2024/07/25 - 2024/07/27
294位(同エリア1368件中)
群青さん
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
旅の3日目。
この日もかなり暑くなりそうだ!
下呂温泉を出てから、帰宅までの道中に何箇所か立ち寄って2泊3日の旅を終える行程を組んだのだが・・・
正直かなり迷って、最終決断できぬまま旅を始めてしまった感があり、詰めが甘かったり想定以上の険難さだったり。
そういう諸々も含めて、旅は奥深くもあり、面白くもあるのかもしれない。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
駐車場に車を停めると、ゆったりと登りの坂が始まる。
ジリジリと肌を刺すような陽射しの中では、こういう緑陰の景色はホッとするもの。 -
やがて草に覆われた茅葺き屋根の建物が現れて・・・
入場料を払ってさらに先へと進む。 -
真っ青な空
-
「しらさぎ座」の看板を掲げた合掌造りの建物
-
ゴッホの絵に出てきそうな木が目立つ(笑)
-
建物内部はこんな様子
-
「竹原文楽記念館」と掲げられているが、はて?
-
平安時代のひな人形を模して作ったそうだ!
-
文楽の人形が展示
-
旧大戸家住宅
旧大戸家住宅 名所・史跡
-
囲炉裏から立ち上る煙の匂いが外まで漂ってきて、時折、白い煙がモワッと外へと流れ出る状態
-
ここに来たのは妹のリクエストがあったため。
靴を脱ぎ、建物内部の見学に出かけて行ったので、僕と母は木蔭のベンチに腰掛け、妹が戻って来るのを待つ。 -
その時、「ギャッ!蛇がいる!!」
と中学生くらいの女の子が大声を発したので、周囲にいた人たちが一瞬ギョッとする。
その子のお姉ちゃんと思しき高校生くらいの子が
「何処にいるの?」
と問うと
「今草むらに逃げていった。1メートル近い長さだったよ!」
ギョエェェェェェ~!
さっさとここから立ち去りたい。
けど、妹を置き去りにするわけには行かんし・・・
ゾワゾワする心と身体。
せめて僕らがいる方に出没しませんように!
と心の奥底から祈りつつ妹を待つ時間の何と長いことよ。 -
兄のそんな心境を知らない妹はのほほんとしながら戻ってきた。
建物の隅々まで見学してきたらしい。
撮って来た写真を見せようとするので
「あ、それは車に乗ってからでいいや!」
と言って -
記念撮影を済ませたらさっさとここから去ることに。
下呂温泉合掌村。
直接見ずに済んだから幸いとすべきでしょうけど・・・
近くにそんな長いもんが這いずりまわっていると思うと、落ち着いてはいられませんよね(苦笑)下呂温泉合掌村 名所・史跡
-
国道257号線を南下し、中津川市へ。
かしも産直市に立ち寄る。かしも産直市 お土産屋・直売所・特産品
-
こう暑い日だと、少しは涼を求めたくなる。
ということで3日目にこのエリアの滝を見に行こうと思い、旅に出る前に母と妹に打診。
候補は2つ。
①付知峡
②竜神の滝
妹はYouTubeで2つを見較べたらしく、「どっちも良さそう」
僕は以前、竜神の滝には行っていて、様子は分かっっているのでこっちの方が母には歩きそうだな!と思い②にするつもりでいたが・・・
最終的に何となく、行ったことのない①を選択。
これがトンデモナイ失策だと知るのはそう時間を要せず!(冷や汗)
理由1:
カーナビが間違った指示をしやがったこと!
本来ならば青線の通りに行けば、そんなに厳しく感じることはなかった筈。
だのに・・・
ヴェゼルのカーナビは赤い線の方向を案内していて、瞬時にそれに気づかず先を進んだことが大間違い。
道はドンドン狭くなり、路面はあまり整備されていない。
途中の数分は生きた心地しなかったわ(苦笑) -
やっとのことで辿り着いたは良いが、今度は駐車スペースがなくて・・・
母と妹をとりあえず降ろしてから、再び停められる駐車場まで下る始末。付知峡 自然・景勝地
-
店の前には丸太をくり抜き湧き水を流した場所にキュウリやトマトが入っていた。
ラムネは既に完売! -
ようこそ不動滝へ!の看板をくぐり、さらに下っていく
-
最初はまだそれなりに整備された道だった
-
川の流れに清涼感を味わえる余裕も・・・
-
理由2:
ところが途中から道はドンドン険しくなり・・・
母の足が止まり、妹はこれ以上先へ連れて行くのは無理では?と言い出す。
それくらい歩きにくい下りが続くという事。 -
滝はここをさらに下らないと見えなさそうだし・・・
仕方ないので僕一人先に進んでみる。 -
下りきる途中でこんな光景が見えたので1枚写真を撮り、母と妹のいる場所へと引き返す。
「途中からでもこんな水の青さの滝が見えるんだけど・・・自分の眼で見てみたくない???」 -
何か結果的に写真の力によって2人をおびき寄せた感があり、内心モヤっとするものはあるけれど・・・(苦笑)
-
不動滝の水が落ちるさまと、水面の言い知れぬ透き通った青さには魅了された!
