犬連れで北海道Ⅱ（２）：新冠を通って襟裳岬へ、その後中札内へ行って宿泊

2024/06/30 - 2024/06/30

6月30日（日）、太平洋フェリー「きたかみ」から下船後、襟裳岬へ行き、さらに帯広空港に寄ってから中札内の宿へ向かいました。
襟裳岬はとても風が強いと聞いていたので戦々恐々でしたが、幸い、ほぼ無風でした。

1100 苫小牧西港に着岸後、すぐ部屋を出て下船
＜沼ノ端西から日高自動車道、日高厚賀から国道235号線＞
1245　新冠サラブレッド銀座駐車公園の東屋で、昼食
1340　道の駅サラブレッドロード新冠（ハイセイコー像）
1600　襟裳岬「風の館」駐車場着
＜右側から散策路に入り、灯台を経て襟裳岬の突端へ＞
1640　襟裳岬の駐車場発
1715　望洋台（国道336号線沿い）
1745　フンベの滝（国道336号線沿い）
＜舗装が傷んで、がたつく村道を通る＞
1905　帯広空港の駐車場着　 JAL579便（遅延して1930着）で来た娘と合流
2005　中札内村 フェーリエンドルフ着

エリア 北海道

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

苫小牧西港ドッグランを出発し、沼ノ端東ICから日高自動車道に乗りました。まず新冠（にいかっぷ）を目指します

沼ノ端駅 駅

遠くにうっすらと山なみが見えました。そういえば、あのあたりが国立公園に指定されたというニュースをみた気がします

そのとおりで、今日から５日前の６月２５日、国定公園が国立公園に昇格しました。写真は、今日から４日後に訪れる「十勝千年の森」のカフェにあったボードです。国定公園の時より広くなり、陸地面積では国内最大の国立公園となったそうです

対向車がほとんど来ない片側１車線の日高自動車道を快調に走り、

高速道路の終点、日高厚賀ICで一般道に出て、左折し、

新冠の「サラブレッド銀座」に着きました。約1時間半のドライブでした

サラブレッド銀座 名所・史跡

奥に見えるあずま屋で、コンビニのサンドウィッチで昼食としました。手前には公衆トイレもありました

馬は、写真を拡大すると３頭いるようですが、肉眼ではよく見えませんでした

次に、車で数分の「道の駅サラブレッドロード新冠」に行き、

道の駅 サラブレッドロード新冠 道の駅

ハイセイコーの像をみました

国道235号線を下り、

日高山脈を正面に見ながら、

特徴的な岩がある海岸線に出たので、そろそろ目的地かと思ったのですが、

向こうに見える半島の一番右まで行くのかな？遠いな

襟裳岬まで12kmという看板が見えて、「ようやく」と思い、

緑の中の坂道に入って、岬に近づいていることを感じ、

16時に、襟裳岬の駐車場に着きました。新冠から約2時間半の運転でした

犬は、観光施設「風の館」に入れないので、駐車場右手にある遊歩道から、岬を目指して歩きます

灯台を横目にみつつ、

襟裳岬灯台 名所・史跡

最初の展望所に着きました。ここから南東に伸びている岩々に、ゼニガタアザラシがいるらしいです

襟裳岬展望台 名所・史跡

森進一さんが１９７４年に歌った「襟裳岬」の歌碑と、島倉千代子さんが１９６１年に歌った「襟裳岬」の歌碑が並んでいました

襟裳岬の歌碑 名所・史跡

島倉さんが歌ったあと間もなく生まれた私は、森さんが歌うより前にこの地を訪れたのですが、車酔いをしたこと以外の記憶がありません。今回の訪問中、風はほとんど無く、本当に、本当に幸運でした

襟裳岬「風の館」 美術館・博物館

別の展望所でもう一度、南東に伸びる岩々を見てから、

襟裳岬展望台 名所・史跡

階段を下り、岬の突端を目指します

襟裳岬 突端 自然・景勝地

襟裳岬は、ゼニガタアザラシの日本最大の生息地で、夏に一番よくみられるそう

突端に着きました。手持ちの単眼鏡では、ゼニガタアザラシは見えませんでした

襟裳岬 突端 自然・景勝地

脇から地面に降りてみると、一眼レフで望遠撮影をしている方がいました。声をかけると、撮った映像を見せてくれ、数頭、写っていました

襟裳岬 突端 自然・景勝地

岩の間に、ライフジャケットをつけて小船に乗っている人たちが見えました

眼で追っていると、小舟が近くに接岸しました。「昆布漁船で襟裳岬を攻略せよ」という幟が近くに立っており、ゼニガタアザラシを間近で見るツアーのようでした

襟裳岬 突端 自然・景勝地

下ってきた小道を戻り、階段を登ります。「風の館」の展望窓は、大きいですね

襟裳岬「風の館」 美術館・博物館

右手に岬が見えました。右端が望洋台なのだろうと思います

襟裳岬から黄金道路（国道336号線）を北上し「望洋台」に着きました。海の眺めは襟裳岬のほうがよかったように思いました

望洋台（えりも町） 自然・景勝地

もうしばらく走った国道336号線の路肩には、岩肌を流れる小さな滝「フンベの滝」がありました

フンベの滝 自然・景勝地

帯広空港に急ぎます。羽田からの最終便で来る娘をピックアップするためです

日が暮れました。帯広空港へ通じる村道は、舗装がところどころ盛り上がっており、車がよく揺れました

着陸予定の5分前に、空港駐車場に滑り込めた、と思ったら飛行機が遅れ、着陸は19時30分でした。ホテルのチェックインが20時までなので、少し焦りました

帯広空港（とかち帯広空港） 空港

電話で遅れる連絡を入れておき、20時5分「フェーリエンドルフ」にチェックインしました。予約しておいた「ペットコテージ」は二階建てで、１階にケージやキッチンがあります

グランピングリゾート フェーリエンドルフ 宿・ホテル

シャワーと寝室がある２階は、犬は遠慮を、とのことで、犬は１階で一匹寝させることになりました。幸い、船とドライブで疲れたのか、すぐ寝入ってくれました

グランピングリゾート フェーリエンドルフ 宿・ホテル