2024/01/05 - 2024/01/06
495位(同エリア1150件中)
赤い彗星さん
この旅行記スケジュールを元に
山寺の参拝を終え、山形駅に戻ってきました。
駅から少し距離はありますが、歩いて行けない距離ではない
文翔館や駅から近い霞城公園の散策に向かいます。
霞城公園は、山形城址の城郭内が公園になったものですが、
山形県立博物館や旧済生館本館などの文化施設が併設されています。
- 旅行の満足度
- 4.0
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山寺から、山形市内に戻ってきました。
山形駅から、市内を歩いて文翔館に向かっています。七日町御殿堰 名所・史跡
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七日町御殿堰は、農業用水、生活用水として利用されていた山形市内にある五堰の一つで、2010年に再整備され、石畳の道を挟んで複数の店舗が並んでいます。
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山形駅から、約2km。歩いて30分弱の文翔館にやってきました。
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明治10年に建造された県庁舎が、明治44年の山形市北大火で焼失してしまった後、大正5年に再建された県庁舎が、現在見る事が出来る建物です。
旧県庁舎は、レンガ造りの3階建ての建物で外壁は石貼りされています。
昭和50年まで県庁舎として利用された後、昭和59年に重要文化財に指定されました。無料で公開されている大正時代に建てられた旧県庁舎 by 赤い彗星さん文翔館(山形県旧県庁舎及び県会議事堂) 名所・史跡
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早速正面玄関から、建物に入場します。
無料で公開されている歴史的建造物です。 -
正面玄関から入場すると、目の前に赤い絨毯が敷かれた中央階段室が現れます。写真では光が反射して良く見えませんが、階段上の波打つガラス窓やステンドグラスは、建設当時のものが残されています。
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階段を登った場所のガラス窓の最上部には、ステンドグラスが使用されています。
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玄関の真上に当たる場所(3F)には、館内で最も広く豪華に装飾されている政庁があります。現在で云えば講堂にあたる部屋で、県庁業務としての訓示や辞令交付以外にも、貴族院議員選挙や警察署長会議などの重要な行事や会議に使用されていました。
床板や柱は当時のままですが、戦中に作り替えられていた天井は、花飾りのある創建当時の漆喰天井に復原されています。 -
復元された漆喰天井に隠された山県名物の植物を説明してくれています。
私のカメラでは、上手く写すことが出来なかったので説明版を。 -
政庁から出ることの出来るバルコニーからの街並み。
バルコニーは、建物正面の玄関上部に設けられています。 -
政庁には、画家の高橋由一が描いた「山形市街図」が展示されています。
明治時代の県庁前の通りを描いたものです。(正面が当時の県庁です。)
現在同様、県庁前に大通りが通っていますが、道は舗装されておらず、高い建物もないので遠くまで見渡す事が出来たようです。 -
政庁の隣室として、貴賓室が設けられていました。
皇室や政府高官が、県庁に来訪した際に使用されていた控室です。
昭和中頃からは副知事室として使用されていましたが、公開前の復元工事を経て、漆喰天井や家具などが復原されています。 -
旧県庁舎の右隅に設けられていた知事室。
「るろうに剣心」の撮影が行われたこともあるようです。 -
中庭を囲んで左右対称の四角形に造られている建物なので、周囲を巡る廊下は、真っ直ぐな一本道になっています。
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建物の右奥隅に設けられていた警察部長室。
昭和に入り、事務室や監査委員室として使用されていましたが、復元工事を経て当時の家具なども復元されました。 -
山形で栽培された紅花で染められた振袖が展示されていました。
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中庭に面した建物の外壁は、石張りされていないのでレンガ造りの建物であることがはっきりと分かります。影になっていますが、机や椅子が置かれており、休憩スペースとしても利用できるようになっています。
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正面から見て左端に設けられていた内務部長室。
警察部長室同様、部屋の中央の大きな会議卓が置かれています。 -
山形県の名産品や工芸品なども展示されています。
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大正から昭和初期にかけた会計課と銀行の出納係の事務室風景の再現。
現存していた家具は修理し、足りない分は新たに復原しているそうです。
まだパソコンなども無い時代なので、男性は算盤をはじいています。
女性も着物を着て事務作業していたようですね。 -
政庁に展示されている高橋由一が描いた「山形市街図」を元に、県庁前通りに並んでいた建物の説明がなされています。
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先程、上階の窓から眺めた中庭にも出てみました。
雪が無いとはいえ、まだ正月三が日が明けたばかりの時期。
影になっているレンガに囲まれた中庭は、底冷えの寒さを感じました。 -
旧県庁舎に隣接している旧県会議事堂の議場ホール。
かまぼこ型の天井を持つ大きな体育館のような議場は、元々議員席などは固定されておらず、県会が開かれていない時は、講演会や演奏会などにも使用されていたそうです。 -
復原された来賓室。室内には赤い絨毯が敷かれています。
