エミレーツ航空NRT-BCN-HNDフライト日記

2024/10/27 - 2024/11/04

【２０２４年】《1EUR≒165円》
★10/27 EX319成田(22：30)ードバイ(05：30)《12：10》A380-800
★10/28 EX185ドバイ(08：15)ーバルセロナ(12：50)《7：35》Hotel Castillo Bonavia《EUR67.5》A380-800
☆10/29 Hotel Alcazar Irun《EUR95》
☆10/30 Hotel Metrokua《EUR110》
☆10/31 ﾊﾟﾗﾄﾞｰﾙ ﾃﾞ ｻﾝﾃｨﾘｬｰﾅ ｷﾞﾙﾌﾟﾗｽ《EUR107》
☆11/1 ﾊﾟﾗﾄﾞｰﾙ ﾃﾞ ｾｺﾞﾋﾞｱ《EUR127》
☆11/2 ﾊﾟﾗﾄﾞｰﾙ ﾃﾞ ｿﾘｱ《EUR127》
★11/3 EX188バルセロナ(20：25)ードバイ(05：55)《6：30》Ａ380-800
★11/4 EX312ドバイ(08：20)ー羽田(22：30)《9：10》Ｂ777-300

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

2024年10月末、久しぶりの海外旅行が実現した。
出かけたい虫が疼きだし、５月に何気なく検索すると１人１３万円台。
もっと安い航空券もあるにはあるが、使いたくないエアラインもある。
このあたりが妥当ではないかと思い予約した。

成田空港第2ターミナル 空港

実に５年ぶり。
家族の事など不安材料はたくさんある。
母の病状も気になり、初めて旅行予約キャンセル保険にも入った。

つくづく思う事は、私には時間がないのだ。
行ける時に行っておかないと、老いは確実に急いでやって来る。
レンタカーで回ると言って、夫もいつまで海外で運転できるのか。
心配してても始まらない、行くしかない。

今回はエミレーツ航空を選んだ。
予約サイト『トラベルコ』で東京ーバルセロナで検索すると、一番安く乗継ぎ時間も短く、帰りは羽田空港着で時間的にも丁度良かった。

エミレーツ航空…なんと素敵な響きだろう。
その名は、サッカー選手本田圭佑さんが着ていたユニホームのロゴで初めて知った。

そして、ＣＡさんのこの制服。
誰もが憧れ、一度は見てみたい！乗ってみたい！と思うのではないだろうか。

そんな期待に胸を膨らませワクワクしながら乗り込んだ。
機材はＡ380。
総２階建て旅客機で４クラス４８４席がほぼ満席だった。

その為、成田空港のチェックインカウンターに４時間以上も前に着いたのに、既に長蛇の列。
だからと言って窓口は１つ。
他を開ける気配はない。

WEBチェックインの案内は来ていたが、それが苦手で面倒な作業で無視していた。
でもこれはやった方が良いと空港で並びながら携帯を操作してみた。

案の定、ZIP CODEって何だ？となって分からなくなり途中でやめた。
なんて言う事はない。
郵便番号を入れろという事だったらしい。

そんな事もあって、２人並び席がなく夫とは前後のEとFとなり、食事のシェアは出来ないし、真ん中席なのでトイレに立ちづらいし、オンラインチェックインすれば良かったとつくづく後悔した。
シンガポール航空では前日迄に全ての旅客の情報をキャッチし、２人連れの席が離れるなんて事は殆どないと聞いた事がある。

要領がわかったので帰りは48時間前にオンラインチェックインしてみたが、既に席は決まっていて、バルセロナードバイはEFドバイー羽田がABで通路側は取れなかった。
席を変更するには有料になるとの事だった。

E・Fに座るのはいいが、食事のサービスがE側がコンパートメントの後ろから、F側は前から運ばれきた。
またしても食事の到着に時間差がありシェアできなかった。
しかもミールと一緒に温かい飲み物を飲みたいのに、ソフトドリンクとアルコールしか積んでなく、「Later!(後で!)」と言ったまま放置だった。

日系２社と外資系エアラインを数多く乗ってきたが、やはりＪＡＬ・ＡＮＡのように先にドリンクとおつまみのサービスがあり、次にミールと追加の飲み物、そして間をあけずに珈琲・紅茶・日本茶が運ばれるのが望ましい。

今回は、ビーフとチキンのチョイスがあったが、チキンが品切れだと言うのでビーフになった。
アルミホイルを外し一口食べ始めたら、やっぱりチキンがあったので換えてあげると言って来た。
ビーフで良いのにと思って食べ始めたのに・・。
特にエコノミーの乗客の数が多いので、チョイスを取ると絶対どちらかに片寄り収拾つかなくなるんだろうなと思った。

元エミレーツ航空ＣＡ『CRAZY COCOさん』の動画を面白おかしく観ている。
そんな事あるはずないと思っていたが、あながち嘘ではない。
ギャレーでアントレをセットしながらパンをかじっているし、目の前で鏡を取り出し口紅を塗ったり、乗客の前のジャンプシートに座りながら大きな声でお喋りをしていたり、足を組んだり。
日系ではあり得ないお行儀の悪さだ。

そんなこんなも含めて、日系と外資系のエアラインの違いを見つけて楽しむのも一つの喜び。
今まで乗った中の外資系では、トルコ航空とフィンランド航空が良かった。
エミレーツ航空もファーストとビジネスクラスの方の評価は星５つなので、エコノミーの分際でつべこべ言うなと自分に言い聞かせている。

ＪＡＬの国内線に乗って膝にコートを掛けてその上からベルトをしていた。
すると「お客様、ベルトは直にしっかりお締めいただき、その上からコートをお掛け下さい」と言われた。
以前は目視する為、毛布の上からベルトを締めるだった。
乱気流などで体が滑り出る事があるから最近変わったらしい。
そう私に言う時も、クルーは跪いて目線を同じ高さにして話をしてくる。
あー、全然違う！と思った。

しかし普段は、そんなに笑顔を作って頭を下げて平身低頭でなくても良いのに…とは思っていた。
機内アナウンスも日系の場合は多すぎる。
寝ていたり、映画を楽しんでいる時にもアナウンスが入るし、離陸します・着陸します・食事のサービスを始めます・免税品の販売を開始します・機長の挨拶など。
それはもう少し簡素化しても良いと思う。

スペイン旅行を書く前に、エミレーツ航空ごときで１本の旅行記が出来てしまった。
プロフィールにあるように『飛行機の中で暮らしたい』と思っているほど飛行機が好きだからだ。
最近個人情報保護の観点より、機内でのクルーの撮影も禁止されている。
その為、実際の写真は１枚もないが、これは成田空港で撮ったポスターの写真。
皆さん色白でとっても美人でチャーミングなのだから、しかめっ面して高飛車な態度はやめて、もっと優しく親切にしてくれたら心地良いのになぁと思った次第です。

次から気を取り直して、魅惑のスペイン レンタカーで回るドライブ旅行2000ｷﾛを書いていく事にしよう。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港