不動滝 自然・景勝地
-
ただ、登りの道中がこれまた大変そうで・・・ネ!
あぁ、もう、こういう険難な場所に母を連れてくるのは難しいものがあるな!と悟った旅でもあった。
実際、行き帰りの道中で、母と同年代の人や、もっと老いた人たちを何人も見かけた。
夏休みの家族旅行で連れて来られたけど、ホントはこんな険難な場所を昇り降りさせるのは酷な話なんだろうなぁ・・・
こういう場所って、やはり足腰がしっかりしている時期でないと無理だよなぁ~!
と反省させられたというか。
そういう点で言うと僕の選択は間違いだった!
様子を知っている竜神の滝へ案内すべきだった!
と反省しきり。
「思い立ったら中津川~馬籠宿、夕森渓谷etc.」
https://4travel.jp/travelogue/11823683 -
険難の付知峡の観光を終え、再び車に乗り込む。
帰りは先ほどと同じ轍を踏むこともなく(苦笑)、無事に国道257号線へと。
国道沿いに蕎麦屋を見つけたので入ることにする。
そば茶屋付知店。そば茶屋付知店 グルメ・レストラン
-
そう大きな店構えではないものの、既に13時過ぎという事もありすんなり入れた。
券売機でチケットを買い求め、空いている席へ着く。 -
メニューはこんな感じ。
-
店のこだわり
-
冷やし天おろしそば
さっぱりとした味わいで美味しく頂いた。 -
この後は国道19号(旧中山道)を走りながら道の駅めぐりを予定していた。
が、岐阜から長野に入った途端、北の空はみるみる真っ暗に変わり始め、やがて僕らもひとしきり雷雨に見舞われた。
雨が上がったのと道の駅木曽福島付近に到達したのがほぼ同時だったので、小休止することに。道の駅 木曽福島 道の駅
-
木曽谷は道の駅のメッカでもある。
とにかく街道沿いに固まって存在するのでネ!
たぶん、平成の大合併前の各自治体がこぞって道の駅を作った名残りなんだろうなぁ・・・ -
木曽御岳山が見えるとの看板だが・・・
-
実際には先程までの雲に遮られ、薄くシルエットのみ(苦笑)
-
木曽市場といいう産直売場
-
店の外にも野菜やスイカ等が並べられ・・・
店内は結構賑わっていた。 -
こんなの見たことな~い!
ジャンボしめじ「ジャイアン」(笑)
母はここでも新鮮野菜を買い求め・・・ -
旅の3日目のデザートは、ブルーベリーミックスソフトクリーム。
さっぱりとした味わい。 -
何となく消化不良な3日目。
途中、雨に降られて先を急いだため、若干時間が余り気味。
なので
「予定には入れてなかったんだけど、中山道の奈良井宿でも散策してみる???」
と2人に聞くと、行きたいと言う。
雨も上がり、いい感じにミストが漂う中、道の駅奈良井木曽の大橋に到着。木曽の大橋 名所・史跡
-
奈良井川に架かる木曽の大橋は、檜造りの橋。
-
橋を渡り終えるとこんな感じのスポットが!
記念写真を撮ったら道の駅 奈良井木曽の大橋 道の駅
-
以前来た時には無かった建物が!
奈良井宿市場。
確かにこの道の駅、駐車場はあるけれど道の駅っぽくなかったものなぁ
「春真っ盛りの木曽谷ドライブと中山道 奈良井宿」
https://4travel.jp/travelogue/11835291 -
例のごとく中央本線の線路をくぐり。奈良井宿の古い街並み方向へと向かう。
-
7月最終週の土曜日の夕刻。
想像よりも宿場町はひっそりとしていた。 -
湧き水
-
街並みの中には宿屋もあって、既にチェックインを済ませた客と思しき人たちの賑やかな声が、窓を開け放った2階から漏れ聞こえてくる。
-
ひっそりとしているとは言っても、奈良井宿の中央部付近まで来ると、海外からの観光客と思われる人たちとすれ違う機会も増え、街並みを興味深く眺めたり写真を撮ったりとそれぞれに楽しんでいる様子が窺えた。
-
鍵の手水場
奈良井宿の中心あたりになるのかな?
