2023/06/14 - 2023/07/07
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さいたまさん
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インドにおいては、一般の女性が、政治や社会生活の全面に出てくることはあまり無いようです。
しかしながら、今回の旅行では、インド北東部のインパールを訪れた際に、女性の住民が、昼も夜も、声を上げている光景を目の当たりにしました。
インドの北東部マニプール州の州都インパールで、女性が主体となって行動している姿を目にすることとなりました。
インドの社会では、約3500年にわたりインドにおいて続いているカースト制度が、いろいろな分野に影響を与えています。
インドでは、ヒンズー教徒が80%を占めています。その他にも、イスラム教、シーク教、仏教、キリスト教等を信ずる人々がいますが、少数であるため、差別にあっているようです。その中でも、女性は、共通して、低い位置づけにされ、表に出てこないのが、実態のようです。
単一民族で、同一言語で暮らしている日本人にとっては、十分に理解できない面があります。
カースト制度の中、女性が差別されている社会制度にもかかわらず、女性が
活動の前面に立ち、自らの生活を守るため、声を上げている姿を見て、強い
印象を受けました
表紙の写真は、インパールの北側約10km程度離れた地域において、女性が立ち上がった活動の様子を伝えている写真です。
インドでは、珍しい光景なのかもしれません。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
インパールの地元新聞の報道です。
インパールの女性住民が、国軍や警察等に対して抗議の意思を表示しています。
部族間の抗争の中で、国軍や警察が、中央政府の政策の実行の際、民族間の扱いで、不公平な扱いをしていることに、強い不満を持っているようです。
インドにおいては、政治や社会問題の中に、女性が強い意志を現すということは、
珍しいことです。 -
インパール国際空港の北側の道路上で、車両が燃やされています。
これらの部族間の抗争を鎮圧するため、国軍が派遣されています。
地元のマニプール州政府の力では、押さえきれないのでしょう。 -
インパール空港からインパール市内に移動する間、主要な道路の交差点等には、交通統制のための施設があります。
今回の旅行に際して、インパールには、インド各地からの国軍及び警察の要員が、派遣されています。 -
国軍の中でも、陸軍の配置が間に合わない関係で、海軍や空軍の要員も配置されています。
いずれにしても、インパールの市内には、陸海空軍そして各地の警察から、要員が派遣されているようです。写真の場所は、インパール国際空港の北側です。インパール空港 (IMF) 空港
-
インパール空港の管制塔です。
民間の航空会社の航空機運航のための国際空港に指定されています。
北側のブラマプトラ川の平野部には、ディマプール空港があります。ディマープル空港 (DMU) 空港
-
国際空港に、軍用機が駐機しています。
インド国内からの国軍や警察要員が輸送されて来ている関係で、輸送機も駐機しているものと推定されます。(軍用機を撮影していたら、制止されました。) -
主要な施設の建物には、国軍の要員や私服の警察官等が配置されています。
写真は、見通しが効く、国道沿いの建物に監視兵が張り付いていて、見張りに従事している様子です。 -
主要な道路交差点には、国軍の車両が配置されています。
長い車体を利用して、道路を封鎖している状況です。 -
インパール市内の要所、要所の主要地点の周囲には、軍用車両が見られます。
銃眼口が目につく、陸軍の車両のようです。 -
インパール市内には、軍用車両が、パトロールしています。
装甲を施された頑丈な車両です。当方も警戒しながら、ツウクツゥクから、隠れて、撮影しています。 -
インパールの国道を北側に進むと、国道の路面に障害物が置かれていました。
道路を直進することが出来ないように、交互に、石や木材、家具等が置かれています。 -
ナガランド州のコヒマ大聖堂教会に通ずる国道を、さらに北側の方向に進むと、
道路上に、大勢の女性が集まっています。
口々に何かを訴えているようです。
同行しているガイドを通じて、彼女たちの話を聞くことが出来ました。コヒマ大聖堂教会 寺院・教会
-
インパールの郊外での女性の抗議の声には、驚かされました。
政治活動の正面には、あまり現れないインドの女性が、多数集まり、抗議の声を上げている光景を、今まで見たことがありません。
中央政府の派遣した国軍等に対する意思表示とのことです。 -
インパールの北側のセングマイの周囲では、インパール市内の国軍や警察の活動に対する抗議の活動の中、異様な状況が見られました。
女性の住民が集まって、国道を行き交う車両を点検しているのです。
私も、何回も、質問攻めに会いました。 -
国道の封鎖用のバリケードです。
車止めが設けられ、走り抜けることが出来ないようにされています。 -
女性の住民が集まって、それぞれ意見を出し合っているようです。
