紅葉前線通過中の川口安行☆2024年12月

2024/12/04 - 2024/12/04

埼玉県川口市の植木の町「安行(あんぎょう)」の紅葉は例年と比べて遅れ気味。9日前からどれくらい進んだか確認しに出かけました。今日は7割くらいで、十分見頃になりました。

【行程】イイナパーク川口→金剛寺→小林もみじ園→花と緑の振興センター→興禅院

【表紙写真】興禅院山門

エリア 川口・戸田・蕨(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

イイナパーク川口（赤山歴史自然公園）（埼玉県川口市赤山）
首都高側道の県道239号線（一般道）から、川口市の「イイナパーク川口」の駐車場に入れます。

川口ハイウェイオアシス 公園・植物園

「イイナパーク川口」と首都高川口パーキングエリアを総合して、「川口ハイウェイオアシス」と呼ばれています。

レストランや売店の他に、屋内外の遊具施設、野鳥池や雑木林などもあります。
残念ながら、今日は水鳥の池に野鳥はいないし、紅葉と呼べる木々の色ではありません。

リュウノヒゲ（龍の髭） キジカクシ科(旧ユリ科)
濃青色の球形のものは種子。

お洒落な建物は「こもれびラウンジ」

その一角にある「こもれびカフェ」は土・日・祝日のみの営業です。

地域物産館も閉まっています。

可愛い花も咲いています。

里山の雑木林
元からあった雑木林にクヌギやコナラなどの広葉樹を植えて、里山の雑木林を保存しています。

とんぼ池
トンボとヤゴ、モツゴ、ドジョウなどがいるため、それを餌にするいろいろな野鳥が見られるらしい。
今日は、何の生物も見当たりません。

野鳥を見られると嬉しいのですが、見かけたのはカラスだけでした。

ふわふわドームが無残にもペッちゃんこになっています。改修工事中らしい。

わずかな紅葉がここにありました。

陽を透かしてみると鮮やかです。

ドウダンツツジも紅葉しています。

水鳥の池
こちらから見ても全く野鳥が見当たりません。

川口ハイウェイオアシス
建物から先は川口パーキングエリアで、屋内あそび場 ASOBooN（アソブーン）、レストラン、売店などがあります。

川口ハイウェイオアシス 乗り物

右は川口パーキングエリアの売店とレストランです。

歴史自然資料館が見えます。

伊奈忠治像
近くに赤山城趾があって、城主の伊奈氏が江戸時代に徳川家康の命を受けて、見沼代用水などの治水事業や新田開発を行って、穀倉地帯に変えた。

歴史自然資料館（川口市立文化財センター分館）

綺麗な色に紅葉しています。

赤山城跡の伊奈氏が江戸時代に行った治水事業などを紹介しています。

展示「赤山陣屋」

展示「赤山渋」

柿渋の道具

川口パーキングエリアにある有料の屋内あそび場「ASOBooN（アソブーン）」

関東最大級の屋内外あそび場で、いろいろな遊びが出来ます。

反対側の建物には、レストランやカフェ、売店があります。

川口だけでなく埼玉県各地のお土産が並んでいます。

カフェもあります。

レストラン

メニュー

「川口市めぐりの森」
森といっても紅葉は見られず、遊歩道もなく、この建物も全く用途が分からず、不明の施設。
この施設のせいで、水鳥の池は１周できず、帰りは広大な池の周りをもう一度ぐるりと回らないと駐車場には戻れない構造です。

そこで、川口市の公園課に問い合わせをしたらなんと「葬儀場」だそうです。
そして、川口パーキングエリアの東門から県道に出られて駐車場に戻れることと、東門前の駐車場がより便利だとわかりました。

曹洞宗 富雙山 金剛寺（川口大字市安行吉岡）山門
約400年前の江戸時代初期のもので、川口市の有形文化財指定。
桃山様式を取り入れた四足門で、市内最古の棟門。
切妻造りの茅葺き屋根も渋い。

