2024年夏休み・バルト海クルーズとギリシャの海（10：MSC Poesia コペンハーゲン寄港）

2024/08/03 - 2024/08/03

クルーズ7日目、最後の寄港地はデンマークの首都コペンハーゲン。最近では2023年4月に来てますが、その時は列車を乗り換えただけ。その前はもう10年くらい前になるでしょうか。飛行機の乗り継ぎの合間に少し街中を散策した程度でした。なので今回が実質初めての市内観光。しかし！初っ端のバス待ちで時間をロスしてしまい、思いのほか時間がとれなくなって消化不良気味・・・。それでもメイン中のメインは何とか回りきれたでしょうか。

（旅行記を一通り書き終えてから気づきました、この日のランチはどうしたんだっけ・・・？）

【今回の行程】
○7月24日（水）：パリ→（列車）ケルン
○7月25日（木）：アーヘン・ボン市内観光
○7月26日（金）：ケルン市内観光
○7月27日（土）：ケルン→（列車）ロストック
○7月28日（日）：ロストック→（列車）ヴァーネミュンデ→（クルーズ）
○7月29日（月）：（クルーズ）カールスクローナ寄港
○7月30日（火）：（クルーズ）クライペダ寄港
○7月31日（水）：（クルーズ）リガ寄港
○8月1日（木）：（クルーズ）ストックホルム寄港
○8月2日（金）：（クルーズ）
●8月3日（土）：（クルーズ）コペンハーゲン寄港
○8月4日（日）：（クルーズ）ヴァーネミュンデ→（列車）ベルリン
○8月5日（月）：ベルリン→（航空機）アテネ→（航空機）コルフ島
○8月6日（火）：コルフ島
○8月7日（水）：コルフ島
○8月8日（木）：コルフ島
○8月9日（金）：コルフ島
○8月10日（土）：コルフ島
○8月11日（日）：コルフ島
○8月12日（月）：コルフ島→（航空機）アテネ→（航空機）シュトゥットガルト
○8月13日（火）：シュトゥットガルト→（列車）パリ

【8月3日】
総移動距離14km（徒歩3km、バス10km、鉄道1km）
総歩数16907歩

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

07:30、デッキ13のビュフェで朝食。今朝は窓際の席が空いてました！しかしまぁ、直射日光が当たって割と暑いかも・・・

10:10、下船。今日のコペンハーゲン街歩きのスタートですよ。
2日前のストックホルムと同じく、コペンハーゲンのクルーズターミナルも中心部から少し離れたところにあります。確かターミナルの近くに路線バス乗り場があったような・・・と思ったら目の前にありました。他にもバスを待ってそうな人が集まってきているので、ここでいいのでしょう。

・・・しかし待てど暮らせどバスがやってくる気配がありません。すぐ近くではホップオン・ホップオフバスが次々に発着しているというのに・・・。しばらくすると1人2人と脱落する人が現れ始めました。我々もさすがに不安になってきます。

各部屋にはホップオン・ホップオフのバウチャーが配られていました。価格は1人30ユーロ程度だったと思います。路線バスで行くよりははるかに高いけど、バスが来ないなら仕方ない、ということでいったん部屋に戻ってバウチャーを持ち再びバス停へ。ホップオン・ホップオフバスのスタッフにバウチャーを渡すと引き換えにチケットをくれました。

時間は何と11:10。実に1時間もロスしてしまいました。でもこれでようやく市街地に向かえる！

バスが動き始めてしばらくして、埠頭の根元あたりに差し掛かると大きな人だかりが。何とそこが路線バスの乗り場でした。我々が待っていたのは実は「Midlertidigt Stop」、臨時の乗り場だったのです。これは気づきませんでした。

・・・が、幸か不幸か（？）路線バス乗り場の様子を見るに、バスを2-3台くらい見送らないと乗り込めなさそうなほどの混雑。結果的にはホップオン・ホップオフが正解だったのかもしれません。というか正解だと思いましょう。いざ市内へ！

11:35、まずはローゼンボー城で下車。

ローゼンボー城の前には「王の庭」と呼ばれる広大な公園が広がっています。

ローゼンボー公園 広場・公園

お城の見学にはチケットが必要ですが公園内は自由に出入り可能。

ローゼンボー公園 広場・公園

お城の脇にはバラ園がありました。8月上旬だと日本ではすでにバラが終わっていそうな頃ですが、ここコペンハーゲンでは真っ赤なバラがご覧の通り。

ローゼンボー公園 広場・公園

さてお城の門をくぐってチケット購入。このタイミングで売られているのは13:10入場分でした。大人2人で280DKK＝40ユーロ弱。

ローゼンボー公園 広場・公園

さて1時間ほど時間ができたので、先にカステレット要塞と人魚姫を見てしまいましょう。
ローゼンボー城近くのNorreport駅から列車に1駅乗ってOsterportまで。