通常の社会生活の中では、多数の女性が集まっている姿は見られません。
インパール市内には、女性のみが運営しているイマ市場がありますが、そのイマ市場とは、全く違う雰囲気です。イマ市場 市場
-
女性住民の数も、かなりの数に達します。
殆どが、女性の住民です。 -
女性の住民が、往来する車両の内部を確認しています。
緑色の車両の右側には、道路封鎖のためのバリケードが見えます。 -
国道を往来する車両やオートバイを止めて、検問しています。
女性の皆さん方は、怒りの思いを強く、表わしているようです。 -
インパール市街地の郊外での女性の活動には、異様な雰囲気を感じます。
聞きますと、国軍等の不当な扱いに怒りを持っているようです。 -
インドには、公衆トイレが少ないです。ヒンズー教では、穢れを忌避するため、屋内(家庭内)にトイレを設置しないようです。
女性にとっては、屋外での排泄を余儀なくされるため、とても厳しい環境のようです。
写真は、手作業で糞尿を処理するカースト外の最下の階層の作業です。(世襲の職業)
(あまりにもひどいので、画像で紹介するのは、控えます。) -
インパール市内にあるインパール戦没者墓地の入口の標識です。
戦没者墓地の入口には、国軍の兵士が配置されていて、兵士や軍用車両の映像が映っている写真は、削除を命ぜられました。
国軍の兵士や警察官の指示には、逆らっていけないので、写真は、削除しました。インパール戦没者墓地 観光名所
-
同じ戦没者墓地でも、コヒマのコヒマ戦没者墓地では、写真撮影に際して、制限がなかったのに、何か釈然としない面があります。
国軍等特別権限法というインド特有の法律がありますので、国軍や警察官の命令に逆らってはいけないと思っています。コヒマ戦没者墓地 観光名所
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インパール市内は、なにか異様な感じがします。
ホテルや病院が休業している場所がありました。
国軍等の命令なのかもしれません。 -
インパール市内の有名ホテルの標識です。
カングラフォートの近傍のホテルですが、宿泊が出来ない状況です。
宿泊が出来ない理由が、はっきりしません。The Classic Hotel ホテル
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クラシックホテルのみならず、クラシックグループのクラシック・グランデも宿泊できませんでした。
理由がはっきりしませんが、宿泊できないという現実は、はっきりしています。クラシック グランデ インパル - メンバー オブ ラディソン インディビドゥアルズ ホテル
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クラシックホテル・インパールは、宿泊できましたが、ホテル内部まで、武装警察官が立ち入ってきます。
写真は、ホテル玄関にて、警戒している武装警察官です。 -
インパール市内の中心的施設であるカングラフォートの入口です。
立入を制止され、内部に入ることはできません。カングラ フォート 史跡・遺跡
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カングラフォートの入口に、立てられている標識です。
カングラ宮殿を含めて、閉鎖されています。 -
インパール市街地の商店の状況です。
市街地の中心区域の商店は、軒並み、休業しています。
国軍、警察の指示なのか、それとも騒乱の危険を避けるための自衛なのかは、判りません。 -
カングラ宮殿の前の商店街です。
商店の扉には、鍵が掛けられ、休業しています。
焼き討ちにあっているのは、政府系の建物や役人の自宅、富裕層関連の建物のようです。 -
インパール市内の様子です。
活発な活動の様子はありません。インパールの昼間は、現在、閑散としていますが。
夜のインパールは、とうなるのでしょうか。 -
マニプール州の州都のインパールの状況を伝える現地新聞の第一面です。
暴徒が、BJPの事務所を襲撃したとの記事内容です。
BJPとは、インドの中央政府で、政権与党として、政治に関与している人民党の略語です。(Bharatiya Janata Partyの頭文字) -
新聞の写真です。
夜間において、インパールの中央政府系の施設を焼き討ちにしている様子です。
BJPは、中央政府の与党であり、ヒンズー教の推進を図っています。 -
インパールの部族間の抗争において、中央政府の経済・教育政策に抗議する勢力が、
建物に放火したり、住民同士、または、政府軍の将兵との暴力行為が、続いています。
主として、夜間における過激な行動が多いようです。 -
中央政府の派遣した国軍・警察や、抗争相手の部族の住民との暴力沙汰が続いています。
女性に対する乱暴も発生しているようです。
中央政府は、ヒンズー教を推進している立場のようです。 -
別の新聞報道の記事では、民衆の抗議により、州政府において政策の撤回に動いているようです。
いずれにしても、混乱の中で、事態が紛糾しているようです。 -
警察に対して、住民が抗議しているような光景の写真です。