金剛寺 寺・神社・教会

参道の紅葉

「植木の開祖 吉田権之丞翁記念碑」
安行が『植木の街』になったことに大きく貢献したのは「安行苗木開発の祖 吉田権之丞」と言われています。

鐘楼

本堂
開基：1496年（明応5年）
開創：中田安斎入道安行
寺名は安行が金剛経を信奉していたことが由来で、地名の「安行」の由来にもなっています。

寛永19年（1642年）三代将軍徳川家光より寺領十石の御朱印状を拝領した、格式あるお寺だったそうです。

約200年前に19世海牛禅師によって「灸施寮」が始められて、現在も「お灸の金剛寺」という異名もあるそうです。

墓地に県指定旧跡「吉田権之丞の墓」（左）があります。

若いときから草花や盆栽に興味を持っていた吉田権之丞は、珍しい草木を集めて栽培。土質や風土が適合して生育が良く、苗木の育成をしたそうです。
権之丞の子孫の吉田家は、現在も安行地域で植木業を営んでいるそうです。

小林もみじ園（埼玉県川口市安行領家）
かえで、もみじ専門の植木屋さんです。

小林もみじ園 紅葉

お～！
どちらを向いても鮮やかな紅葉です！

陽に透かした方が紅葉が鮮やかに見えます。

赤、黄、緑の葉も素敵なモザイクになっています。

赤と黄がお互いに鮮やかに引き立っていますね。

9日前はまだまだ紅葉といえる木が少なかったですが、一気に鮮やかになりました！

静かな紅葉の林、贅沢な気持ちに浸れます。

感動的な景色に囲まれて幸せです。

無料で見学できるのもありがたいです。

無料開放をしてくださる小林もみじ園さん、ありがとう！

苔の上に落ちた葉も素敵です。

四季咲きのツツジです。

ご主人の遊び心で、枯れた枝に青と赤のスプレーで着色した「カラーコキア」も販売しています。

甘酒は1杯300円。入園料代わりにいただきます。

刻んだ柚子の皮を入れてくれました。しょうがの絞り汁を入れるのは良くありますが、柚子は初めてです。
香りが立って美味しかったです。

埼玉県花と緑の振興センター（川口市大字安行）

埼玉県花と緑の振興センター 花見

寒椿の花が咲いています。

ドウダンツツジも鮮やかな色になりました。

紫の花はアメジストセージ（シソ科アキギリ属）

四季咲きのバラも咲いています。

いろんな柑橘類の実がたくさんなっています。

黄葉もまた綺麗です。

寒椿の花

ケヤキの黄葉も綺麗です。

ポプラだと思っていたけど、もしかしたらセイヨウハコヤナギ？

ヘアピンバンクシア　ヤマモガシ科 グレヴィレア属
オーストラリアの花木類も少し育てられています。

ギョリュウバイ（御柳梅） フトモモ科 レプトスペルマム属
これもオーストラリアやニュ－ジーランド原産の植物。

園内のカエデ科が集めてあるコーナーでは、9日後でやっと色づきました。

赤や黄色が混在しています。

黄金色の黄葉が補色の青空に鮮やかです。

ラクウショウ（落羽松）　ヒノキ科

陽に透かすとより鮮明に色が見えます。

興禅院に向かいます。

参道も9日前よりも色づきました。

曹洞宗 瑞龍山観音寺 興禅院（川口市安行領家）山門
1546年創建

興禅院 寺・神社・教会

山門前の石地蔵

鐘楼

興禅院　本堂
ご本尊：釈迦如来坐像
曹洞宗のご唱名：南無釈迦牟尼仏（三唱）

鮮やかな紅葉です。

「抱かれ地蔵」がスダジイの大木の根元にあります。

かなり包まれて見えなくなってきています。

川口市安行は、9日前と比べて一気に紅葉が進みました。
おかげ様で今年も気持ち良く紅葉狩りを楽しめました。

この旅行記へのコメント （2）

• むっちゃんさん 2024/12/10 18:16:20

  ありがとうございます(^^)

  RON3さん
  
  はじめまして　こんにちは♪
  フォローバックしてくださりありがとうございましたm(_ _)m
  
  鮮やかな紅葉が楽しめましたね。
  
  どうぞこれからも宜しくお願いしますm(_ _)m

  RON3さん からの返信 2024/12/10 20:57:07

  Re: ありがとうございます(^^)

  むっちゃんさん、こんばんは！
  訪問、投票、フォロー、そしてコメントまでいただいてありがとうございます。
  
  関東の人間にとって九州はなかなかハードルが高いんで、福岡、長崎、佐賀に行ったことがありますが、その後なかなか行けません。温泉大好き人間としては、湯布院、別府、指宿などの他に、黒田温泉とかにも行きたいと思っています。
  
  そんなわたしにとってむっちゃんさんの旅行記は私がなかなか行けない場所を案内していただいている気がします。
  
  これからもよろしくお願いします　<m(__)m>
  　　　RON3