2024/11/02 - 2024/11/02
538位(同エリア1013件中)
ちゃんさん
友人の結婚式の司会のために駆けつけた韓国・ソウル。緊張の司会を終え、特別な3日間の自由時間も、最後の1日です。
新型KTXで釜山に下り、博多行き高速船「クイーンビートル」のビジネスクラスに乗るはずだったのですが、不祥事のため欠航に。JRからのお詫び金1万円を元手に、最後まで「往路」として楽しめるコースを組んでみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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幸い前日のヤケ酒はさほど残っておらず、7時に起床。荷造りをして、8時過ぎには永登浦のホテルをチェックアウトしました。
KTXに乗るため一旦漢江を渡り、ソウル駅に向かいます。複線が重なる韓国の大動脈。鉄道好きでなくとも、ワクワクしま…せんか?https://www.youtube.com/watch?v=kaPVd2dFdBoハンガン(漢江) 滝・河川・湖
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朝のソウル駅に到着。見慣れた風景だったはずのソウル駅前からの眺めを、コロナを乗り越え、再び当たり前のように見られるようになったことに、じんわり感動です。
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日本統治下で建てられた赤レンガ駅舎も、健在。ソウルには、またゆっくり遊びに来たいな。
文化駅ソウル284 (ソウル駅旧駅舎) 博物館・美術館・ギャラリー
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長距離列車のソウル駅へ。KTX開業とともにオープンしたガラス張りの新駅舎も、はや20年になります。朝から多くの人が行き交う、首都の玄関口らしい賑わいに揉まれました。
きっぷ売り場の列はどこも短かく、ネット予約・チケットレス乗車がすっかり定着したことが伺えます。国鉄ソウル駅 駅
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クイーンビートルは欠航になりましたが、予定通り新型KTX「青龍」(チョンニュン)で帰路につきました。白い車体の従来型KTXとはがらりと変わり、青く輝く車体が新鮮です。
メカ的な変化は、機関車方式ではなく、日本の新幹線と同様の電車方式になったこと。最高時速も320kmに向上した、まったく新しいKTXです。KTX 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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現在は1日2往復。ソウル~釜山の2大都市を結ぶ京釜線系統のうち、大田、東大邱の2駅のみ停車の、超速達型のダイヤで運行されています。
加減速性能に優れた「電車」なのだから、多停車駅型にこそ導入すべきという批判もありますが、最新型を最速達型にという気持ちは分からなくもないです。 -
8両編成と短めの編成で、途中駅から各方面へ分岐する列車を併結できる構造です。この点、東日本の新幹線に似た思想と言えるかも。
現在は京釜間を単純往復する運用ですが、輸送力確保の観点から、併結編成(韓国では「複合列車」と表現します)になっています。 -
今回ははじめての乗車ということで、「優等室」の1号車を予約しました。3列座席だった従来型KTXの「特室」とは違い、ゆとりを持たせた4列のミドルクラスの座席です。
ソウル~釜山間だと、特室83,700ウォン、一般室59,800ウォンに対し、優等室だと71,800ウォンになり、価格面でもちょうど中間程度になります。 -
お手頃だからか、満席の盛況。
背面にはシートテレビが備わり、YouTubeまで楽しめます。ただ見ている人はほとんどおらず、めいめいのスマホやタブレットが現代の旅の友です。 -
有線イヤホンを持ち込まないと使えないのも、不人気の一因かも。
リクライニングは電動で、倒すと座面もせり出してくるタイプなので、後ろの席に迷惑が掛かりません。反面、足元は狭くなり、長身だと窮屈に。僕? 長身ではあるけど、足は短いので快適でした(泣)。 -
従来のKTXは座席と窓の間隔が一致しておらず、ブラインドも前後で共用でしたが、KTX青龍では1列に1窓となりました。
もちろん「逆向き固定」が大いに不評だった初代KTXとは異なり、座席は回転式。20年でようやく、在来線の列車レベルの快適性を備えた車両になりました。 -
デッキには折り畳み椅子が備えてあり、立席券でも座るチャンスはゼロじゃありません。背もたれもついた柔らかい椅子で、ドアの窓も大きく、座れればラッキー。
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デッキと客室を仕切る扉は電動ですが、自動ではなく、レバーを傾けると開閉します。無駄な開閉はない一方、手での接触は避けられず、また感染症が流行ると感染源になりえそう。
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東海道新幹線からは消えてしまった自販機、KTXでは健在です。コンビニの値段と大差ありません。