オスターポート駅 駅

真っ黒なゴムの縁取りでおなじみOresundstagの列車。コペンハーゲン空港を経由してスウェーデンのマルメという街を結びます。

オスターポート駅 駅

Osterport駅から少し歩いてカステレット要塞。航空写真を見るとその星型の形がよく分かります。かつてはこのような要塞がコペンハーゲンをぐるりと取り囲んでいたそうですが、現存するのはこのカステレットのみ。星形の要塞が街を取り囲んでいる例としては、ベルギーのアントウェルペンがありますね。

カステレット要塞 史跡・遺跡

カステレット要塞の縁をぐるりと回るように歩いて、海沿いにやってきました。ここに集まっている人たちはみんながっかりしたくてやってきた人たちです（？）

人魚姫の像 モニュメント・記念碑

コペンハーゲンで一番の見どころかどうかは分からないけど一番有名かもしれない人魚姫。世界三大がっかりなんて言われたりしていますが、別に像としては普通。ブリュッセルの小便小僧もそうですが、世界三大○○なんてものに担ぎ出されてしまったばかりに「がっかり」と言われて気の毒と言えば気の毒。

そんなこんなで世界三大がっかり訪問達成です。

人魚姫の像 モニュメント・記念碑

Maritime Monument。第一次世界大戦中に海で命を落とした人を追悼する碑だそう。

ローゼンボー城へ戻る途中に再びカステレット要塞。
要塞内部はレンガ色の建物がずらりと並んでいます。

カステレット要塞 史跡・遺跡

あらこんなところにリンゴの木？

カステレット要塞 史跡・遺跡

さて13:10、改めてローゼンボー城にやってきました。先ほど購入したチケットを提示して入場。

ローゼンボー城は17世紀初頭に王室の離宮として造られました。

ローゼンボー離宮 城・宮殿

玉座。かな？

ローゼンボー離宮 城・宮殿

ここローゼンボー城は王冠や宝石の展示で知られていると聞いていたのですが、恥ずかしながら展示場所が分かりませんでした。どこか入口を見落としてたのかなぁ・・・一通り回ったはずなんですが。

ローゼンボー離宮 城・宮殿

ローゼンボー城を出て南へ。有名な繁華街ストロイエに面したショッピングモールILLUM。

イルム 百貨店・デパート

さらに運河を渡って、クリスチャンスボー城までやってきました。フレデリク7世の騎馬像が見えていますね。

「コペンハーゲン市民は、先人の勇気と団結を記念してこの碑を建立する」

クリスチャンスボー城 城・宮殿

14:30、クリスチャンスボー城。デンマークの国会議事堂や迎賓館がここにあります。まさにコペンハーゲンの街の中心、スロッツホルメン島に建っています。時間の都合で内部見学はしませんでした。

クリスチャンスボー城 城・宮殿

クリスチャンスボー城のすぐ北側、ホイブロ広場に建つのはデンマークの大司教アブサロンの騎馬像。司教が騎馬？？と思ったら軍事遠征していたことがあるそうですね。

ホイブロ プラッド 広場・公園

時間は14:30、少々不完全燃焼感がありますが（特に初コペンハーゲンの妻は）そろそろ船に戻ることにしましょう。ホイブロ広場のすぐ近くにあるホップオン・ホップオフバスの停留所からバスに乗車。

フレデリクス教会を車内から。
このあと人魚姫のあたりでバスを降りて、クルーズターミナルへ向かうシャトルにお乗り換え。「MSC？Costa？」「MSC！」「OK！」

フレデリクス教会 寺院・教会

我々のクルーズ船の手前にはCosta Diademaが停泊中でした。このあとどこへ向かうんでしょうね。この先の航海もお気をつけて！

そして我々のMSC Poesiaの姿も見えてきました！
16時、再び乗船。

18時、きょうもディナーの時間ですよ！ついに今回のクルーズ最後のディナーを迎えてしまいました。1週間って本当に早いもんです。

前菜は妻がムール貝のソテー、私がカリフラワースープ。

そして本日のメイン。妻も私もビーフリブ。

そして締めのチョコアイス。
1週間にわたってサーブしてくれたBudiさんともお別れです。ありがとう！

コペンハーゲン出港もディナーと同じ18時。デンマークとスウェーデンを結ぶ長大なOresund Bridgeに別れを告げて、最後の目的地ヴァーネミュンデを目指します。

寝る前のミッション。各部屋に配布された荷物タグに名前や連絡先を記入して、スーツケースに括り付けて23時までに廊下に出しておくと、翌日ターミナルまで荷物を運んでくれます。

いよいよクルーズ最後の夜。おやすみなさい。。。