スペイン2000ｷﾛドライブ旅行②／ｲﾙﾝ・ﾚｹｲﾃｨｵ

2024/10/29 - 2024/10/30

【２０２４年】《1EUR≒165円》
☆10/27 EX319成田(22：30)ードバイ(05：30)《12：10》A380-800
☆10/28 EX185ドバイ(08：15)ーバルセロナ(12：50)《7：35》A380-800 Hotel Castillo Bonavia《EUR67.5》
★10/29『ランチ ﾊﾞｰﾚｽﾄﾗﾝSAN MIGUEL』 Hotel Alcazar Irun《EUR95》
★10/30 『ランチTaberna Zelaieta』Hotel Metrokua《EUR110》
☆10/31 ﾊﾟﾗﾄﾞｰﾙ ﾃﾞ ｻﾝﾃｨﾘｬｰﾅ ｷﾞﾙﾌﾟﾗｽ《EUR107》
☆11/1 ﾊﾟﾗﾄﾞｰﾙ ﾃﾞ ｾｺﾞﾋﾞｱ《EUR127》
☆11/2 ﾊﾟﾗﾄﾞｰﾙ ﾃﾞ ｿﾘｱ《EUR127》
☆11/3 EX188バルセロナ(20：25)ードバイ(05：55)《6：30》Ａ380-800
☆11/4 EX312ドバイ(08：20)ー羽田(22：30)《9：10》Ｂ777-300 アパホテル羽田穴守稲荷

エリア その他の都市(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー 徒歩

久しぶりのスペイン旅行。

１日目はナビがうまく設定できなくて、バルセロナでだいぶ手古摺ったけれど、何とか無事に過ごせた。
ホテルが予想以上に良かったのも活力になった。

２日目は、ペドロラからイルンを目指す。
約250キロ、２時間半の予定。

ホテルでは、家にいるように過ごす。
これが良い。

途中でサービスエリアに寄りながら、３～４時間はかかると見込んで、特に予定はないのでゆっくり向かう。

今回は、１日約300キロを目途に移動しようと決めていた。
これといった観光の予定もなし。

サービスエリアに入ると、皆が食い入るようにテレビを見ていた。
映像から、大洪水により家や車が流されて大きな被害があったという事はわかった。
それが、どこの国のどの町なのかわからずにいたら、スペイン南部のバレンシア地方での事だった。
日本でもニュースになっていて、家族は心配していたと後から知った。

スペインのホテルは、概ねチェックイン14：00チェックアウト12：00だ。
ゆっくり過ごせるのが良かったし、早めに着いても部屋が出来ていればすんなり入れてくれた。

２軒目のホテルは『Hotel Alcazar Irun』
２人１室95ユーロ、約15700円。
星は３つだが、それは関係ない。
ここも内装がシックで、お値段以上の価値あり。
２日続けて良いホテルに泊まれて満足。

良いホテルと言っても、人それぞれの価値観が全く違う。
星が多い・設備が良い・新しい・高層階・接客が丁寧・玄関で出迎えてくれる・荷物を持ってくれる・有名・格式etc…。
それらは、私達には全く当てはまらない。
むしろ放っておいてくれるのが良い。

強いて希望を言えば、海沿いでオーシャンビューが良い。
そして広いバルコニーがほしい。
あとは、、特になし。

値段は、安ければ安い方を選ぶ。
高くて良いのは当たり前。
安くて良いホテルを探し出すのが醍醐味。

ホテル アルカサル イルン ホテル

早めにイルンの町に着いたので、散歩に出た。
普段ウォーキングをしているので、夫の歩調は非常に速い。
特に海外では、あちこち眺めながらタラタラ歩く私に「速くして！」と言う。

ところが今回、夫は足を捻挫していて、気が付くと私の後ろにいる。
「あー、ごめんごめん」と言って足並みを揃える有様だった。
昔行ったオンダリビアの空港を目指して歩き始めるも、足が痛くなり途中で断念した。

