2024/11/02 - 2024/11/02
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ちゃんさん
今日は、20年以上の付き合いになる友人のハレ舞台。そして、司会という大役を仰せつかっている日でもあります。
韓国にしては珍しく、結婚式じゃ夜なので、昼間の時間はフリー。大役を前に落ち着かない気持ちを抱えつつも、見てみたかった博物館の企画展に出かけてみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝8時過ぎ、ホテルのエレベータで、けいた君と合流。新郎の友人で、同じホテルだからということで連絡先を共有していました。昨夜の深夜1時のチェックインも、けいた君の伝言で成立したようなものです。
昨日は夜遅かったので、朝ごはんへ一緒に行くことになりました。えっと、ここはソウルの永登浦(ヨンドンポ)だよね?(笑) -
永登浦ロータリーでは高架道路の撤去工事が進められています。老朽化への対応や、高架下の環境改善などを狙った工事で、暗渠の河川まで再生した清渓川(チョンゲチョン)高架道路の撤去はあまりに有名です。
あるものをなくすという公共事業は、理解に大変な苦労を伴うもの。よく進められるものだと感心します。 -
「朝食の店」は多くないけど、飲み屋街なので24時間営業の飲食店は多く、「ご飯やってます」と書かれたお店に飛び込んでみました。
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レトロイメージのお店で、聞き覚えのあるトロット(韓国演歌)がガンガンかかっています。毎春久留米に訪れる済州からの客人らが、カラオケで歌ってた曲の原曲、はじめて聞いたわ(笑)。
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ソウルでは1万ウォンじゃランチを食べられないといわれる昨今。定食9千ウォン~というのは、良心的な方のお店ではないかと。
付け合わせがずらっと出てくる感じが、懐かしいです。 -
薄切り肉のチゲを、いただきま~す! ボリュームたっぷりで、朝から腹いっぱいになってしまいました。
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けいた君、今日は特に行き先を決めていないということで、そのまま一緒に街へ出ることに。少々マニアックなコースになるけど、ご覚悟願いますね。
けいた君は2日前から韓国入りしているとかで、今回は3泊4日の旅。自由な身でうらやましいと思いきや、幼子が2人待つ身だとか。帰ったら、罪滅ぼしするんやで(笑)。 -
永登浦からソウル歴史博物館へ、NAVER MAPで検索すると、地下鉄ではなくバスの乗り継ぎが最速ルートと出てきました。
途中、汝矣島(ヨイド)の乗り換えセンターで、支線バスから幹線バスに乗り換えます。交通系ICカードを使えば、運賃は直通バスと変わりません。 -
日本で乗り換えセンターを作るなら、道路からバスをロータリーに引き込みそうなところを、韓国では路上のバス停を巨大化させたようなスタイル。反対方向のバスに乗り換える時は、横断歩道を渡ります。
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ロータリーにするとバスの出入りに時間がかかり、汝矣島方式だと乗り換えと無関係な乗客にもストレスになりません。日本でもバス運転士不足の昨今、バスのスピードを上げ、効率よく運行を回す工夫も大切だと思います。
漢江 滝・河川・湖
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バスで漢江を渡り、昨夜以来の江北へ。自動運転バスが走ったコースと同じ、中央バス専用レーンを快調に進んで、ソウル歴史博物館前で下車しました。
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朝鮮時代の離宮「慶熙宮」の中にあるので、緑いっぱい。色づき始めた木々に、都市ながら季節の移ろいを感じられます。
昨日の曇り空からうって変わり、今日は秋晴れ。観光にも門出にも、最高の天気です。慶熙宮 城・宮殿
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ソウル歴史博物館は、ソウルの都市発展の歴史に特化した博物館。入場無料というのが驚きです。
ソウル歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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正面玄関から入ると、組閣できそうな大階段が出迎えます。この後、エントランスでコンサートが開かれるようで、グランドピアノまで登場して準備の真っ最中でした。
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企画展示室では、2024年の8月9日から11月3日、つまり明日までソウル地下鉄50周年記念展が開かれています。会期ギリギリに間に合いました!