ホント鍵の手状態の場所にある水場。
手で触れると冷たくて気持ちいい。鍵の手 名所・史跡
-
そろそろ奈良井宿の終わりあたりのエリア。
この先の山が鳥居峠。
木曽川(太平洋に注ぐ)と奈良井川(日本海に注ぐ)の分水嶺となる峠で、険難な場所らしい。
峠越えする旅人にとっては、越える前、越えた後の休息の場として往時はさぞ賑わったことだろう・・・ -
駐車場へと戻る道中、うちの女性陣が激しく反応した(笑)のがこの写真
「プレミアムシャインマスカットソフトだって!」
「これ、食べたいねぇ~」
とか言っていたが、店は午後5時で閉店。
残念だったね!と言って先を急ぐ。 -
ちなみに扱っているのはこの店。
-
ジョン・レノンが愛したソフトクリーム!を扱う店。
これは前回食べたなぁ・・・さつき庵 グルメ・レストラン
-
良い大人の僕らは(笑)、踏切りの上から写真を撮っております。
40数年前の某アイドル2人のようにイケナイコトして書類送検されたくないし・・・ -
最後に奈良井木曾の大橋をもう1枚!
家路へ向かう車中で、2人に
「今回の2泊3日でどこがイチバン楽しかった?」
と尋ねたら、2人であれこれ行った場所の話をしつつ、結論として
「やっぱ中山道奈良井宿かなぁ・・・」
だって。
意味わからん!
さっき行った場所しか覚えてないって事かしらん???(苦笑)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ちーちゃんさん 2025/02/24 23:19:43
- エリンギかと思ったら∑(゚Д゚)
- こんばんは~(*^◯^*)群青さん♪
年末からの初イタリアへの用意や何かで、見逃していてすみません!
あの下呂温泉なんですねー!
私達が行った時も暑かったですけど、
それから10程経っていたので、結構な気温ですね。
ただ、それだからこそ、素晴らしい青空と白い雲、まさに夏を満喫っていう感じです♪
あのトロすべ温泉は流石天下の名湯ですよね。
それにしても凄いお食事、結果オーライですね(^-^)
信州の高原の涼しさから、諏訪湖へ。
諏訪湖あたりは前に夏行った事がありますが、結構蒸しますね。
そして飛騨高山!
私達は、飛騨牛を食べられなかったので、
羨ましいです(*゚▽゚*)
あのお煎餅に乗ったお寿司美味しそうで、
やっぱり並んでも食べておけば良かったと後悔です。
お母様も、妹さんも、群青さんの運転で、ステキなお休みを過ごす事が出来て幸せですね♪
夏のかき氷やジェラードはサイコー!
お土産も沢山買われて満足満足(*^▽^*)
でも何処が良かったかの話はちょっと笑わせてもらいました(*^o^*)
- 群青さん からの返信 2025/02/25 16:43:17
- Re: エリンギかと思ったら∑(゚Д゚)
- ちーちゃんさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
いえいえ、自分も去年の11月以降ちょっと多忙が重なってフォートラベルに見に来る回数が激減していて、ちーちゃんの旅行記を始め他の方のも含めて未読のものが多くて(汗)
最近やっと時間ができたので、少しずつ読ませていただいている状況だったりします。
4ヶ月前から遡って読んでいると、こんなに長い期間、自分は心の余裕のない生活をしていたんだなぁ~!と反省しきりというか・・・
下呂温泉のハプニングは、この旅にある種の彩りを与えてくれたのかもしれません。
結果オーライに持ち込んでくださったスタッフの方の熱意は未だに鮮明に覚えているし、料理もホント美味かった。
下呂温泉の湯はサイコーだし、また機会を探して行きたいなぁ!と思っています。
>でも何処が良かったかの話はちょっと笑わせてもらいました(*^o^*)
ホント、すっとぼけた母と妹でございまして(苦笑)
ただ、改めて思ったんですが、当初予定に組まなかった場所だったからこそ、事前の下調べもせずにぶっつけ本番で行ったからこそ、2人には印象に残ったのかもなぁ・・・と。
旅の楽しみの50%は、事前に行程を組んでいるあいだ!という話がありますが、ある程度の部分で下調べを抑えておかないと完全なる予定調和になってしまう傾向があるかもしれません。
で、
ジャイアン≒エリンギなのかしらん?(笑)
群青
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 信州&飛騨の旅2024盛夏
2
57