2019/09/24 - 2019/09/24
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さっとん姉さん
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2019年9月下旬、メーホンソーンを再訪した。
その後26年ぶりにチェンラーイなどのタイ北部の町を旅した。
パドゥン・カレン族以外のタイ北部に暮らす山岳民族の暮らしぶりを見てみたくなった。
メーホンソーン到着翌日の個人ツアーでは、「地球の歩き方」(タイ、2019~2020年版、2019年02月20日発行)に載っていない、なおかつネット情報も乏しい、ミャンマーとの禁断?の国境へ。
その場所には、メーホンソーン市街から日帰りで往復が出来る。
パスポートのチェックもVISAも必要なく、国境を歩いて越えミャンマー側のシャン族の村を訪れた。
さてさて、今回もどのようなことになるやら。
(2019.11.06加筆)
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【09月24日(火)メーホンソーン2日目、個人ツアーで二つの村へ、禁断のミャンマー国境を越える】
午前2時台に目が覚め、しばらく起きていた。4時過ぎからウトウトし、午前6時手前の二回のアラームでようやく目を覚ました。
ちゃんと起きたのは午前6時過ぎ。シャワーを浴びる時、お湯がなかなか出なくてかなり焦った。水量も少ない。 -
07時15分、1階のレストランで朝食。ゲストは私だけ?他に誰もいない。
アメリカン・スタイル。(写真のトーストのほか、目玉焼き、ハム、ソーセージ、野菜のスライス。写真を撮り忘れた。トホホ。)
朝から良い天気である。昨日TATでもらった地図やパンフレットをチェックし、あれこれと今日のツアーの予習をする。 -
フロントに鍵を預け、約束の時刻の3分前にオフィスに向かう。私のすぐ後にご主人がやってきた。
ご主人の名前はMr.チューと言う。前回の時も名前を聞いたような気がするが、覚えていなかった。そこをつっ込まれて苦笑いする私。
今日はもう一人、サングラスをかけたやや若い男性ドライバーが同行している。このことについて、Mr.チューから特に説明はなかった。
Mr.チューが高齢のため、運転が難しいということなのであろうか(バンはマニュアル車)。
午前09時00分出発。3人が乗ったバンはメーホンソーン市街を離れ北上する。 -
☆☆☆羊の像の前を通過。奥の施設で飼育されているようだ。☆☆☆
パースア滝Pha Suea Waterfallまでは、今年6月にタクシーをチャーターして観光した時と同じ道であった。
その先も片側1車線ずつの状態の良い舗装道路が続いているが、途中から九十九折のヘアピンカーブが何箇所もある。急勾配もある。
まるで正月の箱根駅伝コースの大平台のヘアピンカーブを小さくしたような感じである。
この急勾配をオートバイの二人乗りで上がるのは困難だと思われる。 -
☆☆☆所々で道路の補修作業が行われていた。☆☆☆
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道路脇には田や畑が続く。Mr.チュー曰く、今年7月に大勢の人がこれらの畑で農作業をしていたとのこと。お米、ゴマ、ピーナッツを栽培している。
昨日の打ち合わせとは違って(私の理解が不十分だった?)今日はリス族や黒ラフ族の村へは行かない。明日行くとのこと。
今日は「北へ行ってシャン族?の村でお茶のプランテーションを見学し、ミャンマー国境を越えてもう一つの村へ行く」と言う。
※昨日の打ち合わせの中でも、国境を越えてミャンマー側の村を訪れることが候補として挙げられていた。
しかし、今回のメーホンソーン到着の翌日にまさか本当に国境越えをすることになるとは。この時、車中の私はまだ半信半疑であった。
行き先が昨日の確認と違うようだが、タイあるいは東南アジアの国では、よくあることだ。
マイペンライ。 -
前日にTATでもらった地図。とても役立った。
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☆☆☆上の写真のほぼ中央にBan Rak Thai(Mae-O)と表記されている村がある。ミャンマーとの国境のすぐ手前である。☆☆☆
最初に訪れたのは、ミャンマーとの国境の手前にあるかなり大きな村。昨日TATでもらった地図では、Ban Rak Thai(Mae-O)と表記されている。
Google Mapでも、観光名所として写真入りで詳しく紹介されている。口コミもある。
村の住民は、シャン族、パオ族、Wua族(ワ族、ワー族?)、中国人もいる。ちなみに、人口は500人。(以上、Mr.チューによる。) -
村に入る少し手前の道路に沿って丘の斜面にかなり広い茶畑がある。
車から降りて、茶畑に少し入る。
女性3人が作業をしている。3人とも民族が違う。 -
☆☆☆彼女たちは茶葉の尖端の新芽を摘み取る作業をしていた。☆☆☆
我々と話をした手前の女性は中国人である。 -
再び車に乗る。
メーホンソーン市街を出発してから約70分後、ミャンマーとの国境の手前にある大きな村、ラクタイ村Ban Rak Thaiに到着した。 -
ラクタイ湖という湖(池と言った方がしっくりするが)を囲むように家がたくさん建っている。
湖のほとりにある店は、今はほとんどが閉まっている。飲食店や食料品店のようだ。 -
よく晴れている。湖面に映る村の家々。こうした景色を眺めるのはとても心地いい。
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湖畔の商店。
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とある中国人の家の前に差し掛かる。
95歳の男性が家の前にポツンと一人で座っている。他の家族は皆外出中のようだ。 Mr.チューは、このお爺さんと知り合いのようである。
お爺さんは太いパイプで上手にタバコを吸う。塩ビで出来た手作りの水パイプである。 -
☆☆☆村の商店街。☆☆☆
村の商店の前を歩きながら、Mr.チューに年齢を聞かれた。私の方が彼よりも一つ年上である!
