
2024/05/13 - 2024/05/23
554位(同エリア825件中)
カンプロさん
日本を出て6日目、イギリスでは5日目、5月18日です。天気は快晴、気温も20度前後、過ごしやすい。5月に来て正解。
このころのイギリス、特にスコットランドは朝が早くて、夜が遅い。昨日8時半のバスに乗ってホテルに戻りましたがまだほんのり明るいんですもの。夏至の頃には11時くらいまで夕方くらいの明かりでキャッチボールが出来そうでした。
さて、今日の予定は午前中にカールトンヒルに上り、あとはEdinburgh市内でほんのり観光、夕方(というか昼間ね)16:05発のeasyJetでイングランド南部Bristolに移動し、そこからレンタカーで33マイル(約50キロ)のWestbury駅というところのホテルに行きます。ここを選んだ理由がイングランド南部のBath Spaやストーンヘンジに近く、そして必ず行きたかったExeterに鉄道一本で行けるからです。
初めていく土地でローカルな駅なのでどうかとは思いましたが、意外や意外、結構ポイントの高いホテル(B&B)でした。
さて、1階を占拠できたサンバーランドホテルをお出かけし、各々20キロ以上(徐々に増えてます。減ったのは私の着替えとドライフードくらいでお土産は増えてます。)のゴロゴロを引きずりバスに乗車。今度は駅前を超えてPrince's Streetでバスを降り、手荷物預かりに15時まで預けます。毎回時間はちょっと長めに預けております。
そしてまずはトラムのチケットを求めにPrinces streetのトラム駅に来ました。自動販売機で取り敢えず空港まで含まれたフリーチケットを買います。これでカールトンヒル側の駅にも行けると思ってたのですが…
あ、ここからは空港まではどこで降りても行けるけど反対側は駄目らしい。あちゃ、失敗。人がいる停留所でもないのでやり直しが出来ず、仕方なくバスでカールトンヒルの下まで行くことにします。
バスの乗車は約5分、丘の下からはモニュメントも何も見えません。また昇るのか。
ええ、シッカリ登りました。昇るのではなく登るのです。イギリスに来てから毎日足を鍛えておりますが更なる鍛錬が必要です。石段、坂道、くねり路、ありとあらゆる試練が疲労困憊の両足に攻撃してきます。荷物置いてきてよかった。
さて、何故ここでカールトンヒルなのか。それは○急交通社がEdinburghを含むイギリスツアーの広告に必ずここのイラスト(写真?)が入っており、こんなとこがあるんだと思って是非ここには行ってみたいと思っておりました。丘の高さは海抜で104m(だったかな?)登り始めたあたりからの高低差は46mほどらしいのですが、まぁ登らされました。そして念願のモニュメントと建造物たち。ギリシャにありそうな物とかネルソン提督のモニュメントだったり。その中で一番のお目当て、The Dugald Stewart Monumentです。これを横目にEdinburgh市街地を見下ろします。お~~~~、これこれ(今日のタイトルにある写真です)ここに来たかったんです。昨日見たお城の反対側から市街地を見下ろします。やっと来れました。ここに来るのに6年余分にかかったんだよなあ。
色んな感傷に浸りながらモニュメント、建造物たちをぐるっと一周して降りることにします。降りながらこの後の相談、まだ11時ですからRoyal Mileの下の道見に行く?とか提案してみましたが嫁さんも足が辛いらしく、座りたいとのこと。んじゃWeavery駅でブレイクしますかとなり、のんびり歩きます。途中市街地観光のバスのターミナルを横目に「今度はこんなのも良いよね」とか言いながら駅に向かいます。バス停に戻り、駅まで5分のバスです。さてWeavery駅に到着、カフェがあったのでサンドイッチを店の目の前で頂きます。ホットコーヒーが熱かったので猫舌の嫁さんは少し時間が掛かります。ちょっとその間にWeavery駅の写真を撮りに行くことにします。まぁ5分程度の撮影ですので有料トイレに行って用を足してからカフェに戻ります。まぁ時間的にも微妙な感じだったのでPrinces Parkをのんびり歩きながら空港に向かうことで決定。
今日は天気のいい土曜日。イベントもやってたらしくキッチンカーが並びます。ビールとかあったのかもしれないけどさっきのサンドイッチが腹部で邪魔をします。
日本人ってやっぱり働きすぎなんだよね。働いて羽を伸ばすべくイギリスまで来て、やっぱり時間に追われてる。もっとのんびり公園で時間を使っていいと思います。んでも私はやっぱり日本人、そして関西人のせっかちさん。イギリス行ってもあそこも行きたい、あそこも見たい。あ~~嫁さんに見せたい、かな?大好きな国や街なので共感させたいんでしょうね。
さて国立博物館の前まで来るとほぼ目の前にトラムの駅です。その駅を超えて荷物をピックアップし、トラムの駅に戻ります。
このトラム、Edinburgh空港からNewhaven(港湾部)までつながっており、かなりの長さがあります。トータルで1時間ちょっとあるんじゃないかな?次は港湾部にあるブリタニア号も見に行きたいね。
