思春期息子との欧州母子2人旅(スペイン編2)

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2025/03/15 - 2025/03/16

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エリア

バルセロナ(スペイン)

やってきましたサグラダファミリア
バケットリスト

朝です。やはり起きない息子氏　寝起き早々キレ気味で朝食を摂る時間も無く滑り込みで日本語ツアーに参加
『そもそもオレは海外旅行をしたくないし、しんどいのに頑張って来てんねん！』旅行中毎日聞かされるセリフ。

その割にはお店では自分で注文したり(半年前の訪豪時には無かったアクション) その国の言葉で挨拶。加えて頼んでもいないのに、『Check, please』今回に至っては
『Comprueba, por favor』（笑）見た目は成人男性でそんな事を言うもんだから、何処へ行っても伝票は彼の手元に。一度丸一日放し飼いをしたいけれど、怖いからお母さんについて行くと申されるティーンである。

世界遺産の宝庫バルセロナ。今日は色々巡りたかったけれど、どうなることやら。
外尾さん凄すぎる！と連呼しながら興味津々で解説を聴いている息子氏。来て良かった！(彼的にはカサバトリョの方がガウディのクレイジーさが伝わってきて感動したらしい) こちらの彫刻は丁寧で細かくて、ガウディの意思を継いでいる気持ちが伝わってくる。日本人として誇らしい気持ちになる。
中です
パノラマで撮ってみた

荒々しい外観とは違い、内部は優しい。数学オタクでもあったガウディの光を操る設計には、カサバトリョもそうだけれど、素晴らしいの一言にすぎる。コロニアグエルにも行きたい。
朝の太陽が降り注ぐ青のステンドグラス

(シャガールに軍配)
こちらは夕陽が降り注ぐ側

夕方にも来てみたかったけれど、当日は雲一つない晴天だったので、こちらも抜群に綺麗に見えたから再訪はいいかなと思ってます。
機会がある方は朝夕行ってみてください。公式ウェブサイトからの発券であれば当日券も日によってはありますよ^ ^

この日はお天気が良過ぎたので、床にも綺麗に映っていました
こちらが完成予定図
コロナ禍や資金難に加えて立退問題もあり、全て完璧には完成できないのではとガイドさん。完成したら数十本の鐘が織りなすメロディーが聴けるそう。聴いてみたいけれど私が生きているうちにここまでの完成度は見られるだろうか。
ガウディさん、教会に眠る
あなたの遺産は確実に未来へ引き継がれていますよ。
パエリアを食べて、ホテルで一休みして、お決まりのグエルパークに来ました。Uberは上の入り口に降ろしてくれます。上から入る方が園内はほぼ下るだけなのでらくです。引き続き快晴！

この日は土曜日の夕方。事前予約必須です。　同じタイミングで来た女子はtickets sold out の看板を見て、「oh my gosh…..」

帰りはこのお菓子の家がある側の出口から右側の坂を降り、バス停でUberを呼びました。右側が売店
リペア中
タイルが大好きな私。お気に入りを見つける。
帰国したらまた作ってみよう。
グラシア通りで夕食タイム
予約必須らしいのですが、5時半に到着したので、待たずに入れました！
文句なくフツーに美味しいけど…タスマニアンディッシュが懐かしい…
美味しいご飯をお腹いっぱい食べて充電ができたらしく、まだ明るかったのでホテルまで夕涼みをしながら歩いて帰ることににしました。

グラシア通りから、サグラダファミリアを経由してサンパウ病院あたりまで徒歩40分くらいかな？寄り道できるお店は沢山あるので、真っ暗にならない時間帯までなら街並みを見ながら歩かれるといいと思います。
ライトアップは美しいそうですが、くれぐれもスマホなどのスリにはご用心を。

翌朝　快晴！待ちに待ったフランスとアンドラへ行くツアーの日です。わーい！やっと郊外にいける！息子も心なしか楽しみな様子。だった…

…申し訳ないけれど、こちらで吐かせてください。
ピレネー山脈をこの目で見たかった…かわいいパン屋さんや温泉…ハイキングをしたり、中世からの街並みがお金と共に飛んでいきました…ポルトガルに引き続き、合算すると成田で我慢して買わなかったお財布分のツアー代。

連日の疲労心労と寝冷え、雨の日のモンセラート、肺が弱小な息子には路上喫煙大国は辛すぎる。負の要素が重なり発熱となりました…微熱だけど、明らかに風邪の症状。『もう帰国したい(T-T)。飛行機のチケット取って。あと10日も耐えられへん』と申される。

フロントで果物とジュース、ビスケットを頂き同情される。明後日はドイツ入りなので、それまでに少しは回復してほしいけれど、この人は風邪を引くとなかなか治らない残念な生き物。
しかし当の本人は食欲もあり、YouTube三昧。お薬もあるし、看護師の友人は遠隔でサポートありがたい。

スーパーにでも行ってこようかな…(T-T) もうやだ…
食料調達ついでにサンパウ病院に寄ってみた。外観だけパシャリ

ぶらりとして、Levaduramadreというベーカリーでタルトを買って帰る。お店のおじさんは英語が通じなかったのでGoogle先生に教えてもらう。美味しかったし、丁寧に対応してくれたので嬉しい気持ちになり、日本から持参した抹茶ポッキーを渡しに行った（笑）

旅行歴における底辺の状況だけれど、なんとか耐えてます…明日もゆっくり過ごそう。バルセロナなのに！もう！