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2Fの来賓室前の廊下からは、議場を眺める事が出来ます。
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旧県庁舎と旧県会議事堂を繋いでいる屋根付きの廊下。
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旧県庁舎の隣に建っている旧県会議事堂。
明治期に洋風建築で建造された銀行のような外観です。 -
文翔館から、山形城址へ向かおうと緩やかな階段を登った際に気付いた足の異変。歩けないわけでも筋肉痛でもないけれど、明らかに腿がスムーズに上がる感じがせずに硬直しているようで重い重い。朝一の山寺で軽快に登り降りした際の疲れが、早くも昼過ぎに現れてきたようです。。
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文翔館から20分程歩いて、山形城址にやってきました。
二ノ丸北不明門跡から、城内に進んで行きます。 -
平成3年に復元された山形城 二ノ丸東大手門。
城内から見ると、土塁の上に土塀が建てられ、櫓門が設けられているように見えます。 -
春から秋にかけて、櫓門内部も解放されているようですが、雪が全くないだけで訪問時期は1月頭のため、内部見学は出来ませんでした。
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三ノ丸から、二ノ丸東大手門に進んでくると、櫓門と続櫓に囲まれた場所が枡形になっていることが分かります。外面は土塁ではなく、堅牢な石垣が組み込まれた櫓門です。
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霞城公園のシンボルともなっている最上義光像。
武将の立像や座像などはよく見かけますが、ここまで躍動感のある騎乗の武将像は、ほぼ見かけたことがありません。 -
霞城公園内に建っている山形県立博物館。
展示物の目玉となっている海牛化石や土偶像のレプリカが目印になっています。
入館料は300円です。山形県立博物館 美術館・博物館
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昭和53年に最上川河床地層から、小学生により発見された化石。
新種の大海牛化石であることが分かり、ヤマガタダイカイギュウと名付けられました。草食の大人しい哺乳類で、現在のジュゴンやマナティなどを大きくしたような動物だったようです。
同種の化石はまだ発見されておらず、世界で唯一の化石です。 -
鋭い牙と迫力ある表情が印象的なツキノワグマの剥製。
体格的には自分の方が大きいけど、山で偶然遭遇した際の動画を見ると、とんでもないスピードで動いているし、鋭い牙や爪を考えると絶対に遭遇したくない動物。 -
国宝に指定されている5体の土偶のうちの一つ「縄文の女神」。
山形県北部の舟形町西ノ前遺跡で発掘された縄文時代中期の土偶で、平成4年(1992)に国宝に指定された日本最大の完形立像土偶です。
山形県立博物館は、撮影可の展示物は、撮影OKのマークが付けられています。 -
機織り機と消防ポンプ、つつが虫に見立てた大松明が展示されていました。
出羽三山の神事である松例祭で、大晦日から元旦にかけて大松明を焼いているそうです。最上川流域で猛威をふるったつつが虫を退治した故事から始まった神事だそうです。 -
霞城公園内に建つ旧済生館本館にやってきました。
明治11年に県立病院として建てられた擬洋風建築物です。
一見、時計台のようにも見える造りですし、擬洋風だけでなく、中華風も入っているようにも見える非常に面白い造形の建物だと思います。旧済生館本館(山形市郷土館) 美術館・博物館
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回廊の内側から、三層楼を眺めた風景。
県立病院として使用されていた建物は、明治37年に民営移管され済生館本館となりました。昭和41年には重要文化財に指定されています。 -
回廊に囲まれた中庭は、枯山水庭園になっていました。
霞城公園に移築復元された後は、病院施設から郷土資料館へと様変わりし、現在は無料で内部公開されています。 -
2階の講堂へと続く見事な螺旋階段。
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旧済生館本館は山形市郷土館として、当時の医療器具や医術に関する資料が展示されています。
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当時の視力検査器。
現代の文字や〇の穴が開いているものとは違って、生き物と指先の絵が描かれています。指で方向を指すことには変わりありませんが、直接指先が描かれている視力検査は、現代人にとって見慣れないパターンなので違和感を感じます。当時の人が現代のものを見たら、同様に違和感を感じるんでしょうね。 -
オーストリア人医師のローレンツ博士を讃える碑。
ローレンツ博士は済生館医学寮教頭として招かれ、明治13年から2年間、数十人の医師を育成し、山形県の医学普及に尽力しました。 -
本丸と二ノ丸を繋ぐ本丸一文字門大手橋。
本丸への入口となる本丸一文字門枡形は、石垣や土塀で構成されていますが、本丸の大部分は高い土塁で囲まれています。山形城跡(霞城公園) 名所・史跡
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平成15年(2003)に復原された山形城の本丸一文字門。
訪れた時期は1月だったので本丸に入場する事は出来ませんでしたが、4~10月の積雪がない時期は、本丸御殿跡として市民に開放されているそうです。 -
山形城 二ノ丸東大手門を出て、山形城址を後にします。
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山形市内を散策して、山形駅に戻ってきました。
宿泊予定地のかみのやま温泉駅に向かいます。山形駅 駅
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