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旅行3日目、後編。<br />甲府駅北口近くに車を停めて“甲州夢小路”内の飲食店でランチを済ませてから、明治初期の擬洋風建築と学校の様子を再現した“甲府市藤村記念館”を見学。<br />その後は1558年に信濃善光寺が川中島の戦いで戦火に遭うのを心配して、本尊の阿弥陀如来をはじめ諸仏や寺宝類を甲府に移すため創建された“甲斐善光寺”を訪ね、金堂中陣の吊り天井に描かれた2匹の鳴き龍や戒壇めぐりを体感した。<br />間に合いそうだったので“山梨県立美術館”で開催中の展覧会「山梨モダン 1912~1945 大正・昭和前期に華ひらいた山梨美術」を観賞して、ミレー館では「種をまく人」をはじめ「落ち穂拾い、夏」「鶏に餌をやる女」などジャン=フランソワ・ミレーの代表作を賞翫した。

だらだら夏日が続く10月に3都市の美術館を巡る旅 in 長野県+山梨県+静岡県★2024 05 3日目後編【甲府】

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2024/10/11 - 2024/10/14

980位(同エリア1253件中)

RiE

RiEさん

旅行3日目、後編。
甲府駅北口近くに車を停めて“甲州夢小路”内の飲食店でランチを済ませてから、明治初期の擬洋風建築と学校の様子を再現した“甲府市藤村記念館”を見学。
その後は1558年に信濃善光寺が川中島の戦いで戦火に遭うのを心配して、本尊の阿弥陀如来をはじめ諸仏や寺宝類を甲府に移すため創建された“甲斐善光寺”を訪ね、金堂中陣の吊り天井に描かれた2匹の鳴き龍や戒壇めぐりを体感した。
間に合いそうだったので“山梨県立美術館”で開催中の展覧会「山梨モダン 1912~1945 大正・昭和前期に華ひらいた山梨美術」を観賞して、ミレー館では「種をまく人」をはじめ「落ち穂拾い、夏」「鶏に餌をやる女」などジャン=フランソワ・ミレーの代表作を賞翫した。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • SADOYAワイナリーから車で移動し、甲府駅北口付近にある駐車場(場所に寄るけど最初の30分-1時間は無料でその後課金)に停めて徒歩で散策することに。<br />日射しが強くて、日向を歩いていると10月なのに汗が滲むほどだった。

    SADOYAワイナリーから車で移動し、甲府駅北口付近にある駐車場(場所に寄るけど最初の30分-1時間は無料でその後課金)に停めて徒歩で散策することに。
    日射しが強くて、日向を歩いていると10月なのに汗が滲むほどだった。

  • “甲府城跡”は武田氏が滅亡後に豊臣秀吉の命によって築城され、関東の徳川家康に対抗するための重要な戦略拠点として築かれたといわれており、現在は城跡の一部が舞鶴城公園と甲府市歴史公園として開放されている。

    “甲府城跡”は武田氏が滅亡後に豊臣秀吉の命によって築城され、関東の徳川家康に対抗するための重要な戦略拠点として築かれたといわれており、現在は城跡の一部が舞鶴城公園と甲府市歴史公園として開放されている。

    舞鶴城公園 (甲府城跡) 公園・植物園

  • 甲州夢小路の手前に建つ高さ15mの“甲府 時の鐘”。<br />

    甲州夢小路の手前に建つ高さ15mの“甲府 時の鐘”。

    甲府 時の鐘 名所・史跡

  • 甲府城下町を再現した“甲州夢小路”は、移築した古民家・蔵・倉庫などレトロな雰囲気の建物が立ち並ぶショッピングエリアになっており、山梨県産のワインを扱うショップや山梨の伝統工芸品の店をはじめ、飲食店などが多数入っているのでにぎわっていた。

    甲府城下町を再現した“甲州夢小路”は、移築した古民家・蔵・倉庫などレトロな雰囲気の建物が立ち並ぶショッピングエリアになっており、山梨県産のワインを扱うショップや山梨の伝統工芸品の店をはじめ、飲食店などが多数入っているのでにぎわっていた。

    甲州夢小路 専門店

  • SADOYAワイナリーでワインの試飲を譲ってもらったから、ランチの選択権を夫に譲ったところ、ラーメン好きな夫は迷わずラーメンを選択。<br />甲州夢小路2階にある“和風だしラーメン 徳栄軒”へ。<br />年に1回程度しかラーメンを食べない私が、今年は旅行のたびに食べているので珍しく多い。

