2024年夏休み・バルト海クルーズとギリシャの海（７：MSC Poesia クライペダ寄港）

2024/07/30 - 2024/07/30

クルーズ3日目、今日は初訪問リトアニアのクライペダという港町に寄港です。7時に入港して14時に出港なので時間は7時間ほど。でも接岸するのは旧市街の近くで、街自体もそこまで大きくはないので散策するにはちょうどよいスケジュール感でした。
朝の外気温は16度。快晴に恵まれて居心地のよい1日になりました。

【今回の行程】
○7月24日（水）：パリ→（列車）ケルン
○7月25日（木）：アーヘン・ボン市内観光
○7月26日（金）：ケルン市内観光
○7月27日（土）：ケルン→（列車）ロストック
○7月28日（日）：ロストック→（列車）ヴァーネミュンデ→（クルーズ）
○7月29日（月）：（クルーズ）カールスクローナ寄港
●7月30日（火）：（クルーズ）クライペダ寄港
○7月31日（水）：（クルーズ）リガ寄港
○8月1日（木）：（クルーズ）ストックホルム寄港
○8月2日（金）：（クルーズ）
○8月3日（土）：（クルーズ）コペンハーゲン寄港
○8月4日（日）：（クルーズ）ヴァーネミュンデ→（列車）ベルリン
○8月5日（月）：ベルリン→（航空機）アテネ→（航空機）コルフ島
○8月6日（火）：コルフ島
○8月7日（水）：コルフ島
○8月8日（木）：コルフ島
○8月9日（金）：コルフ島
○8月10日（土）：コルフ島
○8月11日（日）：コルフ島
○8月12日（月）：コルフ島→（航空機）アテネ→（航空機）シュトゥットガルト
○8月13日（火）：シュトゥットガルト→（列車）パリ

【7月30日】
総移動距離4km（徒歩）
総歩数10926歩

エリア クライペダ(リトアニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

06:30起床。バルト3国は中央ヨーロッパと１時間の時差があるので、実質これまでの05:30起きってことですね。我々らしからぬ早起き。

07:20に朝食。ちょうどピークの時間帯と言われていましたが、デッキ13のビュッフェはまだまだ空いていました。
そして窓の外にはクライペダの港の景色が広がっています。入港予定は7時なので定刻に入港したんですね。天気は良さそうです。

09:30、下船してクライペダの街を散策しましょう～
今日はテンダー寄港ではないので、カールスクルーナのように整理券があるわけでもなければテンダーボートに乗って上陸するわけでもありません。
デッキ4の出入り口から下船するのは同じですね。係員にカードキーを読み取ってもらって下船。

改めて眺めるとデカイ・・・

クルーズ船が接岸したのはクライペダ城のすぐ西側の埠頭。下船したらもうその足で観光開始です。さっそく埠頭の赤い建物がお出迎え。

こういう手の込んだ風見鶏を近くで見るのは珍しいかも？いい天気だと映えますね。

んで、埠頭から街中に入るところにあるのがこの「黒い幽霊」。割とリアルで夜中に見たら震えあがりそう・・・
なんでわざわざこんなものを？と思ったら、クライペダに伝わる故事？伝説？に由来するらしいですね。

この時期は花も美しい。もちろんミツバチもたくさん。

クライペダの街中を流れるダネス川。停泊している軍艦Suduvisはもともと現役で使われていたもので、リトアニア海軍の前はドイツ海軍所属。1958年建造という古参です。今は博物館として公開されているとのこと。

おぉぅ大量の南京錠。リトアニアの鍛冶屋の連盟がどうこうと書いてある模様・・・

ダネス川の北側にはダネス公園。緑の多い公園、木陰は涼しそう。

これまたダネス川に係留されているメリディアン号。先ほどのSuduvisよりさらに古くて1948年建造。海軍の訓練船として使われていたようですね。現在は割と評判のよい、少しお高めレストランMeridianとして営業中だそうです。

「ESAME VIENA TAUTA, VIENA ZEME, VIENA LIETUVA」
We are one nation, one land, one Lithuania

リトアニア国家建設決議85周年とクライペダの反乱80周年を記念して2003年に建てられたモニュメントです。

さてダネス川にかかる橋を渡って、旧市街の中心へと向かってみましょう。

10:30、クライペダ劇場の前に広がる、その名もテアトル広場。奥に見える建物がその劇場。そして広場では市が開かれていました。クルーズカードを首から掛けている人がたくさん買い物をしていたので、恐らくクルーズ船の入港に合わせて開かれているのでしょう。民芸品が多い印象でしたね。琥珀？製品とか布製品とか。現金をほとんど持ち合わせていなかったので買い物はしませんでした。

劇場広場 広場・公園

「失われたクライペダ」

かつてのクライペダの姿を再現しているのでしょうか。木枠に白い壁というとドイツの建物をイメージしますが、それもそのはず、クライペダは長きにわたりドイツの影響かにありました。

クライペダ城。城というか城跡というか砦？という感じですね。歴史は古く13世紀にはすでにあったとか。

魚の噴水。近くにはアザラシの噴水もありました。

2時間近くをかけてクライペダの旧市街を一周して、11:20に船に戻ってきました！

船ではクルーが何らかの訓練中。寄港時の人が少ない時間帯にもこうやって訓練が入ったりするんですね。お疲れ様です。。。

11:30、デッキ13のビュフェでちょっと早めの昼食。ランチタイムは11:30～16:00なのでちょうどオープンしたところですね。さすがにガラガラです。

窓の外に見えるのはTT Lineのフェリー。恐らくスウェーデンのトレレボリTrelleborgからやってきた便、かな？

本日のランチ。紙に包まれているのはホットドッグ。
食べ終わったら部屋で一休み。クライペダの寄港時間は短くて、14時にはもう出航です。

18時、ディナータイム。またまた今日もデッキ６にあるIl Palladioのテーブル15ですよ。

そして今日はエレガントデー。クルーズによくある、ちょっとおめかしするフォーマルディナーの日。7泊8日のクルーズならたいてい1回か2回。フォーマル具合はクルーズ会社によってまちまちで、例えばキュナードラインあたりは割とガチ（タキシードとか）と聞いたことがあります。このMSCはもっと気楽で、私はビジネスカジュアル（ジャケットありネクタイなし）、妻はワンピースでちょうどよい程度でした。子供連れを中心に、いつものようにラフな格好のゲストもいましたね。

んで今日のディナー。前菜にビスクを見つけて私も妻もコレ！と迷わず選択。美味！

そしてメインはこれまた妻も私も迷わず選んだローストビーフ。柔らか～

デザートはアイス。今日はココナッツ味でした。
ごちそうさまでした！

ディナーが終わって、船の最後尾を覗いてみるとずっと続く航跡が見えました。まだまだ十分明るい時間ですね。

混んでるかな～と思ってデッキ5のランデブーバーに行ってみたらたまたま空席があったのでホットココアで一服。

いったん部屋に戻ったあと、21時30分からピアノとバイオリンのミニコンサートを聴きに再びランデブーバー。22時30分近くまでゆっくりと音楽を楽しみました。