Mr.チューの 知り合いと覚しき一軒の商店に立ち寄る。 -
中国風の民家が多い。
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商店の中のテーブルでは、中国人のおばさんが万頭(マントウ)の皮になる白い生地を練っていた。
けっこう大変な作業のようだ。 -
再び車に乗り込む。
村の奥の舗装された細い道路を少し登ったところがタイとミャンマーとの間の国境の入り口である。 -
タイ側の国境ゲート手前の駐車場。(位置は次の図版を参照。)
我々が見ている前で、若い欧米人の男性が左手の門から中に入って上へ行こうとした。すると、タイ人兵士に大きな声で呼び止められ、注意されていた。
彼は一人でバイクで来たようだった。 -
☆☆☆上の青丸が国境の位置。☆☆☆
あの青年は 「風光明媚な国境」という文句に惹かれて行ってみたかったのだろうか?
この左手の崖の上のすぐ先にミャンマー側の軍事施設があり、タイ側も立ち入り禁止になっているとのことだった。
何やら両国の現在の関係を暗示しているような・・・。 -
Ban Rak Thaiとの位置関係はご覧の通り。
国境でもGoogle Mapが使えたので、私のように地元のドライバーやガイドを頼まなくても、メーホンソーン市街からレンタルバイクで往復出来ると思う。
最低限、ミャンマー語の「こんにちは」「ありがとう」を言えるようにして出かけよう。(これ、旅の基本ばい。) -
タイ側からタイ側の国境ゲートを撮影。
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☆☆☆奥に見えているのがミャンマー側の国境ゲート。☆☆☆
Mr.チューが同行していることにもよるのか、タイ側の検問所は顔パスで通過した。
舗装された通路の上を歩いて国境を越えた。
どこに国境があるのか、私はぼんやりしていてチェックしていなかった。
いつのまにか国境を跨いでいた! -
ミャンマー側の検問所には、軍服を着た若い兵士が数名座っている。彼らはシャン族の青年である。
私が「ミンガラーパー」と挨拶すると、笑顔を返してくれる。写真も撮らせてくれた。
※日本のミャンマー語の解説書等では「ミンガラーバー」と表記されることが多いが、私が現地でミャンマー人の発音を聞く限り、柔らかく言う時には「ミンガラーパー」と聞こえる。
ここで手数料?としてタイの紙幣で100バーツを支払う。私一人の分である。Mr.チューは払わなかった。 -
ミャンマー側のゲートをタイ側から見る。
ミャンマー側のゲートから先は、未舗装の泥道である。 -
ゲートのすぐ先にシャン族の村がある。
コーンムーンモーンKong Mung Mong村というらしい。この村には200人が住んでいるとのこと。 -
三種類の民族衣装、女子編。Mr.チューからそれぞれの民族名を教えられたが、思い出せない。
調べて確認出来たら、ここに加筆する。 -
こちらは男子。
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ゲートのすぐ近くに小学校と幼稚園が建っている。
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Mr.チューに従って幼稚園へ行く。外から丸見えである。
十数名いる幼稚園の子どもたちは明るい。我々が挨拶すると、元気に挨拶を返してくれた。
もうじき昼食のようだ。別の建物で昼食の準備をしていた。 -
村の中の道を歩いて行く。
ちょうど昼食どきである。食堂と思われる店は、村の人々でごった返していた。
今日は何かのイベントが行われているのであろうか 。 -
ミャンマー側には1時間といなかったが、国境を越えた先のシャン族の村には多数の車やバイクなどもある。
ミャンマーのロイコー滞在中に私が訪れたカヤン族(タイ側の呼称ではパドゥン・カレン族、俗称「首長族」)の暮らすパンペット村※の様子と似ているようにも思われた。
※私の最初のロイコー旅行記を参照されたい。 -
シャン族の村では、Mr.チューの知り合いと覚しき一軒の家に短い間だが入らせてもらった。
ミャンマー側にも知り合いがいるとは、Mr.チュー恐るべし。
家の中では、小学校低学年ぐらいの一人の女の子が具合が悪そうにしている。
私より歳上と思われる初老の男性が一人、さらに女の子の母親かやや歳上ぐらいのおばさまが二人そばにいる。
Mr.チューがいつも持ち歩いているタブレット端末をカバンから取り出して、写真を四人に見せた。
小さな女の子のお兄ちゃんがメーホンソーンの僧院で修行をしているそうだ。坊主頭のそのお兄ちゃんは、とても可愛らしい顔立ちをしている。
残念ながら、村にいる間、シャン族の伝統衣装を纏った人物の写真を撮ることは叶わなかった。 -
