2024/07/28 - 2024/07/28
28位(同エリア41件中)
ずーくさん
この旅行記のスケジュール
2024/07/28
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電車での移動
トラム
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電車での移動
S1 ロストック10:33→ヴァーネミュンデ10:54
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ヴァーネミュンデ・クルーズ埠頭
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船での移動
クルーズ MSC Poesia
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この旅行記スケジュールを元に
今回の3週間の旅行で目論んでいたもののひとつがクルーズでした。こんな長期間にわたる休みでもないとクルーズには出られませんから・・・
巨大なクルーズ船ではなくて、これまでに行ったことのない国に行けて、大人気のコースではなくて、高級すぎないクルーズはないものか・・・と探していたところ、見つけたのがMSCのバルト海一周クルーズ。ドイツ北部のヴァーネミュンデ発着で、出発が7/28、帰着が8/4。時期ぴったり、寄港地のリトアニアとラトビアにはこれまで行ったことがありません。妻はデンマークも初めて。まさにうってつけのクルーズでした。
出航前日にヴァーネミュンデ近くのロストックという街で一泊して、今日はいよいよ乗船日。クルーズ初挑戦の我々は多少右往左往しながらも、何とか初日を乗り切ってきました。
【今回の行程】
○7月24日(水):パリ→(列車)ケルン
○7月25日(木):アーヘン・ボン市内観光
○7月26日(金):ケルン市内観光
○7月27日(土):ケルン→(列車)ロストック
●7月28日(日):ロストック→(列車)ヴァーネミュンデ→(クルーズ)
○7月29日(月):(クルーズ)カールスクルーナ寄港
○7月30日(火):(クルーズ)クライペダ寄港
○7月31日(水):(クルーズ)リガ寄港
○8月1日(木):(クルーズ)ストックホルム寄港
○8月2日(金):(クルーズ)
○8月3日(土):(クルーズ)コペンハーゲン寄港
○8月4日(日):(クルーズ)ヴァーネミュンデ→(列車)ベルリン
○8月5日(月):ベルリン→(航空機)アテネ→(航空機)コルフ島
○8月6日(火):コルフ島
○8月7日(水):コルフ島
○8月8日(木):コルフ島
○8月9日(金):コルフ島
○8月10日(土):コルフ島
○8月11日(日):コルフ島
○8月12日(月):コルフ島→(航空機)アテネ→(航空機)シュトゥットガルト
○8月13日(火):シュトゥットガルト→(列車)パリ
【7月28日】
総移動距離14km(徒歩1km、トラム1km、鉄道12km)
総歩数9538歩
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10時にホテルをチェックアウト。朝方は曇っていたのですが晴れ間が出てきました!外気温は20度行くか行かないかくらいでしょうか。
Neuer Markt停留所からトラム5系統に乗ってロストック中央駅でS1系統の列車にお乗り換え。ノイアー マルクト広場 広場・公園
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10:54、終点のヴァーネミュンデWarnemündeに着きました。ここで一緒に下りる多くの人がきっとクルーズでも一緒になるでしょう。駅からは遠巻きにすでに船が見えています。ワクワク。
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ヴァーネミュンデ駅から歩くこと約10分、11時過ぎにクルーズターミナルに着きました。これから7泊8日お世話になるMSCクルーズの「Poesia」号が我々を今や遅しと待っております!
