30分遅れで、成田を出発して、オークランドに着くころには遅れを取り戻していたが、まさかの上空待機となって、結局、オークランド空港には30分遅れの到着。翌日は早朝からバス移動の予定だったので、長距離バスの乗り場近くのホテルを予約した。空港からそこまで20㎞程度なので、大したことないだろうとナメていた。初日から、ニュージーランドの坂の洗礼をうけることになった。

ニュージーランド北島　自転車の旅02/20

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2025/02/19 - 2025/02/19

471位(同エリア1051件中)

エリア

オークランド(ニュージーランド)

旅行の満足度: 4.5

同行者: 一人旅

交通手段: 自転車飛行機

旅行の手配内容: 個別手配

現地時間で午前7時過ぎの、機内食の朝食。といっても、日本時間では午前3時に起こされての朝食提供。機内アナウンスも、「おはようございます、少しはお休みになれたでしょうか？」と遠慮がちな案内。
さすがに直行便は最短コース。これを見ると、上海経由とか、シンガポール経由とかが、いかに遠回りになるかがよくわかる。
ウェリントンの天気予報は、突風。今日は行かないけれど。
オークランドは最高気温29度の夏日、真夏日一歩手前。
眼下に北島の、最北の半島が見える。この北端に自転車で行くことになるんだ、と　この時はワクワクしていた。

いよいよ、ニュージーランドに着いた。
もう少しでオークランド空港
まもなく着陸かと思ったら、機内放送で、管制の指示により、上空で30分ほど待機します、と　ぐるぐる旋回することに。他の飛行機が高度を下げて空港にむかっているのが何度か目撃できた。
大型荷物は、別の受取場所へ。
人間大くらいの大きな荷物が次々と出てくる。私の自転車もここに運ばれてきた。
普通の荷物は、乗客が来る前にコンベアに乗せられて出てきて、受け取る人がいないから、詰まってあふれて落ちていた。
かなりダメージを受けたようだが、中身がバラバラに出ることは無かった。入国審査の時に、申告物品があるので、検疫に回された。紙に書いて出しても良かったが、申告項目が多くて面倒なので、オンラインで申告した。アドレスは、申告用紙に書いてあるし、飛行機のwifiが使える。
目の前で自転車の箱を開けて、自転車のタイヤチェック。念のために新品に替えておいてよかった。検査に合格したら、こんなシールをベタベタと貼られた。
キャンプ用品は、箱ごと別室に持って行かれて検査されたようだ。他の人のブログを読むと、検査員に中身を全部広げられて、片づけるのは旅行客の仕事、あちこちでテントやシートを仕舞う作業をする人が一杯、という話だったが、全く開いてみた形跡のない感じで、箱のまま戻ってきた。もちろん、検疫済みのシールで封印されて。
なぜかリュックも中身をチェックされて、シールを貼られた。
自転車を取り出して組み立てようとしたr、後輪のエンド金具が外れていた。箱の中に落ちていただけで済んだ。持ち運びやすいように、箱の横に、手を掛ける穴が左右2か所空いているのだが、そこから外にこぼれていたら大変なことに。
自転車箱は処分してもらうために、ゴミ箱の横に置いた。最初、燃えるごみのところに入れろ、と言われたのかと思って苦労して小さくしようとしていたら、別の人に、横に置いておけばよい、と言われた。最初のが聞き間違い？

通信手段は、モバイルルータを借りている。わずか1日25円で300MB利用可能。ただし、バッテリーが6～8時間しか持たないので、使い方に気を遣うのと、充電しないと翌日使えない。おまけに付属品（USBコンセント、ケーブル、コンセント変換プラグ2個、説明書など）が嵩張るし重い。

その補完手段としてeSIMを買った。こちらは高い（1日200円くらい）が、スマホの充電さえすれば良いし、SIMを交換しないので紛失の心配もない。ところが、このeSIMのインストールが上手くいかない。当面、モバイルルータに頼ることになる。

どうせ翌日バスに乗せるために、また詰めるから、このままホテルに行けないか、と思ったが、バランスが悪くて、とても20㎞も走れそうにないので諦めて、完全装備することにした。
フル装備の状態です。
自転車専用レーンがあって、走りやすい。
自動車の左折レーンと直進レーンの間に、自転車の直進レーンがある。
押しボタンを押さないと、いつまで待っても自転車の信号は赤のまま。
自転車と歩行者専用の橋。
高速道路の横の一般道は、この急坂。自転車マークもあるが、とても乗っては登れない、押し歩き。汗が出てきた。まさかこんなことになるとは思っていなかったので、ドリンクボトルは空のまま。ホテルまで20㎞ほどだからすぐ着くと考えたのが甘かった。このままでは脱水症状になりかねない、近くの店を検索して、急遽、水分補給。

何だか、怪しげな中華系のスーパーマーケットで、甘いお茶とバナナを買った。両替もしてなかったので、クレカで買えるか？と聞いたら、３％余分にかかる、と言われて初めて、ニュージーランドでクレカを使うと、現金に比べて手数料をいくらか支払う必要があることを知った。しかも、アメックスとそれ以外で手数料が違うことがあるのも後で分かった。
遠くにタワーが見えるが、同時に、アップダウンの道路も見える。
オークランド中心部の急坂。ほんとに坂だらけ。電動スケートボードが多い訳だ。
グーグルマップで経路検索をすると、自動車・徒歩・自転車などに並んで、LimeとかFlamingoとかいう電動のスケートボードのような乗り物も表示される。
本日の宿は、ここ。
自転車を部屋の中に入れて良い、エレベーターも使って良い、という親切な宿。ホテルという名称ではあるが、室内には洗面設備があるだけで、トイレもシャワールームも共同。まあ1泊5000円前後だからそんなものでしょう。共用スペースには、自販機やトースター、電子レンジなどもある。
坂の上にはコンビニもあるが、品ぞろえはイマイチ。コンビニ店員は、なぜか、どこもインド系のような人が多い。
日本の寿司と酒の店、たぬき
sake bar で　kawaturu(川鶴)　と書いてある。
Auckland Town Hallと書いてあった
ダイソーです。百均ではありません、3.5NZD均一なので、約300円。大変お世話になりました。おいてある商品は、日本語表示がいっぱい。レジも品出しの人も時間帯によっては日本人スタッフが。
消防署
明日のバス停の確認に下見。バスの運転手に聞いたら、5番乗り場だと教えてくれた。ホテルからバス停までは、一旦坂を下って、それから次の坂道を押し歩きで登らなければならない。無駄な上り下りの始まり始まり。