魅惑のSpain③パラドール泊／ｻﾝﾃｨﾘｬｰﾅﾃﾞﾙﾏﾙ

2024/10/30 - 2024/10/31

【２０２４年】《1EUR≒165円》
☆10/27 EX319成田(22：30)ードバイ(05：30)《12：10》A380-800
☆10/28 EX185ドバイ(08：15)ーバルセロナ(12：50)《7：35》A380-800 Hotel Castillo Bonavia《EUR67.5》
☆10/29『ランチ ﾊﾞｰﾚｽﾄﾗﾝSAN MIGUEL』 Hotel Alcazar Irun《EUR95》
★10/30 『ランチTaberna Zelaieta』Hotel Metrokua《EUR110》
★10/31 ﾊﾟﾗﾄﾞｰﾙ ﾃﾞ ｻﾝﾃｨﾘｬｰﾅ ｷﾞﾙﾌﾟﾗｽ《EUR107》
☆11/1 ﾊﾟﾗﾄﾞｰﾙ ﾃﾞ ｾｺﾞﾋﾞｱ《EUR127》
☆11/2 ﾊﾟﾗﾄﾞｰﾙ ﾃﾞ ｿﾘｱ《EUR127》
☆11/3 EX188バルセロナ(20：25)ードバイ(05：55)《6：30》Ａ380-800
☆11/4 EX312ドバイ(08：20)ー羽田(22：30)《9：10》Ｂ777-300 アパホテル羽田穴守稲荷

エリア その他の都市(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー 徒歩

Hotel Metrokuaで迎えた朝。

ステイ先で、海を見ながら明るい内からワインを飲む・・。
こんな幸せな事はない。
ありがたい時間。

Hotel Metrokua ホテル

普段はほとんど飲まないので、旅先での一杯がとてつもなく美味しく感じる。
景色がつまみになり、一層旨みが増すようだ。

昨日チェックインした時は満潮で、上の写真の様に道は無く。
一夜明けて、朝 見てみると道が現れている。

サン ニコラス教会 寺院・教会

フランスボルドーから来たという隣室のカップルも散歩に出たので、私達も出かけることにした。

いずれも似たような３枚の写真。
上：サン・ニコラス島(レケイテイオ：スペイン)
中：エンジェルロード(小豆島：日本)
下：ベッラ島：(シチリア：イタリア)

ビスケー湾の端に位置する『レケイティオ』は、海沿いに建つゴシック建築の立派な家屋と広いビーチが共存した素敵な街だった。

空が真っ青！
今日も晴天！

スペインは、世界レベルでクライミングの目的地として好まれるポジションを獲得してるんだそう。

散歩してると、小学生のグループがクライミングの練習をしていた。
登り切った男の子は、自慢げに親指を立ててポーズをとっていた。

ビスケー湾沿岸で行われる人気のスポーツとして、トライネラ・レースがある。
毎年多くの競技会が開催されており、トライネラ(伝統的ボートの名称)のリーグもあり、女性のみのチームもあるんだそう。

ビスカヤ橋 建造物

何が釣れるのか・・。
何人かの男性が、等間隔に釣り竿を立てて魚がかかるのを待っていた。
丁度通りかかった時にヒットしたみたい。
無邪気に飛び上がって喜んでいた。

のどかな暮らしが垣間見られる。

サン・ニコラス島に行くと、島に上陸している人がいるので行ってみたかったが、ここから先は立ち入り禁止。
入っている人たちは、管理人の様で島を整備していたのだ。

帰る頃に遠足だろうか、小学生のグループに出会った。
大きな声でお喋りをして、列を乱して飛んだり跳ねたり自由奔放だった。
日本だと(私の時代)、おそろいの紅白帽をかぶって、喋ったらダメ・列を乱しちゃダメ・隣の人と手を繋いで・おやつは300円まで、なんて制限があった。

絵本『ナージャの5つのがっこう』を思い出した。
国によって、教室も持ち物も先生も授業も全然違うものだ。
スペイン人の旅行者の１人が日本に来て驚いた事が、小学生が１人で電車に乗って通学している事だったらしい。

確かに日本は安全だが、学校生活や教育に関しては、もう少し画一的ではない方が良いと思う場面が多い。

パラドール デ サンティリャーナ ギル ブラス ホテル

横並び教育が主流の公教育だが、生まれつき特定分野で顕著に優れた能力を持った子どもたちの才能を引き延ばすギフテッド教育についてなど、スペインの街にいて地元の子どもたちを見ながら色々考えていた。