あなたの『目』は騙されている？？
この大きな壁面に描かれているのは、だまし絵。

よく見ると、本物の窓があったりしますが、ベンチにいる人々と街灯以外、空、建物は描かれた物。

だまし絵の旗手とて、サルバドール・ダリがいますが、これはだり(誰)の作品かわかりません。

夫の足の痛みは増してきて、どこかレストランに入ろうとするも、良い店が見つからない。
それほどの空腹感もないので、途中の肉屋でイベリコ豚とチーズを買って、昨日のパンと赤ワインがあったので、ホテルの部屋で質素に済ませた。
そのイベリコ豚が美味しかったものだから、今になってもよく思い出す。
また食べたい。

チェックアウトは12時というものの、朝は早く目覚めるし、ここは朝食無しなので、早めに出かけてまたランチの店を探そうと出発した。
トイレ休憩でサービスエリアに入り、「コーヒー」と言って頼むとエスプレッソが出てくる。
私は薄いのが良いので「アメリカーナ」と言って頼むも、やっぱり濃くて粉っぽくて泡がある。
すっかりスペインの珈琲が苦手になってしまった。
日本に帰って、コンビニの珈琲ですら美味しいと感じた。

ランチに最適と見つけたお店が、これまた山の中の『Taberna Zelaieta』
美味しい肉が食べられるというステーキハウスだ。
早速注文すると、ステーキを焼く日は決まっていて、この日は提供されないという事だった。

残念ではあったが、蟹やエビがたっぷりの海鮮スープとサラダをいただいた。
美しいオーナーママと写真を撮って、「今度はステーキが食べられる日にまた来るよ！」と言って店を出た。
ここは、本当にまた来たい。

大きなリュックを背負って、ウォーキングポールを突いて歩いている人を何人も見かけた。
巡礼路の道の途中だったようだ。

今日も晴天。空は真っ青。心地良い風が吹いている。
私もいつか歩いてみたいと考えていたが、今からでは少し難しいのではないかと思ったりしている。

３日目に泊まる宿は、レケイティオという町の『Hotel Metrokua』
２人1室110ユーロ約18000円。

Hotel Metrokua ホテル

ここのホテルが、まさに私たちの希望通り。
大満足の宿となった。
帰国してからも、夫はここが一番だったと言っている。

４トラのクチコミに感想を書こうとしたが、カテゴリーに施設の名前が無く、申請したら翌日にはすぐに承認された。

海沿いのホテルでロケーションは抜群。
広いバルコニーからの眺めは最高。
１０室もない小さなホテルで、こじんまりしていてとても居心地が良い。

隣りの人がバルコニーに出てきたので挨拶をする。
ボルドーから来たというフランス人。
「ここは素晴らしい！」と絶賛するので、いやいやボルドーも充分素敵でしょう！と思う私たち。

早速散歩を始める。
海沿いの遊歩道は整備されていて、とても歩きやすい。

ビスケー湾の端に位置するレケイティオは、貴重なゴシック建築が海沿いに建っており、立派な家屋と広いビーチが共存していて、とても美しかった。
こんな旅でもしないと、見た事も聞いた事もない！で終わるところだった。

スペインの小さな町には、知らない魅力がぎっしり詰まっている。
もっともっとこじ開けないといけない。

ホテルの女性スタッフが、機敏に気持ちよくもてなしてくれた。
今日の早めの夕食は、ここで決まり！
ステーキとサラダをいただきました。
この量を二人でシェア！それで丁度良い。
ワインは赤白あるが、これは私しか飲まない。
夫は下戸で、何も頼まないのも失礼だと言って、いつも赤白のワインを頼み、私が１人で飲んでいる。
最近、家では殆ど飲まなくなったが、旅先で飲むワイン・ビールは本当に美味しい。

今のところ、ここまではノートラブル。
数多く旅をしてきたが、必ず１回は何かある。
大きな事では、レンタカーの窓ガラスを破られカメラバックを盗られたり、路上に停めていた車をレッカーされたり、当て逃げされたり、アルバニアで入国できなかったり、スロベニアやミラノで罰金払ったり、アイスランドの火山噴火で帰国できなかったり、、。
数え上げたらきりがないのに、それでも懲りない。

この先のスペイン旅行も、無事に楽しめたら良いと思っている。

10/2９－10/30の移動距離
ペドロラ→イルン 約250km
有料道路を使って２時間４０分。