2024年　秋の東九州巡り（別府・大分）

2024/11/14 - 2024/11/15

耶馬渓の紅葉と、中津の唐揚げを当初の目的として、大分に行きました。

ただ、2024年は近年稀に見る紅葉が遅い年。
そして、滞在中の天気も曇りでイマイチ。

大分市内や門司や小倉なども散策するなど、直前で大きく予定を変更しました。結局現地でもさらに予定をいろいろ変えて、以下になっています。

１１／１４　前日移動（別府）
１１／１５　別府・大分　→　中津
１１／１６　中津　→　門司・下関　→　小倉　→　中津
１１／１７　中津　→　耶馬渓　→　玖珠

この旅行記は、前日移動と２日目の別府・大分を旅行したものです。
別府の街歩き、大分駅近郊の観光地がメインになります。

エリア 大分

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

耶馬渓の紅葉を目的に大分に行きました。

仕事を少し早めに切り上げて、前日夜の移動です。

最終便の出発も遅れ、別府・大分方面への連絡バスは21時半過ぎの出発。

おんせん県・大分。
空港にも足湯がありました。

大分空港「足湯」 温泉

宿泊は、西鉄リゾートイン別府。

空港バスが停車する北浜のバス停からは、歩いて1分ぐらい。
夜で、別府タワーも派手にライトアップしていました。

ビジネスホテルですが、しっかり浴室は広く取ってあり、お風呂に入ってから寝ました。

西鉄リゾートイン別府 宿・ホテル

翌朝は、ホテル内の掲示に別府市内の講習温泉の案内が書かれていたので、その中で観光客も行きやすそうな温泉に見えた「海門寺温泉」に行きました。

リニューアルされていて、普通の温度の温泉と、やや熱めの温泉の2つの浴槽がありました。そして市営の温泉施設、安いのです。250円。
（コインロッカーで100円払いましたが）

海門寺温泉 温泉

施設の名前通り、裏手には大きな海門寺というお寺さん。
そして、広めの公園もありました。

海門寺 寺・神社・教会

会社のウオーキングイベントの最中だったので、さらに別府の海沿いを歩きました。

的ケ浜公園。海沿いにこのような像が建っている公園が広がっていました。

的ケ浜公園 公園・植物園

公園の脇を通る国道10号を舞台にする、歴史と伝統の別府大分マラソンの勝者の名前を刻むレリーフがありました。

このあたりで折り返しだっけ？と思ったのですが、折り返しはもう少し先の亀川温泉あたりとのことです。

マラソンを見るのは好きなので、これはちょっと感動。

なお、もうちょっときれいに整備してたら熱海なんだけどなぁ・・・

朝食。

あと数百ｍ北にあるジョイフルに行こうか迷いましたが、公園脇のガスト。
豚汁の朝食です。

ホテルに戻り、散歩の汗をホテルの温泉で流して、チェックアウト。

荷物を預けて大分市内の散策に行きました。

西鉄リゾートイン別府 宿・ホテル

バス停に向かう前に、別府の古くからの街並みを散策。

竹瓦温泉。
今の建物は第二次大戦前からのもので、有形登録文化財に指定されています。
もちろん、温泉施設として機能しています。

でですね。
道後の本館も武雄温泉もそうなんだけど、歴史的建造物からほんの少し歩くと、子供たちに説明できない場所があるのは。。。

市営 竹瓦温泉 温泉

亀の井バス創業者 油屋熊八が、昭和3年に別府観光の目玉として運行を始めた「地獄めぐりバス」発祥の地の碑です。

宿泊したホテルの下が、亀の井バスのターミナルも兼ねていました。

北浜公園です。

天気が良ければ大分方面の海岸線も気持ちよさそうです。
このへんからバスに乗り、大分市内方面へ。

北浜公園 公園・植物園

春日神社。

とある場所に行く途中に通りました。
この日は11月15日。七五三で混みあっていました。

七五三の初穂料が、将来子供たちを戦地に送る手助けになってなければいいんですけどね。戦争をしたい党を支援する組織である、神社本庁の別表神社ですから。

春日神社 寺・神社・教会

で、目的地はこちら。

美味なかよしさん。
大分の人に美味しいと聞いていたので、行きました。

美味なかよし グルメ・レストラン

オープンが11時で少し早かったので、なかよしの目の前にあった「アカハナのトナカイ」というパティスリーに目が行って、ドーナツとかを買いました。

買って出ると、もう先客が３組お店の中に。

とり天定食９００円。
一口サイズのとり天がかなりのボリュームで、付け合わせの玉ねぎがとり天に非常に合います。こりゃ人気出るわけです。

会社のウオーキングイベントの最中と書きましたが、大分市内もとことん歩きます。

府内城に向かう途中に美術館があり、ガラス張りの建物の中に見えたオブジェに惹かれて立ち寄りました。

大分県立美術館(OPAM) 美術館・博物館

そのオブジェ。ここは無料エリアです。
カフェもあって、くつろぐことも可能でした。

結局、何故か美術館内のお土産屋さんで、長湯温泉の入浴剤だけ買うことに。
こよなく愛している長湯温泉は最終日に予定していましたが、中津から思ったより距離があり、行かれるかこの時点で微妙と考えていました。（実際、行かずに終わっています）