どちらの部族が、何を主張しているか、判りませんが、インパール市内が混乱している様子は、解ります。カースト制度において、差別を受けている階層の人々を救済するための政策が原因のようです。 -
インドにおける貧困層の分布です。
マニプール州は、貧困層に属する人たちが、比較的多いようです。
ビハール州は、貧困度が高いのですが、大きな騒乱は起こっていないようです。 -
インド中央政府や州政府は、カースト制度において差別されて来た人々を救済するため、経済の面や教育の面で優遇する政策を推進しています。
公式的には、カースト階層よりも、さらに下位にあるダリット(非可触賎民)という名称も廃止され、scheduled Castes(SC)になっています。
マニプール州は、SCが少ないです。
隣の州のナガランド州と同程度です。
ナガランド州のコヒマは、キリスト教徒が90%で、騒動は全くありません。
地域ごとに、環境が異なり、複雑に要因が絡み合っています。 -
Scheduled Tribes とは、インドの主要な宗教であるヒンズー教やイスラム教に属さない独自の文化・習慣に従う部族であるため、大多数のヒンズー教徒等からの差別の対象になっています。
インド中央政府、州政府は、差別をなくすため、それら部族を優遇する政策を推進しています。
マニプール州においては、差別対象とされる指定部族の比率が高くなっています。
しかしながら、隣接する州の比率も、高いのですが、抗争は起きていません。
問題は、指定部族が多いマニプール州の中において、優遇政策の恩恵を受ける部族と受けれない部族の間で、不公平だとする争いが起きているのです。
州内の地域によって、部族が異なっているため、対立が生じているのでしょう。 -
差別を解消するための優遇政策が、経済、教育面の優遇処置として、指定部族に適用されていますが、適用されていない部族にとっては、逆差別として不平不満の根本な原因です。
指定部族の優遇政策の認定基準は、宗教、言語、出身別にとどまらず、土地所有にも関係します。
指定部族民は、主として山岳地域に居住しています。山岳地域の土地の所有は、山岳地域居住者のみとされているため、平地部居住者は、山岳地域の土地所有を認められていません。 -
混乱のインパールから、コルカタに移動しました。
ホテルVIPインタナショナルに宿泊することとなりました。
コルカタは、暴力の影響もなく、平穏ですが、人口が多く、ガサガサしています。
特に、貧富の差を、強く感じます。カースト制度の一面を見ることが出来ます。ホテル VIP インターナショナル ホテル
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コルカタの人力のリキシャです。パークホテルの東側のマーキス通りでの様子です。
カースト制度のもとで、ジャーディーと呼ばれる世襲制職業の生の状況が解る感じがします。パーク ホテル ホテル
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自転車タイプのリキシャが多い中、車夫が自らの脚で引くタイプも残っています。
ホテルの前にて、客待ちの様子です。
カースト制度を構成するジャーティーと呼ばれる職業別の組織が多くあるようです。
世襲制ですので、なかなか新たな職業に就く機会が無いのかもしれません。ビーフ・ホテル 地元の料理
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ヴィクトリアメモリアルの東側の地域にて、清掃にあたっている男性の様子です。
クエスト・インの前の道路を清掃しています。
インドの西ベンガル州の光景です。
インド憲法で、カースト制度の下層階層への差別は、禁止されていますが、カースト制度自体は、やはり、生活の中に、強く残っている感じがします。ザ クエスト イン ホテル
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コルカタの市内では、鶏肉が運ばれて行く光景を良く見ました。
ヒンズー教では、生命への敬意から肉食を禁じていて、採食が主と聞いていました。
鶏肉や山羊の肉は、食べても良いとのことですが、その理由が、よく判りません。
パーク通りの片側にて見かけました。アレン パーク 観光名所
-
コルカタの市中で見かけた光景です。
多くの鶏を運んでいる様子です。インド人は、殆どがヒンズー教徒のようですが、
菜食主義ではなく、肉食の面もあるのかもしれません。 -
コルカタの朝、自転車で、鶏を運んでいる様子です。
次から次へと、鶏を運んできます。
インド社会の中で、多くの需要があるのでしょう。
ヒンズー教のお教えとの関係で、良く解らない点です。 -
コルカタ市内における鶏の運搬について、多くの場面を見ました。
これほどまで、多数の鶏が運ばれて来る場面を見ますと、インド社会においては、多くの需要があるようです。
菜食主義との関連で、理解が難しくなってきます。 -
また、鶏を運んできます。
鶏は、市場にて集められ、小売りのため、流通のルートに乗せられるのでしょう。
多くの鶏の運搬の場面を見ますと、カースト制度と、現実の分野で、複雑な思いがします。
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