    SADOYAワイナリーでワインの試飲を譲ってもらったから、ランチの選択権を夫に譲ったところ、ラーメン好きな夫は迷わずラーメンを選択。
    甲州夢小路2階にある“和風だしラーメン 徳栄軒”へ。
    年に1回程度しかラーメンを食べない私が、今年は旅行のたびに食べているので珍しく多い。

    和風だしラーメン 徳栄軒 グルメ・レストラン

  • Menu。<br />こちらは和風だしと豚骨スープ、2種類のこだわりスープが自慢だそう。<br /><br />

    Menu。
    こちらは和風だしと豚骨スープ、2種類のこだわりスープが自慢だそう。

  • カウンター席と店の両端にテーブル席がまとまっていて、注文票に書いたら渡すシステム。<br />アルコールも揃っていて、餃子は1個単位で注文できるのも嬉しい。

    カウンター席と店の両端にテーブル席がまとまっていて、注文票に書いたら渡すシステム。
    アルコールも揃っていて、餃子は1個単位で注文できるのも嬉しい。

  • 【旨辛醤油らーめんのあっさり豚骨(夫)】820円<br />【焼き餃子】3個280円+1個66円<br />【白髪ねぎ塩らーめんの和風だし(私)】920円<br />【レモンサワー(私)】440円<br />夫が注文したらーめんは割とあっさり目の豚骨で、旨辛は辛すぎないスープだった。<br />餃子は肉肉し過ぎず、野菜とのバランスが良くて好み。<br />私が注文したらーめんは出汁が効いてスッキリした旨味が美味しく、いつもスープは飲まない派だけどそんな私でも数口飲みたくなるほどで、肉厚の大きなチャーシューが食べ応えあった。<br />合計:2728円。

    【旨辛醤油らーめんのあっさり豚骨(夫)】820円
    【焼き餃子】3個280円+1個66円
    【白髪ねぎ塩らーめんの和風だし(私)】920円
    【レモンサワー(私)】440円
    夫が注文したらーめんは割とあっさり目の豚骨で、旨辛は辛すぎないスープだった。
    餃子は肉肉し過ぎず、野菜とのバランスが良くて好み。
    私が注文したらーめんは出汁が効いてスッキリした旨味が美味しく、いつもスープは飲まない派だけどそんな私でも数口飲みたくなるほどで、肉厚の大きなチャーシューが食べ応えあった。
    合計:2728円。

  • 甲州夢小路からUターンして駐車場前を通り過ぎると、広場では明日行われるイベント会場の準備で建物前に大きなテントが張られていた。

    甲州夢小路からUターンして駐車場前を通り過ぎると、広場では明日行われるイベント会場の準備で建物前に大きなテントが張られていた。

  • 近づくと1875年に建てられた擬洋風建築の“甲府市藤村記念館(旧睦沢学校校舎)”が、青空をバックに構えていた。<br />擬洋風建築の学校と言えば、4年前に松本で見学した旧開智学校校舎を思い出すけど、こちらはかなり規模が小さくて裕福な個人邸宅サイズ。

    近づくと1875年に建てられた擬洋風建築の“甲府市藤村記念館(旧睦沢学校校舎)”が、青空をバックに構えていた。
    擬洋風建築の学校と言えば、4年前に松本で見学した旧開智学校校舎を思い出すけど、こちらはかなり規模が小さくて裕福な個人邸宅サイズ。

    甲府市藤村記念館(旧睦沢学校校舎) 名所・史跡

  • この建物は甲府の公共建築や街並みの洋風化・近代化を進めた山梨県令:藤村紫朗の記念館で、山梨県内では藤村式建築と呼ばれており、もともとは学校の校舎だったらしく見学は無料。

    この建物は甲府の公共建築や街並みの洋風化・近代化を進めた山梨県令:藤村紫朗の記念館で、山梨県内では藤村式建築と呼ばれており、もともとは学校の校舎だったらしく見学は無料。