観光客があまり行かない、地元民に人気のお店でステーキを食べようと検索して、ヒットしたのが『EL TRILLO』

ここは、文句なし！最高だった。

入るとかなりの人が待っていて、案内されるのに2～30分かかるという。
普段なら帰るところだが、ここは帰れない。

このお兄さんが、暇なし次々と注文された肉を焼いていく。
食べたくて、見ているだけでよだれが出る。

ご覧あれ！この見事なステーキとプリプリシュリンプの豪華サラダ。
食べた者にしか分からない肉の旨み。焼き方抜群！

当時の画像を、後日こうしてアップすると、また食べたくなって唾が出る。
今は、ほぼ毎日納豆生活だ。

スペイン旅行の楽しみは、パラドールに泊まること。
今回３ヶ所に泊まったが、１軒目は、『ﾊﾟﾗﾄﾞｰﾙ ﾃﾞ ｻﾝﾃｨﾘｬｰﾅ ｷﾞﾙﾌﾟﾗｽ』

カンタブリア州の美しい町サンティリャーナ・デル・マルのメイン広場に位置する魅力的なパラドール。

駐車場は少し離れた場所にあったが、無事に停められて車でも大丈夫だった。

サンティリャーナ・デル・マルの起源は8世紀にまでさかのぼり、歴史的な町並みが残り、通りは果てしなく石畳が続きとても美しい。

部屋は広くてゆったりしている。
木の床は磨きがかかっていて黒光りしていて、歩くと独特の軋む音がする。

調度品の全てが見事だった。
リラックスした気持ちになり、ゆったりホテルライフを楽しむ事ができた。
美しい中庭で過ごすも良し。

ホテルのホームページには、読書に最適！と書いてあったが、本読む時間も惜しかった。

夕方ホテルを飛び出し散歩する。
このあたりは、14世紀から18世紀までの建築物が残り、古い町並みが保存されている。

町の起源は、中世にサンタ・フリアナ修道院の周りに集落ができた事による。
特筆すべき観光スポットがある訳ではないが、歩いているだけで心が満たされる。

丁度この日は10月31日だったので、街のデコレーションはハロウィン一色。
地元の人をあまり見かけなかったので、日常生活を窺い知る事は出来なかったが、多くの観光客はとても楽しそうで笑顔が溢れていた。

ちょっと一息つきたかったので、カフェに入る『Chocolate con Churros』
良い感じのお店だった。
夫はアメリカーノ、私はビール。
穏やかな時間だった。

部屋の窓から見えていたカフェ『Plaza Mayor』
朝食は、ここで食べた。
アメリカ―ノとハムサンド。

チェックアウトして車を走らせると、まもなくして踏切に差し掛かり、丁度電車が来るところだった。
東京では、踏切につかまるとムッとするのに、外国では「うわー、電車だー！」と少年の様に嬉しくなるのはどうしてだろう。

何でもない風景だけど、偶然が織りなす景色が楽しい。
標識の１つ１つも面白い。
電車の旅もしたいけどね～。

フィアット500は、2017年にカブリオーレを借りて、なかなか良かったので今回もフィアットにした。
が、しかし、その選択は間違いだった。
前回のはエンジンが1200ccで今回のは875ccだったのだ。

平地はなんとか周りの車について行けるけど、ひとたび坂道になるとアクセルを床が抜けるほど思いっきり踏んでも、加速しない、、、トホホですわ。

バルセロナからバスク地方に向かう高速道路は峠が多いので、車の性能差がもろに出る。
これではドライブを楽しむと言うより、イライラが募ってしまう。
次回は最低でもコンパクトカーにしようと心に誓った。

「この辺りにある筈だよ！」と高速道路を下りて行ってみると、昔 立ち寄った事がある『HOSTAL El Navio』があった。
懐かしかった。
「まだあるよー！」と声を上げて指差したが、営業はしてなかった。
廃れてしまった外観に、侘しさを感じた。

10/30－10/31の移動距離
イルン→サンティリャーナ・デル・マル 約180km
有料道路を使って約２時間2０分。
移動距離・時間ともに短かったので楽だった。

次に訪れる町は『セゴビア』です。
スペインのギタリスト『アンドレス・セゴビア』と関係あるのだろうか？
ローマ水道橋が凄かった！！
（次に続きます）