした。
駅からは少し距離はありますが、充分歩けます。バロック式の建物に興味がある方はマスト！
息子氏、『こりゃ世界遺産になるわ』ですって。
春が来た^ ^
私の住む地域では整備された公園でさえも、ここまで立派ならスイセンは見れません。南ドイツでは街中でこんなに沢山のスイセンが。この時期に来れて良かった！

桜？らしきお花も満開です
Alte Mainbrücke　

橋に来てみたものの、この先のハプニングを予兆しているかの様に大粒の雨が降り、靴はびしょ濡れになりました。要塞には行かずに橋の袂にあるデパートに避難します。
ICE を予約していたので、荷物もあるし早めにヴュルツブルク駅に向かいます。

駅の横には郵便局があったので、友人にハガキを出しました。入り口がこれまた分かりづらいため時間を消費してしまう。

駅でおやつを買ってから荷物を出して、ホームに向かうためにコインロッカーに行ったけれど…(この時出発15分前)支払い時に出て来たQRコード付きのレシートがない…重要だから確かにお腹に巻くポーチに入れたはず。でも誤って捨てた記憶もあるような、ない様な。バックをひっくり返し半泣きになりながら探したけれど見つからない。こんな時でも息子は一切動揺していない。謎。

ちょうど警察官がいたので相談してみたら、インフォできいてみ。と言われたので超絶塩対応な係員に助けを求めると、ネットで問い合わせろ。とDBの名刺を渡される。そんなの待ってられないから、代わりに電話してくれと交渉するが、ノー。キレそうになりながらとりあえず何か手立てはないかDBのWEBに全集中する。荷物が取り出せなかったらどうしよう…私がヴュルツブルクに寄っためにこんな事に…泣　出発時間も迫っているし…泣

その時、閃いた。ん？？DB? ロッカーもDBってことは、DBインフォにもう一度交渉したらなんとかなるんじゃないか…と

でね、もう一度塩対応に画面を見せながら『私が連絡したいのはここじゃない。ロッカーのQRを無くしただけやねん！お願いやから何とかして！』と半泣きになりながら言ったらね…
『oh..』とめんどくさそうに言い、若手係員がロッカー開けて出してくれました…あなたは天使に見えたわよ…塩対応は私が荷物を無くしたと解釈したのね。焦っていたのでうまく伝えられなかったの自分に深く反省。

もちろん席まで予約した電車は数分前に行ってしまいました。これは交渉してみようと、ロッカーを開けてくれた天使に、『さっきは本当にダンケシェーン！電車を乗り過ごしたんだけど、フランクフルトまで行くには次はどの列車に乗ったらいいかわからないから教えて』とわざとらしく聞いてみた。そうしたら快く次の電車の予約を入れてくれた！あなたは天使なの？変更用紙にコメントまで一筆書いてくれて、1時間後だったけれど、無事乗車できました。

息子『だから言ったやん、もっと時間に余裕を持って駅にいとかなあかんって』
母『すみませんでした。次から気をつけます』

みなさま、もし、同じ事が起こってしまったら、DBのインフォメーションセンターに行ってください。一発で開けてくれます。
無事東横インに到着

ホテルでしゃぶしゃぶを発見した息子氏。本来なら、荷物を置いてから駅でソーセージを食べたかったけれど、言えません。久々の和食沁みた…

最終日の夕食が和食なんてね。

明日は市内観光をしてから夜の便で帰国です。風邪はまだまだ治らない。無事帰国できるのでしょうか。