6両編成の長めのトラムに乗り込み空港までは約30分、Princes Streetでは一両に10組くらいのお客さんが乗ってます。結構乗ってて、途中の駅でも何組か追加してとうとう立つ人が出てきました。ただ、空港には1車両あたり3組くらいになってます。まあ空港にしては結構いらっしゃいますね。
Edinburgh空港、スコットランドの首都の空港なのですがローカル空港です。カタール航空やエールフランス、今回利用したエミレーツ航空なども入っているのですがローカル感が強く、コンビニくらいしかあまり使えない。ちょっと早めに着いちゃったものでトイレの傍のWHスミスに夫婦別々で何度も出たり入ったり。そういえばeasyJetのカウンターが幅を利かせてます。この空港では1日40往復(80便)の離発着があるらしく、そのほかのLCCなんかよりかなり場所を取ってます。その割には係の人が少ないんだよな、ここも。ちなみにLutonはeasyJetだけで53往復離発着しているらしく、滑走路1本しかないんだからかなりの割合でeasyJetですよね。
そういえばヒースロー空港やLutonAirport、ここEdinburgh空港でも飛行機を見るための展望台や展望塔が無い。途中のドバイに至っては色のついた外壁カバーみたいなのがついてて折角のA380がまともに見えなかったもんね。日本だと伊丹にしろ関西空港にしろ展望台や展望塔があり、離発着関係なく飛行機を見るための場所があります。福岡空港は飛行機を見ながら食事が出来たり千歳はソフトクリームが食べられたりします。
そういう楽しみ方ってないのかなぁ?ヒースローなんかは空港からTUBEで二駅くらい外れたところに飛行機をみるスポットがあるらしいですが、それも日本人の情報なのでイギリスの人は気にしないんだろうな。
ここEdinburgh空港はかろうじてターミナルがガラスエリアになっており、LCCメインでしたが写真が撮れました。ほんとはこっちにしかない飛行機会社の飛行機を撮りたかったんだけどね。
さて、やっとこさEdinburgh空港のターミナルからA319に登場です。ここから約1時間半のBristolへのフライトです。
こっちのLCCも結構混雑してます。そういえばおとといのEdinburgh空港着の飛行機もほぼ満席でした。まぁロンドン~Edinburghですからメイン路線ですもんね。
さてBristol空港に到着、ここからバスでレンタカーヤードに連れていかれます。今回のレンタカーはEnterprise Rent-a-carのVauxhallCorsaのAT車が借りられました。本当はFiat500に乗りたかったんですが、予算とこの会社にはFiat500が当時なかったためMT車での予約でした。
受付嬢からMr、と呼ばれレンタカーに関する説明とAT車へのグレードアップの説明、ナビゲーションの有り無しと返却方法、depositの説明を聞き、車の鍵を預かります。今回の旅行でイミグレーションや駅、手荷物預かり所などで英語が伝わらず、「あぁ、もう英語駄目なのかなぁ」と自信を無くしていたのですが、この嬢の英語、よく分かります。普通軽いスラングやなまりがあり、聞き取りずら買ったりするんですが、この嬢の英語は80%聞けます。慣れたのかぁ。しかし、この時にぼられていたことが暫く経ってから発覚します。
Corsaのそばに移動し荷物を後席に納めます。嫁さんと二人車に乗り込んでナビゲーションの設定。あ、あれ、このナビ、俺のiPhoneの地図アプリの情報が社内モニターに写るやん。これでナビ代取るの?確かそこそこの金額取られた気がするんだけど。まあこれから24時間、知らない道を案内してもらうんだから仕方ないよね。あ、しかもこのナビ、日本語で話してくれる。あ、意外と良いかも。んでも別料金のナビとしてはどうなんだろうね。
さて、レンタカーヤードから出発しA368からA37を経由してA350でWestburyへ向かいます。設定目的地はWestbury駅に設定です。今日のホテルは駅から徒歩5分ですからまずはここ。
イギリスに行かれた方ならご存知でしょうがイギリスの道にはすべて番号か名前が付いています。A○○とかB○○、家の前の道なら○○Rdや○○Laneといった感じで必ずついており、これが家の住所にもつながります。
M○○はモータウエイ、つまり高速道路で70マイル制限、A○○は一般国道で普通は50マイル、市街地に行くと30マイル制限になります。B○○は県道、市道クラスの道で30マイルから50マイル制限です。今回はほとんどA368なんですが、道のわきはほとんど木々。コンビニも無ければスーパーもなく、ましてや自動販売機も無ければ街灯すらない。夕暮れ近くなってきてマイル走行、1マイル=1.6Km/hなので80Km/hって、阪神高速や首都高速より速い。片側1車線対向の道を高速道路並みのスピードで走りますのでしっかり速いです。しかも後ろから速い車とか来たりして、早く前に車見つからないかなって思いながら走ります。横で嫁さんも普段より速い運転にちょっと心配顔ですが、「マイルなんだよね、表示」というと納得して(諦めて?)乗ってました。だんだん私も無口になります。結構しんどいんですもの、1時間。普段日本での運転だとナビ設定の時間より前倒しで到着するのですが、少しずつ遅れます。