・・・はやる気持ちを抑えて、まずは荷物を預けるところからですね。事前に荷物タグがメールで送られてきていて、それをA4用紙に印刷して細長い短冊状に折り畳み、ここまで持参してきていました。ターミナルの建物に入る手前に荷物を預ける一角があって、そこにスーツケースと折りたたんだ荷物タグを持って行くと係員さんがホチキスでそれをパチパチとスーツケースに留めてくれました。ここで預けた荷物は後で部屋まで運ばれます。
それが済むと次はターミナル建物内で乗船手続き。チケットで指定されていた乗船時刻は11時からだったのでちょうどよい頃合いです。チケットとパスポートを提示して、保安検査を通って・・・と、顔写真の撮影がある以外は基本的に空港での手続きとあまり変わりありませんね。
今回のクルーズはシェンゲン圏から出ないので、パスポートコントロールはありませんでした。もちろんパスポートが要らないというわけではなくて、身分証明として必携。 -
「MSC Poesia」
2008年4月就役。全長294m、デッキ数16、客室数1275名、旅客定員3223名。クルーは1000名弱。旅客定員6000名を超えるような最近流行りのメガクルーズ客船から比べればだいぶこぢんまりとしていますが、それがいいのです。
就役当時はMSCの旗艦でした。
Poesiaとは「詩」という意味だそうですね。 -
今回のクルーズは7月28日(日)にドイツのヴァーネミュンデを出港して、カールスクルーナ(スウェーデン)→クライペダ(リトアニア)→リガ(ラトビア)→ストックホルム(スウェーデン)→コペンハーゲン(デンマーク)とバルト海を一周して8月4日(日)にヴァーネミュンデに戻ってくるコース。
地中海やアドリア海のクルーズと比較すれば少々地味かも知れませんが、逆に落ち着いたクルーズが楽しめそうな気もします。カールスクローナなんてこのクルーズがなければ恐らく知らないままだったでしょう・・・ -
11:25、いよいよ乗船~ すぐにクルーがお出迎え。
さて乗船日にやること①!
まずは船内で過ごすのに必要なカードキーを受け取らなければなりません。各部屋のドアノブに掛けてあるというので、船内を探検しながら客室へ向かいましょう。もちろんまだ船内での方向感覚はゼロです。 -
階下に見えているのがデッキ5のレセプションとランデブーバーLe Rendez-vous Bar。ホテルで言うところのフロントとロビーのようなものですね。ゲストサービスもここにありました。ランデブーバーの中央にはピアノが置かれていて、毎晩のようにミニコンサートが開催されていました。
そしてこの写真を撮っているのはデッキ6。このあたりにはブティックや小さめのバーが並んでいます。ブティックはまだ開店前。 -
そのデッキ6を船首方向に進んでいくとゼブラバーZebra Bar。カーペットやソファのデザインがまさにゼブラ。ここは船内でもかなり大きめのバーで、我々もよくここに来ました。
さて我々の部屋に行ってみると、室内はまだ準備中でした。でも大丈夫、カードキーはちゃんとドアノブに掛けてありました。カードキーは1人1枚、開封して名前や部屋番号に間違いがないことをチェック。このカードは部屋のキーとしてだけではなくて、船内での買い物や寄港地での乗下船時の身分チェックにも使われるので大事に!
部屋にまだ入れないので部屋の紹介はまた後ほど。
乗船日にやること②!
各自のカードキーと支払い手段の紐づけ。船内では基本的にクレジットカードや現金で支払いをすることはなくて、カードキーの提示で済ませます。そこでクルーズが始まるときにカードキーとクレカを紐づけておかなければならないのです。
船内のレセプション周辺など数か所にカード登録機が置いてあって、そこでカードキーにクレジットカード情報を登録。もしクレカではなく現金を使いたい場合はこの段階で現金を投入してデポジットされた状態にできますが、下船前に精算して残金を返金してもらうのをお忘れなく! -
乗船日にやること③!