府内城跡です。

前回来た時は、コロナの予防接種会場になっていたのかな、普通に観光できずに入場規制がされていました。

大分市内で見たかった場所。この外観から色々期待したんですが・・・

大分城址公園 府内城跡 名所・史跡

城門をくぐると、かなり期待外れ（笑）
駐車場やんけ。

一部、昔使っていた渡り廊下の復元などもありました。

府内城跡を出ると、大手公園の入り口にザビエル像が建っていました。

フランシスコザビエル像 名所・史跡

府内城から大分駅方面の道路の中央に緑地帯があるので、そちらに向けて歩きます。

遊歩公園 公園・植物園

この公園内には、大分にまつわる偉人や歴史上の人物、歴史上の出来事の紹介などが並んでいます。

戦国時代のカトリック司祭・伊東マンショの像。

長崎の平和記念像の作者・北村西望の出世作。
大分との関係は分かりませんでした。

西洋医術発祥記念像。

キリスト教の伝来に合わせて、この地に日本初の西洋式の病院ができたのだとか。

西洋医術発祥記念像 名所・史跡

荒城の月の作曲などでおなじみ、瀧廉太郎の終焉の地碑。

結核にかかり、父親の故郷であるこの地で療養していたそうです。

瀧廉太郎の歴史も展示されています。

さらに、大分を戦国時代に治めた大友宗麟の館跡があるのを知り、そこまで歩き続けました。

春日神社の最寄のバス停から今回のルートを普通に歩いても５ｋｍ。
寄り道したり道に迷いながら歩いているので、それ以上歩いていることになります。

大友氏館跡庭園に、「南蛮BVNGO交流館」という施設ができていて、そちらを見学しました。

大友氏館跡庭園 公園・植物園

大分を治めた大名・大友宗麟に関する説明や展示がかなりあります。

南蛮BVNGO交流館の東側が大友氏館跡です。

大分駅から１ｋｍ少々の場所なのに、庭園を復元しているほかは特に開発もされていないのが良いです。

今後、さらに発掘が進んだり、何か施設ができてくるのかもですね。

バスで繁華街へ。

大分銀行の赤レンガ館で、大分のお土産を。

大分銀行 赤レンガ館 名所・史跡

そのお隣がデパートのトキハで、こちらも台所用品を中心にウインドーショッピングしました。

トキハ (本店) ショッピングモール

大分駅に戻りました。

大分駅 駅

大分駅前には、世界地図を俯瞰する大友宗麟の像が。

大友宗麟公像 名所・史跡

ザビエルの像も建っています。

聖フランシスコザビエル像(大分駅) 名所・史跡

大分駅のアミュプラザ。

お目当てのリラックマストアにも行きました。
この中にオッサンが入ったクマが温泉を満喫しているぬいぐるみ、作って欲しい。

この後、大分大学のキャンパスに行き、生協で学食を食べるという最近の学食巡り趣味を実行しようと思ったんですが、最寄り駅から結構歩く上に天気も悪くなりそうなので、予定を変えました。

向かった先は、以前別府湾SAに行った時に見えて気になっていた、立命館アジア太平洋大学のキャンパス。

山の中に近代的なキャンパスが見えるんですよね。

亀川駅 駅

学生向けに、平日日中帯はかなりのバスが出ており、大分大学に比べるとはるかに生きやすいというのも理由でした。

なお、キャンパスに通う学生は６０００人ぐらいで、１０９か国・地域から約３０００名の留学生が学んでいるそうです。

バスも国際色溢れていました。
それだけの学生がいれば、この本数のバスを走らせても乗りますね。
（さらに言えば、このバスは国道１０号を通って別府に行くので、観光路線にもなります）

立命館アジア太平洋大学のキャンパスです。

標高もソコソコ高い山の中に、大学の建物や寮などの施設が並んでいて、一つの街のようです。

遠くに、大分道の別府湾SAがほぼ同じ目線の高さに見えます。

別府湾SAからの景色は絶景です。
それだけの標高ということです。
（バスもグイグイ坂を登っていきます）

時間があって、いいメニューがあれば生協で食事を取ろうと思ってました。

ただ、仕組みがいまいちわからずで断念。
現金で払えたのかな？

帰りの別府駅行きのバスは、宿泊していた西鉄リゾートイン近くの北浜バスターミナルを通るので、そのままバスでホテルに戻り、荷物を取りました。

別府駅。

油屋熊八像。
私財を投資して別府温泉の宣伝をした人物ということで、像が建てられています。

油屋熊八像 名所・史跡

ペットボトルのキャップで作られた「温泉県・大分」の絵。

別府駅、アナウンスや駅の看板がレトロだったりして結構好きです。

宿泊地の中津に向かう各駅停車が少なく、特急ソニックで移動しました。

中津駅までは特急ソニックで移動。

別府から中津まで直通する各駅停車が少ないのです。
一方、特急だと次の停車駅が中津でした。

中津は、つい最近まで１万円札の顔だった諭吉様の出身地です。
慶應義塾大学の創立者の思想が、今の慶應義塾（特にSFC界隈）には全く継がれてないなぁというのは中津を観光していて強く感じたことですが、それはまた別の旅行記で。

宿泊は中津のルートイン。

地図で見ると駅のすぐ隣ですが、出口の場所の関係等で３００ｍぐらいは歩きます。

ホテルルートイン中津駅前 宿・ホテル

この時点でまだ１８時半ぐらい。
夜に予定がないのに、のんびり普通列車ではなくソニックで戻った理由の一つは、中津唐揚げを夕食にするため。

ホテルの隣が「彩鶏々」というテイクアウトの中津唐揚げのお店。
その先のファミリーマートでおにぎりとサラダを買って、さらにお店で唐揚げ２種とメンチカツを買って・・

中津からあげテイクアウト専門店 中津 彩鶏々 グルメ・レストラン

ホテルで夕食にしました。
せせりが得に美味しかったです。