6時過ぎから約1時間、7時過ぎに目的のホテル(B&B)前に着きます。現地確認した後、少し戻ってALDIというスーパーに入ります。今晩の晩御飯や明日のおやつ、そして酒!あ、ギネスの500が4本で4ポンド(800円)え?安くない?4本なら2日あれば飲めるよね。例のナッツもあるし(Windserの近くで買ったDry Roasted Salted Nutsです)部屋で飲めばいいよね。ギネスなら嫁さんも飲めるし。ちょっとしたスナックやパン、ポテトチップなんかを買い込んでホテルに向かいます。ちなみにこのスーパー、トイレは建物の外側にあり、日本のドラッグストアみたいな構造でした。
ホテルの裏側に駐車場があり車を置いて砂利道をゴロゴロを担いでホテルの正面に来ました。チャイムがあります。押します。「キンコン」あ、懐かしいチャイム。イギリスの家のクラシックなチャイムです。
中から出てこられたのは70?80?のLandLord.さてここに日本人って泊ったことあるんだろうかって感じのホテル(B&B)です。
自己紹介し、奥様をご紹介いただきます。この奥様、中々の人で、酒焼けっぽい声でどうやら「Lovely」が口癖。色んな会話をしてる合間に「Lovely」の合いの手が入ります。2階の部屋に案内され、部屋の設備とシャワールームの使い方、明日の朝御飯の時間とイングリッシュブレックファストの内容確認までしてくれました。なんと、ここでフルブレックファーストを頂けるとは思いませんでした。嫁さんと二人して目玉焼きは二つ、ブラックプディングはあり、ビーンズあり、パンは2枚で朝8時でオーダー。
そしてLandladyがおもむろに「窓を開けてうちの白馬を見てちょうだい、あれがうちの白馬よ」と言い出します。夕暮れの窓を開けると、山の中腹より上に白馬のペイント?実はこのウイルトシャーにいくつかこの手の白馬のペイントがあるらしく、ここのはWestburyのWhiteHorseとしてかなり前から史跡になっているそうです。ほえ~~と感激してたら「Lovely」と声をかけ、下のお部屋に降りていかれました。
暫く嫁さんと二人、感激しながら撮影会。こんなの聞いたことなかったし。
ググると出てきました。いくつか。
https://findoutwonder.hatenablog.com/entry/hill_figure_mysterious_white_horse_01
さて、白馬の感激も少し落ち着き、シャワールームの確認とお湯の出を確認します。部屋のインフォメーションを見ると「Do not eat anything, Please」とあるじゃないですか。さて、明日もここに荷物置いて泊まるし、このタイミングであの奥方を怒らせる方法は良くない。仕方ない、一か八かで許可貰って駄目なら外で食べますか、と言うことで交渉。
「今晩、スーパーマーケットで買ってきたものを部屋で食べていい?」(英語です)と聞くと「Lovely」と二つ返事。良かった。ありがとう。
と言うことで部屋食、ポテトチップとギネスとナッツとソーセージ、他
このホテル、私としては今回のベストホテルでした。
https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g950934-d1501678-Reviews-or20-Redwood_Lodge_B_B-Westbury_Wiltshire_England.html
今日は11時にはお休みです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス レンタカー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エミレーツ航空 イージージェット
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
-
Scotland国立博物館
土曜日だし天気良いし、人がいっぱい。スコットランド国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
Edinburgh Weavery駅
大きな駅です。North Bridge 建造物
-
これもカールトンヒルのモニュメント、史跡
結構いろいろありましたよ、ここカールトン ヒル 山・渓谷
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Edinburgh空港で見た飛行機
この機体でBristolまで飛びました。エディンバラ空港 (EDI) 空港
-
こちらはローガンエアーという航空会社
主にUK国内便のLCCです。
タータンチェックが中々よろしい -
Westburyのホワイトホース
窓からこれが見えます。
そりゃ「うちの白馬よ」って言うよね。 -
B&Bからの眺め。白いハッチバックが今回借りたCorsaです。
遠目にホワイトホースが見える。
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