昼食をいただきましょう!まぁやらねばならないこととは違いますが、今回の我々のように昼前に乗船したらぜひ腹ごしらえをしておきたいところです。
やってきたのはデッキ13にあるVilla Pompeianaというビュフェ。船内で一番カジュアルに食事できるスペースですね。我々の場合、ここビュフェとメインダイニングでの食事は料金に含まれていて、スペシャリティダイニングは別料金。我々は訪問しませんでしたが、このMSC Poesiaにはスペシャリティダイニングとして寿司バーがありました。 -
ビュフェの窓から見えるのはヴァーネミュンデの街と駅。クルーズの乗客も次々に集まってきています。
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Welcome Onboardケーキ。まだ全員が乗船したわけでもないのにとても手は出せません。さぁ最初に手を出す勇気のある人は誰でしょう(笑)
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食事の写真をすっかり撮り忘れていて、いきなりデザート。
飲み物のパッケージにはいくつか種類があって、基本的にはクルーズの申し込み時に一緒に申し込みます。我々が申し込んだのは一番安いEasyパッケージ。ソフトドリンクのほか、ベーシックなビール・ワイン・カクテルも込み。ホールスタッフにカードキーを渡してオーダーすれば、スタッフが飲み物を持ってきてくれるのと同時にカードキーも返してくれました。オーダーした飲み物がパッケージに含まれていれば特に料金は発生せず、含まれていない飲み物であればカードのアカウントに記録されて最終日にまとめて支払いという流れです。
チップ相当額もパッケージに含まれていますが、現金でチップを渡している人の姿もほんの少しだけ見かけました。でもよっぽど特別の何かをしてもらったのでもない限り、基本的には考えなくて良いと思います。 -
デッキ13の中央部分はプールエリア。このMSC Poesiaには子供用1つを含めて3つのプールと7つのジェットバスがあります。さっそくくつろいでいる人の姿も。
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プールサイドのバーでも飲み物を楽しめます。ここのバーももう開いているようでした。
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さらに上のデッキから。楽しむの早っ!というか我々の感覚からすると寒いんではないかと・・・
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船尾近くの煙突、そしてMSCのマーク。「MSC」はMediterranean Shipping Companyの頭文字で、このクルーズの時点では保有船舶数と輸送量で世界第一位の海運会社。MSCクルーズはその子会社です。調べた感じの私のイメージでは、高級すぎずカジュアルすぎず、我々のようなクルーズ初心者にも優しい・・・そして実際そんな感じでした。
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13:45、そろそろ部屋の準備は整っているでしょうか?またまた船内を少し探検しながら部屋に戻ってみましょう。
先ほども見たデッキ5のランデブーバーをデッキ6から。 -
デッキ6、ゼブラバーの隣にあるバー・デイ・ポエティBar Dei Poeti。ここは人気なのか割とずっと混んでいたような印象。
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お部屋に到着~ 準備が整っていました!
部屋はデッキ11、船内向きのデラックスインテリアルーム11225号室。一番安い部屋で窓はありません。結論から言うと昼間は客室にいるわけではないので窓がなくても気になりませんでした。広さは14m2で、スーツケースを2つ広げるほどのスペースはさすがにありません。
ベッドの上にはいくつかの説明書きとプールタオルが置かれていました。スーツケースはまだ届いていません。 -
こんどは逆向きにベッド側から入口方面。テレビの下には冷蔵庫というかミニバー(別料金)、鏡の向こうの空間がユニットバスで、左側にはクローゼット。ぱっと見ビジネスホテルのような造りでもあります。
テレビは船内放送のほか、数は少ないながらテレビ局の放送も入りました。クルーズ全体を通じて受信できたのはドイツの放送局が多かったでしょうか。部屋にいるときはずーっとオリンピックの中継を見ていました。 -
部屋に備え付けのティーセット。我々は自前のポットを持っていたのでそちらを使いました。そしてコンセントの一部は110V対応!日本から持ってきた充電ケーブルがそのまま使えました。
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トイレとシャワー。シャワーはさすがに窮屈そうですが問題なく使えましたよ。湯量も十分。
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そして洗面台。1週間にわたるクルーズなので、洗顔セットやら化粧セットやら、いろんなものをおける棚があるのは◎。
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乗船日にやること④!