  • 1階左側の部屋は藤村紫朗の遺品や、教育関係の資料を展示されている。

    1階左側の部屋は藤村紫朗の遺品や、教育関係の資料を展示されている。

  • 2階は階段手前で靴を脱いで見学する。

    2階は階段手前で靴を脱いで見学する。

  • 机のサイズ感からして小学校なのに窓がとても大きくて、簡単に窓枠を越えられそう。

    机のサイズ感からして小学校なのに窓がとても大きくて、簡単に窓枠を越えられそう。

  • 明治初期の学校を再現。<br />教卓にはアルミ薬缶が置いてある。

    明治初期の学校を再現。
    教卓にはアルミ薬缶が置いてある。

  • どの部屋も窓が大きいから薄暗さはないものの、椅子の座面と変わらない高さまでしか窓枠が無いのは怖い。

    どの部屋も窓が大きいから薄暗さはないものの、椅子の座面と変わらない高さまでしか窓枠が無いのは怖い。

  • 玄関上部のテラスには残念ながら出られないようで仕切られていた。

    玄関上部のテラスには残念ながら出られないようで仕切られていた。

  • 甲府駅前では、川中島の戦いの陣中における姿を模した“武田信玄公銅像”が高い位置から見下ろしていた。

    甲府駅前では、川中島の戦いの陣中における姿を模した“武田信玄公銅像”が高い位置から見下ろしていた。

    武田信玄公銅像 名所・史跡

  • 続いて向かったのは、川中島の合戦の折に武田信玄が信濃善光寺の焼失を恐れて、1558年に御本尊である善光寺如来像や宝物類を奉遷し開基した“甲斐善光寺”。<br />山門は桁行約17m・梁間約7m・棟高約15mあり、どっしり構えた中央奥には緑色の屋根をした金堂が姿を覗かせる。

    続いて向かったのは、川中島の合戦の折に武田信玄が信濃善光寺の焼失を恐れて、1558年に御本尊である善光寺如来像や宝物類を奉遷し開基した“甲斐善光寺”。
    山門は桁行約17m・梁間約7m・棟高約15mあり、どっしり構えた中央奥には緑色の屋根をした金堂が姿を覗かせる。

    甲斐善光寺 寺・神社・教会

  • 門の両脇には未完成の金剛力士像が安置されているけど、日差しが強すぎて見えなかった。

    門の両脇には未完成の金剛力士像が安置されているけど、日差しが強すぎて見えなかった。

  • 創建当時の建物は1754年の火災によって焼失してしまったため、現在の金堂は1766年に再建着手して1796年に完成したもので、山門とともに江戸時代中期を代表する建造物として国指定重要文化財となっている。<br />

    創建当時の建物は1754年の火災によって焼失してしまったため、現在の金堂は1766年に再建着手して1796年に完成したもので、山門とともに江戸時代中期を代表する建造物として国指定重要文化財となっている。

  • 石畳の参道を歩いて行くと、山門同様に金堂も足場が組まれていた。<br />前回の大規模修理から60年以上が経過したため、経年劣化や雨漏り対策として2024年から金堂と山門を約10年かけて修繕工事を予定している。<br /><br />

    石畳の参道を歩いて行くと、山門同様に金堂も足場が組まれていた。
    前回の大規模修理から60年以上が経過したため、経年劣化や雨漏り対策として2024年から金堂と山門を約10年かけて修繕工事を予定している。

  • 金堂は高さ27m・奥行49mあり、日本有数の巨大な木造建築物といわれている。

    金堂は高さ27m・奥行49mあり、日本有数の巨大な木造建築物といわれている。

  • 靴のまま木製階段を上がって…

    靴のまま木製階段を上がって…

  • 堂内手前で靴を脱ぐ。

    堂内手前で靴を脱ぐ。

  • 大人1人:500円の拝観料を払えば金堂中陣の吊り天井に描かれた巨大な2匹の鳴き龍を体感したり、真っ暗なお戒壇廻り修行が出来た。<br />参拝客は多いけど中陣が空いていたお陰で、印が付いた場所で手を叩くと今まで体感した鳴き龍の中でもダントツに響き渡った。

    大人1人:500円の拝観料を払えば金堂中陣の吊り天井に描かれた巨大な2匹の鳴き龍を体感したり、真っ暗なお戒壇廻り修行が出来た。
    参拝客は多いけど中陣が空いていたお陰で、印が付いた場所で手を叩くと今まで体感した鳴き龍の中でもダントツに響き渡った。