Twitter(X)で「これは楽しいぞ」というポストをいくつか見ており、ぜひ実物を見に来たかったのです。 -
エントランスには、3号線安国(アングク)駅のサインが。ソウル特別市地下鉄公社のロゴマークが懐かしいです。
ソウルメトロに改称される2005年まで使われていたもので、2002~3年に留学していた僕にとっては、この黄色いロゴこそソウルの地下鉄のシンボルです。 -
古めかしい回転バー式の改札口。紙乗車券の廃止に伴い全国的にも数を減らしており、腰でよいしょと押す感覚が思い出されます。
90年代からICカード式乗車券を導入しており、日本のsuicaよりずっと早くに実用化していたことに驚いたのも思い出です。 -
時代がかった「乗り場」の案内に従い、会場へ。
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僕が韓国の鉄道に関心を持った1997年頃には5号線までしかなかった地下鉄も、今や9号線まで成長し、事実上の10号線以降となる民鉄が各地へ延伸するほどに。
首都圏に大きく広がる地下鉄のネットワークに、未乗路線が増えていくばかりです。 -
日本統治下の京城府も、壮大な鉄道網を夢描いていたのですね。
汝矣島は真っ白で、韓国のマンハッタンとなった韓国の高度成長の方が、凌駕したようです。 -
大韓民国となった後のソウル地下鉄開業に向けて、日本は技術協力という形で関与します。車両の図面には…
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東急車両製造の文字。韓国の地下鉄の1次車両は、日本で設計されたものでした。日本の103系電車を思い出させるスタイルの電車で、実車は鉄道博物館に保存されています。
調査・計画の資料にも、多くの日本語が見られたのが印象的でした。 -
開業式の再現コーナー。パネルの中に入って、関係者の一員となることができます。
歴史的な開業式にも関わらず皆沈痛な面持ちなのは、直前に大統領夫人の暗殺事件が起き、大統領が欠席のまま厳戒態勢で行われたため。招待されていた日本人も、出席できなかったのだそうです。 -
その後の日韓関係にも、大きな影響を及ぼしたという暗殺事件。地下鉄にまつわるあれこれは、時代を映す鏡でもあります。
日本との関わりなのか、気になった点の一つが、開業時のパンフレットなどに「鉄」の字が見られること。 -
今はハングルが主体で、漢字は同音異義語の注釈で使われる程度の韓国では、使う機会が少ないためか漢字は旧字体です。漢字が日常的に使われていた70年代には、簡体字に向かう流れがあったのでしょうか。
別のパンフレットでは「鐵」の字も見られ、僕の中の謎は深まるばかりです。 -
地下鉄の仕組みを楽しく学べるコーナーも充実していて、期間限定の展示ではもったいないほど。地下鉄博物館として、常設してもいいのではないかな。
おお、シュミレーターまであるじゃん! 喜んでハンドルを握ってみましたが、映像と運転台は連動していませんでした。 -
駅施設の工事中に採取された岩石の展示なんてのも興味深く、かえすがえすも期間限定にするのは惜しい!
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これまた懐かしいな…という感情に、地下鉄駅に限らず、街角のキオスクも激減していることに気づきました。
地下鉄開業前はバス中心で、約束の時間を守りようがなく「コリアンタイム」(=約束時間を守らない国民性)となってしまった。定時で動く地下鉄は、国民性の変容にもつながった…なんて展示も。 -
最後は、来場者の寄せ書きコーナー。
「もしあなたが地下鉄路線を作れるなら?あなただけのアイデアをお寄せください」
には、「10号線」や「5号線急行」、果ては「半島一周地下鉄」まで、韓国の『妄想鉄』のアイデアがずっしり寄せられていました。 -
一方、現在のソウルの地下で建設が進む通勤高速鉄道「GTX」へ、一切言及がなかったのも驚き。国民の認識としては、「地下鉄」と別物なのかもしれません。
博物館の屋外展示も必見。高架道路撤去工事のヘリテージや…。 -
88年のオリンピック当時のマイクロバスも。デザインに、意外と古さを感じません。
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貴重なソウル市電の生き残りも、屋外展示されています。
広島から来たけいた君にとっては、日頃見慣れている広電の路面電車とウリふたつ。同じような電車は広島では現役なのに、ソウルでは博物館入りかい! -
車内も見学自由。乗降口で、日本のICカードをタッチするポーズで記念写真を撮りました。
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当時を再現した広告もレトロ!
韓国では、ドラマや博物館の中でしか存在しないかった路面電車も、いまや全国各地で新線計画が沸き上がっています。新時代のトラムに、早く乗ってみたいです。 -
今のところ、韓国の路上交通の王者はバス。
路面電車のような、道路真ん中のバス停で市内バスを待っていると、木々の間からソウル市電が顔をのぞかせていました。
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