避難訓練に参加しなければなりません。実際に参加したかどうかをチェックされる、割と真剣な訓練でした。船内放送でも繰り返し参加を呼び掛けていました。
まずは16時からテレビでセーフティビデオを視聴。飛行機のフライト離陸前に機内で流されるビデオとまぁ同じといえば同じですね。
それが終わると、各部屋に備え付けの電話から、放送で指示された番号宛に電話をかけてビデオ視聴のチェック終了。さらに!その足でカードキーに指定された緊急時の集合場所に行かなければなりません。我々の場合はデッキ7の後方にあるPigalle Loungeが集合場所でした。行くとクルーが各乗客のカードキーのバーコードを読み取って、集合場所までの移動訓練終了。
その日の夜、数人の旅客が船内放送で呼び出されていました。訓練に参加しなかったのかもしれません。皆さま呼び出されないようお気を付けを・・・
ちなみに今回のクルーズでは途中の寄港地からの乗船もあったようで、2日目以降に行われた訓練もありました。その場合、初日からの乗船客は2日目以降に参加しなくてOKでした。 -
集合場所のPigalle Loungeの脇から屋外に出ると、そこは救命ボートのすぐ下。緊急時にはお世話になるものですが、できればお世話になるような事態にはなってほしくないものです。
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ここが集合場所のPigalle Lounge。座席数で言えば船内最大のバーですね。出航すると割と貸し切りイベント等で使われていることが多くて、我々がここで飲み物をいただくことはありませんでした。
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17時、いよいよ出航です!部屋からは外が見えないので、しばしラウンジからその景色を眺めましょう。
船は海から内陸側に向かって停泊しているので、まずは向きを変えなきゃいけません。じわじわっと離岸したあと、船はいったん港の内部へ。岸壁には見物(見送り?)に来た人の姿も。 -
そしてタグボートに曳かれてぐるっと半周!ゆっくりと港を出ていきました、いよいよ7泊8日のクルーズのスタートです。
ヴァーネミュンデの街が遠ざかるのを見送ったらショッピングタイム。デッキ6にあるMSC Logo ShopでMSCグッズが売られていたので、カードキーを首からかけるネックストラップをお買い上げ。1本6.95ユーロ也。支払いはカードキーで。
買い物が終わって部屋に戻る途中、ランデブーバー近くでカメラマンに声を掛けられ、バシバシと写真を撮ってもらいました。それこそ結婚式の前撮りか!っていうくらいいろいろポーズを指示されて、夫婦で写ってみたり1人で写ってみたり。もちろん写真が欲しければお金を出して買うことになるのですが、見てみて気に入らなければスルーもあり。我々?後日数枚購入しましたよ。 -
18時、お待ちかね初めての夕食タイム!
時間とテーブルは毎日固定でした。我々の時間は2巡あるうち早いほうの18時、場所は2つあるメインダイニングのうちの1つ、デッキ6にあるIl Parradioレストランの15番テーブル。テーブル担当も毎日同じ、インドネシア出身のBudiさんでした。
料理は日替わりのメニューの中から前菜、メイン、デザートを1つずつ選ぶ方式。ものによっては追加料金がかかるものもありました。ロブスターとかお高いワインとかね。
初日なのでBudiさんとお互いに軽く自己紹介をしたあと、水と料理をオーダー。 -
私の前菜、ナスのグラタン。美味。
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こちらは妻が選んだ前菜、白身魚のセビーチェ。マリネですね。
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そしてメインは二人ともPork neck steak。日本語にすると豚トロ?かかっているのはチミチュリソースというアルゼンチン風のソース。これボリュームあって美味しかったなぁ・・・
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食後のデザートは、これまた二人揃ってココナッツとピスタチオのダックワーズ。想像していたものより見栄えがあって美味。
ごちそうさまでした! -
19:30、食後のコーヒーはデッキ7にあるIl Grappolo d'Oroワインバー。ワインバーとは言いつつも、各種コーヒーやベーシックなカクテルは各バー共通で飲めました。
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注文をとりにきてくれたクルーにカードキーを渡して待つことしばし、カフェラテが到着。落ち着きますね・・・
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20時を過ぎてもまだ太陽は残っていました。
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それでも少しずつ暮れゆく海。明日の朝目覚めるころはもう最初の寄港地、スウェーデンのカールスクローナ近くにいることでしょう。
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