  • 見学を終えて出ようとしたらサビ猫が、人に見つかりにくい場所でうつらうつらしていた。

    見学を終えて出ようとしたらサビ猫が、人に見つかりにくい場所でうつらうつらしていた。

  • 靴を履いて下に周ってみると、片目をチラッと薄く開けて「人間、まだカメラ向けてる」と確認する猫が可愛い。

    靴を履いて下に周ってみると、片目をチラッと薄く開けて「人間、まだカメラ向けてる」と確認する猫が可愛い。

  • 黄色の帽子率が高い。

    黄色の帽子率が高い。

  • 甲斐善光寺を出発して20分弱で“山梨県立美術館”に到着。<br />

    甲斐善光寺を出発して20分弱で“山梨県立美術館”に到着。

    山梨県立美術館 美術館・博物館

  • 大正から終戦期(1912-1945年)にかけての山梨ゆかりの芸術家たちの活動や、当時の山梨の芸術的雰囲気を「山梨モダン」と呼んで関連する画家の作品を集めた展覧会「山梨モダン 1912~1945 大正・昭和前期に華ひらいた山梨美術」も気になったで、ミレーも見られるコレクション展とこの特別展、両方が見られる観覧券(大人1人:1260円)を購入した。<br />

    大正から終戦期(1912-1945年)にかけての山梨ゆかりの芸術家たちの活動や、当時の山梨の芸術的雰囲気を「山梨モダン」と呼んで関連する画家の作品を集めた展覧会「山梨モダン 1912~1945 大正・昭和前期に華ひらいた山梨美術」も気になったで、ミレーも見られるコレクション展とこの特別展、両方が見られる観覧券(大人1人:1260円)を購入した。

  • このマークが付いた作品は撮影OK。

    このマークが付いた作品は撮影OK。

  • 埴原久和夜「赤い本」1927年<br />展覧会を知ったとき、この絵を実際に見てみたいと思ったのがきっかけ。<br />本を読んでいる女性は穏やかな色遣いなのに本だけが鮮やかで、視線を落とす先の内容を知りたくなる。

    埴原久和夜「赤い本」1927年
    展覧会を知ったとき、この絵を実際に見てみたいと思ったのがきっかけ。
    本を読んでいる女性は穏やかな色遣いなのに本だけが鮮やかで、視線を落とす先の内容を知りたくなる。

  • 河内雅渓「昇仙峡之図」大正-昭和前期<br />甲府北部に位置する渓谷の昇仙峡を描いているのに、まるで中国の秘境を切り取ったかのように見える。

    河内雅渓「昇仙峡之図」大正-昭和前期
    甲府北部に位置する渓谷の昇仙峡を描いているのに、まるで中国の秘境を切り取ったかのように見える。

  • 米倉壽仁「ジャン・コクトオの「夜曲」による」1979年※再制作(原画は1931年)<br />鮮やかなブルーと、骨の白さの対比が目を惹くシュルレアリスムの作風。<br />時代で切り取っているから多様なジャンルを鑑賞でき、作品数も多いから非常に見応えがあった。

    米倉壽仁「ジャン・コクトオの「夜曲」による」1979年※再制作(原画は1931年)
    鮮やかなブルーと、骨の白さの対比が目を惹くシュルレアリスムの作風。
    時代で切り取っているから多様なジャンルを鑑賞でき、作品数も多いから非常に見応えがあった。

  • 山梨県立美術館コレクション展の1つであるミレーとバルビゾン派の作品を中心に紹介するミレー館では「種をまく人」をはじめ、「落ち穂拾い、夏」「鶏に餌をやる女」などジャン=フランソワ・ミレーの代表作が常設されているのが魅力(撮影禁止)。<br />明日は日蓮宗総本山である“身延山久遠寺“を訪ねてから、名古屋に戻る前に“静岡市東海道広重美術館”に寄り道してから帰る予定。<br />続きは06へ。

    山梨県立美術館コレクション展の1つであるミレーとバルビゾン派の作品を中心に紹介するミレー館では「種をまく人」をはじめ、「落ち穂拾い、夏」「鶏に餌をやる女」などジャン=フランソワ・ミレーの代表作が常設されているのが魅力(撮影禁止)。
    明日は日蓮宗総本山である“身延山久遠寺“を訪ねてから、名古屋に戻る前に“静岡市東海道広重美術館”に寄り道してから帰る予定。
    続きは06へ。

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