私たちがタイとミャンマーの間を行き来する間に、バイクや車が何台か国境を通過していた。
物資をタイ側からミャンマー側へ運んだりしているようだ。
Mr.チューはあまりはっきりとは言わなかったが、この国境はどうやらミャンマーの中央政府の管轄ではなく、地元のシャン族が取り仕切っているようだ。
国境に翻る旗もミャンマー連邦の国旗ではなく、シャン族の旗である。
何やら「禁断の国境」のような臭いがする。
いささか大げさであろうか? -
☆☆☆シャン族の家。☆☆☆
ラクタイ村へ戻る道すがら「ミャンマーは、タイに比べて40年遅れている。」とMr.チューがぽつりと言った。
その通りなのであろうが、最近ミャンマーが好きになった私にとっては、妙に切ない言葉である。 -
ドライバーさん( 最後まで名前を聞きそびれてしまった )を交えた三人で、村の中心部にある食堂で昼食を取ることにする。Mr.チューおすすめの店である。
我々にそばを作ってくれた食堂のおばちゃんは、Wua族(ワ族、ワー族)とのこと。
私には普通のタイ人にしか見えないが。 -
写真付きのメニューを見て私が注文したソバ。40バーツ。
カオソーイではない。汁がとても美味しい。 -
☆☆☆食堂の近くで。☆☆☆
このラクタイ村について「地球の歩き方」には少しだけ解説が載っている。中国国民党の残党が住む村、と書いてある。
何だか、とてもものものしい表現である。
そう言えば今年は中華人民共和国の成立から70周年目に当たる。
10月1日の国慶節がもうすぐやって来る。
しかし昨日TAT でもらったパンフレットには、次のようなごく穏やかな解説が記載されている。(私の翻訳による)
「この村は、メーホンソーンから44㎞の場所にあり、タイ・ミャンマーの国境が間近である。Ban Rak Thaiには、中国南部の雲南省から移住した中国人が住んでいる。
この村は茶を生産しており、旅行者は伝統的な雲南料理を味わうことも出来る。」 -
メーホンソーン市街へ戻る前に、私の希望でパースア滝に立ち寄ってもらうことにする。
今年6月、タクシーのチャーターによる個人ツアーで一度来ているが、水量不足であまり面白くなかった印象が強い。 -
雨季の終わりに差しかかっているが、水量の増加を期待した。 滝自体の大きさは大したことがないが、やはり水量が増えていてそこそこ見ごたえがあった。
しかし入場料の外国人料金100バーツは、やはり高いと思う。 -
☆☆☆メーホンソーンの街角にて。☆☆☆
14時20分旅行会社のオフィスに到着した。
Mr.チューと明日のプログラムを確認し、料金3,400バーツ(約12,000円)を前払いする。
今日の行き先よりも距離が遠いため、かなりの金額である。 -
一旦ホテルの部屋へ戻り、シャワーを浴びて寛ぐ。
夕方早めに洗濯物を持って外出し、ランドリーを探した。
商店が立ち並ぶ表通りを行ったり来たりしたが、見つからない 。
Google Mapではホテルから500メートルも山側へ行った所に一軒あることになっているが、それもあてにはならない。
やはりホテルから近い街中で探すことにする 。
ゲストハウス街の方にあるのではと考えて行ってみると、マッサージ屋を兼ねているランドリーが1軒あった。
キロ当たり50バーツとのこと。明日の同じ時間(午後5時)に受け取りに来ることを約して洗濯物を預ける。 -
そのまま夕食へ向かうとまだ17時前だったので(タイの法律では飲食店のアルコール提供は17時から)、ホテルの六、七軒隣にあるマッサージ屋に寄った。
前回の滞在中に一度利用したことがある。この店の前のたたきには二匹の犬がよく寝転がっていて、前回も写真を撮っていた。今回も到着早々写真を撮った。
料金を確認すると1時間200バーツで、チェンマイとほぼ同じである。フットマッサージだけを1 時間してもらうことにした。 -
マッサージの後は昨日と同じバイファーンで夕食。最初に一品だけ頼んだラープの量が多く、かつラオスで食べたものよりかなり辛かった。
ビールは今日もチャンの大瓶を2本飲んだ 。
コンビニで缶ビールを買い足して部屋に戻る。
【2日目、了】
※この旅行記で紹介している禁断の?ミャンマー国境越えにはリスクが伴う。とくに、ミャンマーの旅に慣れていない方には。私のようにタイ人のガイドに同行してもらえば、かなり安全だと思う(100%安全ではない、念の為)。
※冷静に振り返ると、当日の車中でMr.チューから国境越えを告げられ、平気で国境越えをしてしまった私。自分では、ビビリで小心者だと思っているが、いざという時には、けっこう大胆かも?(無鉄砲ともいう。)
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