デビュー当時のKTXには客室乗務員による車内販売があったし、二代目のKTX山川はスナックバーがあったんだけどな…とか言ってたら、ナウなヤングに嫌われそうですが。 -
一般席もほぼ満席の盛況。平日の9時台の列車とあって、ビジネス利用がメインです。静かで、「のぞみ」の車内を見ているようでした。
車内放送では「携帯はマナーモードに、通話はデッキで」としつこく繰り返していて、韓国の列車の車内文化も変わってきているようです。 -
車いすスペースが広く、近年の日本の列車を見ているみたい。
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普通席も、座面が前にせり出すタイプのリクライニングシートで、テーブルは引き出して使うスタイル。日本の列車とは異なる思想で、KTXの伝統とも言える部分です。
座席間にあるのは、スマホを突っ込んでおくだけで充電できる非接触式スタンド。さすがはIT先進国です。 -
最高速度320kmを誇るKTX青龍も、今のところは飛ばしても300km程度。速度が上がらない区間も多く、従来型のKTXが雁行するの中で、青龍ばかり飛ばすのは難しいのだと思います。
また速度が上がると、ガタガタと揺れが大きくなるのは気になりました。すべるような「のぞみ」の乗り心地とは、まだ差があります。 -
ただ「のぞみ」ほどのスペックを求めない国も多いはずで、海外展開の際には、日本の新幹線の強力なライバルになりうる車両です。フランスの技術で開業させて20年、韓国の技術でKTXの進化は続きます。
金泉(キムチョン)あたりでは霧が濃くなり、大丈夫かなと思いましたが… -
大邱に着く頃には、すっかり晴れました。
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今回はビートルの代替便として、大邱~福岡間の飛行機を抑えたので、名残り惜しくもKTX青龍を東大邱で下車しました。約1時間半、快適な旅をありがとう。
電車用の高いホーム、列車用の低いホーム双方に対応した折りたたみ式のステップを備えていますが、手すりもない3段の階段は、なかなかバリアフルです。https://www.youtube.com/watch?v=QA8cmkSe0gU東大邱駅 駅
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飛行機は夕方の便なので、今日は1日、大邱の街をぶらぶらします。何度か来た街だけど、じっくり歩いたことはなかったので楽しみ。
ソウル駅に似た雰囲気の、東大邱駅。中心街の近くに大邱駅もあるのですが、バスターミナルが駅前にある東大邱駅の方が、伝統的に大邱の代表駅となっています。 -
そのバスターミナルも、新世界百貨店を併設した美しい建物に建て替わっていました。
韓国では市街地の渋滞を避けるため、バスターミナルは郊外にあるのが主流。シームレスに鉄道とバスを乗り換えられる東大邱は、珍しい駅です。そして実は、空港もバリ近いことを後で知ることになります。東大邱バスターミナル バス系
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言うまでもなく地下鉄も乗り入れていて、市内の各地に出るのにも便利。第一の目的地の西門市場(ソムンシジャン)まではバスで1本なんだけど、時間もあるので電車を乗り継いで行ってみました。
バーのついた自動改札機が、ちょっと懐かしい感じ。ただ早くから完全ICカード化を達成していて、一見レトロな改札機もIC専用です。 -
赤いラインの1号線で、まずは半月堂(パノルダン)駅へ。
半月堂駅 駅
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まだ乗ったことがなかった、2号線に乗り換えます。
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向かい側のホームに、ライオンズ電車が入って来ました。もちろん西武のそれではなく、大邱が本拠地の韓国プロ野球リーグ、サムスン・ライオンズです。
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1駅だけ乗って、明徳駅(ミョンドク駅)で3号線に乗り換え。2号線は地下鉄、3号線はモノレールなので、ホーム間には大変な高低差があります。
エスカレーターまでの動線は短く、長いエスカレーターで上ればそこは乗り場。思ったほど、歩く必要はありませんでした。 -
3号線モノレールを走るのは日立製の車両で、北九州や立川、千里の人なら親近感を覚えそう。
愛称は「スカイレール」。1編成35万ウォンで貸切運行ができるとの広告を見かけ、イベントを仕掛けるのも面白そうです。明徳駅 駅
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3駅間の空中散歩を楽しみ、西門市場駅で下車しました。駅の北側を見ると、巨大マンションが立ち並ぶ新都市が出現していてビックリ。
人口減少に悩まされる韓国の地方都市も、中心部となれば事情は異なるようです。https://www.youtube.com/watch?v=FnbLWz1L7EA -
改札には、きっぷを買わずに東西へ通り抜けられるゲートが作られていました。歩道橋代わりに使える親切な制度ですが、不正乗車対策は大丈夫かな?
朝飯も食べずに腹ペコなので、まずは西門市場へ足を踏み入れました。つづく。
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